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2010年07月24日

田中角栄から 今の民主政権を読む 1

小沢の師にあたる田中角栄は
かつて一年生議員ながら異色の頭角を示し
党を変えた後は吉田茂の窮地を救い その後に抜擢され 政治の中心へと歩み始めた。

その吉田茂は

誠天調書: 2009年09月27日
マンガ「大宰相」の一巻にて こんな下りがあったのを思い出した。
吉田茂が そのGHQ占領下で首相の座にあった時
有望な閣僚ではあったが外交は素人同然だった池田勇人を米国へ
対日講和の探りを入れさせに送り込んだ。
しかも あくまで表向きは経済交渉で その裏で 情報を引き出せ、
そして現地で誰と会い 誰と交渉し どのようにするかは
万事 池田勇人に任せる、と吉田茂は命じる。

 読んでいて そら 厳しいなぁw と思った。

敗戦国の閣僚という かなり厳しい条件下だったが
後に首相となる池田勇人は これまた後の首相となる更に若い宮沢喜一という通訳と共に
それなりに手ごたえを掴んで帰ってきた。
池田勇人が吉田茂へ報告をした時 こう答えたと言う。

「成功だった …と私も思う。」
「君の労を多とするよ。」
「外交というものが… 少しは分かったろう…?」

「誰も知らない間に時代の先を進め、新しい事態を作る
 ……これが外交の要諦だ。
 君のとっては宰相学に通じていく。 」



この観点を 慎重にかつ大胆に進めなければ 政治の先をいけるはずも無い。
新しい政治 なんてのは 絵に描いた餅に終わる。
だから政治は かくも難しい。

時代の先の要諦を 自ら作る、民主党の議員に欠けるのは その資質だ。
官僚の上に座すだけでは駄目なのだ、その上へ出る者が必要なのだ。
政治を自ら作り出す しかも時代に合致した形で
菅の「消費税増税」が如何に時代の要請に合致してないかは 火を見るより明らかなのに
民主党議員の誰一人として 閣僚の中の誰一人として 体を張って止める者はいなかったよね。
それどころか 言い訳に奔走したり 責任の擦り付けを始める始末だ。

先に止めに入ったのは 小沢だったよね。
静かにしろ と言われたではないかと問い直されれば
静かに静かにお願いしているだけだ と返す。
つまり どうにかしてでも 体を張って止めに入れなかった議員は
政治家としての資質そのものが見限られても致し方なし という致命的な評価を下されるよね。

どんなに知性が有ろうとも そういう観点が見抜けない程度の知性では
政治家としての最後の段階では信用ができない。



思うんだけど 小沢は 心の底から、
民主党内に自分を使いこなしてくれる者の出現を待っていたよね。
そして 結局 誰も出てきてくれなかった。
鳩山兄に その気概は有ったが そこまで だったよね、とても惜しかった。いやまだチャンスは有るか?
菅は使いこなせる云々以前の問題だった。拒否しやがったしねw

そう思えばこそ
民主トロイカの 下の者達が 小沢に対抗しようとする姿を
小沢自身は ある意味では嬉しく思ったりもしていただろうね。

もう寿命も短い自分が居なくなった後を 心の底から案じていたよね。
次代の要諦を自ら作り出しては政治を切り開く気概 を持つ政治家、
その出現を心の底から待っていたよね。
なればこそ 仙石 枝野 松田 玄葉 野田 前原 あたりが如何に言おうとも動こうとも
むしろ微笑ましく見守ってきた感が有る。
 越えて来い とね。

でも それ以上の上にまで来る才覚と力量を示せた者は 結局に居なかった。
すなわち 菅が消費税増税を口にした時 政治家生命を掛けてでも止めに入る者達が
民主党の中枢に居る者達からは とうとうに出現しなかった。
その後の事態にあっても 出現しなかった。
国家戦略局の件であっても とうとうに動かなかった。
次代の要諦を先に動いては作り出す気概と才覚と力量を持つ者が
民主党内には居ない という事実が付きつけられたんだよね。


小沢は一気に連立へ動き出すだろう。
菅政権になってから 待つだけ待った、けれども もう時間切れだ。
森辺りと組むかな?w と見せ掛けて一本釣りとかね?w

これからの6年間は 次代を作り出せる者の競争になる
民主 自民 その他の政党であろうとも「閣僚経験が無い」というハンデが言い訳にならなくなった。
政界再編を言うのは簡単だが
 その先の先をも見越した上で なおかつ足下を盤石にも固められる
そういう政治家が出現できなければ 小粒な連中による衆愚の没落は避けられなくなる。

ま とりあえず2年ほどは まだまだ小沢時代だね。
けれども その先は? と問うた時 宰相クラスの人材は居るんだけど
 人を集め 人の上に立ち なおかつ人を使っては理と論の上に利を作り出す
すなわち宰相を束ねる帝王学も示せる政治家は現れるのだろうか?

願わくば No2である時にこそ最大の力を発揮する小沢の力が残っている間に
そういう者の出現を見たいものだけどね。
ま それは後回しだ



もし 支持率クソクラエで地方選も捨ててでも 色んな事を国政で断行するつもりならば
連立を仕掛けては この2年間を使う というのもあるだろうねw
んでもって真紀子首相で乗り切ったりとかねww
公明とみんなと組んでは清和会を潰しへ入る ってのも アリだしねぇwww
もしくは清和会(非コイズミ一派)+αと組んで 郵政改革法案を通す ってのも面白いよねぇww

さて どうなるかなぁ。



ついでにコレを貼ってみよう 
田中角栄を歩く | Web草思
政治の力学を「点」ではなく「線」でとらえながら、田中を支えたエネルギーの源に向き合ってみよう。
日本の政治の一面を読むには なかなかの資料かな、
時間のある時に読んでみるのは良いと思う。

冷戦構造の悪化に伴いGHQの占領政策が「民主化」から「反共の砦」への大転換し、
GHQ内で実質的に占領政策を取り仕切ってきた民政局(GS)と、
対敵諜報や民間諜報を手がける参謀第二部(G2)の抗争は激化した。

日本政界を巻き込み、熾烈な権力の奪いあいがくり広げられた。

民政局の実力者ケーディスは社会党系の片山内閣、三党連立の芦田内閣を全面的に支持し、
参謀第二部のウィロビー部長は民主自由党を率いる吉田茂の一派と手を結んだ。

 いつの時代も政敵を追い落とすには「政治と金」のスキャンダルが手っ取り早い。

吉田の翼下で地歩を固め始めた田中角栄は、
片山−芦田政権を撃つ「鉄砲玉」を買って出た。

国会の赤絨毯を踏んで以来、
土木・建築政策を練る国土計画委員会で現場感覚を生かした論陣を張ってきた田中は、
1948年に入ると主戦場を「不当財産取引調査特別委員会」に移した。

不当財産取引調査特別委員会は、
終戦のドサクサで横流しされた軍需物資や臨時軍需費の支払、官有財産の払い下げ、政府補助事業
などの調査を通して、政官界の粛正を図るべく組織されている。

きな臭い噂が立ち込める政界のど真ん中に角栄は踊りこんだのだった。


片山内閣が倒れる寸前、2月4日の同委員会で質問に立った田中は、
総理大臣の秘書と称する人物が官邸や私邸で起こした詐欺事件に着目し、
片山総理本人の委員会出席を要請。瀕死の片山内閣に引導を渡した。


民政局の後押しで その後に芦田内閣が成立すると、
田中は戦後の疑獄事件の走りとされる「辻嘉六事件」にも斬り込む。
辻嘉六は、明治期に台湾総督に就任した児玉源太郎の私設秘書になったのを振り出しに
原敬、床次竹二郎、久原房之助、鳩山一郎ら政友会系の政治家と親密な関係を保ってきた政界のフィクサーだ。

旧日本軍が国内各所に貯蔵した隠退蔵物資が闇取引され、
その莫大な資金が辻を介して鳩山一郎に渡り、自由党が結成されたといわれた。

実業家の顔を持つ辻は、政界の古老。隠然たる影響力を保持した。
戦中、海軍航空本部の嘱託となった児玉誉士夫が上海に設けた「児玉機関」とのつながりも噂された。
海軍向けに銅や潤滑油、雲母、プラチナなどを現地調達した児玉機関は
大量のダイヤモンドを蓄えていたともいわれる。
児玉は、5万2000カラット、時価200億円(現在の7兆円)相当のダイヤをこっそり持ち帰ったと語られていた。

4月13日、不当財産取引委員会に実業家の杉本嘉市が証人として出席した。
杉本は辻嘉六に100万円の献金を渡していた。
田中は、杉本に舌鋒鋭く、質問を浴びせた。
(以下「国会議事録」より)

田中
「ちょっとお尋ねします。
 辻嘉六さんの支配人の笹本さんが あなたの事業を援助しておられたということをご証言になりましたが、
 その笹本さんは児玉機関とのご関係があることは御存じでございますか」
杉本
「全然知りません。
 児玉さんのお話は聞いておりますが、関係があるかどうか、
 それはお話を聞いただけで、私児玉さんに会ったこともございませんし、
 笹本さんとどういう関係にありましたか、それは知りません」
と証人は答える。

田中
「あなたの会社が戰時中と戰後において、
 笹本氏の援助を得て事業をやってきたということであれば、
 あなたが戰前から戰後を通じてずっと現在まで継続されておるのでありますから、
 どういう方面にご援助をしていただいたということは、ご明言できるはずだと思いますが、
 できないのは、いわゆる児玉機関の資産処理という問題に関連をもっているから、ではありませんか」
わはwwwwwwwwwwwwwwwwww 其処まで言うかwwwwwwwww

杉本
「児玉さんのことについてはお話は承っておりますけれども、
 一度もお会いしたことはございませんし、その関係は、私は全然存じません」

杉本証人は、タブーに触れるのを拒むように、必死で児玉との関係を否定した。
田中は児玉機関との関連をしつこく訊いた。
ロッキード事件での田中と児玉の位相のズレを考えれば、
若き代議士・田中が執拗に児玉機関に言及した点は興味深い。

田中は、児玉機関の裏側をかなり知っていたのではないか。
戦時中、田中は朝鮮で理研の軍需工場の建設に邁進している。
中国で暗躍する児玉機関の活動が満州経由で伝わっていたとしても不思議ではない。

吉田茂の鉄砲玉としての田中の攻勢は
吉田茂の対抗馬として担ぎ出される予定になっていた鳩山一郎を向こうに見据えていた、
という観点が必要になる。

当時 鳩山一郎は公職追放中の身だった。
そしてA級戦犯の児玉は巣鴨プリズンに収監されている。

後年、児玉自身、自伝に鳩山との関係を写真つきであっけらかんと記している。

終戦間もなく、児玉は辻に誘われて鳩山を訪ねた。鳩山は、心情をこうぶつけてきたという。
(以下「  」は児玉誉士夫『悪政・銃声・乱世』廣済堂出版より)

鳩山
「児玉くん、きみの好意は、ほんとうに有難い。
 しかしきみが、これだけのことをしてくれるについては、なにか特別の条件があるとおもう。
 ……だが、その条件によっては、ぼくとしてもきみの折角の好意を受けられぬかもしれん。
 その点をひとつ、率直に言ってもらいたい」
児玉は、即座に答える。

児玉
「個人としての条件は、なにひとつありません。
 ただひとつ、如何なる圧迫があろうと、ぜったい天皇制を護持して下さい。それだけです」

鳩山は涙を流しながら、同調した。さらに児玉は記す。
「そして欣然と児玉機関にかんする全部の資産を、仲介者の辻老人を信じて提供したのだった。
 それから間もなく、じぶんはA級戦犯容疑者として指名を受け、
 巣鴨拘置所に収容の身となった。
 ――じぶんは鉄格子のなかで毎日のように、
 鳩山さんが天下を取ったばあい、どんな政治をされるかをおおいに期待し、
 その日が来るを祈っていた」


児玉は巣鴨プリズンでGHQと何らかの取引をしたとみられる。
放免された児玉は、政界の黒幕と怖れられ、
やがてCIAの協力者に名を連ね、ロッキード社の代理人を務める。
「政治と金」の根は深い。



「昭電疑獄」と国策捜査

国策捜査は、ささいな罪に手をつけるところから始まる。
まず浦和地検が
昭電秩父工場の錫や銅が米や麦と交換するために闇に流されている事実を押さえ、工場長らを強制収容。
これに続けて警視庁は富山、大町の工場を捜査し、物価統制令違反で関係者を逮捕する。

国民経済が疲弊し、闇米が当り前の時代、厚生給与として自社製品を主食と交換する例は枚挙にいとまがなかった。
一々、物価統制令違反で挙げていたら社会生活が成り立たなくなる。

しかし警視庁は微罪を突破口にし、
5月25日、昭電本社を家宅捜索。会計帳簿類を押収する。
6月23日、商工省課長らへの贈賄容疑で日野原社長を逮捕した。

疑獄は政権中枢にまで広がった。
栗栖赳夫経済安定本部総務長官、西尾末広副総理が検挙され、
48年の秋、芦田内閣は総辞職を余儀なくされた。
芦田本人も昭電事件とは直接関係のない鉄道工業会が絡んだ収賄容疑で逮捕される。

裁判で栗栖以外の政治家は無罪となるが、
「民主化」から「反共の砦」へと占領政策が変わる過程で起きた疑獄事件は、
権力の移行を如実に物語っていた。権力の重心は絶えず、変化している。

昭電事件に連座して大蔵省の花形主計官、福田赳夫も10万円の収賄容疑で逮捕された。
福田は日の当たる役人街道から転がり落ち、政界へ転じる。
民自党の田中が一気呵成に攻め込んでくる姿をどう眺めていたものか。
角―福の怨念も これまた根が深い。


再び首相の座についた吉田は、田中を法務政務次官に抜擢する。
不正を暴いた論功行賞であろうが、よくも悪くも田中は目立ちすぎた。

吉田は九州の炭鉱王、麻生太賀吉と閨閥をなしている。
麻生が吉田に政治資金を提供していることはよく知られていた。
その命綱を断とうと企てた。

だが……民政局にかつての勢いはなく、吉田失脚には至らなかった。
その代わり、炭鉱国管疑惑は田中角栄ら、実働部隊に及んだ。

11月23日、東京高検は、飯田橋の田中土建事務所と牛込の田中邸を家宅捜索した。
二日後、衆議院本会議で角栄は弁明している。
(以下「国会議事録」より)

田中角栄
「私は、石炭国管運動に反対いたしまして(芦田が党首だった)民主党を離党いたしました。
 しかし私は、石炭国管運動だけに反対して民主党を離党したのではありません。
 私は三党連立に反対し、しかも公団法に反対し、農業生産調整法に反対して離党したのでありまして、
 しかも石炭国管法の審議において、特定の業者と金銭の收受の事実は断じてありません。

 ただ私は、ここで自分が事件に関係があるとかないとかいうことを申し上げるために、
 一身上の弁明に立ったのではありません。
 私は、吉田内閣が綱紀粛正の看板を揚げながら、しかも若い政務次官を人選したことに対して、
 まことに私が若い人の最も悪い代表であるというようなことを言われたように承りましたので、
 私は、若いがゆえに、土建業者なるがゆえにそのような侮辱に対して、
 一言弁明をしたかったのであります。

 私の黒白は、当然司直がこれを裁くでありましよう。
 潔白であることを信じていただきたいと思うのであります。

 ただ最後に、国会議員の一員といたしまして
 特に家宅捜索を受けるという状況にまで至りましたことを、皆様におわびいたすのであります」

田中角栄は小菅の拘置所に収容された。
「至誠の人」を座右の銘とする田中は、
口を真一文字に結んだまま、涙をはらはら流しながら護送車に揺られた。

23日、与野党逆転状況の衆議院で
内閣不信任案を可決された吉田茂は、解散、総選挙を決断する。

側近から「じいさん」と呼ばれる吉田は、
丸々とした体に満々たる闘志をみなぎらせ、勝負に出た。
歴史の巨大な歯車は轟々と音をたてて回っている。

翌24日、GHQは巣鴨拘置所に監禁され、裁判に付されていないA級戦犯の釈放を発表した。
占領国へのクリスマス・プレゼントの意味がこめられていた。
そのなかには岸信介、笹川良一、児玉誉士夫ら国家主義者の顔もあった。
「冷戦」の厳しい現実の前で、GHQは、かれらに再起の機会を与えたのだった。
GHQが アメリカが 何を目的に こいつらを釈放したかは
その後の行動を見れば露骨に分かるけどねwwwwwwwwwww


そして 此処から先に 小沢を支える思想の根幹が垣間に見える かもしれない
しんしんと冷え込む小菅の獄舎で、角栄は、苦悶していた。
鉄格子の間から差し込む月光を見つめ、

もう一度国政に打って出るべきか、
社業に専念すべきか、

迷った。


このままでは野垂れ死にだ。
俺はスケープゴートにされるために代議士になったのではない。
政治に体を張りたい。

だが、断崖絶壁に追い込まれていた。
社業を託す役員が面会に来て
「もう30万円しか会社の金庫にはありません。これを使ってしまうと田中土建はどうにもならない」
と言った。
万一、選挙に出て敗れたら、すべてを失う。社員は路頭に迷う。


逡巡した田中は役員に
「星野一也さんの意見を聞け」と命じた。

星野は、田中が父のように慕った理研の総帥・大河内正敏の下で
新潟の柏崎一帯の工場施設を統括していた人物である。

理研城下町、柏崎で星野を知らない者はいない。良識派で人望が厚かった。
新潟の田中が前回の選挙で当選できたのも星野の協力をとりつけ、
理研票を一本化できたからだった。
土壇場で、田中は地元の声に耳を傾けようとした。

「俺は越後から米をつきに上京した出稼ぎ人」。
そんな田中の土着の情念が、右腕と頼む役員を故郷に向かわせた。


星野は、田中土建の窮状を訴える役員に言った。
「そんなことより、牢屋のなかからでも立候補できるはずだ。
 立候補したら演説しなくてはならない。
 それには保釈してもらうことだ。大急ぎで東京に戻りなさい」

助言を受けた田中は獄中で立候補した。
年が明けて49年1月13日、保釈された田中は、
上野発の夜行列車に飛び乗って南魚沼郡の六日町に向かった。
そこから伝説的な雪中行脚、地を這う選挙運動を展開するのである。

獄につながれたからには組織票を頼ってはいられない。
豪雪のなか、長靴を履いて山から山、村から村、車座の集会や立会演説会場を経巡った。
吹雪が荒れ狂い、乳を流したような白いヴェールが行く手をさえぎる。
列車が止まっても「歩いていこう」と田中は退かなかった。

小千谷に向かう上越線の鉄橋を渡っていたとき、不通のはずの線路が細かい震動を伝え始めた。
線路の揺れは次第に大きくなり、気がつくと、目の前に黒々とした列車が迫っていた。
「うわぁ」。どこに逃げていいかわからない。
田中は鉄橋の橋げたにぶら下がって列車が通過するのを待った。
線路上が静かになると、また歩き出すのだった。

演説会では、
「みなさん新潟県と群馬県の間に三国峠があるでしょ。
 あれをダイナマイトで吹っ飛ばすのであります。
 そうすれば日本海の季節風は太平洋側に抜けて越後に雪は降らなくなる……」
と、お決まりの大開発論をぶつ。

「石炭はどがんした。言うてみらっしゃい」
容赦のない野次が飛ぶ。田中は顔を赤らめ、つっかえ、つっかえ身の潔白を説こうとする。

「演説はもうええわ。浪花節をやらっしゃれ」
「天保水滸伝」や「佐渡情話」の十八番に新しいレパートリーが加わっていた。
題して「田中角栄小菅日記」。
やはり転んでもタダでは起きない男である。

拘置所暮らしの辛さを、濁声で切々と語りかける。
ちょうど林芙美子の『放浪記』が流行っていた。
気の毒に、助けてやろうと村人は同情を寄せる。

田中は都市部の票数ではなく、山間部の得票率を重視する独特の選挙戦術を編み出した。
浮動票よりも固定票を選んだのだ。
ひとつの村で大多数の票を得れば、放っておいても村人たちが宣伝をしてくれる、
と見切った。

 田中は新潟三区で4万2536票を獲得し、第2位で当選。国政の場に戻った。


それにしても星野は、なぜ田中に獄中立候補を薦めたのだろうか。
ロッキード事件の一審で求刑があったころ、
星野は田中邸を訪ねて、田中本人にこう言い渡している。

星野
「おれは慰めに来たのではない。
 あなたは政治家を目指して以来、自分のやり方でやってきた。
 それを変えろとは言わん。
 政治家になって以来持ち続けてきた主義・主張をつらぬけ。
 そのために健康に気をつけろ、風邪ひとつひくなよ」


田中が「持ち続けてきた主義・主張」とは、
ひと言でいえば「民衆へ」の意識ではなかったか。

それが
ソ連と敵対するアメリカ、という権力の太陽に向かって飛び続けるエネルギーになったのではないか。



炭管疑獄で権力の炎に焼き尽くされそうになった田中を救ったのは民衆だった。
49年4月、国会に議席を得た田中は、本来の国土開発分野で辣腕を振るうのであった。

GHQは日本を「アジアの工場」にしようと手を打つが、
国民生活の向上にはほとんど関心を払わなかった。
住宅政策や地方の開発には冷淡だった。

田中はGHQとやりあった日々を、次のように回顧している。
「占領軍から毎日のように『メモランダム』が発せられていた。
 まァ、日本の国会に対する事実上の指示だな。

 そのメモランダムで法律の原文が示され、
 一行の修正でも、附帯条件をつけることでも、
 占領軍のOKがなければできなかったんだ。

 それはもう、やかましいものだったよ。

(中略)

 占領軍のメモランダム、これはもう洪水みたいでね。
 まるで蛇口からほとばしる水道の水だ。
 わたしはその蛇口の下に位置しておって、
 ジャーッと降ってくる法案の条文整理をしたり、
 ときには占領軍のメモに反して多くの議員立法をしたこともある。

 ま、そうした若いときの経験がね、
 今のわたしの法律に対する知識の基礎であるかもしれないと思うんだ」
(『早坂茂三の「田中角栄」回想録』小学館より)

この時代から60年 政治環境 国際環境は激変した。
未だ占領時代と同じ思考しかできない政治を続けるのか?
そういう政治をする者達を如何に考えるのか?

ならば どうすれば良いのか?
知り 学び 考え そして行動し続けるしかない。
その先を歩む覚悟は いつの時代も問われる。


もう一つ置いてみる 話は少し戻ってから始まる

田中角栄を歩く 永田町の洗礼| Web草思
1947(昭和22)年5月20日、新憲法下で初の特別国会が召集された。国会議事堂の中央玄関、ふだん固く閉ざされている重さ1トンの扉が、この日は厳かに開け放たれた。総選挙で勝った代議士たちが顔を上気させて登院してくる。そのなかに民主党の一年生議員、田中角栄の姿もあった。ちょび髭をたくわえたモーニング姿の土建屋議員は、「よろしく」「よろしく」と誰彼かまわずペコペコおじぎをしながら、玄関から中央広間へと入った。

田中が登場する少し前の首相の吉田が最も手を焼いたのが市井を覆う「飢餓」だった。制度が変革されても、飢えは解消されない。終戦直後、大都市での主食の配給量は、大人で1日297グラム。茶碗1杯分しかなかった。エネルギー源の石炭の産出量は落ち込み、工場は操業停止。モノ不足は大インフレを引き起こす。物価は、なんと戦前の65倍にハネ上がる。片や賃金は、戦前の23?37倍にとどまり、家計の7割以上を食費が占めるありさまだった。
 闇市には人が群れた。飢餓は人を「獣」に変える。花形の歌舞伎役者が食べ物の恨みから弟子に撲殺され、配給のミルク不足で乳児院の赤ん坊たちが息絶える。幼い子どもの衣服を脱がせて持ち去る「はぎ取り魔」やスリ、強盗が横行した……。

4月の総選挙で、吉田茂の自由党は片山哲を擁する社会党に第一党の座を奪われた。飢えと貧困にあえぐ大衆は、保守政権への不満と現状脱却を期待して社会党に多くの票を投じた。とはいえ、獲得議席数は、社会党143、自由党131、田中や中曽根が籍を置く民主党124、三木武夫ら中道路線の国民協同党31。社会党の単独政権は難しい。片山は難局に際して四党連立を呼びかけたが、吉田は誘いに乗らず、反共の立場を強調して野に下った。お手並み拝見、いずれ出番は回ってくると読み切っての下野である。
そして鉄砲玉の田中の話が有るが 実はまだ吉田と田中は党すら違う、続けよう
飢餓と経済危機の打開、民主化を同時に進めねばならない片山内閣は、安定感に欠けた。加えてGHQ内で、民政局と、検閲や諜報活動を通して情報分析を行う参謀第二部の葛藤が、占領政策に微妙な影を落とし始めていた。

参謀第二部は、日本の非軍事化で表舞台から追放されたはずの特別高等警察(特高)や憲兵、日本軍諜報機関の高級参謀たちを密かに抱え込み、策謀を練った。

政界は、一寸先が闇だ。
野党へ転落した吉田茂、そして その頃の一年生議員の田中は
与党議員で政界にデビューした田中角栄は、7月10日、衆議議院本会議の「自由討議」で国会第一声を上げた。自由討議とは文字どおり議員がフリーに討論する場。民主化の象徴として設けられたのだが、卑俗な野次が飛び交い、とても議論にならない。
でありながら
議員はそれぞれの政治テーマに応じて委員会に所属する。
田中は、迷わず国土計画委員会に名を連ねた。
土木、建築分野はお手のものだ。キレのいい質問を放ち始める。

9月、「キャサリン台風」の襲来で
関東、東北、北海道にかけて、死傷者、行方不明者3600人を超える大水害が発生した。
利根川、荒川など多くの河川が決壊する。

田中は行政機構の矛盾を衝いた。
「各省に(災害対策事業が)分属しておる部局と十分なる連絡が、あるかないか。どうなのか。
 根本的原因として600ミリないし700ミリという予想外の雨が降ったからというご説明でありますが、
 これは当然、そういうことを考えなければならぬ。
 明日また700ミリ、800ミリも降るかもしれぬ。

 農林省に分属しておる治山関係と、内務省に属しておる治水関係が、
 過去においてうまくいっておったのかおらないのか。
 しかも今次水害にぶつかって、その応急対策ならびに計画を立てるにおいても、
 十分なる連絡があるかないか」
内務事務官は、冷や汗を流しながら答える。
「過去においては、多少、いろいろのことが風評にせられておりますけれども、
 最近においては農林省の治山方面と内務省でやる砂防という点については、
 常に連絡を取っておるので、この五ヵ年計画においても……」。
田中は曖昧な答弁に「現場感覚」で突っ込む。
「内務省国土局は、災害復旧に関して、
 技術陣容ならびに機械設備において遺憾なき状態にあるか。

 第二に復旧工事は従来どおり内務省でもって直営でなすか否か。

 第三には労務配置に関しまして総合的計画ならびに失業(対策)との間に連絡があるかないか」
と、田中は復旧工事にかかる「人、モノ、金」の内実に迫った。
経営者ならではの発想だ。
工事が内務省の直営で行われないとすれば、当然、民間に請負工事が発注される。
役人の答弁ひとつで土木業者の「食い扶持」が決まるのである。

官僚は、もはや言を左右できない。
「第一問につきまして内務省の機械力または人的資源は十分だと思います。
 しかしながら利根川の決壊口は、この際は一刻も争うという意味から、
 やはり民間のご協力をもって時日の短縮に専念している状態で、
 今後も内務省の直轄工事でやるという意思は毛頭ありません。
 平時の災害復旧にも直轄と請負の二本立てで準用していきたい。

 労務関係につきましても、被災地では災害者が非常な熱意を示されまして、
 早期復旧のためには不眠不休で応援するという涙ある申し出がありますので、
 被害者のご援助を得て、労務については不足を感じておりません」
民間の工事請負を官僚が約束した。
工事は現地の失業対策にも充てられる。
並の新人では、こんな答弁は引き出せまい。

並行して、田中は選挙区の刈羽郡、柏崎市を流れる鮫石川水系の砂防工事を手始めに
河川改修や道路整備の「請願」を次々と出した。

請願は憲法に認められた権利であり、
国会議員の紹介で出された請願が議院で採択されれば、内閣に送られる。
内閣はその処理を報告しなければならない。
請願はれっきとした国への「発注」だ。

当時、土建屋を荒くれ者と遠ざける人も多かった。
その土建屋の中から閣僚や官僚に物申す新人代議士が現れたのである。
角栄は、紛れもなく戦後の民主化の落とし子だった。

田中の国土計画委員会での質疑や請願を
土建業界への利益誘導と、したり顔で断罪するのは簡単だ。
しかし、飽食の時代に生きるわたしたちは、飢えを実感できていない。
政界に躍り出たばかりの田中が直面した飢えへの想像力を閉ざしてはならないだろう。
地方の窮状を無視して 金融政策にのみ奔走する連中との比較が 頭によぎる
 「憲法より飯だ」と叫ぶ人々に政治は何を与えられるのか……。

国土計画委員会での田中の振る舞いを一業界への利益誘導とみなすと、
占領から復興への大潮流をも見失いかねない。

田中の具体的な指摘は、種々雑多なようで、じつはある一点に収斂していた。
それは内務省解体後の土木・建設行政のあり方。つまり旧秩序から新秩序への転換点に集約されていた。
時代の波打ち際を田中は走っていたのである。

GHQは、内務省を軍国主義的中央集権体制の中枢ととらえ、政府に解体を命じた。
内務省は、全国の警察行政を統括する「警保局」、
知事の任免を含めて地方行政を牛耳る「地方局」、
河川や道路、港湾、住宅などの土木建設行政を握る「国土局」、
国家神道を統括する「神社局」、
労働、保険政策を司る「社会局」
などで構成されていた。

 田中の関心の的は内務省解体後の「国土局」の行方だった。
水害復旧に係わる質問で、農林省の治山と、内務省国土局の治水の縄張り問題に触れたのも、
解体後の国土局は復興に必要な「国土計画」を実行できる「建設省」に生まれ変わるべきだ
と考えていたからだった。
建設行政の一元化を田中は志向していた。

一方、国土局の官僚たちは必死で生き残りを模索する。
終戦間もなく、一部のグループは国土局を出て、都市復興を手がける「戦災復興院」をつくった。
地方計画に携わる者は、内閣所属の「経済安定本部」に出向。
いよいよ内務省の解体が迫ると、
戦災復興院と国土局は合体して「建設院」を名乗った。
この建設院の看板を「建設省」とつけ変えて、
省庁間のバランスを保ちながら、体よく旧体制の延命を図ろうとしていた……。

12月5日の衆議院本会議、角栄は、
舌鋒鋭く、片山哲総理大臣に「建設院」のあり方を問うた。
省への格上げを視野に入れた弁舌からは、叩き上げの迫力が伝わってくる。

田中
「私は、土木建設業者でございまして、
 しかも過去十年間を通じ、建設省設置論者であります。
 なぜ建設省をつくらねばならぬか。
 いまさら申し上げるまでもなく、わが国の建築行政が多岐にわたっておりますために、
 わが国再建を阻害しておることは、総理大臣もお認めになっていると思います。
 一例として、終戦後、最も大きな事業となった特別建設工事があります。
 進駐軍に関する渉外工事です。
 渉外工事がインフレを助長させたといわれていますが、
 土木建設業者に流されたカネの量は厖大なものがあります。

 しかし、そのような噂を立てられるのは、
 一にあの厖大なる渉外工事を、一年有半にわたって外務省の所管で工事が遂行されたからであります。
 しかも工事の結果がよろしくない……。

 (建設行政は)農林省の開拓局、商工省の電力局、運輸省の港湾局、あらゆる省にまたがっております。
 これを一挙にやるためには行政整理(改革)をやらねばなりません。
 建設省ができれば、この行政整理はどうなるのか。
 行政整理は日本を再建する唯一の途であると私は感じておるのであります」
 片山首相が苦虫をかみつぶしたような顔つきで答える。
「行政整理はなかなかの大問題でありまして、
 機構の改革と経費の節減と人員の調整問題でありまして、
 この三つをにらみ合わせてやるのですからなかなかの大事業であります……。
 人員の問題及び整理の問題は、小出しに部分的に出しまして、
 いくらかでも進歩を図っていきたいと思っております」
公務員労組を支持母体とする片山総理には精一杯の回答である。
田中は、やおら庶民が塗炭の苦しみを舐めさせられている「住宅問題」を突きつけ、
家とは何か、持論を展開した。
「現在、住宅は、ご承知のとおり600万戸も不足であり、
 経済安定本部案に沿って24万戸ずつつくっておったならば、
 戦前に復旧するまで30年間かかるのが現状であります。

 米もない、着物もない、住宅もないということになりますと、
 人間が生きるための必需条件である衣食住、
 その住宅は一家の団欒所であり、 魂の安息所であり、思想の温床である。
 その住宅が30年間も戦前に戻れない状態では、これはえらいことになる。

 高度民主主義を標榜される片山内閣といえども、出直していかねばならぬものじゃないか……」
片山が答える。
「住宅問題ばかり考えますと、今後30年かかり、40年かかるということになりましょう。
 農民問題ばかり考えますと、農村の文化建設には30年かかるというでありましょう。
 個々別々に立場を主張されると、きりがありません。
 国全体の経済の隆盛を考えて、住宅問題を好転せしめたい。
 復興事業の重大性を考え、(建設院を)内閣直属の外局に置くのでありまして、
 内閣総理大臣の責任においてその発展を期したい」
ここで田中は「建設院」の位置づけに切り込んだ。
厖大な建設事業に立ち向かわねばならない建設院が、内閣の外局では心もとない。
法律の文言を示し、建設院の責任者は国務大臣を充てよ、と弁じた。
「(建設院設置の)法案の第十条、
 『建設院の長は、国務大臣を以って、これに充てることができる』
 という条項は、当然、内容からしまして、
 『国務大臣を以って、充てる』としたほうが適当だと思います。
 ご答弁いただきたい」

「……ことができる」は可能の表現であって、厳格な規定ではない。
このわずか六文字をとっただけで建設院の長は大臣と規定され、省と同格になる。
「法律の鬼」田中の目覚めであった。建設官僚たちは最大級の追い風を感じただろう。
具体的な質疑では、手ごわく立ちふさがる田中が、頼もしく映ったに違いない。
田中さんなら話が早い。そんな空気が醸成される。

片山総理は、田中の意見を形式論にすぎない、と退けようとした。
「私の考えは、そういう形式にとらわれないで、
 いままで官僚は形式にとらわれて外局だから軽くみたように思うが、
 重要な問題には十分力を入れて発展を期したい。
 この問題には、もう十分力をいれております」
総理大臣と一年生議員の討論は、どちらに軍配が上げられようか。
建設行政の本質を押さえて ひた押しに押してくる田中を、片山はもてあましたようだった。

国会で田中が真っ向勝負を挑めたのは、与党、民主党のくびきを自ら断ち切ったからでもあった。11月末、田中は、片山内閣が提出した「炭鉱国家管理法案」に反対し、民主党に「離党届」を出していた。

 炭鉱国管法は、GHQの支配下、前吉田内閣と代わり映えのしない経済政策を強いられる片山内閣が示した唯一の「社会主義政策」といわれた。石炭の増産のために炭鉱を国の管理下に置こうとする、この法案は、当初から麻生太賀吉ら九州の炭鉱業者から強い反発を受けた。麻生家に娘を嫁がせている吉田はもとより、政権与党の民主党のなかからも反対運動が沸き起こる。炭鉱業者は反対派の国会議員にカネをばらまいた。

 田中は、「黒い石炭を赤くするな」と吼え、民主党内の反対派の先陣を切った。11月20日から22日まで衆議院本会議で大乱闘が続き、法案は修正に次ぐ修正を重ねてようやく可決。その結果、民主党は党内攪乱の首謀者7名を除名し、田中ら17名には離党を勧告したのである。

 田中たちは「同志クラブ」を結成し、政権のキャスティング・ボートを握った。
 民主党が割れ、片山連立内閣は、いよいよ求心力を失い、翌48年2月、総辞職。芦田均が首班指名を受けて政権を担当する。けれども芦田内閣の発足直後、田中ら同志クラブは解散し、新たな賛同者を入れて「民主クラブ」を再結成。そのまま吉田茂の自由党に合流し、議員総数152名の「民主自由党」が誕生した。

 保守勢力が結集した民自党の総裁は、もちろん吉田茂。田中は吉田の子分となった。将来を老宰相吉田茂に託したのである。吉田は、いきなり田中を民自党の選挙部長に抜擢した。今日の選挙対策委員長だ。集金力を見込まれてのことである。以来、田中と選挙は分かちがたい関係で結ばれていく。
 保守本流のまんなかに入った永田町の風雲児は、思う存分暴れまわった。

親分の吉田から
「あいつは刑務所の塀の上を歩いているような男だ」と評された田中は、
炭鉱国管法反対運動に係わる収賄容疑で逮捕され、塀の向こう側に落ちた。

永田町の手厳しい洗礼を受けたのであった。
小菅拘置所のなかで、田中は選挙への出馬を宣言する……。

それにしても、国会議事堂の中央玄関を意気揚々とくぐってから小菅に収監されるまで1年半少々。
この短い期間に田中は政治家人生の「予告編」を演じてしまったようだ。

疑獄にまとわりつく怨念は、60年の歳月を経てもなお、政界の「黒い地下水脈」を形成している。
小沢への疑獄の執念が むしろ怨念か呪嗟に近いのも さもありなん と言ったところか
中曽根康弘と福田赳夫

田中の恐るべき現実主義は、同期の中曽根の質問と比較しても際立っている。中曽根は官僚出身らしく、政治は財政にありと「財政及び金融委員会」に身を置き、7月11日、初登壇した。この日の議題は国民の貯蓄奨励のための組合をつくる法律の審議である。
 大蔵省主計局長の福田赳夫が政府委員で法案説明に立った。ある委員が「預金奨励のために福徳預金的な、いわゆる富くじ式の方策を採り入れてはどうか」と言ったのを受けて、福田が「ただいまさようなことは考えておらないのでありますが、非常に面白いご意見。なお研究してみたい」と答えたのにつづけて、中曽根が質問した。
 「預金の増強は、インフレーションを克服するうえに相当重大な意味を持っておると思いますが、最近日銀券の増微の趨勢を巷間でいろいろ取り沙汰して、政府は、社会党がかつて唱導した、新円に手をつけるのではないか、登録するのではないかというようなデマが横行しております。こういうことは政府において絶対にないと確信しておりますが、御所信をお聞きしたい」
 政府は、ハイパーインフレへの対策として、46年2月に5円以上の日銀券(紙幣)を強制的に金融機関に預けさせ、従来の預金封鎖とともに生活費や事業費などに限って新銀行券の払い出しを認める非常措置を実施した。これを「新円切り替え」という。市民は新円切り替えで戦前に蓄えた財産をごっそり失った。新円切り替えは、インフレ抑止に一定の効果はあったが、物価上昇は続き、人心の動揺はおさまらない。新円政策が、またぞろ転換されるのではあるまいな、と中曽根は質したのである。常識的にも通貨制度はそう簡単に変わるものではない。言わずもがなの感なきにしもあらず。
 国会議員の政務次官が答弁に立ち、「さようなことは考えていません。通貨の新円を堅持します」と断言。聞かれるまでもない、とはねつけている。この場でのやりとりはそれっきり。主計局長の福田とはニアミスに終わった。
 福田は、わざわざ念押しされなくても新円政策が変わるはずはない、と腹の底で突き放していた。後年、田中、福田、中曽根、三つ巴でしのぎを削りあう権力者の戦後出発点は、それぞれの前半生を反映していておもしろい。福田は、この時点では「官のなかの官」大蔵省の花形局長。日の当たる坂道をまっしぐらに駆け上っていた。いずれ官僚の最高峰、大蔵事務次官を務め、大蔵大臣の椅子でも狙うか、との心積もりではなかったか。陣笠議員になって雑巾がけに汗を流そうなどとは全く考えてもいなかっただろう。翌年、発覚する「昭和電工疑獄」で福田は収賄容疑で逮捕されて官界を追われ、政治家に転じるのだが、その福田の有力後援者のひとつが井上工業。そう、新潟から上京した角栄少年が最初に丁稚奉公をした土建会社である。福田と中曽根は群馬出身。やがて選挙となれば「上州代理戦争」を展開するようになる。田中、福田、中曽根、人の縁の不思議を感じる。


→ 誠天調書: 田中角栄から 今の民主政権を読む 2 へ続く



posted by 誠 at 05:04| Comment(0) | TrackBack(1) | (゚∀゚) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

田中角栄から 今の民主政権を読む 2

誠天調書: 田中角栄から 今の民主政権を読む 1 の続き

そして話を田中に戻す
田中角栄を歩く | Web草思
耐震偽装が嵐が国会で吹き荒れた直後、国は構造偽装の再発防止を叫ぶ世論を利用し、瞬く間に建築基準法を改正。「建築確認」制度、チェックシステムの厳格化を打ち出した。ところが、その机上の論理が建設市場に大打撃を与えている。6月20日の新制度施行日になっても国交省建築指導課は具体的な対応を確定できず、自治体や民間確認検査機関の業務が3週間以上ストップした。挙句は構造計算とは無関係な資材や壁紙の種類まで克明に申請書類に記入させるなど常軌を逸した煩雑で大量の書類提出を義務づけ、建築確認業務が大停滞しているのだ。
 確認が下りなければ工事にとりかかれない。ついに8月の新設住宅着工数は前年同月比でマイナス43.3%。07年の住宅着工数は、石油ショック期と同程度、前年比3分の2に落ち込むと予想される。中小の建設会社、設計事務所は倒産の危機に瀕している。
 これで建物の安全性が確保されるのならまだしも、現場の構造設計士は設計実務とかけ離れた書類作成に忙殺され、本来の仕事に取り組めない。割の合わない激務に嫌気がさした構造設計士たちは、続々と設計現場から去っている。建物の総体的な安全性の低下が懸念される。建設業の市場規模は約55兆円。GDPと全就業者数、それぞれの1割を占める。この基幹産業の創造力のど真ん中にぽっかりと穴があこうとしている。官僚は法改正で制度を猛獣に変えた。
 田中角栄は、「住宅は職を生み、人を食わせる。家を作れ。政治は生活だ」と多くの建築関連法を議員立法し、政府提案にも深く係わった。こんな事態が生じようとは考えてもみなかっただろう。
 国交省の官僚は、法改正に基づく一片の通達で、膨大な人、モノ、金が行き交う建設市場というハイウエーのまんなかに突如「制度の関所」を築いた。担当官は「住宅の生産システムを変革する」と大言壮語したというが、本音はどうだろう……。
 今回の改正で高さ20メートル超のマンションや、木造の3階建て以上の住宅は構造計算の「適合性判定」を受けなければならなくなった。判定は、知事が指定する「構造計算適合性判定機関」で「専門家による審査(ピアチェック)」によって行われる。その手数料のうち数十億円が適合性判定の元締めである「(財)日本建築センター」に流れるといわれている。同センターの現役理事長以下、理事や評議員には国交省(旧建設省)OBがずらりと並ぶ。絵に描いたような天下り機関である。
 「官の暴走」が止まらない。
 かつて建築関連諸法が誕生した頃、人々はトタンと木っ端を組み合わせたバラックや、戦時中に道端に掘った広さ一、二畳の防空壕を転用した壕舎で暮らしていた。300万戸以上の住宅が足りなかった。仮に一戸4人とすれば1200万人を超える国民がホームレスにちかい状態だった。闇市が広がる「アメ横」や「秋葉原電気街」はバラックの群れであった。
 そんな時代に、田中は、国土の復興、開発と住宅建設の間に法律という「橋」を架けた。大量の人や物資、資金、情報が、田中のこしらえた橋を行き交った。が、やがて橋げたは経済の膨張と技術の複雑化という水流の増加に耐えかね、ギシギシと軋む。官は、その制度疲労と混乱に乗じて、天下り先をどんどん増やしていく……。
 「官の暴走」の本質を見極めるには、あの占領期の立法過程にまで遡らねばなるまい。田中が法案を国会で通すプロセスに、占領軍や官僚たちがどう係わったのか。たかだか五十数年前の話である。官僚の習性は、変化したのか、それとも変わらないものなのか……。

建築確認は、
1950年、建築基準法の制定に伴い、建築主の申請する「建築計画」が法令に適合するかどうかを
行政が着工前に確かめる制度として定められた。

実務は自治体に配属される公務員「建築主事」が行う。
建築主事試験の受験要件は「一級建築士試験に合格し、
建築行政実務に2年以上携わった経験を有する」等。
一級建築士の資格は「建築士法」が規定する。

ここに建築基準法と田中の議員立法による「建築士法」の強い連関性がある。

建築確認もアメリカの占領方針が日本の「民主化・非軍事化」から、
「反共の砦化・アジアの工場化」へ転換するなかで叢生した制度のひとつ、といえよう。

だが、その根を丹念に洗っていくと、
GHQが公職追放、財閥解体、地方自治と警察制度の改正を経て断行した
「内務省解体」と微妙に響きあっていることに気づく。

母体を失った建設官僚たちが、生き残りをかけて編み出した苦肉の策でもあった。

内務省が四分五裂して生まれた建設省は、いまからは想像もできないほど弱々しかった。
わけても住宅局は河川局や道路局に比べればはるかに予算規模が小さく、存在感が薄かった。
他の省庁は、旧内務省の権限をかすめとろうと鵜の目鷹の目で狙っていた。

誕生したばかりの建設省は、GHQの「虎の威」を借りる術もなく、孤立気味だった。
権限を培うには地道に法を定め、制度を立ち上げなければならない。
民主化によって、曲がりなりにも国会は国権の最高機関となった。
代議士との関係が立法の鍵を握る。

建設省は、塀の向こう側から帰ってきた土建屋議員、田中角栄に白羽の矢を立てた。

キティ台風の爪あとも痛々しいなか、
衆議院建設委員会に「地方総合開発小委員会」が設置された。

名前は小委員会だが、
建設省は、将来の日本全土を対象にした国土計画、総合開発を進める法案の骨格づくりを
この委員会に託していた。

建築基準法や建築士法など現業を細かく規定する法案整備を進める一方で、
国土計画という広大な権限を掌中に収める突破口を開こうとしていたのである。

委員長の椅子に座ったのは、31歳の田中角栄だった。
田中委員長は、2週間足らずの間に4回、小委員会を招集している。

議論は、焼け跡の再建にとどまらず、
全国的な産業復興の要である電源ダム開発、農村の工業化、行政区域の変更にまで及んだ。
田中は土木開発、資源エネルギーのエキスパートを集め、
活発な討論を導いた。

田中の意識は「復旧」ではなく「復興」、国力の増進、発展に集中している。

その復興へ一直線に突き進もうとする姿が、GHQの逆鱗に触れた。

アメリカは、お人よしではない。

現地のGHQは、日本が国力をつけることを軍事国家の再現と嫌った。

まして経済顧問のデトロイト銀行頭取、ジョセフ・ドッジの勧告で
財政金融引き締め策「経済安定9原則(ドッジ・ライン)」を示したばかりである。

ドッジ・ラインの趣旨は、インフレと国内消費の抑制だ。
日本人は耐乏生活を送りながら、輸出に励め、食べ物はなくても工場で糸を紡げ、
というものだ。
まさしく 菅の消費税増税と瓜二つだわなwwwwwwwwwww
そんな時期に莫大な資金が必要な国土開発論議に熱中するとは反逆にも等しい、と怒った。

田中は「絶対者」とぶつかった。

GHQは、地方開発小委員会の議事録をすべて抹消してしまう。
「なかったこと」にしたのである。


10月24日の衆議院建設委員会で小委員会の報告を求められた田中は、
淡々と経過報告するなかで、技師の見解に託して、次のように語った。
田中
「アメリカでは最近テネシー、ミズーリ、インペリアル河のごとく、
 河川総合開発には、洪水防御、灌漑、水力発電、工業用水、航運等、総合的に企画されている。
 ソビエトにおいても、ドニエルブル河には航運と水力とを考慮している。

 現在自分(技師)の研究している熊野川は、大阪に近く、総合的に開発してしかるべき地点である。この小鹿のダム地点は砂利層が百二十尺もあり、深過ぎるとの反対があるが、フーバー・ダムのごときは百三十尺も堀鑿しており、日本の従来の考え方が小さ過ぎるのである。また水元へ落す流域変更等は、河口の状況をよほど考えない限り疑問である。またダム築造に当たっては、同時に砂防工事を行わねば、土砂の堆積により、その機能を失い、さらに上流に被害を及ぼすものである。

 かかる観点よりして、河川の開発は
 これを一会社で行うと、発生電力の損得のみを考え、総合的に実施しないので、
 熊野川とか只見川とかの高度の開発は、
 TVA(テネシー河流域開発公社)式に
 特定の官庁で、国家の力でこれを行うことが絶対に必要である、
 との意見でありました」(国会議事録より)

よほど悔しかったのだろう。GHQへの皮肉も込めて、
国土開発は地方ごとバラバラに行うのではなく、
国家的見地から総合的に進めるべきだとの持論を口にしている。

少し話が戦前からの部分に飛ぶが 此処も入れる
日本は、三国同盟の締結を機に、
ドイツ流の国土計画を満州国に移入し、それを本国に還流させ、
さらには「大東亜共栄圏国土計画大綱素案」へと膨らませる。

しかし陸軍が牛耳るプランニングは国土計画とは
名ばかりで軍需資源の流通計画が主眼。
軍都の建設を除けば、土地の利用計画も無に等しかった。


戦時国土計画の策定機関、企画院の調査官だった酉水孜郎(すがいしろう)は、
真珠湾攻撃直前の状況を絶望的な口調で述懐している。
「私は(企画院の)廊下を歩いていてびっくりしたのは、
 これで戦争は大丈夫だというのを耳にしたのです。

 目標の計画を立てただけで安心感があったんですね。
 そういうことを田辺先生(田辺忠男東大経済学部教授―戦時国土計画の指導者)が耳にして、
 バカヤロー、というわけです。
 そんなことができるか。

 日米戦争を目前にして
 いまから石炭を集め、鉄鉱石を集めてそれを精錬して、粗鋼をつくって、
 それで鉄砲とか大砲をつくろうというわけですから
 少々に泥縄的ですね。

 アルミについても、商船隊をつくって南方から輸入するというのですが、
 そんなことができるかというわけです。

 資料が不足しているから、
 (計画も)ただたんなる予測ということになります」
(大本圭野『証言 日本の住宅政策』日本評論社)

 理論的支柱だった人物が「バカヤロー」と怒鳴った戦時国土計画は破綻した。
うん そうだよねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
つまり、あんなのは戦争ではなく 戦争ごっこにすぎない、
と言った方が正確なのかもしれないね




そして、敗戦とともに流入したのがアメリカの計画システムである。
中央集権型のドイツ方式に比べれば、アメリカの計画は「分権型」だった。

田中も言及したTVAは、アメリカ方式の典型。
世界恐慌後にフランクリン・ルーズベルト大統領がニューディール政策の一環として創設した
TVAによる総合開発は、テネシー河の流域に32もの多目的ダムを建設するものだった。

TVAの開発は、大量の失業者を吸収した。
規模の大きさでは日本の国土計画をはるかに凌ぐ。
が、しかし手法的にはあくまでも「リージョナル・プランニング(地域計画)」。
国土の部分的な開発であった。

このアメリカ方式に、
国土計画の立案を内務省から移された経済安定本部(のちの経済企画庁。内閣府に統合)の官僚たちが飛びついた。
なかでも東大電気工学科出の新進官僚、大来佐武郎は「TVA協会」なる組織を立ち上げ、
アメリカ式の開発を看板に打って出た。

だが、民主化で統治の中枢は変わっても、行政の末端、手足はすぐには動けない。
頭に体がついていけない。

そもそも連邦制国家で各州が自立的権限を持つアメリカの方法を、
領土が狭く中央と地方の関係が垂直的な日本に移植するのは容易ではない。

自給自足のドイツ学説で育った国土計画家たちには
アメリカの流儀を取り入れるのは、木に竹を接ぐ行為と映った。
「TVAだとか、
 あるいはカナダの国境のセントローレンス・シーウェイとかコロラドの水資源をカリフォルニアにもっていく
 というようなことと、
 日本の(国土計画)とは違うんです。

 日本は国全体でバランスをとろうというわけですけれど、
 アメリカは大きい国だから、地方、地方で一応バランスをとっていけばいい。
 (中略、大来たちは)行政のやり方もアドバイザリー・コミッティのような形、外に本拠を置く、
 いわゆる勧告機関のようなものをつくってやろうとしたわけですが、
 日本ではそういう前例がなくて、日本の風土に合わなくてできなかった」
と酉水は語っている
(前掲『証言 日本の住宅政策』)。
どのくらい違うのかというと 俺も知らなかった当時の日米ギャップ、
今は どうなんだろうね

GHQの将校たちの日本の行政知識の乏しさも、木に竹を接ぐ行為を更に招いた。
かれらは自国の理想は語れるが、日本の実情には疎かった。

たとえば、内務省の文書課長がGHQに呼ばれて日本の地方制度の説明を求められ、
府県の下に市町村がある、と言うと
「市町村のないところではどうなっているのか」と質問が返ってきたという。
はぁ??? ワケワカランだよねw でも次を読むと分かる

「当時のアメリカでは市町村のある区域が全国土の2%で、
 ほとんどが住民の自治組織になっていたためである。
 日本人はそんなことは知らないから、
 アメリカ人がどうしてそんな質問をするのかわからない。

 一方、アメリカ人の方は、
 日本全国が国・都道府県・市町村で組織化されていることなど、
 ほとんど信じられない」
(前掲『内務省対占領軍』)。

認識のギャップは埋めがたい。
そら あり得ないわwwwwww お互いにね
民主化を仕切るGHQ民政局(GS)は、地方分権を改革の旗印に掲げた。

すると日本の官僚たちは、日米の根本的な違いを突き、
すさまじい粘着力を発揮して権限の拡張を図った。

一例を挙げれば、
GSの指導のもと「地方自治法」が成立すると、
各省は地方事務所を増やし、より一層地方支配を強めた。

元内務省文書課長は、各省がそのような行動をとるとはGSも予想していなかっただろう
と述べている。
「(GSは)予測できなかったでしょうね。
 地方自治さえ整備すればよいということでしょう。

 これは向こうの役所セクショナリズムというのは
 日本に較べて輪をかけて強いですからね。

 おそらくGSは この地方制度をやったやつは
 地方制度さえ立派に出来ていればいいということですね。

(中略)

 それで今度は その地方制度が改革になった。
 ところが完全自治体になったんなら国家的な事務は任すことはできないというので、
 各省が皆 大がかりな事務所を作ってしまったんですね。
 商工省、農林省、運輸省、みんなですよ」
(前掲『内務省対占領軍』)
上意下達に対する恐怖に近いまでの観念が 実は下側の責任転嫁に利用される
そういう共産主義的な感覚を GHQに属する者が肌身の感覚として理解できている
とは思えないからなぁw

地方自治改革を逆手にとった官僚が権限を漁り合う渦中で、
田中角栄は国土計画法案の旗振り役になったのである。

田中は官僚の掌の上で踊らされていた、ともいえよう。
ただ、踊りながらも田中の視線は焼け跡に響く槌音、建設現場に向けられていた。

小委員会の報告を行った建設委員会で、
田中は、「建設業法」で定めた土建業者の書類届出期間を官僚が無期延期したことに批判を浴びせた。
建設業法は、野放し状態だった土建業者の資質を高め、工事契約の適正化を目的に定められた法律だ。
田中は演説する。
「御承知の通り、建設業法が建設当局より本委員会に提出されたときに、
 与党である民自党の中にも相当の反対があったのであります。

 しかし現在の日本の状態において、終戦後の国土の効率的利用という面から、
 土建業者の育成強化という問題も、当然論議の焦点にならなければならぬ。
 しかも現在まで土建業者というものが、
 屑物統制規則の中の一つのものであって、くず屋と一緒であった。
 こういうようなことでは、大きな建設工事は行われるものではない。

 敗戦の原因の一つは、建設業というものを軽視した、
 建設業というものが法律的な裏づけがなかったというところにもある。

 だから多少 建設業法に対して異論があっても、
 戦時中の統制をやるのではなく、
 建設業者の育成、国土計画の大きな一環としての建設業法の設置ということで、
 相当の反対をまとめて、建設業法が上程可決されたような次第であります。
 (中略)
 率直に私の考えを申し上げると、
 法律はよろしいが、法は常に運用する者によって その価値が決定されております。
 現在建設業法を運用しておる担当官の運用は、よろしきを得ておりません

わはwwwwwwwwwwwwwwww

31歳の田中がタイムスリップしていまに現れたら、
冒頭で紹介した耐震偽装事件後の「官の暴走」にどう対抗しただろう。
ふと そんな想いに駆られる。
一方
耐震偽装の頃の権力中枢を握っていた自公政権と清和会は 
トカゲの尻尾切りの如く その尻尾に全ての罪を擦り付けては
カネを流し落とす構造の温存へ走った。


GHQから「なかったこと」にされた小委員会は、
しかし国土開発政策を進める起点となった。

49年11月24日、国土開発を実行する「国土総合開発法案」が建設委員会で審議された。
田中は法案の弱点を突く質問を官僚に投げかけている。

まずこの法案に盛られた国土開発審議会の「勧告」に基づいて
政府や地方公共団体は開発事業を行うとされているが、
勧告は行政権を拘束するのか、と問う。

これに対して建設官僚は、勧告が行政権を拘束するわけではないが、
まったく効力がないわけでもない、と白とも黒ともつかない返答。

田中は、
開発事業が建設、農林、運輸など各省のセクショナリズムで分断され、
おまけに各都道府県が独断で予算をつけて行っているために非効率的だと糾弾し、
得意の建設行政一元化論を説く。

抽象的な議論ではなく、省庁のドコとドコを統合せよ、と具体的に語っている。

田中
「経済安定本部というものを、
 完全なる実施のデーターをつくるところの、こまかい技術的な、科学的な総合的なものをつくって、
 各省間のセクショナリズムに災いされないで、
 日本のあらゆる面の総合調整を行える機関に改編をしまして、
 その一部門として本法案が適用されるような行政機構に持って行ったらどうか、
 こう考えておるのです。
 (中略)
 仏つくって魂を入れろということです。
 (中略)
 端的に申し上げれば
 現在の建設省管理局企画課、
 それから経済安定本部の建設交通局、
 なかんずく開発課、
 もう一つ経済安定本部の資源委員会事務局、
 これに、この法律を審議された総合国土開発審議会のごときものが、
 全部一つになって この法律の裏づけをした場合、
 初めて魂が入る、
 こういうふうに私は考えております」
うわ 今の土建行政の基礎そのものじゃん 田中からできたのか

この日の田中の発言は、日本の開発行政の筋道をほぼ決定づけるものとなった。
その後、経済安定本部は経済企画庁に格上げされ、
高度成長期の開発事業を牽引する「全国総合開発計画(全総)」の立案を受け持つ。

田中は自ら政権をとると、建設行政の一元化を実行すべく内閣に国土総合開発本部を設ける。
これが「国土庁」に変わる。
田中が「仏つくって魂をいれろ」と言った方向で組織面は統合されていった。

ただし、アメリカ式の地域開発手法を採り入れながらも、
分権化は実現せず、
官僚の中央統制が強化される現実は一向に変わらなかった。

一気呵成にワンパターンで攻めるやり方は、経済成長を早めた。
しかし、大都市圏への集中を加速させ、さまざまな矛盾を生み続けているのも事実だ。
全国総合開発計画といい、地域総合開発計画といおうが、
中央政府のプラン、地方の計画、いずれにも重要な もうひとつの柱が欠けていた。
それはドイツを含むヨーロッパの「自給自足」「定住圏」に軸足を置く開発思想である。
敗戦によって、価値観がアメリカ一辺倒へ傾くなかで、
官も民も地域の共同体に安定と幸いをもたらす「青い鳥」を殺してしまったのかもしれない。

酉水は、戦後の国土計画が失ったものは「農業」と断言している。
「国際関係のなかで日本人がどんな場合にも対応できるのはなんだと思いますか。
 やっぱり、食糧において国民生活が安定していることです。
(中略)
鉄をつくって自動車をつくるとか、
そういうことが戦後の大きな課題だったわけですから、それは成功しました。
そこから、先端産業も成功しました。
だけど、いちばん成功しなかったのは農業政策です。

 (中略、東北の総合開発計画で)私が引っかかるのは、
 たとえば東北地方でも西側と東側とぜんぜん違うんです。
 岩手、青森の東部と西部ではぜんぜん違う。
 西側は相当な冷害のときでも安定しています。
 東側はしょっちゅうやられます。

 それでも減反政策をとるときは、全国一律ですね。

 その意味では、農業の国土計画はないと思うんです。
 (中略)
 つまり東北の西側の八郎潟干拓みたいなところは、専業の米作一本でやっていく。
 減反はしない。その代わり、東側のほうではできるだけ畜産に転換する。
 そうすれば、お互いに安定していくんじゃないかという考え方があるんです」
(前掲『証言 日本の住宅政策』)

 豪雪地帯の怨念を背負って政界に飛び込んだ田中に
 農業を相対化し、国土計画の根幹にすえよ、と注文するのはないものねだりだったのか……。
少なくとも そういう観点そのものは民主党政権は掲げ続けていたし
その観点をも踏まえて 農家の戸別保障制度んも有るよね

 田中はGHQと官僚に挟まれて悪戦苦闘した。占領期の法案作りを こう総括している。
田中
今の法律や制度、仕組みというのはね、
 戦後これだけ長く経った今なお、占領軍時代につくられたままのものが多いんだ。
 だから、そうした法律が制定された当時の背景や目的がわかっていないと、
 法律の運用を間違う。

 一つ一つの法律を、文面だけからの解釈で改正しようといってみても、
 議論が百出してまとまるもんじゃない。

 この法律は日本政府の原案ではこういうものであった、
 それが占領軍メモが届いてこう変わった。
 その間にこういう事態が起きたので現行法に修正されたと。
 もって如何となす、となれば議論の土台がきっちりして、コンセンサスを得られる(中略)。

 ともかく占領軍は、わが国を弱体化し細分化し、
 非戦力化するために現行憲法や多くの法律をつくって、
 日本政府に呑ませたんだ。

 にもかかわらず、
 戦後、幾星霜を経て、わが国は世界でも指折りの経済大国に発展した。
 これはね、日本人が強い同属意識をもち、
 英知と努力によって現行憲法や占領時代につくられた諸制度・諸法規を消化して、
 わが国の風土に定着させたからなんだ

(前掲『早坂茂三の「田中角栄」回想録』)

「国土総合開発法」制定の目処が立つと、
田中は、より具体的な建築関連法案の成立に向けて縦横無尽に駆け巡る。

自ら法案の提出者となる「議員立法」は、田中の武器になった。
けれども
その陰には田中に法案を預ける官僚たちの権謀術数もまた隠されていた。

田中角栄を歩く 第6回 占領軍と官僚の狭間で……(後編) 都市の魔性| Web草思
 田中角栄は生涯に46件の法案を議員立法で提案し、33件を成立させた。31歳から36歳の「下積み時代」に何と26件もの法案を提出している。党幹部、閣僚として深く係わった法案も含めれば、田中の尽力で日の目を見た法律は120本を越える。他の政治家が足元にも及ばない数である。
 戦前、戦中の明治憲法下では立法権も天皇に属しており、帝国議会は協賛機関にすぎなかった。実質的に立法権を握っていたのは藩閥、政党、軍部と結びついた官僚と特権階級だった。だが、敗戦を機に新憲法が公布され、主権在民、国会は立法の府に変わる。その気になれば国会議員は誰でも法案を提出できるようになった。
 「一土建業者」だった田中がこれだけの議員立法をものにした。彼が戦後民主主義の申し子といわれる所以である。
 と、教科書的にはひとまず説明できるだろう。
 しかし、冷静に考えれば、いかに田中が天才的な洞察力を発揮し、虐げられた民衆の怨念を背負って復興から建設へと情熱をたぎらせたにしても、ひとりで法案が作れるはずもない。建設委員会で「国土総合開発法(閣法)」の旗振り役となった1950年には「首都建設法」「建築士法」「京都国際文化観光都市建設法」「奈良国際文化観光都市建設法」を議員立法し、「住宅金融公庫法」「建築基準法」の立案にも首を突っ込んでいる。土木、建築に関する法律にはどん欲に片っ端から手をつけた。
 法案づくりは神経をすり減らす作業だ。過去の厖大な法令集を引きながら「又は」の一語をどこに入れるかにも脳漿をしぼる。「and」か「or」か、で大激論となる。法案策定のプロである官僚の手を借りなければ、とてもまとめきれるものではない。
 田中に議員立法が集中した背景には、GHQと向き合いつつ、法律をテコに自己増殖を狙う建設官僚たちの思惑があった。
その辺りを 小泉 竹中 財務省 という風に重ね合わせながら コイズミカイカクを眺めれば
何故に小沢が議員立法を止めさせる という所まで突き進もうとしたか が読み解ける。
どんな制度やシステムや機構や機能も 完全無欠ではない、必ず後から悪用される時が来る。
それを しっかりと見極めればこそ 止める時は止めなければならない。

当時、建設省住宅局企画課課長補佐として公営住宅法案を立案した川島博は、あきれるほどあっけらかんと田中に議員立法を依頼した理由を語っている。以下、『証言 日本の住宅政策』(大木圭、日本評論社)所収の発言より抜粋してみよう。
 「議員立法であれば内閣法制局の厳重な審査ではなくて、衆議院法制局の簡単な審査ですむし、時間も比較的かからない。なによりもGHQがノーマークでフリーパスにしてくれるんです。そこで田中角栄氏に頼んだんです」
 「(田中角栄は)土建屋ですから建設行政に理解があったのです。」

「あの人(=田中角栄)に頼めば早いから。そこで各党にわたりをつけて、野党の頭もなでて、全会一致ということにしてもらったわけです。共産党もたしか賛成したはずですよ。要するに国会のまとめ役には最適だったんです」
 つまり建設省と厚生省との調整がつかず、政府案としての法案を出せない。そこで田中に頼む。田中は貧困層への住宅供給を党是とする社会党に参議院で花を持たせて可決させた、というわけだ。三十そこそこで老獪なまでの調整力を身につけていた。裏でカネが動いたのかどうか……そのあたりは定かではない。

 議員立法はGHQの受けもよかった。大統領制の米国では政府に法案提案権がなく、立法権は上下両院に委ねられている。議員は法案を提出するのが仕事である。議員立法こそ「本筋」の考え方が根強かった。議院内閣制で近代化を遂げた日本とは「歴史的現実」が大きく異なっていた。占領下ではGHQの目が光っていて法制化の仕事がやりにくかったのではないか? との質問に川島は次のように答えている(「前同」)。
ところがw
「逆です。アメリカは大統領制のもとにおける議員優位主義のお国柄から、およそ政策というものは議員が立法化を行って、それにもとづいて公務員は忠実に実行する。これが正しい民主主義国家のあり方だという慣行がある。そういうアメリカの思想から見ると、日本はあまりにも法律が少なすぎる。だからアメリカはむしろ法律をつくることを奨励したわけです、それも議員立法の形で。
 ところが、日本の議員にもスタッフにも、残念ながら立法能力がない。それで戦後あわてて(経済)安定本部から派遣された職員で調査部を各委員会ごとにつくったわけですが、その職員たるやなにしろお茶くみというかクラークみたいな人ばかりで立案能力がない。それで政府各省のベテラン事務官が中心になって立案全部をやったんです」

 田中は議員立法に忙殺された。

「角さん、ガリ版切ってよ」と官僚に頼まれ、
「よっしゃ、よっしゃ」と額に汗を浮かべ、ちょび髭をヒクつかせながら謄写版に向かう。

官僚が作成したメモを見ながら、鉄筆で原紙に一文字、一文字、草案を書き込んでいく。
ガリ版刷りの原案ができると、GHQに走る者、各省折衝に向かう者、法制局に持ち込む者
と官僚たちは四方八方に散る。
そこでまた、脳みそをキリでうがつような駆け引きが展開され、手直しに次ぐ手直し。
ひとつの法律を改正するにも文学全集を出すほどの作業量が生じた。

 そのなかで、田中は脂汗を滴らせながら、じっと官僚という生き物を観察した。

こいつらは頭脳が肥大した化け物だ。
明治維新の太政官布告以来、国家経営のノウハウが年代別、項目別に整然と頭のなかに叩き込まれている。
まるで動く図書館のようだ。
スイッチひとつ押せば、法律の背景から及ぼす影響までたちどころに回答が出てくる。

こいつらをどう使いこなせばいいのか。
田中は官僚に利用されながら、立場を反転する機会をうかがった。
やつらに信頼され、やつらを働かせるには何をすればいいのか……。

政治家、いや人間の情を操る叩き上げの経営者としてのひとつの回答が
「体を張る。泥をかぶる」ことだった。
52年、角栄はGHQを相手に最後の大喧嘩を吹っかける。

 「電源開発法」の議員立法である。

この法律は、火力や水力の発電施設を整備して、
「産業のコメ」である電力の供給を増やし、産業の振興を図る目的で立案された。

ところが、朝鮮戦争の勃発で日本の軍事的、経済的存在価値が高まりつつあったが、
GHQは真っ向から反対した。

すでに再軍備の潜在的脅威となる重化学工業や精密機械工業を
賠償施設として東南アジアに移す方針を打ち出していた。
軍需産業に転換できる基幹産業の振興には難色を示す。

田中は「公職追放するぞ」と脅かされながらも占領軍に抵抗した。
御大・吉田茂のバックアップを受け、重工業の振興は経済発展のためであり、
再軍備とは無関係と言い切って法案提出にこぎつける。

時勢は田中に利した。
七年に及ぶ米軍の占領が、52年4月、サンフランシスコ講和条約の発効で終止符を打った。
ようやく日本は独立する。
その年の7月、電源開発促進法は成立し、
政府出資の特殊法人「電源開発株式会社」が設立されたのだった。

電力不足の解消に向け、一気に大規模なダムの建設が進む。
佐久間ダム(56年)、田子倉ダム(59年)、奥只見ダム(60年)、御母衣ダム(61年)と
水力発電ダムが操業を開始。

政官財の癒着による大疑獄も持ち上がる。
石川達三の長編小説『金環蝕』(岩波現代文庫)には
ダム建設にまつわる野望と欲にまみれた人間の姿、政治腐敗、国費の濫費が鮮やかに描かれている。
経済発展の「光と影」のコントラストは、より一層強くなった。

50年代半ばから70年代初めの石油ショックまで、
工業発展に伴う電力需要は急拡大し、いつ電力不足、停電が起きても不思議ではなかったが、
安定供給が維持された。
電源開発法が経済の高度成長への発射台となったのは間違いないだろう。


「役人たらし」角栄

角栄は一瞬たりとも立ち止まらない。
「攻撃は最大の防御」を信じて疑わない。電力供給の見通しが立つと、新たな狼煙を上げた。

「ともかく、電力拡大のめどはついた。
 それでは、次に、敗戦で崩壊した日本経済を復興させ、
 自立から成長に向かって牽引車になるものは何か。

 交通網である。

 明治以来、わが国の国民総生産は鉄道の建設テンポにだいたい比例して拡大してきた。
 鉄道に次ぐ第二の交通網は道路だ。道路とともに経済は発展する」

田中は、道路法を改正した。
大蔵省の反対を押し切って、道路の有料化、ガソリン税の導入で財源を確保。
ガソリン税の導入では100日間の長期審議を、ほとんど一人で受けて立った。

54年からの10年間、日本経済は平均10.4%の成長率を示した。
これは、道路費の伸びにほぼ比例している。
まさに道路とともに経済は発展している。
攻めに徹したときの角栄の空恐ろしいほどの力強さを物語る数字である。

そして、国土開発関連法案の策定を切り盛りするうちに田中は官僚を使いこなすコツをつかむ。
いつの間にか立場は逆転していた。

23年間田中の秘書を務めた早坂茂三は、
インタビュー(『戦後国土政策の検証・下』総合研究開発機構)に応えて
「オヤジ」の官僚操縦法を次のように要約している。

「役人の目線の高さは、いつでも現行法体系の枠の中に閉じ込められている。
 そしてこれを超えようとする役人は危険な役人だ。

 ではどうするか。
 政治家が鳥になって、地べたから上に飛んで、上から下を見て、鳥瞰的、俯瞰的に全体を見渡して、
 政治の進むべき方向を具体的に、簡潔に、明快に、
 一点の誤解の余地もないように役人たちに示すことである。
 そうすれば、役人たちが一気に動き出す」

 「ふたつ目は、
 日本の役所は世界に冠たる割拠主義、セクト主義の総本山である。

 横の連絡ゼロ。
 省あって国なし、局あって省なし、課あって局なし、
 これが日本の役人だ。

 だから、連中を結びつけていくのが政治の役割だ」

 「役人の属性の三番目は、
 とにかく自分の経歴に瑕疵がつくこともいやがる。
 だから、役人に思い切って仕事をさせて、
 失敗したときの泥は全部、政治家がかぶる。
 これを保証すれば、彼らは動き出す」

田中の通産大臣時代(71年)、秘書官として付いた小長啓一(元通産事務次官・アラビア石油社長)は、
当時をこうふり返っている(『前同・下』)。
「あの頃、田中さんとの付き合いで、
 毎朝6時頃田中さんは起きて業界新聞を含めて7,8種の新聞を全部目を通していて
 ──私どもが秘書官として田中さんの家へ行くのは大体7時半頃だったですけれども、
 全部の新聞を読んでおられましたから、
 一面トップに通産関係でこんな記事が出ておったけれども、
 これはどういうことかねといきなり聞いてくるわけです。
 こっちはまだ読んでなかったときもありましてね。

 だんだん、これはということで私も7種類くらい全部とりまして、
 車のなかで全部読みまして、田中さんと会う前に一面トップで変なのが出たりしますと、
 担当局の責任者に話を聞いて、
 あらかじめタマを仕込んだうえで田中さんと会うと。

 そのへんで田中さんと付き合う要領を覚えまして。

 それから、長々と説明しちゃいかんと。
 三つの、1、2、3というくらいで要点を絞ってやる
 という手順もその頃、覚えさせられました」

田中は秘書や官僚の報告に厳しい注文をつけた。
早坂は
「いつも紙一枚、その一番はじめに何々の件と案件名を書く。
 その次に対応を簡潔に書く、
 それから最後に理由を三つ、箇条書きにして書く。
 角栄は、どんな案件でも必ず理由は三つ存在する、
 またそれ以上の理由は必要ないと言って、われわれは厳しくしつけられたもんです」
と述べている。

一般からの陳情や政局運営、選挙、政策立案と
厖大な案件を瞬時にさばいた角栄コンピューターは、
「要点を簡潔に、理由は三つ」という独特の情報処理方法を貫いたようだ。
「ミスター全総(全国総合開発計画)」と呼ばれた建設官僚、下河辺淳(元国土政務次官)は、
仕えた歴代総理のなかで吉田に次いで田中が面白かったと回顧している。

「岸さんとか、池田さんとか、佐藤さんというと、官僚にわかりやすい話なのです。
 それだけに、おもしろさを感じないのです。
 非常にきっちりとした政策論だし、六法全書に対して忠実ですし、

 それに対して田中さんとか吉田さんは、
 やりたいなら法律をかえればいいという人たちだから、
 随分ニュアンスは違うかもしれません」
(『戦後国土計画への証言』日本経済評論社)。

 田中は人後に落ちない「役人たらし」となった。
何故に 財務省とコイズミ一派の結びつきが切れないか
それは 理や論だけなものではない
官僚にしてみても 仕事のしやすさという点では 民主政権より小泉政権の方が上だった
という観点は あり得ない話なのだろうか とも思ったりもする。
それが良いにせよ悪いにせよ ね。
つまり官僚を敵に回し過ぎるは やはりキツイんだよね。

そう思うと 今の民主政権の鳩山政権時の閣僚たちは 各々に
 そういう観点では かなり良くやっている と つくづくに思う。



 田中が「天下盗り」を意識したのはいつだったのか?
 生前のかれを知る人たちに尋ねても、あるいは汗牛充棟の田中文献を当たっても、明確にそのときを画するのは難しい。本人も語っていない。あれよ、あれよという間に政権の座に駆け上っていた、というのが大方の見方である。
 おそらく、39歳で岸内閣に郵政大臣で初入閣し、NHKのラジオ番組に出て「賭場に小判が乱れ飛ぶー」と浪花節をうなってミソをつけた頃は「天下盗り」など考えてもいなかっただろう。

 66年12月、自民党を中心に発覚した「黒い霧事件」の余波で田中は幹事長を更迭される。久しぶりの浪人生活である。党内の同期議員たちが、角栄を遊ばせておくのはもったいない、あいつは国土政策面で議員立法の経験がある、これを機に党内で田中を先頭に体系的な具体策をつくってはどうか、と声を上げた。

 秘書の早坂が、そうした党内の動きを角栄に伝えると、「よし、そのとおりだ。建設省の下河辺を中心に活きのいい役人を二、三十人集めろ」と号令が下った。ほどなく東京・平河町、砂防会館四階の田中事務所に官僚たちが集合した。田中は、一切メモも見ず、これまでの国土政策の流れと今後の政策課題について四時間ちかく滔々と弁じた。田中は独演会のなかで「過疎と過密の同時解消」「水は低きに流れ、人は高きにつく」と何度もくり返した。あの濁声が響き渡る。

田中
「地方の過疎、都会の過密、これはつながっている。いっぺんに解消せねば、手遅れになってしまう。ね、諸君もわかっておるだろう。水は低きに流れ、人は高きにつく。いいか、社会資本が整備され、環境が整った高きところに人は住むのだ。同じ日本人に生まれながら、東京に住んでいる人と北海道に住んでおる人に差があってはいかんのだ。東京では、真冬に酔っ払って道に寝転がっていても、救急車がきて助けてくれて、ひと晩、どこかで介抱されるかもしれん。翌日には身体安全で解放されるだろう。まぁ、お灸のひとつ、ふたつはすえられるだろうがね。しかし、同じ人間が、北海道で倒れていたら救急車は来てくれず、凍死する。それではダメだ。日本列島どこにいても、シビルミニマム(市民レベルで維持すべき最小限度の生活水準)が整っていなくてはならない。
 そうでなければ、東京へ、東京へ、集中現象は加速して、将来的には東京は高齢者人口のたまり場になる。そうなれば、社会保障負担からも耐えられなくなる。過疎、過密の同時解消をすべく、思い切った国土政策を断行しよう。諸君は、全身全霊、知恵を絞って打ち込んでくれ。全責任は、わしが持つ」
政治手法の手腕の力は別にして
その政治姿勢そのものは 今の民主党の大勢との差は 殆ど無い。


 67年3月、自民党都市政策調査会が発足した。与党が都市問題に本格的に取り組んだのは、このときが初めてだった。喋りだしたら止まらない田中会長は、早坂たちの配慮で最初と最後の総会にだけ顔を出した。その間、共同通信政治部記者から田中の私設秘書に転じた麓邦明と早坂が、おびただしい数の分科会に出席し、オヤジに代わって国会議員たちの質問に答えた。
 翌年2月、砂防会館に小型トラック一台分の資料が運び込まれ、麓と早坂は草稿執筆にとりかかった。徹夜に次ぐ徹夜。ふたりは63回、草稿を書き改め、眼底出血と血尿に悩まされながらまとめ上げた。5月、約6万語に及ぶ「都市政策大綱」が発表された。国土建設をライフワークとしてきた田中にとって「都市政策大綱」はひとつの到達点であった。
 その骨子は大きくわけて、次の5項目から成り立っている。
 (1)「新しい法体系と中央行政機構の設置」。(2)「職住近接の原則に基づき、立体高層化で都市を再開発」。(3)「広域ブロック拠点都市の育成」。(4)「国土改造の資金確保のための国民全体の資金と貯蓄の活用」。(5)「公益優先の基本理念のもとに土地利用の計画と手法を確立」。これらの項目のなかで、(5)の土地政策は、自民党の政策案としては画期的なものだった。公共の福祉の前では私権制限もやむなしとの考え方が盛り込まれたのである。5月28日付けの朝刊各紙は、一斉に都市政策大綱を報じた。とりわけ朝日新聞は、一面トップで要旨を紹介したうえに社説で「自民党都市政策に期待する」と持ち上げた。

「……『過去二十年にわたる生産第一主義による高度成長が、社会環境の形成に均衡を失い、
 人間の住むところにふさわしい社会の建設を足ぶみさせた』と反省し、
公益優先の基本理念のもとに、各種私権を制限し、公害の発生責任を明確にした
ことなど、これまでの自民党のイメージをくつがえすほど、
率直、大胆な内容を持っている。
(略)
むろん個々の政策についてはいろいろな批判がある。一例をあげれば過密と過疎を同時解決するために、都市再開発と地方開発を並行的に実施しようとしているが、大都市集中を強く抑制することなしに、都市問題が解決するのかという点である。(略)また民間デベロッパーに利子補給や融資を行って、都市改造をやらせるといっても、いまの不動産業者が、公益優先的立場にたって動いてくれるのかどうか……(略)。われわれは、政府・与党が勇気をもって実現に努めることを期待する」


秘書の早坂は、この朝日の社説を見て「勝負あった。これで勝った」と快哉を叫んだ。
土建屋角栄が、一皮もふた皮も向けた新感覚政治家のイメージをまとったのである。
田中自身が「天下盗り」を強く意識したとすれば、
この都市政策大綱が発表されたときではなかったか。

現実の「天下盗り」まではさらに4年ちかくの歳月を要するが、
権力の座に手をかけた角栄は早坂に
「都市政策大綱は抽象的すぎた。もっと一般の人にわかりやすくして、
 俺の名前で本にしろ」と命じる。
それが田中の一枚看板ともいえる「日本列島改造論」へとつながる。

 都市政策大綱は、紛れもなく田中の「天下盗り」の起点になった。

と同時に国土建設に突き進んできた田中が、
都市の魔性「土地問題」にとり憑かれる契機にもなった。

早坂は語っている。
「都市政策大綱を報告する際には、土地政策のくだりについて、
 角栄は大変、嫌がったね。
 もともと角栄は土地政策なるものが苦手であった。

 特に、公共の前に私権は譲らねばならない、公益優先という考え方
 には反発を示してました。


 しかし、公共事業を実施するには用地買収費が高いことがネックになるということで、
 我々が必死に説得して、最終的には納得させました」
(『戦後国土政策の検証・下』)。

 土地を開発して巨大な権力を手にした田中は、日本列島改造論をひっさげて政権を奪取する。しかし公的なコントロールの利かなくなった土地の値段は、火の粉を吹き上げて舞い上がる。やがて土地の魔性にとり憑かれた田中は、権力の座から転落する。
 土地に始まり、土地に終わった。
 日本列島改造論が描いた夢と、その失敗の間に横たわる土地問題とは、いったい何だったのだろうか。


→ 誠天調書: 田中角栄から 今の民主政権を読む 3 へ続く



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田中角栄から 今の民主政権を読む 3

誠天調書: 田中角栄から 今の民主政権を読む 2 の続き

田中角栄を歩く 第7回 糸と縄のもつれ──沖縄返還の「秘密のチャンネル」| Web草思
太平洋戦争末期、沖縄では民間人を巻き込んで最大規模の戦闘が展開された。日本人の死者は20万人以上、米軍側の死者は1万2500人余といわれる。血の代償として、米国は、サンフランシスコ条約で日本の沖縄における潜在主権は認めたものの、その施政権は手放さなかった。実質的に沖縄を支配した。朝鮮戦争で沖縄の軍事的重要性が高まると、半ば強引に米軍基地・施設を建設。米兵による事件や事故が続発し、沖縄の人々は「島ぐるみ闘争」と呼ばれる抵抗運動を行った。
 米国は、ベトナム戦争にのめりこむにつれ、兵站基地である沖縄にさらなる執着を示した。

佐藤は、左翼思潮とナショナリズムが混ざって沸騰する世論を背景に「核抜き本土並み」の返還を求めた。翌年に迫った安保条約の再延長で米軍基地を沖縄に存続させるにしても、核兵器の持込は認めない、との姿勢を崩したくはなかった。67年末の国会で「非核三原則(核兵器を持たず、作らず、持ち込ませず)」を打ち出した佐藤にとって、核での譲歩は政治的な死をまねく。
 これに対し、ニクソンは、「タカ派」の影響力を使って沖縄返還の抵抗勢力である国防総省、軍事系議員を抑えこむ代わりに自らのアキレス腱である繊維問題で日本側に見返りを求めようとしていた。

交渉ごとの大原則は、ギブ・アンド・テイクだ。
ところが
ライシャワー駐日大使は「このままでは、1970年までに沖縄問題が爆発するだろう。日本との関係を漂流するにまかせるのは安全な戦略ではない。何とか漕ぎ始めないといけない」と国務省の会議で発言したが、国防総省、軍事系議員たちは聞く耳をもたなかった。
この辺りの構造は 21世紀の今も 1_たりとて変化していない

結果として、表向きの外交交渉は 形骸化の極みのみが表面化して
その本質を知る者は殆どいなく その本質を知ろうとする者も殆どいない。
僅かに あらゆる状況から その向こうを推察しては読み解こうとする者が居るだけで
大概の人間は 見たいと思う現実しか見ようとしないのは
今も昔も 古今東西を問わずに変わらない。

日本の世論は、神聖な領土の返還と貿易問題を取り引きするな、といきり立った。

ぎりぎりまで「核」を交渉カードにとっておきたい米国は、
「秘密のチャンネル」を介して、表面上は沖縄返還と繊維問題を切り離すことに同意した。
そして、若泉とキッシンジャーは、
核の緊急時の沖縄への持ち込みと繊維輸出自主規制を「密約」で認め合う手はずを整えた。
サスペンス映画ばりの舞台裏を知っていたのは、
佐藤、ニクソン、キッシンジャー、若泉の四人だけ。
佐藤は首脳会談に同行する愛知揆一外相にも密約を洩らしはしなかった。

その秘密主義が、後に繊維交渉をとてつもなく難しくさせるのではあるが……。
この事の殆どを 周知の事実だったとはいえ 現役外相の岡田は明らかにしたよね。

すなわち
鳩山とオバマ 岡田とヒラリー という21世紀の日米交渉そのものすら
裏が明らかに有る 表面上は形骸化の極み と明言しているも当然なんだけどね。

なのに宗教左翼な社民系とマスコミ新聞テレビ大手メディア に煽られまくるしか知らない
見たいと思う現実しか見ない者達は 予想通りに
表面上の形骸化の極み という事すら理解できずに 簡単に扇動されまくってたよねwww

もっとも それすらもが鳩山兄と小沢の読みの中にあったんだから 恐れ入るが。
で 最後に菅が全てをブチ壊したんだけどw まぁ 先を進めよう。

空港には、首相が訪米中の臨時代理となる官房長官の保利茂、福田赳夫蔵相、大平正芳通産相らの閣僚が集まっていた。若泉とキッシンジャーの裏交渉の経緯を知る者はいない。皆、返還交渉がまとまり、共同声明が発表されるよう、祈るような気持ちで佐藤を見送りにきたのだった。
 沖縄では屋良朝苗(やらちょうびょう)・琉球政府主席が、殺到する取材者や表敬訪問者を待たせ、首相の出発を中継するテレビを食い入るように見つめながら、しみじみと言った。
 「きのうからテレビで本土の学生の乱闘などを見ているのだが、せめて県民を含めて国民合意の線で首相が出発できたらなあという感想を持ちます。だけども、それだけ問題が複雑で困難なのでしょうね」
 佐藤を支持する沖縄経済界からも「喜べない」との声が上がっていた。
 「いま身をもって、それ(祖国復帰)を実現しようとしている首相に敬意を表し、期待している。だが正直のところ日の丸行列、ちょうちん行列をする気はどうもわかない。
 ただ民族の誇りを取戻しただけでなにがめでたいか。その後の私たちの生活はどうなるのか……。(中略)経済面での本土政府の施策は遅々として進まず、めぼしいものといったら厚生年金ができたくらいじゃないかな。民族の悲願達成ということで、今まで少々のことはがまんしてきたが、佐藤さんが帰ってきたら本土政府にどしどし注文をつけたい」と安里芳雄・琉球商工会議所専務理事はコメントした。(朝日新聞、69年11月16日付)
 誰もが交渉の成り行きを、固唾を呑んで見守る心境であった。
しかし爆笑だなぁw 何一つ 成長していないが宗教左翼な訳だねw
宗教右翼を笑えないよね

そんな厳粛な空気が立ち込めるなか、田中角栄自民党幹事長は、まったく別の皮算用をしながら見送りの列に加わった。田中は、口をへの字に結んだまま、これで解散に持ち込める、師走の総選挙に打って出られる、と得心していた。選挙の采配は田中が振るう。すでに佐藤とは話がついていた。いつ解散総選挙を口にするか、だ。もちろん、田中も裏交渉を知っていたわけではないが、自分が自民党政調会長時代に「日本が核兵器の配備を認めれば、沖縄問題は解決する」と発言した方向で交渉がまとまる手応えをつかんでいた。民意を問うのはいま、と独特の勝負勘で決断しつつあった。
かなり似たような状況のままに 小沢も同じような政治の読みをしていた訳だね。
なにはともあれ 菅の名前一つの虚構で「ただただ これからも頑張る」とだけ言えば
それなりの結果は必ず出せる、とね。 
ただし 誰もが想定外に 予想を遥かに超えて菅が馬鹿だった事を除けば。


 経済分野も血こそ流さないが力と力がぶつかりあう戦場である。

各国が曲りなりにも民主主義的な権力分立の体制を敷き、自由な市場経済活動を認める以上、
政治の同盟関係と経済のライバル関係が並存するのは避けられない。

外へ経済力を伸張する日本と、
ベトナムから手を引き、国内へ経済の重心を移したい米国。

日米は、右手で政治的な握手をしつつ、経済を握る左手で相手のボディにパンチをぶち込む。
そんな抜きさしならない関係の象徴が「糸と縄の交渉」であった。


しかしながら、フォーカスをふたたび、日米首脳会談の「舞台」に絞り込んでみると、
外務当局者たちが大見得を切りあって丁々発止とやりあうのを
「カブキ・プレイ」と冷ややかに黙視する人物がいたのも事実だ。
「秘密のチャンネル」の黒衣、キッシンジャー大統領補佐官である。
ぶっちゃけ俺の目から見ても
今回の 鳩山兄とオバマ 岡田とヒラリー の虚構の交渉の本質は
グアム移転費用の分担割合の交渉でしかない。
その本質を考えれば 日本側とて、自民党時代 特に日米同盟時代を迎えた今を思えば
かなり悪くない交渉結果を得ているのにね。
其処まで思いを及ばせる者は 皆無だ。
まさに 歌舞伎の派手さに騙されて中身の本質を見抜く者は誰一人として居ないよね。


キッシンジャーは、自著「ホワイトハウス・イヤーズ」(邦訳『キッシンジャー秘録』全5巻、小学館)で、
じつにストレートに「ミスター・ヨシダ」こと若泉敬との「秘密のチャンネル」に言及している。
その始まりについて、こう記す。やや長くなるが引用したい。



私が、初めて交渉に関与するようになったのは、
佐藤が例の日本的流儀に従って、
彼と私の共通の友人で、日本政府内では公的地位をもっていなかった、ある人物 <若泉> を、
偵察役として送り込んできたのがきっかけだった。

今や、
公的地位にいない人物と、
当の問題に通じていない人物 <キッシンジャー> の間で
折衝を始めようというわけであった。

その使者にしても、私にしても、いつお払い箱になるかもしれなかった。
やがて、二人はこみいった歌舞伎芝居の演出をするようになった。


一九六九年七月十八日、
くだんの佐藤の使者が私に会いにやってきた。
以来、二人は、両国の官僚機構の頭越しに秘密のチャンネルをつくりあげた
(ただし、この場合、私は問題に通じていなかったので、
 わが方の主役たちには細大漏らさず情報を伝えた)。

佐藤としては、核、繊維両問題について、
その基本的な原則問題でニクソンと了解に達したい意向だ、とのことだった。
この基本的問題が片づきしだい、その細目の処理を双方の官僚に命じようというわけだった。

私がニクソンに電話をかけ、佐藤の方針を伝えると、
ニクソンはすっかりその気になって
『それでやってみよう。国務省の面倒をみているわけにはいかない』といった。

(『キッシンジャー秘録』第2巻/< >内は筆者)



キッシンジャーは、「秘密のチャンネル」といいながら、
米国政府の主役たちには細大漏らさず情報を伝えている。
佐藤−若泉が秘密を胸のうちにしまいこんだのに対して、
何とあけすけといおうか……返す言葉もない。

米国側が圧倒的に多くの情報を束ねた状態で交渉に臨んでいたことがわかる。
この日米両国の情報の非対称性は、その後もずっと尾を引くことになる。
宗教左翼 と 宗教右翼 に馬鹿な歌舞伎役を演じさせては
馬鹿で豚にすぎない民衆を右へと左へと面白いように扇動し
自分達こそが政治を左右すると傲慢にふるまうマスコミ新聞テレビ大手メディア、
そして その全てに対し介入可能なのが 宗主国の米帝 であり
従属国家の日本という立場にあり コレだけ苛酷な状況にありながらも あれだけの事をして見せた
鳩山兄 小沢 岡田 北沢 そして鳩山連立政権の
その政治的手腕の見事さを絶大の評価こそすれ 批判をする気は欠片も起きない。


 「事前協議」方式を思いついたのが米国側か日本の外務省か、はたまた「ヨシダ」こと若泉なのか、断定しにくい。ただし、キッシンジャーとヨシダは、首脳会談が始まる前の裏交渉で「事前協議」というキーワードをすでに使っている。キッシンジャーは記す。


 「ヨシダ」と私は、しかるべき議事録が残せるように、念入りな筋書きを書き上げ、それぞれの首班にしっかり頭に入れて貰った。「ヨシダ」が佐藤の意向を確かめたところ、それで結構だとのことだった。まず、佐藤が口火を切って、核兵器の持ち込みにはいっさい反対するとの、かねてからの日本側の態度を表明する。これに対して、ニクソンが、アメリカ側の最大限の要求を盛り込んだ、極めて厳しい案を提出する。佐藤は数分間考え込んだあと、あらかじめ合意ずみの妥協案を提出する。

(前出『キッシンジャー秘録』第2巻)

「妥協案」をニクソンが受け入れて一件落着。どちらも押し付けられた形ではなく、議事録に汚点も残らないというシナリオが書かれていた。といっても、ここまでなら公式会談の記録の範囲内にとどまる。
外交交渉のTOP会談などは 往々にして、
既に前段階での交渉の確認と儀式の場にすぎなくなる
というのは 散々に書いてきている。
日本とアメリカは オバマと鳩山兄は 何を話していたんだろうね。


佐藤の密使、若泉敬は、キッシンジャーと違って長い間秘密を守った。
墓場まで持っていく覚悟だったのかもしれない。

だが、秘密交渉から25年を経た1994年、
『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』という二段組、630頁に及ぶ大著を文藝春秋より上梓し、
「秘密のチャンネル」における自らの行為を描ききった。

巻頭で
「私自身の行った言動について 私は、良心に従って真実を述べる。
 私は、私自身の言動と そこで知り得た事実について
 何事も隠さず 付け加えず 偽りを述べない」
と宣誓し、署名捺印して始まるその本は、ずっしりと重い歴史の証言である。

若泉は、冒頭で、沖縄の「同胞」とかの地に眠る無数の英霊を想うと、
「鋭利な刃で五体を抉られるような気持に襲われたことすら一再ならずあった」と告白する。

長い沈黙を破ったのは、
「私が歴史に対し責任を負うことを公然と自らに課し、かつそのことを改めて確認するための営為」
と規定している。

この本の刊行から2年後、若泉は66歳で黄泉へと旅立った。死因は、癌性腹膜炎。
『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』には
緊急時の核兵器持ち込みの「事前協議」について、
若泉がキッシンジャーとは別の意味でこだわっていたことが綴られている。

「単なる事前通告でやられるのは困る」というのが若泉の本心だった。

首脳会談の二週間前の朝、若泉は極秘に総理公邸を訪ねて佐藤と面談した。
下田駐米大使から「数日後に米国から核問題に係わる返事をもらう」との報告を受けたという佐藤に、
若泉は反論する。

米国側が「核」の交渉カードを切るのは最後の最後
とキッシンジャーとの裏交渉でつかんでいた。
戦後から四半世紀後の この頃と、戦後から半世紀以上が過ぎた今 とでは
「日米関係の 支配と従属の関係」を取り巻く環境は あまりに大きく変化している
決定的に違う、と言い切っても良い。
その事を念頭に置きながら 続きを読みたい。


若泉の著書からの抜粋。


「総理、そんなはずはありません。返事は来ません。
 そのことは、最初からあれだけ私が申し上げているでしょう」

「うーん。
 (やや間をおいて)核について、特別の取り決めとか、協定、条約などは一切結びたくないんだが……」

「その原則はいいでしょう。私も賛成です。
 唯一の問題点は、いまや、核を抜いて返還させたあとの、再持ち込みと通過の権利を
 相手にどう保証するかに絞られています。

 緊急の非常事態をどのように定義するか、誰が判断するかが問題で、
 単なる事前通告でやられるのは困ります」

「アメリカが力でもって決行しても、君、侵略にはならんだろう。
 そういう大変な危機の非常時が起れば、日本のためにも必要かもしれん。
 大統領が担っている責任の重さは、自分もよく理解できるつもりだ」

「向こうが どうしても書いたもので保証してくれ、と固執して譲らない場合は、
 ――その可能性が非常に高いのですが、
 一つの方法として、合意議事録にして残し、
 首脳二人がイニシャルだけサインするというのはどうですか。
 絶対に外部には出さず、他の誰にも話さず、
 ホワイトハウスと首相官邸の奥深くに一通ずつ、極秘に保管するということでは」

(前出『他策ナカリシヲ信ゼムト欲ス』)

ここが、「密約」を、若泉が佐藤に持ちかけた場面である。
公式声明以外の「合意議事録」にサインをして残そうと薦めている。
さらにやりとりが続く。佐藤は訊ねる。
「向こうは絶対、外部には出さんだろうな」
「それは、大丈夫です。強く念を押し、確認してきています。
 心配なのは、むしろ、こっちです」
「それは大丈夫だよ。愛知にも言わんから。
 破ったっていいんだ。 
(書類は破り捨てて 無かった事にしても良い という意味か?
 それとも 更に密約そのものを破棄して こっちが知らぬのに勝手に持ち込んできやがった
 そんなサインは知らない 捏造だ って言っても良い という意味か?
 判断しかねるが、いずれにせよ)

 一切、言わん」

(同前)

佐藤の「破ったっていいんだ」の一語も凄い。
秘密の罠は、それが暴露されるかどうかのところに仕掛けられているのではない。
秘密を共有する関係性のなかに存在する。

秘密と言いつつ役者たちに情報を伝えるキッシンジャー、
秘密だから「破ったっていいんだ」と居直る佐藤。

国を背負って、こういうことをする政治家の業の深さに背筋が寒くなる。

その後 日米間の交渉は
アメリカ側からの貿易圧力 もが実質に切り離されては 非公式会談へ回され
核密約と同様に 沖縄返還の実質的な付帯条項 となり

こうして、公式、非公式、「秘密のチャンネル」さまざまな折衝が重ねられ、日米共同コミュニケは、発表された。
 沖縄の「核抜き」返還には「事前協議」の条項がつけられ、「繊維」に係わる字句はすべて削られていた。「核」と「繊維」は表面的には切り離されたのだった。

 外務省は、未だに沖縄返還と繊維交渉は別物との主張を崩していない。密約も否定、あるいは「ノーコメント」で通す。首脳会談後の繊維問題の紛糾についても、東郷文彦は「これは長い日米経済摩擦の歴史の一頁であり、繊維が沖縄との取引材料にされたなどと云うのは、言葉は悪いが下世話に云う何とかの勘繰りと云うものであろう」(前出『日米外交三十年』)と突き放す。外務省は、いったい何を守ろうとしているのだろうか……。
宗教右翼と宗教左翼と そしてカルトな連中の
そういう宗教的プライドをこそ守ろうとしているんだよねwwwww

そういう事を守る事こそが
その先で 自分達の高給と外交機密費の流用というボーナスを守る事になるからねwwwww

一方 その頃 田中角栄は

田中
「日米新時代」などというと、
 すぐ「米国の肩代わり」とか、大国意識とかいったいわれのない批判を受ける恐れもでてくる。
 しかし、首相のことばは、そういう意味ではない。
 むしろ、戦後二十五年の終わりを告げるときがきて、
 新しいスタート台に立っているという気持なのだ。

 戦後の日本の安全や経済の繁栄は沖縄県民の犠牲のうえに立っていたともいえる。
 だから佐藤首相も
 「沖縄の祖国復帰が実現しなければ日本の戦後は終わらない」
 と悲痛なことばを吐いたのだ。

 いま、それが実現したことは、特筆大書されるべきだと思う。
 とくに共同声明を読んで感じたのは、
 沖縄の国政参加問題を一気に片づけられるということだ。
 むろん本土なみの国政参加だが、
 もし(師走の)総選挙をやるなら、そのあとの特別国会で当然議題にすべきものと思う。


――野党はおそらく「事前協議を米国の立場を害さずに運用する」というくだりをとらえ、
  これは核持込みや米軍の自由発進の歯止めをなくしたものだ、と批判すると思うが……。

田中
 野党側は、こんなにすんなり決まるとは思わなかっただろう。
 もっとクレームがつくと思ったに違いない。
 ただ、議論しようと思えば、いくらでもできる。
 事前協議の運用では、
 日本がこれだけ経済発展したのに、
 野党も含めた国民的合意を無視して
 米国の利益だけが守られるなどということは、絶対にありえない。
 そこまで対米従属の考えをもつのは占領軍時代の被害妄想だ。


首脳会談を終えて帰国した佐藤首相は、
間髪を入れず、衆議院の解散、総選挙を表明した。

師走の27日に投票が行われた総選挙は、
自民党が288議席を獲得して圧勝した。

社会党は、「大なだれ」を打って議席を失い、100議席を割り込んだ。
完敗である。

「安保条約廃棄・沖縄即時無条件全面返還」という空手形を民意は見放したといえるだろう。

田中幹事長の狙いどおりの結果に終わった。
ね? 似たような政治状況を 小沢と鳩山兄は逆手に取り
電光石火の如くに陣換えをして 見事に管へバトンを渡した訳だ。

なので、菅が あそこまで大馬鹿野郎だと読み切れなかった事が 敗因と言えば敗因かw


邸の応接室に若泉を迎え入れた佐藤は、
「ところで総理、“小部屋の紙”(日米秘密合意議事録)のことですが、
 あの取り扱いだけはくれぐれも注意してください」
と言われて、こう答えたという。
「うん。君、あれはちゃんと処理したよ」


田中幹事長の狙いどおりの結果に終わった。だが、この大勝利の悦びを田中がかみしめている余裕などない。太平洋の向こうから繊維輸出自己規制を求める大波が押し寄せてくる。佐藤は、通産大臣を大平から宮沢喜一に交代させて乗り切ろうとするが、手に負えない。意のままに進まぬ交渉にニクソンは「憎悪」の焔をたちのぼらせる。繊維問題は国政上の問題なのだ、と覚った佐藤は、二進も三進もいかなくなった局面で「汚れ役」を田中に押しつけた。田中を通産大臣に任命し、繊維交渉の全権を与えた。
 田中角栄、一世一代の修羅場に臨むのであった。
と 国内の土建の田中 から 外交の舞台へ そしてその先には日中国交正常化 へと
政治家の田中は歩みを進めていく訳だ。


この話は 更新が此処で止まり 先が無い、非常に素晴らしいのに残念だ。
で 続きには こんな感じもある


山岡淳一郎『田中角栄 封じられた資源戦略──石油、ウラン、そしてアメリカとの闘い』
本書では、角栄の基本的な発想としての「モノと生活」、
それを支えるにエネルギー資源の確保という考え方を縦軸に据え、
彼が直面せざるを得なかった国際政治が横軸に据えられる。
田中角栄を外交史の観点から捉え返していくのは非常に興味深いテーマだと思う。


石油をめぐっては親アラブに舵を切った。
原子力エネルギーをめぐってはフランス・西ドイツ等のヨーロッパ勢と手を組もうとする。

こうした角栄の独自外交はアメリカの癇に障る行動であった。

アメリカの政権中枢と直結していた岸信介・佐藤栄作らとは異なり、
角栄はキッシンジャーと正面きってわたり合う。

しかしながら、資源戦略は安全保障政策と密接な関わりを持つ以上、
日本はどうしても難しい立場に置かれてしまう。

アメリカ側の反撃に抗しきれず、憔悴していく角栄の姿が痛々しい。

アメリカは
核不拡散という大義名分を掲げてヨーロッパ勢が行なおうとしていた原子力施設の売込みに抑制をかけようとするが、
他方で、それは一部の国への核の集中を意味してしまうという矛盾も指摘される。


March 9, 2010  山岡淳一郎著「田中角栄 封じられた資源戦略」読了 - 我思う、ゆえに我あり
政治家になった当初の田中は、
もちろん土建中心だが、首相になると、エネルギー外交を猪突猛進していく。

最初は中国。ここで国交回復、ならびに石油輸入枠も拡大している。

石油は欧米の石油会社、メジャーが
がっちりとカルテルを作って中東の主要油田を押さえてしまっている。

なので、新参者の日本が入ってくる隙間は、
メジャーが入っていないような中国とかくらいしかない。

田中はインドネシアにも目を向けるが、
やはりアメリカががんがんに投資とか援助とかいうアメを与えつつ石油を搾取する。


それでも、岸派の握っているルートと平行して田中のルートも作ろうとする。

そこで、田中はまだカルテルが確立していない、ウランに目をつけて
フランスの原子力産業と密着している大統領と会って、
フランスも資源がないので、日本と似たような背景があることもあり、
同じように独自系資源確保に動いていたから、意気投合。

かと思いきや、イギリスと北海油田に一枚かもうとしたら、日本のリークでご破算。
他にも、ブラジルやメキシコ、オーストラリア、カナダ、ロシアなどと資源外交を展開していく。


その仕組みの中で、
アメリカは原子力産業の独占体制(濃縮ウランの独占)を作ろうとしていたから、
思いっきり国益が相反する。

で、キッシンジャーが田中を恫喝していく。

こうした動きになぜ田中は執着したか。
それは、「石油の一滴は血の一滴」ということをしみじみ思っていたから
資源がない国の切実な事情である。

オイルショックを2回もやっておきながら、
石油が安くなると、ケロッと忘れてしまう。
けれど、首相でしかできない部分があるのだ。

それはメジャーを抱えているような国々が、
国際カルテルを作っては維持して、ぼろ儲けしようと国家元首や軍事力を総動員して
資源国にアメとムチ(最悪クーデターを起こして親欧米政権を樹立させて資源を搾取する)で
いうことをきかせるから。

だから、日本企業が個別に戦っていたのでは、何ら勝てやしない。

で、田中が持病を押して世界を股に資源外交を展開しているときに、
田中の支援に回った元通産省の両角良彦は
こんな論説を新聞に載せた。いたく感銘を受けたので、以下引用。



「か細い資源国とのパイプ 機動性と責任欠く政府・官僚機構

商業的に動きにくい資源をなんとか動かすには、
政治的配慮と経済的効果とをいかに組み合わせていったら良いのかが絶えず問われねばならない。
二国間の経済協力は、採算ベースでの個々のプロジェクトの積み上げから、
全体としての、包括的な協力効果により重点を移していくことになろう。

ここに、政府あるいは政治の新しい役割がでてくる。
個別の、散発的なアプローチでは、それ自体いかに望ましい中身のものであっても、
全体としての政治的効果に資するとは限らない。
採算性のワクを越えた何かがプラスされることを資源国は望んでいるはずだし、
その諾否はこちら側の政治的判断にかかっている。

(中略)

わが国の政治は体質からいって内向的であり、
対外的に国益を背負って立てる人材は限られているし、
官僚はまた資金と物資と外交に所管を分かち合って、
一つの案件を巡って三つの権力が分立し、相譲らないという建前を崩さない。
わはwwwww すげぇ突っ込みだなwwww 昔の朝日は骨が有るなぁww
(中略)

しかも、資金の供与と資源の輸入と協定の作成とがバラバラの意思によって拘束され、
だれも包括的な責任は負えないし、負う資格もない体制を一向に改めようとしない。
ために、あたら貴重な機会を失し、
相手側の不信を高めるという苦い経験をいたずらに重ねゆくだけである。

(中略)

国際協力事業団は発足したけれど、
インフラストラクチャー(経済発展の基盤となる施設)への融資だけでは
総合的な経済協力の推進には程遠い。
だが、世界の情勢は われわれの困惑にはお構いなしに進展する。

いまのところは、個々の企業の地道な努力のおかげで、
資源国とのパイプはどうやらつながっている。
これを政治的に拡大してゆく名案があるだろうか。
つき詰めてゆくと、実はわが国の政府組織と官僚機構自体のなかに問題があるのではないだろうか」
(朝日新聞 74年9月15日付け)
すげぇな、昔の朝日には 此処まで書ける奴がいたんだね。感服した。
今の朝日は そこいらのネットウヨ以下だからなぁ



日本は、この頃から、頭はストップしてるんですねえ。
今でも、耳に痛い話じゃないか。
田中くらいにがんばった政治家がもういないから、
70過ぎの山下太郎が命がけで口説き落としたサウジのカフジ油田(アラビア石油)はとられ、
イランのアザデガン油田は中国に去年取られる始末。


そして ロッキード事件が起きる、
誰が何故に引き起こしたか?その周囲には誰が居たのか?
佐藤の沖縄返還の頃の話に戻る

http://web.soshisha.com/archives/kakuei/2007_1227.php
 福田蔵相は佐藤の後継ナンバーワンと自他ともに認める存在だったが、「沖縄に関しては不確定要素もあるし、国民の反応も未知数」と早期解散に消極的だった。これは慎重な性格のせいだともいえるが、政治家としての持ち時間の少なさの裏返しでもあった。

 明治生まれの福田は、田中より13歳も年長で世代的には佐藤に近い。安保、沖縄が争点の総選挙は、自民党が勝つにしろ、負けるにしろ、どちらにしても福田にはメリットが少なかった。仮に勝ったとすると、すでに最高権力の座について5年、自民党総裁三選を果たしている佐藤の「四選」が現実味を帯び、福田の後継は遠ざかる。もしも負けて佐藤内閣が倒れれば、蔵相福田の首も吹っ飛ぶ。ここは安保の自動延長まで波風立てずに振るまい、安保と沖縄返還を花道に佐藤が勇退、総理の座を禅譲してほしい、というのが本音だった。


 一方田中は、早期解散、総選挙で佐藤四選となれば福田の後継が弱まり、権力の座に近づける。佐藤は福田を次期総理に推すかもしれないが、党内で勢力を伸ばせば逆転の芽も出る。佐藤政権が長くなるほど、若いオレが有利だ、と田中は冷徹に計算した。
そして 後の世に言う角福戦争があり
その佐藤-福田派の流れの先に小泉と清和会がある。

さて 小沢をハメたくて仕方が無い連中とは 誰?








話を今に戻し 少し引用して終わる
誠天調書 2010年07月22日
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-324.html
我が手のほうは・・・(苦笑)
後継者難が・・深刻です。

自らの手で・・
弛まぬ努力と鍛錬で得た地位は・・・
与えられるものではなく・・奪い取るべきものだ・・・
と考えるかたにとって・・・
いつまで経っても・・
オヤブンからの指示を指咥えて待ってる子分たち・・。
彼らのことを・・
カワイイヤツらだ・・とは思いつつ・・・
半分歯痒い気分で見ているかもしれません。
後継者を外部招聘するなんて・・・
「気弱な地上げ屋」 だったら・・考えられませんけどね。(苦笑)
そういう事が・・この9月に起きる可能性が・・・
50%くらい・・ございます・・・。
最近・・気が滅入っている原因は・・
この辺にあるのかもしれません。 (苦笑)


そして自分の後継が可能かどうかも じっと待っては見定めていたんだろうね。
でも答えは出たね 落第点だ。



http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-324.html
後継外部招聘・・・
セッピー様
コメントありがとうございます。

>後継者を外部招聘するなんて・・・
> 今までどんな後継者教育をしてたんですか!
いくら教育したって・・最終的に
政治家として大成するかどうかは・・
ご本人の努力以外ございません。
ただ・・そうと決まったワケではございませんよ。(苦笑)


2010/07/23 18:13 | 気弱な地上げ屋 #hy9433ho URL [ 編集 ]


>政界再編はどうしてもやる必要がありますね
>ナベツネ(ワタツネ)が画策する大連立は大反対ですが、
>よりましな議員を引っこ抜いてせめて衆院の過半数を確保するのは賛成です。
>同時にいつも鬱陶しいA級戦犯共をぜひ追放していただきたい。
ご主張の政界再編には大賛成です!(笑)
でも・・やりかたを間違えると・・・
また・・政界再ヘン・・になっちゃいますからね・・。(苦笑


>可能ならば代表になり、総理は別の方。傀儡といわれようがこの際無視していいです。
鋭い!(笑)
実は・・・
この可能性もございます。
一時期、ジミンでもとりだたされた・・
総理・総裁分離案です。
悪くないと思ってます。


2010/07/23 18:10 | 気弱な地上げ屋 #hy9433ho URL [ 編集 ]
http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-325.html
>「一人で」と鳩山さんはコンビを解消しては絶対ダメです!
この二人・・。
皆さんがお考えになっているより・・・
なお深い絆で結ばれております。
だって・・・
30年近い付き合いですよ。
ご心配には及びません。
もう暫くの・・・
ご静観を!(笑)


2010/07/23 19:12 | 気弱な地上げ屋 #hy9433ho


>鳩山首相は未だに真の裏切り者を理解できずに菅違いしたまま
そうでもないと思いますよ。
ウラでは・・カンカラ菅さんのこと・・○ロ○ソ・・です。(苦笑)

2010/07/23 19:03 | 気弱な地上げ屋 #hy9433ho URL [ 編集 ]


http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-326.html
他人にゃケジメ・・
自分はミジメ・・な・・枝NO枝野センセイは言うに及ばず・・・
オザワごまスリーズ・・というお笑いトリオが誕生しているそうです。 (笑)

海江田センセイ・・を筆頭に・・・

このかたや・・・
細野

このかたを 原口 含めたお三方がメンバーです。


「気弱な地上げ屋」 も何度か現場を目撃しておりますが (苦笑)
このお三方のゴマスリの術は・・・
なかなかの錬度です。(笑)

でも・・
このなかで、誰が一番・・・
術を極めているかって? (笑)
そりゃ・・なんと言っても・・
細野センセイをおいてほかにいません。

頼もしい! とか・・
仕事出来そう! などとおっしゃるレギュラーのかたも
何人かいらっしゃいますが・・・
人を見た目で判断しては・・いけません! (笑)
「一人で500万票集めるオトコ」 が高く評価してる・・・
と言う報道もございますが・・・
しっかりと人とナリを・・見極めてます。


鳩山兄の後継は まぁ 岡田だろう。
菅の後継は そこら辺に転がってる奴で良いかと。
でも民主党の心臓たる小沢の後継が いない。

民主党の最大の懸案 小沢の後継 という問題は
小沢へ権力闘争を挑もうとしない非常にマズい状況が
結局に解決できなかったね。

権力闘争に対する才覚と力量は 学級会レベルで磨かれるモノでは無い。
しかも 表面上は黒く染まりながらも その中身は決して染まらない強さこそが
小沢の後継には求められるのだからね。







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2010年07月22日

格の違いを

主権者国民VS悪徳ペンタゴンの壮絶な闘い: 植草一秀の『知られざる真実』

対米隷属派の民主乗っ取りを支援するマスゴミ: 植草一秀の『知られざる真実』

マスゴミは主権者国民の敵ネットから徹底抗戦: 植草一秀の『知られざる真実』

菅主導=官主導超緊縮財政が日本経済を破壊: 植草一秀の『知られざる真実』


ゲンダイ的考察日記 疑わしい菅首相政治能力
「公務の少なさは記者会見でも話題になった。仙谷官房長官は“じっくり考えるのも総理の仕事だ”と釈明していました。ヒマであることを認めています」(官邸関係者)

仕方なくか、18日は岐阜の豪雨被災地を視察していた。参院選後、首相がニュースになったのはこの程度である。

しかし、よく考えてみると、参院選後の1週間で菅直人という政治家の正体が見えたといえる。問題は「今やることがない」ではなくて、「やりたいことがない」のではないか。

政治評論家の浅川博忠氏がこう語る。
「参院選で菅首相は消費税増税を打ち出した。強い財政、強い経済、強い社会福祉を訴えた。それが温め続けてきた国家ビジョンであるなら、選挙で負けたって簡単に引っ込めるのはおかしい。ていねいに国民に説明し、修正を提案し、理解を求める努力をするべきです。ところが選挙に負けると、あっさり消費税論議を来年度以降に先送りし、“強い経済”もどこかへ行ってしまった。何のために、あえて参院選の目玉にしたのでしょう。初志貫徹がまったく見えない。小沢前幹事長に対する姿勢も同じです。“国のため、党のため、しばらく静かに”と突き放しておきながら、1カ月で手のひらを返して、“お会いしたい”“相談したい”と助けを求めたから驚きです。言動すべてが行き当たりばったりで、一貫性と戦略がないのです」

最近は“突き菅”とバカにされている菅首相だが、そう言われても仕方ない。中身のない政治家は、官僚が一番操りやすい。消費税増税で財務官僚に取り込まれた菅首相は、国家戦略室の設立もあきらめてしまった。官僚に丸投げだった予算編成を政治主導に変える司令塔が国家戦略室。これは民主党結党以来の理念であり、マニフェストの柱でもあったのだが、簡単に降ろしてしまった。財務官僚たちは大喜びだろう。

鳩山内閣で戦略室立ち上げに苦労した松井孝治・前官房副長官は官邸に抗議し、こう嘆いた。
「財務省主導でない官邸主導での予算編成。これが国家戦略局構想の肝中の肝。首相、官房長官、財務相、政調会長で予算を編成するなら、自民党内閣と一緒だ」

首相にやりたいことなく、政策や政治スタイルが旧自民党時代にどんどん逆戻りでは、民主党政権を続けさせる意味がない。
まぁ 此処までは 俺が拾ってきた通り、で次が笑った
「民主党の執行部は、菅がダメなら次は前原国交相と考えています。
官房長官の仙谷と政調会長の玄葉が予算編成の中心になる体制づくりを急いでいるのも
“小沢外し”とみられている。

小沢グループが現政権の下で復権する目はなく、飼い殺しの状態が続くことになります。
一方で、グループの新人議員らは仙谷官房長官や枝野幹事長らの切り崩しにあっている。
このままでは小沢グループが解体されかねません」(民主党関係者)
wwwwwwwwwwwwwwww
松田が必死なんだねwwwwwwwwwwwwwwwwwww
焦ってるねぇwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

でも この状況下で風見鶏前原が日寄るかねぇ?wwwwwwwwwww
その選択肢を出す段階でマヌケも良いとこだなwwwww

あと切り崩しに おそらく機密費を かなり注ぎ込んでいるんだろうねぇwwwwwwww
機密費を握らされる危険性を理解できない馬鹿議員は まぁ所詮は その程度だ。
もっとも小沢は そんなコト百も承知だろうけどね

小沢が何をせずとも 勝手にコケてくれそうだなwwwwwww



ゲンダイ的考察日記 策士や軍師なき民主政権の困難な道
こういうのを“脳死状態”というのだろう。最近の菅政権のことだ。想像を超える“機能不全”に陥っている。
例えば、予算――。例年、概算要求の枠組みが決まるのが、この頃だ。内閣が大きな方針を示し、それに沿って、各省が予算を組む。

「戦略的な内閣であれば、あらかじめ景気動向を判断し、緊縮か、刺激策かを決めておく。刺激策を取る場合、どこをカットし、どこに重点的に盛り込むか。景気対策と併せて詰めていくものです」(霞ヶ関事情通)

こうした方針を示すことで、財務官僚の暗躍を抑え、前年踏襲主義を排し、ダイナミックな予算が組めるようになるのだが、菅はヒドイものだ。

財務主導なのか、各省庁一律1割カットなどと言い出し、閣僚委員会でもモメている。一律カットなんて、自民党時代だってやらなかった愚挙だ。「大胆な予算の組み替えはどうした?」と言いたくなる。
そのうえ、景気に対する認識はアヤフヤ、司令塔になるべき国家戦略室は大幅縮小。

で、出てきた基本方針が、歳出は71兆円以下にすること、国債は44兆3000億円を上回らないこと……などなどで、要するに何の戦略もないまま、予算の上限だけを決めたのである。

菅内閣は民主党政権として初めて、概算要求段階から予算に関わる。今年こそ、民主党らしい予算の組み替えに挑むべきなのにナーンも考えちゃいない。
これじゃあどうしようもないのである。
司令塔が無ければ 孤軍奮闘をしても 各個撃破されるのみ。
鳩山政権が どんだけ凄かったか だよね。
今からでも遅くは無い、鳩山兄を国家戦略室長という小さな役職で良いから就けろよ。
もう どうせブレまくっちまったんだからさ

9月には代表選が控えている。小沢の動き次第では政局になる。ますます、菅は首をすくめるしかない。
政治ジャーナリストの角谷浩一氏によると、菅は予算どころじゃないらしい。

「いま、執行部は党内の不満を抑えるのに必死です。人事を先送りし、参院選惨敗の責任論噴出を封じ込め、その間に地方の県連や議員から話を聞いて、責任論のガス抜きに懸命です。しかし、そんなことをやっている場合なのか。本来であれば大きなビジョンを示し、それを実現させるための政治的手続きに入っていなければおかしい。野党の協力を得るにしても、きちんとした手順を踏んで、どこに話をつけるべきかを考え、戦略を練っていく。それが今の民主党は何もできず、ただ党内不満を抑えるだけに汲々としているのです」

なぜ、こうなってしまったのか。理由は誰が見ても一目瞭然だ。小沢前幹事長を排除したツケである。
先見性に富み、一歩も二歩も先を読み、手を打つ策士、軍師がいなければ、ねじれ国会は乗り切れない。それなのに、菅政権は党内最大の軍師、小沢を排除し、あろうことか、敵に回しているのだから、自ら首を絞めているようなものだ。

しかも、菅が排除したのは小沢だけではないのだ。いわゆる小沢的なもの、すべて排除してしまった。小沢・鳩山一派を締め出し、小沢がこだわったマニフェスト順守の精神も切り捨てた。封印していた消費税論議を解禁し、政治主導の象徴だった国家戦略室を骨抜きにした。小沢や鳩山が築いてきた“民主党らしさ”から完全決別したのである。
小沢は待ってるよね、
仙石を切るか それともか をね


ゲンダイネット 国交副大臣辞任から1カ月半 社民辻元清美議員の近況


対日心理戦の凄みをうかがわせるM・グリーンの論評|永田町異聞

http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/915.html
野党から総スカン 居丈高な態度が「あだ」? 満身創痍の枝野幹事長

http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/906.html
このデータでも 、「小沢氏の責任」 にするのだろうか?

http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/887.html
強制起訴して無罪なら誰が責任を取るのか?・幽霊の告訴人

http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/873.html
みんなの党の鹿児島での得票率の不思議

http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/908.html
菅、本当は「22%」だった
日本の恥さらし

議席「失うべくして失った」=参院選後初めて公の場に―小沢氏
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/139.html
衆院第1議員会館の個人事務所で、先の参院選で落選した候補者らと面会した。
小沢氏が公的な場に姿を現すのは8日の石川県加賀市での演説以来で、参院選後は初めて。

面会者によると、民主党の参院選敗北について
「(議席は)失うべくして失った」と現執行部の選挙戦略の誤りを指摘した。

小沢氏が会った落選者は
山口選挙区の原田大二郎氏、
京都選挙区の河上満栄氏、
兵庫選挙区の三橋真記氏ら。

熊本選挙区の本田浩一氏との面会には、松野頼久前官房副長官も同席した。

落選者には、
「よく頑張った。残念だった」とねぎらうとともに
「事務所兼自宅を借りた方がいい」などと、再起に向けた指南を行った。

また、当選者には
「業界団体は全部厳しかったが、当選したのは運が良かった。頑張りなさい」
と一段の奮起を促した。

一方、菅直人首相が言及した消費増税にも触れ、
「経済をよくしないと税は上げられないな」
と消費増税に反対する考えを改めて示した。
 




03. 2010年7月21日 22:05:31: kFyPdez0NA
>落選者には、「よく頑張った。残念だった」とねぎらうとともに
>「事務所兼自宅を借りた方がいい」などと、再起に向けた指南を行った。
小沢さんの心温まる配慮の行き届いた裏づけのある言葉に引き寄せられる。


http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/108.html
郵政改革への対応で明らかになる民主党の本質:高橋清隆


http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/109.html
小泉進次郎が「首相にふさわしい人」自民党1位?マスコミの思惑(Aobadai Life)
http://ameblo.jp/aobadai0301/entry-10596533239.html


http://www.asyura2.com/09/hihyo10/msg/745.html
テレビとは国民総奴隷化にむけた「洗脳装置」。マスコミが政官財米のプロパガンダ組織であることの証明
http://alisonn.blog106.fc2.com/blog-date-20100704.html



http://rocolo.exblog.jp/10992370/
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/780.html
※奥さんはバッチをつけていない政治家。旦那はバッチをつけた秘書なんだろ。


https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/18762012233
「04・05年陸山会収支報告書の記載は正しい」ー虚偽記載での起訴は不当ー
http://civilopinions.main.jp/2010/07/7170405.html

です。
拡散願います。


https://twitter.com/mark484714/status/18572997463
鈴木宗男・新党大地代表は立派な政治家です。
キャンベル元国防副次官補が会見を申し込んできたとき、
鈴木宗男さんは「俺はあなたと会いたくない」、「見苦しい」「目障りである」と言いました。
今、こんなことを言えるのは彼一人しかいない

外交に携わる人としての心構えを知らぬ人では無いはずなのに 此処まで言う。
もし本当ならば 宣戦布告に等しい。


https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/18766598222
検察に脅され、米国に恫喝され、あげく官僚に丸め込まれ。痛々しい限り。RT @satoshi_shima 消える国家戦略局、耳を疑うと毎日の社説。経済官庁の官僚幹部が「国家戦略局縮小はのぞましい」と言ったとか。http://tinyurl.com/2fanzak
ttp://sankei.jp.msn.com/politics/policy/100720/plc1007201539007-n1.htm 2010.7.20 15:37
前原誠司国土交通相は20日の閣議後の記者会見で、予算の骨格策定を担うとしてきた国家戦略室の役割が縮小されたことに対し「どこが政治主導でやっていくのかという疑問が、閣内にいる私でさえ浮かんでくる」と述べ、疑問を呈した。

 その上で前原氏は「政治主導の予算編成は政調会長が代わって行うというが、機能するのか。選挙前に約束したことをしっかりやれないと、政権交代を期待した国民への冒涜になる。変えてもいいが説明が必要だ」と強調した。
ね?w 風見鶏の前原ですら 菅を見限り始める訳で
この国家戦略局の件が 決定的な命取りになるだろうね


https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/18771058177
うんざり。RT @norio_t RT @ken_terawaki: 今朝の朝日「記者有論」の星浩編集委員。ねじれ国会で民主と自民が質の高い論争を、との提言はいいが、「メディアが、その勝敗を判定する」との結論に唖然。判定するのは国民だ。大新聞の思い上がりにうんざり。
何様のつもりだ と罵倒すれば 俺様のつもりだ という答えを返す奴が
星浩の向こうに居る事を 暗に示してしまうんだけどねwwwwwwww
ま そういう事にすら思いが及ばない程に思いあがっては
人の心の深さを読み解こうとしない連中の裁定に 如何なる価値があるのか?w
俺には分かりませんがね?w

朝日の星編集委員の「判断はメディアが下す」という傲慢な言葉の次には、「そのメディアの判断に、一般人が従うのは当然」という言葉が隠されている。RT @norio_RT @ken_terawaki 朝日星編集委員の思い上がり記事についての私の呟きに12時間で55件の賛意
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/18829458641



IMFの年次報告書で日本は消費税15%増税を迫られた。IMFがいうのは筋違いと思うなかれ、これにはウラがある。菅首相の発言で、せっかく消費税増税機運が盛り上がったのに民主党大敗で先送りの観があり、財務官僚が仕組んだもの。

IMFの副専務理事は元財務官僚の篠原尚之氏がいる。
https://twitter.com/h_hirano/status/18795030660

IMF発言の続き。IMFにとって日本はドル箱である。
日本に物申せる立場にない。昨年も10兆円拠出している。
IMFへの日本の出資は米国についで二番目。
日本サイドがIMFに働きかけて消費税15%を発言させたのである。
やはり日本は官僚によって動かされている。

https://twitter.com/h_hirano/status/18795370336


http://rocolo.exblog.jp/10993538/
本紙がいいたいのは、そもそも日本郵便は「ペリカン便」を吸収する必要性があったのかという根本的な問題。そして、その決定を行ったのが日本郵政の西川善文前社長であることは誰もが認めるところ。
http://accessjournal.jp/modules/weblog/details.php?blog_id=4701
 ↓
かつて特殊会社であった法人
日本通運株式会社 (日本通運株式会社法・昭和12年法律第46号)
1950年根拠法廃止・民営化。後に商社部門を分社化、日通商事株式会社が設立される。
JALと同じ体質ゆえの末路を辿っていた企業 すなわち特殊法人の整理と同等の意味があったので
そういう観点では無意味とは言えない。
突っ込みどころが違うよw 西川が かんぽの宿と同じ事を
それ以上の規模でしようとしていただけの話。
簡保の宿の売却そのものが悪いのではなく 中抜きがされてしまう事が問題だったでしょ?
日通の件も殆ど同様なのに マスコミ新聞テレビ大手メディアは 遅配しか言わなかったうよねw
郵政のカネが 金融ゴロへ流される位なら 日本の国内の政治に活用する方が まだマシ。

http://ysm1004.seesaa.net/article/156454746.html
ゆうパック遅配、2週間で「正常化宣言」

http://ysm1004.seesaa.net/article/156394409.html
日本郵政の非正規社員の正社員登用試験への応募、3万4000人超

コレだけの猛烈な景気対策をしている事に対して
マスコミ新聞テレビ大手メディアが徹底的な黙殺をしているからね


http://www.asyura2.com/10/lunchbreak40/msg/767.html
検察審査会は、米国が介入、裁判所が介入、検察が介入できる状況の中で、完全非公開で行っても普通の人は疑問を持ちます。
 第1審査会はA4判6枚の議決要旨を公表したが、関係者によると、実際の議決書は十数枚あったという。
 審査会事務局によると、第1審査会は男性4人、女性7人で構成され、平均年齢49・81歳。4月に全員一致で起訴相当と議決した第5審査会は男性7人、女性4人で、同34・27歳。不起訴不当は11人中6人以上の賛成で議決されるが、起訴相当は8人以上の賛成が必要で、今回は4人以上が起訴相当に賛成しなかったことになる。

-----------(転載終わり)------------


 いろいろと個人的に不審な点がある。まず最初、審査会が公表した「議決要旨」と実際の「議決書」の量の違いだ。「要旨だから簡潔に書き直したんだろう」ではいったい誰が書き直したのか? 本当に正確に縮小しているのだろうか? 原文を見せていただきたい。お分かりの通り、内容を変えられても検察審査員は異議を申し立てられない。発言が表に出た段階で「即御用」だ。守秘義務が一生続く。


http://rocolo.exblog.jp/10995874/
https://twitter.com/maruco2271/status/18841086184
事件を追っていた刑事は「不倫」で更迭されましたね。 @penate3 事実なら予想以上に深い押尾事件。


ムネオ日記7/18 「4生保、政界62人接待」http://p.tl/Tgii 接待費として約650万円を支出したりパーティー券購入。小沢一郎先生に説明責任を果たせと言っている議員の名前も出ている。西松建設やゼネコンの献金額とはケタ違いの1000億を超える保険金不払い問題である。
https://twitter.com/kamitori/status/18833299984


これは明らかに誘導尋問!これをもってアンケートというのは国民への冒涜以外の何ものでもない(怒 RT @hanayuu 〔消費税増税〕フジ「報道2001」世論調査の設問が不審 | http://alcyone.seesaa.net/article/156706943.html
「消費税増税を止めるな!」がキャッチフレーズなのかぁ?


(先々週)
【問3】あなたは「財政健全化」のための、消費税率引き上げについてどう考えますか。
引き上げるべき 41.8%
引き上げるべきではない 49.8%
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/2008/100704.html



(今朝)
【問5】参院選の結果を受け、民主党の玄葉政調会長は、消費税増税を含めた税制改正の具体案について、「10年度中のとりまとめは困難」との認識を表明し、消費税論議が棚上げされる可能性も出てきました。
あなたはどう思いますか。
消費増税論議は進めるべき 58.8%
消費増税論議は棚上げするべき 36.0%
http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/chousa/2008/100718.html


増税反対が増えてきたら、
「論議を進めるべきか」なんて質問に変えてきやがったwww

https://twitter.com/yurikalin/status/18822756730


http://gendai.net/articles/view/syakai/125253
ゲンダイネット まるでマンガ 木村が創設した「誠実な企業賞」 2010年7月15日
「誠実な企業賞」は、木村が当時、代表を務めていたコンサルティング会社「KFi」(現フィナンシャル)と産経新聞社が創設。03年から07年まで、コンプライアンスやガバナンスの改善に積極的に取り組む企業を表彰していた。
「賞設立の趣旨をみると、『このところの企業不祥事の多発をみていますと、誠実さという言葉が現在ほど重要な時代はないように感じます』などと書いてある。お笑いです。表彰企業選出の視点には、経営トップの対応や不祥事等問題発生後の対応、内部監査機能の充実などが重要視されていました」(事情通)

「誠実」なんて言葉を軽々しく使う輩にロクなヤツはいないものだ。

不誠実な者は他者の誠実さを信用しない

http://rocolo.exblog.jp/10997865/
https://twitter.com/h_hirano/status/18872290093
Electronic Journal: ●「検察は訴因を操作している」
5月に第5検察審査会の出した「起訴相当」と7月に第1検察審査会の出した「不起訴不当」
──まるで別々の公訴事件のようです。事情の知らない人は
「小沢というのはいろいろ悪いことをやっている」と思ってしまうでしょう。

しかし、これは同じ事件なのです。
なぜ、一本化して審理しないのか。
そんなことをしているのに、検察と裁判所は、大久保秘書を西松建設・ダミー献金公判の訴因を変更し、
それとは別の事件である今回の事件と一緒にして審理しようとしているのです。
まったく矛盾しています。
それは訴因変更しないと、大久保被告は無罪になるからです。
検察は村木事件でも佐藤栄佐久事件でも同じことをしています。
これはとても公正な裁判とはいえないでしょう。
このことはメディアでは報道されないので、一般には知られていませんが、
検察も自分たちに都合のよいように裁判を動かしています。


この記事へのコメント

いつまでこのような事を続けるんだろう。

昨年の3月以来、小沢氏へのテロ攻撃は、小沢氏だけの問題にとどまらない。

日本中にいつ自分もやられるかという恐怖をまきちらしている。

国への信頼感、裁判への公平感、検察への正義感が、気づかないうちに蝕まれている。

気がついたときには、取り返しがつかなくなるような危機を感じる。


どうして、民主党の400余名の国会議員は、人ごとのような顔をするのか!
高い議員歳費は、このような、国家の根底を揺るがす事を防ぐためにあるのに。

どうして、大学のメディア専門の教授たちは、異議申し立てをしないのか!
メディアの推定無罪の原則を踏みにじる行為を、黙認しているのか。

どうして、宗教者たちは、日本の精神のこのような堕落を見過ごしているのか!

このままでは、ますます日本が狂っていくのに!!!



政治家の仕事とは、まず第一に国民の安全と財産を守ることである。 その点において、 日米安保を、日米同盟に変質させ、第二次朝鮮戦争の脅威に日本をさらに巻き込み、 郵貯マネー340兆円をユダヤ金融に渡そうとした、 小泉元首相は売国奴と呼ばれても仕方ないだけのことを、やってしまっている
https://twitter.com/aobadai0301/status/18864582422


今の日本で、自主独立派の大物政治家である小沢一郎が、病死に見せかけて病院で殺されたとしても、日本人はデモの一つも起こさないだろう。 みのもんたや古舘の詭弁コメントを信じて、それでおしまいだ。 おそらく海外では、CIAの謀略で暗殺されたと騒ぎになるだろうに。 日本の現実はそんなもの
https://twitter.com/aobadai0301/status/18864099079


例えば皆で酒を飲んだ時に、検察やマスコミ、アメリカの間接支配、55年体制の茶番など、日本の現実の支配構造の話になったとする。 半分以上の人は、 「何を信じればいいのか」だの、「考えたくない」だの、要するに、逃避的な反応になる。 怒るわけでもなく、悲しむわけでもなく、逃避するのだ
https://twitter.com/aobadai0301/status/18863662741


「人間は自分が見たいと思う現実しか見ない」というカエサルの言葉は至言であり、今の日本人にそのまま当てはまる。 日本人はまさか北朝鮮が暴発したり、まさか検察やマスコミが真っ黒だったり、食の安全や消えた年金のように官僚の怠慢を信じたくないのだ。 だからマスコミの詭弁を信じる
https://twitter.com/aobadai0301/status/18863299230

見たくも無い現実は見ない どんなに目の前へ突きつけられても見えない。
死ぬ瞬間になっても理解できない、
むしろ歓んで無自覚な奴隷と化しては 自分の子供ですら家畜へと嬉々として供出する。
誠天調書の横の柱のリンクの中は そういう人ばかりです。
でも それが 至極に当り前なのだ、古今東西を問わず 民衆は馬鹿で豚にすぎない。

もう三十年以上も ずっとずっと政治を眺め続けた俺でも
まだまだ政治の切れ端しか理解できていない。これ位にしか言えない。
だから ネットの日本語圏の下士官層も できる事を続けていくしかない。


http://rocolo.exblog.jp/10999198/
博報堂 不況でネット利用時間増加
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak40/msg/801.html
馬鹿で豚にすぎない民衆は 永遠に馬鹿な豚のままなので
ネットに繋がった所で それ自体が個人の思考への決定的な影響へは至らない。
人の質は変わらない。


問題山積だが政治ネタ夏枯れ状況。又もやテレビで官僚パッシング繰り返すのだろうか?確かにギリシャ化しない為には公務員数・給与削減はマスト!唯実に詰まらない番組垂れ流して年収@2,000万円円のテレビマンに言って欲しく無い。それよか携帯キャリアー並みの電波使用料支払って国に貢献すべき
https://twitter.com/iwaoyamaguchi/status/18892542295



https://twitter.com/kota110131/status/18885835777
さっき社員用のトイレにうっかり入りそうになって、
めっちゃガチトーンで注意された^^;
たかだかトイレでそんな暗いトーンで注意せんでも^^;
https://twitter.com/kota110131/status/18886093194
それ以降ずっと一人でブチ切れモードでした。 何か昼にして凄い疲労感がw
https://twitter.com/kota110131/status/18895230886
ちなみに一階で働いてるバイトは一階のトイレしか使っちゃだめだそうですw ちなみに一階が和式で二階が洋式。
おいおいおいおいおい それ 下手したらシャレにならない話になるぞ
二階のトイレを使っちゃいけないという事で考えられる理由:二階のトイレは男子用が小便器、女子用が洋式しかないという変な構造。僕は小を座って足すので女子用に入らざるを得ない(もちろん大の時も)。そこで苦情が来た?(ただ、社員は男でも大のときは普通に女子用入ってる)。
1,279,537,534,000.00 ついっぷるから
なんだw そういうことかw
でも 一歩間違えれば黒人差別 トイレ - Google 検索 に直結するからね



われわれライターも、インターネット以前は、気楽な立場にいた。
 あっちの週刊誌に書いた原稿とこっちの月刊誌に書いた記事の間に矛盾があっても気がつく読者は少なかった。
 気づいたとしても、その鋭敏な読者は、発言する媒体を持っておらず、それゆえ大事に至ることもなかった。
「オダジマは先月号とまったく逆のことを書いてるぞ」
 と、編集部にハガキを送ってくる読者もいなかったわけではないが、そういうハガキが誌面で紹介されることはまず無かった。よほど編集部に嫌われていない限りは。
「こんなハガキが来てましたよ」
 と、あえて知らせてくれる親切(なのか?)な編集者もいたが、多くの場合、賢明な読者の声は静かに黙殺された。
 平和な時代だった。

 ところが、インターネットが粘着質の一般人に発言の場を提供するようになると、ライターの偽予言や批評家の変節は、見逃されにくくなった。
「あいつも終わりだな」
「うん。完全に賞味期限が切れてる」
「むしろ冷蔵庫のニオイがする」
 と、匿名巨大掲示板には今日も無慈悲なコメントが並んでいる。これはもうどうしようもない。
http://www.asyura2.com/09/geinou2/msg/283.html


http://www.asyura2.com/09/cult7/msg/610.html
高齢者の手のひらに宮崎選挙区で当選した自民現職の松下新平氏(43)と比例区で当選した公明新顔の秋野公造氏(43)の名前をペンで書いて両氏への投票を求めた疑い




http://rocolo.exblog.jp/11002527/

鳩山政権打倒に血道を上げた大マスコミは、結果的に巨大な選挙利権≠守ったことになる
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/858.html
与党時代の自民党での閣僚経験者はこう語る。
「内閣府だけでなく、政策の広報予算は各省庁にあり、合計すると年間ぎっと1000億〜2000億円ある。

 今までの例でいえば、地デジ移行の周知や、昨年の定額給付金の支給など。今後は、消費税増税の啓蒙活動のために使用されるだろう」
 なんと、国民を苦しめる増税キャンペーン≠ワで大マスコミの商売になっているのだ。その原資が税金なのだから、やっていられない。

誠天調書 2010年03月05日: テロから一年が過ぎた
本年度(2010年)の政府広報の予算は49億7800万円と、09年度(95億620万円)に比べ半減する。昨年末の政府による事業仕分けで、政府広報予算の大幅縮減が示されて以降、そのメディアプランニングや利用内訳に注目が集まっていたという記事まで出ている。

日テレとフジでやってる総理府提供の6番組は全部打ち切り。 テレビに関してはスポットCMを中心に活用する模様。で文芸春秋へ出していた広告出稿も事実上の廃止確定。

なんせ、赤字の国家予算を組みましたから。「散々、赤字国債が云々」と言った手前大手マスコミも反論が出来ないでしょう


12(月)から生コン圧送も無期限スト突入 空前の産業スト関西で拡大 損賠攻撃の大資本との決戦へ
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/862.html
生コン製造業者は、
メーカーからセメントを買い、水や骨材などと混ぜ合わせて生コンを製造。それを商社などを通してゼネコンに販売する。
そのほとんどが中小零細企業で、
地域ごとに組織された共同組合を通じて仕事の受注および生コンの販売を行
う。

各地の共同組合は、組合員への仕事の分担およびゼネコンへの販売価格の交渉を担っている。

 
ところが、最近
生コン業者は「原価割れで生コンを出荷することを余儀なくされてきた」(連帯ユニオン関西地区生コン支部・高英男副執行委員長)という。

例えば、大阪広域生コン共同組合の場合、
組合員の生コン原料の購入価格は1立方メートルあたり1万4800円。
これは、14年前と比較すると500円上がっている。

ところが、販売価格は
「ひどい時には1万円を切る価格で取引されている。
 このままでは大阪府内で生コン会社が大量に倒産する。
 存続をかけて最後の戦いに踏み切らざるをえなかった」(同)という。
 

生コン産労・全港湾・連帯ユニオンなどの各関連労働組合は、
ゼネコンとの価格交渉を行う生コン共同組合に対し、
生コン業者が営業を存続できる1万8000円の納入価格を実現するよう要求。

交渉が進展するまで無期限ストを行うと通告した。

 
労働組合の通告を受け、
現在、生コン商社、生コン協同組合、ゼネコン間での交渉が続いている。
国内の建設投資が冷え込むなか、建設資材費の圧縮要求は年々強まっている。

その末端に位置する生コン業界がついに翻した“反旗”ともいえる。
「大阪で大規模工事を抱える大手ゼネコンの影響は免れない」(ゼネコン業界幹部)。
 
市場縮小の痛みを下請けに回し続けたツケがついに回ってきた。
ツケの上で麻生コンクリートのカネは
元首相の所へ政治献金で流されては 毎晩に飲み歩いての月に何千万もの政治資金と化すのに
その虚偽記載だらけの中身へ マスコミ新聞テレビ大手メディアは一切に突っ込まないw


わずか580名の「世論調査」をふりかざし、小沢氏は代表選に出馬すべきでないと世論誘導する『報道ステーション』
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/876.html
06. 2010年7月20日 05:08:27: O7DqlgFQUg
もうスポンサーの不買運動をするレベルですね。
選挙特番もそうでしたが、古館と報道ステーション、テレ朝と朝日新聞は、総力を挙げて小沢の政治生命を奪おうとしている。
理由はいまひとつわからないけれど、最近の古館は頭がおかしくなったのではと思うくらいの狂信ぶりで、自分が何を言っているのか自覚しているのだろうかと見ている方が心配になってしまう。
朝日は不買運動、テレ朝はスポンサーの不買運動で、早急に「No」を突きつける必要があると思います。

07. 2010年7月20日 07:21:40: 3Ve2b024iY
06さんの言うように! 『朝日新聞は不買運動、テレ朝はスポンサーの不買運動』を自分の周りのみんなに言って行こうではないか!
っていうか テレビで広告されている商品ほど買わない というのは当然の事だと思ってたけどねw
そして ついでに

報道ステーションにアヴァンス法務事務所がCM
サラ金→ 銀行と法曹界と そしてRCCと官憲とヤクザ という利権構造の変節を思えば
テレ朝の向こうに居る連中が非常に良く分かるので
報道ステーションの如きは一文字たりとて一秒たりとて信じる必要は無い罠

http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/879.html
テレ朝の小沢ネガティブ暴走中。小沢復権の足音が聞こえてきた証拠

メディアは、そんな報道をしている暇があったら、菅政権が唐突に消費税10%を言い出した背景が何なのか。さらに、この国は財政破綻と盛んに宣伝されているが、中国の中央銀行総裁には、日本の金融当局は日本国債は大丈夫といっているそうな。これってどういうこと?
https://twitter.com/14jcruyff/status/18920934027


だからこそ、日本人の抵抗の魂は絶対に根絶やしにできないって事を、だだ漏れで伝えるのさ。RT @tokunagamichio 政治家はCIAによって完全にプロファイリングされ、日本政府の情報もほぼ筒抜け、メディアは偏向報道で国民洗脳マシーンと化し、日本は絵に書いたような植民地。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/18933268609
植民地にされている事実にすら気付かない人達は、
自らが奴隷以下の家畜にされている事すら気付けない人達は、
本当に幸せ者だよね



http://rocolo.exblog.jp/11005721/
昼休みに大使館の応接室で花札賭博、外務審議官の丹波實氏を通じて官房機密費100万受け取った、と佐藤優氏が告白! 〔日々坦
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/880.html
橋本龍太郎政権時に
当時首相秘書官で現みんなの党幹事長である、江田憲司氏から
官房機密費30万円を渡されたことは、先に告白していたが、
この記事の中で、さらに1998年当時外務審議官であった丹波實氏から

≪ 「橋龍から、君に1本渡してくれということだ。俺には別途1本きている」と言って、白色の封筒を渡された≫

ということだ。その中には新札で 100万円が入っていて、
当時、国際情報局の分析官だった佐藤氏は、
≪「これでロシアにもっていくお土産やロシア要人に掴ませるカネができてよかった」と喜んだ≫
まぁ そういうのは 一向に構わないが
問題は事実上の私的流用が あまりに多いから であり 
その部分は 岡田が一歩だけ改善を進めたよね。

http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-157.html
佐藤優氏の記事や本は、よく参考にはさせていただいているし、
特に検察に対しては自身の体験から、鬼気迫るものがあると評価している。

だが、時々、主催者や報道各社、出版社などの意図を忖度して
リップサービスをしているのかな、
と疑問に思うほど、主義・主張が散漫としている、
という個人的印象を持っていることを最後に付け加えさせていただく。
人としては間違いないのだけど そういう所は有るよね

ちょうど昨日、本ブログで取り上げた中国新大使について、
鈴木宗男議員の見立てを次のように紹介している。

≪「外務省は、中国大使ポストを丹羽さんに譲る代わりに、
 西田を国連大使に昇格させる取引をしたな。
 これで、外務官僚主導体制が強まるだろう」≫
注目の中国大使人事と同時に国連大使に就任した西田恒夫氏はどのような人物なのか?

この西田氏について、佐藤優氏はこの記事のなかで、次のように評価している。
≪ 西田氏がロシア課長だった細川政権当時
 「小沢一郎はアロガント(ゴーマン)だ。コケればいい」≫
と発言したと紹介し、
それを小沢氏本人に直線説明し、外務省にもその情報を流したと書いている。

また、西田氏が安部政権当時、北朝鮮ミサイル事件の取り組みが弱いとして
外務審議官を事実上更迭されたことに関し、
その西田氏本人が週刊現代で首相を批判したとされる記事の中で、
もう一つの重要な発言をしている、と紹介している。

公明党・創価学会についてである。

これでよいのか日本外交 創価学会と外務省との深い仲≫ 
http://homepage3.nifty.com/rethink-japan/japan_regeneration/sgi_gaimusyou.htm


http://rocolo.exblog.jp/11006406/
5/11の亀井大臣の会見 http://mjk.ac/BXQ7nv
3:20頃の質疑応答で年次改革要望書に言及
「今の外務省は国務省分局だよ」
「今の外務省は残念ながらね 国賊と言われても良いんですがね
 我が国の利益ということを考えない」と
https://twitter.com/hpappy/status/18900620541

孫崎さんのインタビューに出てきたように、マイケル・グリーンは、中国のGDPが日本を超えたら、米国にとっての最重要国が日本ではなく、中国に変わる可能性があると論文を書いた男。そんな人物が、日本の島嶼部の防衛には貢献しない米軍を、辺野古に駐留させろという。この矛盾。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/18974876413


明日から任意の取り調べにはICレコーダーを持ち込みましょう!いっきに、既成事実化しましょ! http://ow.ly/2dQvj
https://twitter.com/yamebun/status/18985037246

法務大臣のお墨付き!取調べにICレコーダーを持ち込もう〜江川さん、全面可視化への大きな一歩引き出す - 情報流通促進計画 by ヤメ記者弁護士(ヤメ蚊)
あくまで任意の取り調べならばICレコーダーなどの持ち込みは という話、そらそうだw
小沢とてカメラを用意させたからね。

しかし 社民系は 沖縄の辺野古の時と同じ大失態を またしても繰り返しそうだな。
てめぇらの教条主義が 自分よがりの正義感の暴走が
敵に利用された揚句に民主連立政権を倒す事になった失敗を もう忘れたのかい?w
未だに その失敗から何も学んでいないんだね。
事実上のイデオロギー宗教パラノイア集団の本質からは やはり逃れられないんだね。
人の質は変わらない ねぇ。

site:mkt5126.seesaa.net 可視化 延期 mkt5126 - Google 検索
誠天調書 2010年2月7日: 粛清の号砲が轟く時 だから“取調べの「可視化」”は延期される
誠天調書 2010年07月15日: どんな派生コンボが出てくるかなぁw コイズミとケケ中の逮捕まだぁ?w
 ↓
法相記者会見「任意調べでの録音機持ち込み」江川紹子氏の質問 - 中村てつじの「日本再構築」
さて 江川紹子Egawa Shoko Journalの自分よがりの正義感の暴走が
日本の命運を断つことにならなければ良いけどね



http://rocolo.exblog.jp/11008061/
菅さんは仙谷にはめられたことをそろそろ認識したでしょうから恥を忍んで小沢に詫びて小沢政権を支えるほうに回ったほうがいいのではないでしょうか?このままでは仙谷に使い捨てにされ、政治生命も失いますよ!(笑 RT @tuigeki 菅氏の目付きはよくない。 RT @erakugo
https://twitter.com/mankin911/status/18996260007
つまらん虚栄心で身を滅ぼす輩は多い、その時が来たら 容赦なく潰しましょう。

RT @troussier100 マスゴミが「子供手当て」を執拗に批判するのは、彼ら特権階級(官僚、財界、外資(米国))が使うはずだったお金が、直接国民に行き渡ってしまうからである。
https://twitter.com/amiiiiiiiiiiii/status/18997834802


http://rocolo.exblog.jp/11011174/
沢氏を裏切った空き缶光秀を見ていると、側近だった石井議員が残した特別会計資料を握りつぶしたのは彼だと思います。
http://www.asyura2.com/10/lunchbreak40/msg/849.html
投稿者 小沢内閣待望論 日時 2010 年 7 月 21 日 12:05:54: 4sIKljvd9SgGs
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/825.html#c19
09. 2010年7月19日 13:54:17: DtdutbwPRY
菅は間違いなくまた裏切る。そういう卑劣な男だ。
故石井紘基さん、三井環さんが齎した情報を握りつぶし、見殺しにした訳は?

能力的にも経済音痴で国民の心も読めない総理だから、誰も支えきれる筈がない。
せいぜいお気に入りの枝野、仙石、玄葉に支えて貰ったらよい。
空き缶政権は成り立ちから言えば選挙管理内閣だが、どうも本人も周囲も分ってない。
だって先の代表選は党員、サポーターの投票もない簡便な方法だったし
政策論議もなかった。

ですから空き缶が参院選までの暫定なのは誰が見ても明らか。
きちんと候補者同士が討論していたら
衆院マニフェストを根本から変えた空き缶は選出されなかったに違いない。

永田町異聞氏の気持ちは分るが、選挙管理内閣だから早期交代で何ら問題は無い。
勿論に 基本線は そっちだけどね。
一本道を先に決めると ロクな事は無いからね。


19 :たい焼き(catv?):2010/07/20(火) 11:15:17.52 ID:aRRvB4de
結局幸福につながらないなら経済力なんてあっても何の意味もないよね


富士通 弁護士資格 野副 秋草 山本卓眞 東京地検特捜部 堺徹特捜部長
堺徹特捜部長は、「小沢捜査」でミソをつけた特捜部の名誉回復を、経済事件で図りたいという意欲を持っている。
この富士通事件の先に 何が有るのか で、
新生した東京地検の方向性が見えてくるかもしれない。


「強制徴収受信料」と言う名の税金別盗り特別会計の仕分け民営化待望の
「皆様方のNHK(笑)」なんだけど、選挙速報の中でのフリップが疑惑を呼んでいる

ネット界の猿とび佐助、「無料w情報屋」scottiさんからのチクリで入手いたしました
あれ?
なんかへんじゃね?

そうです、鳩山の「9ヶ月」が、菅の「たった1ヶ月」とほぼ同じ幅でとっています
横軸をいじるなんてなんとも卑怯なNHK!
しかも鳩山の横軸の「月」表示を飛び飛びにして、菅の1ヶ月を目立たないように
バレないように「小細工」までして。
視聴者をバカにしているにも程がありますな
http://interceptor.blog13.fc2.com/blog-entry-2191.html

鳩山政府の「内部から」大臣閣僚にあるにも関わらず、
ひたすら邪魔をしてデタラメなものに変えようとしていた連中がいる

前原誠司、仙谷由人、枝野幸男、岡田克也、野田佳彦、玄葉光一郎、

こいつら青年将校気取りの危なっかしい面は
政治をそれほど詳しく知らない人でもなんとなく
「同じ根っこ」を感じ取るのではないだろうか?

そしてその「ルーツ」がある
新しい日本の期待を背負って誕生したが
古い日本を復活させ、その後16年以上も停滞させた
「真犯人」は、新党さきがけ。


枝野幸男が幹事長引継ぎの際に、絶対マトモな引継ぎなんかできないだろう「枝野の問題で。」
と指摘したら、
「小沢さんに引き継ぎを申し入れているが、会ってくれない」などと
テレビカメラに向かってわざわざ言っている ホラホラ出ました「小沢の所為」。
幹事長の引き継ぎの件は誠天調書:2010年06月15日で拾ったけど
聞きたい事をも見越せない枝野が無能すぎただけじゃんwww




そして、最も分からないのが、首相が記者団に
「小沢さんにもお目にかかりたい」と話したことだ。
会って、自らの消費税発言などで厳しい選挙になったことについて報告し、
小沢氏の意見を聞きたいと云う。
本当にそう思うなら、記者団に話すことでは ない。
黙って密かに会えばいい。
それより、「国民との約束を守れ」と言われたこと
それを無視したことを、有権者や落選した仲間に謝る方が先だろう。
なぜ、そう言うか。
http://interceptor.blog13.fc2.com/blog-entry-2188.html


とくに広告代理店ほど、テレビの効果が落ちている背景に、番組の劣化により、視聴者との信頼が崩れていたり、または視聴率が捏造されているのでは、ということを、真剣に考えるべきではないか。 テレビの割引率が高いと、はしゃぐ前に。民放の劣化は、どうしようもないとこまできているではないか。
https://twitter.com/aobadai0301/status/19068493878


RT @chironoshin 朝日、機密費だけでなく郵政選挙時の米国保険会社からの巨大広告費疑惑も調査すべきだろう。 RT @iwakamiyasumi: 「清潔」な朝日には、読売や日経や毎日を調査してもらいたい。
https://twitter.com/iwakamiyasumi/status/19069159083


http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/903.html
「こんだけすき放題やられて、自民党に投票するヤツってナニ?」.........
これは一昨年、三菱自動車で派遣切をされ、現在職探しの苦境にある友人の言葉です。
自分はこんなブログを綴ってますが、特別な支持政党もイデオロギーもないです。
が、自民党、公明党、みんなの党だけはありえませんわ。
過去20年間、連中がどれだけ国民資産を毀損・海外流出させ、
挙句はアメリカに献上し、経済、雇用、医療、教育、福祉など社会基盤を壊滅状態にしたか、
IQガウス曲線の中央値左を少々下回るくらいの脳味噌でもありゃ誰でも理解できるわけです。
いくらマスコミのネガティブキャンペーンが執拗に徹底していたとはいえ、
名実ともの売国集団に再び過半数議席を与えるとか、
この国の民度ってのは信じられんくらい低いです。

小泉、安部、福田から麻生のたった8年間を検証してみますに

・1人あたりGDP世界3位から19位に転落
・OECD加盟国中、貧困率が第2位に上昇
・年収200万円以下の世帯数が1千万を突破
・生活保護過去最高、もうすぐ150万世帯突破
・派遣労働法改悪で労働者の3割が非正規待遇(論考で竹中はパソナ会長へ天下り)
・地方税+国税=約60兆円を全額、公務員とみなし公務員給与に充当
・役人の天下り先を拡充し、補助金を年間12兆円(消費税相当額)拠出
・「財政投融資」を継続し、年金、郵貯、簡保マネー推定450兆円を不良債権化
・三角合併、時価会計、持株会社など法改正で東証企業6割が外資傘下に
・国有資産の郵貯物件を時価評価60分の1で外資へ払い下げ
・在日46万人へ生活保護を毎月17万の大盤振る舞い
・小泉が僅か4年で国債を70%増発。発行額は1000兆円規模に達し財政破綻
・超低金利政策によって預金者金利300兆円を銀行収益に付け替え
・経団連から29億円の献金受け入れ再開。(論考で小泉は同研究機関顧問へ天下り)
・輸出払戻し税により、経団連系企業へ消費税の20%以上をキックバック
・診療報酬引き下げにより全国で250以上の病院が倒産、廃業
・定率減税撤廃、公的控除廃止、医療負担増など社会保障を削減
・後期高齢者医療制度により75歳以上の高齢者1300万人を国民健康保険から排除
・官民合算で米国債、ドルを約700兆円購入、75万を殺戮したイラク戦に戦費支援
・定率減税、母子控除、育英会、ぜんぶ廃止 
・自殺者年間平均3万人超(WHO算定基準では10万人)
・純失業者700万人時代に1000万外国人奴隷輸入へむけ「移民庁」設立を提言

ちょっと思いつくだけでこんな按配です。もはや「衆愚政治は国是」みたいなもんですなw

http://rocolo.exblog.jp/11005721/
283 (仮称)名無し邸新築工事 New! 2010/07/18(日) 00:53:54 ID:WYofazxr
それあるね マジックというか詐欺というか
給料25万円 諸手当有 とか求人に載せておいて
結局、全ての手当てを満たさないと25万にならない
土日・祝日 完全休みとか 入社してすぐに なし崩し的に休日出勤
いい社会勉強にはなったけどね。


285 (仮称)名無し邸新築工事 New! 2010/07/18(日) 09:47:29 ID:pECYZzMm
>>283
俺の会社なんて、皆勤手当てがかなりの額を占めているから、
まず会社を休めないもん。1日でもやすめばかなり給料が減額になるから。
間接的な奴隷だよな。


286 (仮称)名無し邸新築工事 New! 2010/07/18(日) 10:48:50 ID:Yag4ISxO
税理士が悪知恵を教えている。
グレーゾーン。
そんなの リクルート事件の重要な一面の一つじゃん
何の為に 求人広告の罰則が今もって緩い その最初を作ったのは誰なんだい?w>
もちろんElectronic Journal: ●「朝日新聞の謀略/江副インタビュー」(EJ第2806号)という面もあるけどね









http://latache1992.blog56.fc2.com/blog-entry-324.html
我が手のほうは・・・(苦笑)
後継者難が・・深刻です。

自らの手で・・
弛まぬ努力と鍛錬で得た地位は・・・
与えられるものではなく・・奪い取るべきものだ・・・
と考えるかたにとって・・・
いつまで経っても・・
オヤブンからの指示を指咥えて待ってる子分たち・・。
彼らのことを・・
カワイイヤツらだ・・とは思いつつ・・・
半分歯痒い気分で見ているかもしれません。
後継者を外部招聘するなんて・・・
「気弱な地上げ屋」 だったら・・考えられませんけどね。(苦笑)
そういう事が・・この9月に起きる可能性が・・・
50%くらい・・ございます・・・。
最近・・気が滅入っている原因は・・
この辺にあるのかもしれません。 (苦笑)
 ↓

ゲンダイネット 参院自民 勝っても内紛

 ↓
http://www.asyura2.com/10/senkyo91/msg/110.html
菅、仙谷排除が連立条件の公明党: しぶいはるお
菅、仙谷排除が連立条件の公明党
公明党としては、ニンマリであろう。民主党に勝たせては、菅内閣は退陣にはならないだろうし、菅、仙谷体制を崩壊させるために、自民党を勝たせるのに夢中になったのである。自民党が、一人区で次々と勝てたのは何を隠そう公明党、創価学会の力の何ものでもありません。だからこそ、自民党も浮かない顔をしているのであり、民公連立となれば、それこそ小選挙区で自民党が生き残ることは出来ません。だから、大連立などと馬鹿な話も出てくるのです。小沢氏は、今八丈島で魚を釣りながらニヤニヤしているはずです。何故なら、権力構想は、すべて小沢氏の手中にあるからです。CIAに因縁をつけられて、仮に自分が代表選に出られなくても、候補者は誰でも良いわけですし、万が一負けたにしても、菅総理不信任に同調して菅内閣を吹き飛ばすことは簡単なことなのです。青くなってしまった菅総理が、小沢さんに会って謝りたいと言うのも情けない話だが、それほどまでに菅総理は追い込まれているのです。

北朝鮮から、逆に死刑囚でありながら死刑どころか、韓国で大切に扱われている、ヤラセのKCIA員の金賢姫を日本に呼び、拉致問題で、この厳しい国民視線を逸らすことに懸命である。しかし、残念ながら国民は、もうそんなことでは騙されない。小沢氏の数ある手の中の、最後の一手で、今度は菅総理が失脚し静かにしなければならなくなる。

 ↓
金賢姫 鳩山 別荘 - Google 検索

07. 2010年7月21日 21:00:18: 5Y5Jutx8Eo
「金さん」の件は「小沢さん」の指示で「中井国家公安委員長さん」がやり始めたのです。
これ本当です。

菅・枝野・仙石がやったのなら、都心のホテルを貸し切るでしょう。
そして、ホテルに得意げに出入りしてTVに写っていた事でしょう。

しかし、鳩さんの軽井沢の別荘を使った。
ニュース聞いた時に拍手しましたヨ。
これを考えた人は相当に冴えていますネ。最高のセッティングです。

「厳戒態勢」を敷いていますので、用の無い人は近寄らないでネって・・w。
「馬鹿なあんた達には、一切ポイントを稼がせてあげませんヨ」って事です。
その上、経費は後で政府に請求しますから・・と・・w

鳩さん+小沢さん、1ポイント明らかにゲットです。
拉致問題を政争の具(この字?)にしようとは思ってもおりませんが、
痴れ者達に手柄をたてさせたくないのです。
しかも 公明創価には 面白いサインになるよね。
どうにも この一手が読めなかったんだけど こういう事なのかね?
つまり公明への綱引き合戦で 枝野と仙石や松田は手も足も出せてなかった、
ということかな。
政略という点での まさにプロとアマと言っても良い位の格の違いを見せつけたね。

09. 2010年7月21日 23:40:40: 4IKgC5s4kI
07>さん、貴重な情報有難う御座います。
阿修羅は情報の宝庫ですね♪

10. 2010年7月22日 01:36:19: lFtrGPhedw
>>07
小沢さんと鳩山さんが計画してるんだよな。
そして17日に宗男氏と会ってるのも この件に関係あるんだってね。
板垣氏のブログにそう書いてた。

八丈島に行ってる時こそ まさに その一手を打ってた訳だよね、
自らを囮にして虚を取り 実は鳩山家へ預ける。
電光石火の一手だよね、凄いなぁ。
いつもいつも あの人は 俺の上を飛んでいく、本当に悔しい。


そして自分の後継が可能かどうかも じっと待っては見定めていたんだろうね。
でも答えは出たね 落第点だ。


→ 誠天調書: 田中角栄から 今の民主政権を読む 1 へ続く


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2010年07月21日

焦っている小心者が 先に動く

http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=93918
自民党は九月以降の臨時国会に消費税増税で民主党に揺さぶりを掛けるそうだ。
勿論、自民党野党が狙う目標は菅政権を逆ねじれで解散に追い込むことだ。
今回、民主党は菅首相が消費税増税(本人は議論だと釈明しているが)を掲げて参議院選挙を戦った。
一方の自民党も公約に消費税10%を明記し、参議院選挙を戦った。
ただ民主党のマニフェストには、増税は書いてない。ここがポイントだ。

勿論、菅政権は与党であり、直近の民意で大敗すれば、遠からず総辞職に追い込まれる。
今後のシナリオは、マスコミが例によって恣意的に内閣支持率を下げ、臨時国会が混乱すれば更に下がる。
したがって民主党菅政権が、年内持つかは、昨日も述べたように困難を極める。
何らか打開策を探るが、やがて八方塞りに陥る。
では、自民党は初頭の目標である解散に追い込み勝利を獲得出来るだろうか。

否、小紙のシナリオでは自民党には運命の前髪は存在しないことになっている。
なぜなら、民主党は解散ではなく、総辞職を選ぶからである。
前原も、岡田も次があるから、その道を選ぶだろう。
なにしろ、解散すれば、只の野党議員に落ちる。次、いつ政権を取れるかも分からない。
消費税を上げる という選択肢で選挙を戦う愚かさを身をもって示したんだから
次の首相が取る選択肢は コレしかなくなった事を意味する。

任期中消費税を上げないと宣言し、先の衆議院マニフェストの実行に入るだろう。

すると自民党にとって極めて困ったことになる。
既に参議院選挙では、鬼門の消費税増税10%を明記してしまっており、
一方の民主党側は消費税は十分な政治・行政改革をした後
と云う民主党リーダーと当たることになる。

つまり、消費税が別の意味で争点になる。

もしそこで、財源を捻出し、懸命に民主党側が政治・行政改革を続けていたら、
国民は、もう少し民主党にさせてみようと思うはずだ。
だから自民党は必ず敗北し、10年民主党政権が完成する。

民主党は、あの人が2年か3年政治・行政改革をやり、
次の選挙の情勢によっては、任期中に次にバトンタッチする可能性が高い。
(後見として下がる。彼は総理になりたいのではなく政治・行政改革がしたいのだ。)
次の衆議院選挙は、間違いなく衆参同日選挙になる。
そこが歴史の勝負どころだ。
だいたい そんな感じ だけど ちょっと甘いかなぁw
誠天調書 2010年07月12日: これから先に必要なのは 目覚める とか 先に行く とか ではなく 踏み止まってでも戦う「持続する意志」だ。
いずれにせよ 今後6年間の国会運営は困難を極める。
そういう政権と国会運営を誰がする?
民主トロイカの小沢鳩山管以外から代表をさせての
・自民か みんなか 公明か の とにかく連立
・法案ごとの閣外協力という少数与党の綱渡り
の どちらをさせても 敵の思う壺と化すだけ になりかねない。

なればこそ 小沢を幹事長もしくは国対委員長か、
いや それよりも無役でのキングメーカーとして
国会運営に睨みを利かせなけなければならないので
小沢を代表として首相へ持って行く というのは むしろ論外になる。

となれば 小沢から近い代表首相 う〜ん 原口代表首相と細野幹事長という辺りになるのかな。
参院での少数与党 と ねじれ国会 という政局を扱うに
首相という役職では 制約が大きすぎる。
つまりキングメーカーとして裏方に徹するしかない。院政は止む無しだ。

と俺は読んでいたのに あの人は いつも俺の上を行く、本当に悔しいw

http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/834.html
7月18日午後3時、羽田空港で民主党の小沢一郎前幹事長の姿をキャッチした。3時30分、飛行機に乗り込み、5時前に八丈島に到着、小型ワゴン車に乗り移り、いずこかへ向かった。おそらくは、好きな魚釣りに行ったのであろう。命の洗濯をして、19日には、帰京するという。

小沢一郎の長き沈黙|永田町異聞

事業をやっていて、いちばん気をつけなければならないのは、勃興して勢いのある時だ。

色んな人が金目当てにさまざまな儲け話を持ち込んできて関心を引こうとする。うっかり耳当たりのいい話に乗ったりすると、意外な大怪我をしかねない。

政治も似たようなもので、にわかに政権の座について、総理とか、大臣とか呼ばれて、周りの官僚らにかしずかれ、野党時代には味わったことのない待遇を受けると、ついつい、官僚たちの渋面より笑顔が見たくなるだろう。

縁のなかった経済界の大物が表敬訪問にやってきて、おべんちゃらの一つでも言われたら、その期待に応えたくもなるだろう。

官僚たちは大臣を言葉巧みに手なずけて、出身省庁、所属省庁の利益につなげることが、組織内で「できる奴」と評価される近道と心得ている。

そんなハラのうちを読んだうえ、篭絡されたフリをして、手練手管を逆手にとって官僚を操るほどの、達者な政治家など、そうそういるものではない。

むしろ、これまでのところ、脱官僚を掲げた民主党政権を、官僚組織が「自家薬籠中のもの」とすることに成功しているように見える。

霞が関の力を弱めるために陳情を一元化した「小沢幹事長室」が消滅したことも、官僚の勢いを強めている。

人を集め その人の上に立ち なおかつ人を使っては理と論の上に利を作り出す、
というのは机上の論だけで進められる話では 絶対に無い。
俺が コンビニのバイトからやり直した方が良い と言うのは そういう事なんだけどね。
事業を立ち上げながら政治も語りつつ 理と論の上に利を作り出すを「持続する意志」とするは
まさに そういう経験の上にのみ形成される。
頭の中だけで計算して「できる」とか勘違いしている人間 の足を払うは そんなに難しくないからね。

頭の中だけで深慮遠謀をして 陰謀を巡らせているだけの人間 の裏をかくのも
そんなに難しくない。
“自称”現実主義者が過ちを犯すのは
見下しているはずの馬鹿で豚にすぎない民衆 に対してなのに
「まさか そんな馬鹿な事をするはずがない」
と勝手に信じてしまっている時だからねw

ま あっという間に ひっくり返るだろうから こういう時は焦って動く方が馬鹿だよねwww
むしろ 焦っている方が 先に動くものだよねwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww


さてその、「かくも長き不在」を続ける小沢一郎は、いま何を思っているのか。菅首相が「会ってお詫びしたい」と呼びかけても、沈黙したまま、動く気配はない。良くも悪くも小沢らしい。

参院で与党が過半数割れして法案を通すことが難しくなり、政治のメインステージは国会に移った。つまり、党が政策実現のカギを握ることになったのである。菅首相が小沢氏の力を借りたいと思っていることは明々白々だ。

枝野幹事長体制では誰が考えても心もとないだろう。乱世の国会運営はきれいごとではすまない。党内をまとめながら連立の組み換えや野党との部分連合など、政策実行体制を再構築するのも容易なことではない。

こういうときにいちばん頼りになる小沢一郎は、見事というほかない雲隠れを決め込んでいる。

検察審査会のこともあるだろう、「しばらく静かにしてもらったほうがいい」と言われたことへのこだわりもあるだろう。

しかし、何より小沢は、自分の価値を最大限に高めるタイミングを待っているに違いない。

党内の小沢に批判的な勢力でさえ、やはり小沢でなければという気運が生まれてくる瞬間に、花道をさっそうと舞台に向かって歩き出す。

そうなる時期が来るとすれば、執行部が国会運営で立ち往生し、どうにもならない状況に陥ったときだろう。そしてそれは、容易に想像できるシーンである。

だからこそ、にわかに不安をつのらせはじめた菅首相は、傀儡といわれるのは覚悟のうえで、内心、小沢頼みに傾斜しつつあるのではないか。むろん9月の代表選も頭にあるだろう。

そこで、小沢の心を動かすために菅氏に必要となるのは7月12日に当ブログで書いた「器量と胆力」である。「人徳と肝っ玉」と言い換えてもいい。そんなもの菅さんに求めても、一滴も出てこないと言われれば、身も蓋もない。
この人をして 其処まで言わしめるかwwwwwww 菅への信頼はゼロだなwwwww

しかし、いくらなんでも、自民党政権のように首相をボロ雑巾のように代える愚をまたぞろ繰り返すわけにもいくまいし、ここは菅・小沢体制を構築して乗り切るほかはないと見る。

なるほどねw
どうせ 小沢がキングメーカーになるのならば 菅を完全なる傀儡政権にして動かさせて
来年の統一地方選挙前に またしても首相交代で乗り切る、という算段もできる訳だ。
くやしいなぁ、小沢は またしても俺の上を行きやがるのか?wwwwwwwwww

余談だが、渡邉恒雄が「渡邉恒雄回顧録」のインタビューで、面白い話をしている。

盟友、中曽根康弘を総理にしたいと念願していた渡邉は、当時の最高実力者、田中角栄をその気にさせるために、どうしたらいいかを角栄の秘書、早坂茂三に相談した。そのときの話である。

◇早坂君はこう言ったよ。「かつて中曽根も田中内閣をつくるのに功績があったし、多少貸しはあるわけだ。あるんだけれども、中曽根は首相公選論といった理想主義的なことばかり言っている。田中は現実主義者だ。彼から見れば、中曽根はとんでもない理想主義・空想主義者に見えてしまう面がある。だから密かに目白へ行って、胸襟を開いて裸になって抱き合う。これがいいんじゃないか」

僕は中曽根さんにこの話しを言ったよ。そして日時をアレンジしたのは早坂君だと思う。

その日、中曽根さんは、群馬県にいたんだけれど、群馬から一直線で午後8時に田中邸に入って、角さんと一対一で話をしたんだ。・・・僕は見たわけではないから、裸になって抱きあったかどうかは知らないよ(笑)。だけど裸になって抱き合うような効果があったんだ。角さんが「よっしゃ」と言って引き受けたに違いないよ。◇


菅首相や小沢氏の主義主張はともかく、人間どうしがわだかまりのようなものを解くには、思い切って相手の懐に飛び込み、胸襟を開いて話し合うしかないということだろう。

9月代表選までに「政治とカネ」のくびきから逃れられそうもない小沢氏としても、まだまだ動きにくい状況であるのは間違いない。

ここは、菅首相が鎧兜を脱ぎ捨てて小沢氏に接し、官僚支配体制の解体という原点に立ち戻る姿勢を明確にすれば、小鳩辞任の効果を軽はずみな消費増税発言で台無しにしたことへの小沢氏の怒りも氷解するのではないか。

いずれにせよ、まだまだ民主党は与党としての国会運営に経験が不足しており、老獪かつ剛腕の小沢氏抜きで政権を維持するのはきわめて難しいといわざるを得ないだろう。
菅が 其処までするのならば それはそれで良し。
其処までしないのならば 政権執行部ごと すっ転んでもらうから その時に手を差し出すので
それはそれでよし。
最悪の場合 連立のカードを眉一つ動かさずに使うだろうからね。
ま 先に動いて焦りを晒す現執行部の方が爆笑だわな。
いきなり 政局ベタを晒してんだからさ。

下手なら下手なりに 粛々と頭を下げては進めば良いだけなのに それすらができないは
愚かしいまでの虚栄心の塊の表れだし
ま 菅を買い被ってきた皆が馬鹿だったてことさ。
それを万民に晒せた事が 今回の敗戦から得られる数少ない得点だよねw


http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/780.html
毎日新聞 2010年7月15日 東京夕刊 カン首相の奥さん、伸子さんを毎日新聞の記者が場末の居酒屋へ誘ってインタビューした記事
http://onsen-kabumasa.cocolog-nifty.com/okirakunikki/2010/07/post-64af.html

その中から発言部分を拾ってみると
◆◆◆◆◆◆◆
「財務相からすぐに首相になったんですよ。財政を何とかしなくちゃって思いを引きずっていましたから。財務相の気分で首相になっちゃったんですよ。会見が終わって公邸に戻ったら、芋焼酎をロックで飲んでコロッと寝てしまった。終盤には結果がよくなさそうだと知っていたけど、どんなに負けても続投するぞって割に早くから言っていたわね。神経、ずぶといし、ノー天気な人だから」

「去年の衆院選で勝ちすぎちゃったからね。まあうちの地力、こんなものよ。1人区でボロ負けしたでしょ、県会議員や市会議員がほとんどいませんから。来年の統一地方選、本気になってやらないとダメよ」

「おもろいねえ、あの人(小沢一郎)。めっちゃ好きです。顔出したくないのよ、シャイで。私、選挙のやり方、小沢さんそっくりなの。川上からやれ、1日50カ所、つじ立ちやれ。まったく同じ。私もやってます! やってなかったら、ここまできてません! でも小沢さん、あそこまで行った人なのに、まだまだやりますよ。9月の代表選で菅がやられるかも」

「公邸に引っ越したとき、9月までの洋服とか着物しか持って行ってませんよ。冬物なし。公邸のことを私、首相の社宅って呼んでいるんです。だからリフォームもしてません。社宅ってそうでしょ。すぐ吉祥寺の自宅へ戻らなきゃならないかもわからないし。可能性高いわよ……」

「(永田町暮らしは)光熱費もかからないし快適だけど、生活するのは不便ね。買い物に行けないでしょ。この30年、生活クラブ生協に入っていて、公邸に配達してもらうことにしたの。でも、こんなケースは初めてらしく、危険物のチェックのため、保冷剤入りの発泡スチロールの容器に赤外線を当てたり、そりゃもう大変よ。自宅だったら、玄関先に積んでおいてもらえるのに、留守にしないでと注意されたり」

「食料品は課税してほしくないと菅に言っています」

「菅直人が首相になること自体、日本中が小粒になったことのあかしよ。永田町も草食系ばかりだし。人間を育てないといけないわね。教育なのよ、結局は」
◆◆◆◆◆◆◆
なかなかにストレートでリアル感覚をもっているおばさんだ。
旦那よりよほど政治家に向いてんじゃないのか。
俺も そう思うwwwwwwwwwwww

しかも、このおばさん、ビールのジョッキを一気に空けたあと日本酒に移って、「一升瓶がカラになり、二升目もあと少し。こちらはもはやノックアウト寸前」なんて記者に書かれるほど酒が強いらしい。頼もしいおばさんだ。旦那を厳しくしつけてやって下さい。

久しぶりに新聞記事で痛快な気分になったよwww
確かに 迂闊さや提灯記事 という面はあるかもしれないが
それ以上に この大敗に対する荒療治をするには こういう大胆さが必要だ。

人の上に立つ者が 行儀の良さだけで何もかもを解決できるはずもないのに
坊主憎けりゃ袈裟まで憎い で この記事の真意を読み込めなければ
むしろ政治政局を操る甘さを持ってしまっている事に気付いていない証拠になるだろう。
机上の論だけで考えている証拠になるだろう。

政治的な荒長治とは どういうモノか、を知っている者による大胆かつ繊細な一手だな。
阿修羅民 や 民主支持をする人達は 生真面目な人達が多いし
なおかつ机上の論に秀でながらも政局全体を見定める論と理の構築には乏しい人が少なくない。
どちらかと言えば 俺も それに近い。

だから この大胆かつ繊細な一手に まいった とさせられる。
政治ってのは 本当に面白い。

04. 2010年7月18日 09:16:21: gn6BBPuXZw
管首相と奥さんはいとこ同士(いとこ結婚は気持ちが悪いという人もいるのではないか)。おまけに彼の女性問題も過去にはあった。これを頭において読むといいかも。

05. 2010年7月18日 09:57:58: gn6BBPuXZw
↑ 「管」ではなく、「菅」の間違い。

06. 2010年7月18日 10:16:32: KVupSxtwQc
「菅」から庶民を表す草がとれて「官」となり、売国奴を表す竹中がついて「管」となりました・・・

07. 2010年7月18日 10:27:06: ykFmrdo1KU
>>06
ナイスジョーク。
こういうの大好きです。
阿修羅民も 中々に良い感じになって来たのかもねw
08. 2010年7月18日 10:49:58: ssGglIhZBA
菅さんの奥方は小沢好き、鳩山さんの奥方は小沢嫌い。
でも鳩山奥方は小沢さん担いでもう一度打って出なさいとユッキーのケツを叩きまくってるらしい。
へぇーw 面白いなぁwwww

14. 2010年7月18日 20:08:05: 0QyAmSymMo
「うちの地力」とは、よくぞ看破している。

民主党の敗因を、「消費税発言」とか、どこも言うが、
ならばなぜ比例では7ポイントも自民党を上回っているのか。
消費税増税反対の社民党や、共産党はなぜ議席を減らしたのか。

地方議会は、どこも圧倒的に自民党多数。
加えて、参院選挙区の地方の1票は、都市部の数倍の重みもある。
一人区で取り返された15選挙区の状況が逆転していれば、全く逆結果になっていた。
それを完全に読みけれないままに選挙戦をした菅政権執行部が甘すぎた訳だ。
公共事業に頼る地方では、事業仕分けで仕事がなくなる方が脅威なんだよ。
事業仕分けを担当してた連中が 現執行部の中枢なんだからねw
如何に政治の奥深さを理解してないか 浅慮な人間達なのか が 分かるよねww



国内線が1機も飛ばない空港であろうと、
税金を飲み込むブラックホールのようなダムだって、
地方にとってはありがたい仕事。

さらに、戸別所得補償で、農業予算を組み替えられ、
金がスルーして農家に直接渡ることになった農協や農業土木関連会社だの、
個別に補助金の恩恵にあずかっていた地方の守旧勢力の怒りは半端じゃない。
むしろ菅政権執行部は 地方の保守バネを甘く見たと言っていい。

本当の政権交代の第三戦は、統一地方選。
地方のタックスイーターとの本当の勝負だ。

ここで、自民党が地方議会少数に転落すれば、
すでに少なくはない数で機能停止している政党支部を抱える自民党は、
次の総選挙を闘うことができず、解党状態に陥るだろう。
それは、参院での政党再編につながる。

しかし、地方に腰を据えて、選挙を闘えるのは、
今の民主党には、小沢氏しかいないだろうなぁ。

党代表よりは、幹事長としてカムバックしてほしい。

諸々の事情を考えれば 幹事長よりもキングメーカーの方が良い。
15. 2010年7月19日 00:22:00: vcL5AKQAls
てゆうか、今週の現代だか文春だかにも伸子夫人インタビューが載ってたが、そこでは「私、あの人(小沢一郎)嫌いだわ」って書いてあったんだが、どっちが本音なんだ?
んなもん 両方が腹芸に決まってるじゃんwwwww
そんな事すら 自力で判断できないんじゃ 情報の波にあっという間に飲まれて溺れるだけだよね
むしろ そういう腹芸ができる女性だと分かったので
ならば 菅が傀儡政権の首相でも良いや とすら思えてしまう。



16. 2010年7月19日 00:34:03: ptLVTwU032
菅伸子さん意外と分かってらっしゃる方かもしれません。
誰が後ろについているのかを・・・
私は、この方嫌いじゃありません。
私もファーストレディーなのね〜♪なんて浮かれている人より
分をわきまえていらっしゃるような気がいたします。
とは言え、日本の総理の威光は地に落ちましたね。
首相の威光?w
んな権威の飾りもんのコケオドシに頼る政治が民主党の政治の本質かい?w
どーでもいーわなw
権威や威光とは 後から生まれてくるモノだろ?

17. 2010年7月19日 00:40:38: CQKOajRim6
この伸子さんって出好しゃばりですね。多分10年位前にサンマの番組にこの人が夫婦で出た時にあんまりくだらないことをベラベラまくしたてて図に乗るものだからサンマが「あんたは少し黙ってて」ということをビックリするくらい失礼な感じで言い放ったからサンマにしてはめずらしく彼女に相当嫌悪感を感じたようだった。菅直人は黙って笑ってごまかしていたけれど忘れてないと思います。とにかく下品な女性ですね。お似合いの二人です。
もし コレが本当なのならば あのさんまにすら そう言わしめる豪胆さは むしろ「買い」だw
それを下品という言葉で切り捨てるは
本当に下品な旧態依然の政治との差異を理解できてない事になるけどねw
ま 確かに 自己制御の能力は大丈夫なのか?という心配は まだあるけどねw

19. 2010年7月19日 02:07:07: lEKIEhGMUo
記事を見る限り嫌な感じはしない。
どんな権力者であろうが、金持ちであろうが、
家に帰れば一般人と変わらないことをしているのだろう。
人間なのだから。

そうだ。全ては人間がやっていることだ。
だから何とか出来る。
何とかしなきゃいけない。


20. 2010年7月19日 02:20:09: o2Ip8jFACk
19さんに同意です。
このくらいの人間味があってもいいと思うよ。

22. 2010年7月19日 05:56:39: dFQfn0xMh2
>「菅直人が首相になること自体、日本中が小粒になったことのあかしよ」

元々、日本人は小粒だ。大勢集まった時に龍になる。
この辺は、少し勘違いしているな。

昔の日本人も個人個人は小粒。
戦後はアメリカの後ろ盾があったからこそ
大物の様に見えただけ。百姓民族というのは、大物を作れない(作らない)。
対して、狩猟・遊牧民族は大物を作らないと生きてゆけない。

そういう民族性というのもある。
あー なるほどね、
こういう鋭い視点を見せてくれる人がいるのは嬉しいよね

で 朝日が この絡みの話を書くと こうなる

http://www.asahi.com/politics/update/0720/TKY201007200523.html
「あなたが総理になって…何が変わるの」菅伸子さん出版2010年7月20日21時38分
 「あなたが総理になって、いったい日本の何が変わるの」――。菅直人首相に厳しい質問を浴びせる表題の新書を20日、首相夫人の伸子さんが出版した。現職の首相夫人が本で思いをつづるのは珍しく、有権者に素顔を知ってもらい、夫を側面支援しようという思いがにじんでいる。

 出版元は幻冬舎で、6月の首相就任直後に口述した内容を本にまとめた。「菅直人がどんな人間で、これまで何をしてきたのか、何を目指しているのか」がコンセプト。表題は「我が家では毎日こんな調子で、私が菅に質問を繰り返し(ている)」ことから付けられた。

 野心家と評される首相だが、伸子さんは「何が何でも総理大臣になりたいと考えていたとは思えない」。小沢一郎氏との関係については「(小沢氏の勢力を取り込んで)選挙で数をとらないことには、どうしようもない」と、政権交代のために手を組んだことに理解を求めた。その上で、組閣や党役員人事の狙いは「脱小沢」ではなく経験を積ませるための「次世代育成人事」と解説した。

 最後に、「これからの菅の働きぶりに注目してほしい」と、菅政権への支援を求めて締めくくっている。
朝日が もはやどうしようもなく下衆な存在でしかない事が 如実に分かる。

まぁ どっちにせよ 菅政権がロクでもない政権である事に 変わりは無いんだけどね


ゲンダイ的考察日記 <連載@>新人候補を苦しめた「空白の10日間」

ゲンダイ的考察日記 <連載A>総理大臣の使い方も知らなかった未熟

ゲンダイ的考察日記 <連載B>まんまと「進次郎神話」作りに成功した自民党


“日刊ゲンダイ”ごときとは思ってるであろう現菅政権執行部が
果たしてコレを超える敗戦の考察を出せるかねぇ?wwwwww



http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/785.html
菅・仙石(枝野)政権には解せないことが多すぎる!(olive)
http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=93800
民主党政権は「国民の生活が第一」と言い、国民の側に立って、
「明治以来100年余続いた官僚主導体制を改革する」と言って登場した。
処が、菅首相が掲げたのは、
消費税を上げ「強い経済」にして、「強い財政」を成し遂げたら「強い社会保障」をすると言うもので、
官僚の側に立って国民に負担を求める政策であった。

毎日新聞の金子秀敏専門編集委員は、
「菅首相も枝野幹事長もさきがけ出身だ。さきがけは自民党と親和性があり、
 自民党と長い確執を続けた小沢氏とは体質が違う」と言う。
つまり民主党で、自民党的体質から一番遠い位置に立つのが、小沢氏だと言うのだ。

田中良紹氏は
「民主党がコペルニクス的転換をして国民の前に現れたのが3年前の選挙である。
 民主党が変わったから国民は民主党を支持して政権を取らせた。
 ところが民主党はそれ以前の民主党(旧民主党)を民主主義的だ、と思い、
 それが国民に支持されると思い込んでいる。悩ましいことが起きるのはそこに原因がある」
と書いている。

今の状況がそうだ。

つまり、旧民主党系議員には思い違いがあると指摘している。
その思い違いが起こす発言・行動から、
今の民主党が「第二の自民党」に見える。

第二自民党の中枢を占める役員の多くが、旧民主党系議員である。
「国民の生活が第一」を忘れた民主党議員は
自民党でもみんなの党にでも移って貰いたい。

3年前の参院選挙と昨年の衆院選挙で当選した民主党新人議員は、
「第二の自民党」を目指した訳ではないはずだ。

3年前、自民党が参院選で敗れた直後、安倍首相は続投を表明した。
当時、自民党は衆院で三分の二の議席を持っていたが、それでも3ヶ月に政権を放り出した。

菅首相と執行部は、生き残りを懸け、水面下でいろいろと工作をしているのだろう。

だが、海千山千の自民党 など野党との交渉が簡単に行くとは思えない。
真の政治力が試されているのだが、
そこで政治理念を捨てるなら、その行き先は見えている。

菅にしても 松田にしても 枝野にしても 仙石にしても 玄葉も野田も
頭は悪くないと思うよ。 本人達も その知性を自負してるんだろうねw
でも それ以前に人としての器 すなわち人の心の深さを読み解く力 が欠片も無いんだよね。
説得力とは 基本的に他者との心の接点の問題であり
それを理と論だけで解きほぐせるかどうか なんてのは 餓鬼でも分かる事なのにね。
旧さきがけ系の者達の殆どは いい年こいて未だに分かってないんだから 選挙で大敗した訳で
その程度の「小賢しいだけ」という評価が自分に下される事を受け止める度量も無いんだよね。

高給官僚もまた 殆ど同じである。
頭は悪くないと思うよ。 本人達も その知性を自負してるんだろうねw
でも それ以前に人としての器 すなわち人の心の深さを読み解く力 が欠片も無いんだよね。
説得力とは 基本的に他者との心の接点の問題であり
それを理と論だけで解きほぐせるかどうか なんてのは 餓鬼でも分かる事なのにね。
高給官僚の者達の殆どは いい年こいて未だに分かってないんだから
そういう類の説得力がなくても 責任が問われないから 高給で居られる訳で。

くしくも玄葉が
参院選の大敗の後の国家戦略局の意味合いの後退の責任について
 と
あのメール事件での責任について
全く同じ事を言った事が きわめて象徴的だよねw

誠天調書 2010年07月19日 菅「国家戦略室は“財務省系や自民の息が掛かった”官僚のみを集めろ」http://udonenogure.iza.ne.jp/blog/entry/1705132/
玄葉の
「総理直属機関の在り方については意見を言う権限はない」
「政調会長として政治主導の確保に努めるしかない」
との言葉で思い出したことがある。

メール事件の「民主党メール問題検証チーム」であった玄葉が記者会見で吐いた言葉である。

「これ以上は政党の役割になじまない」・・・・この言葉は、今でも覚えている。
玄葉 民主党メール問題検証チーム 「これ以上は政党の役割になじまない」 - Google 検索
site:critic2.exblog.jp 玄葉 民主党メール問題検証チーム 「これ以上は政党の役割になじまない」 - Google 検索

この言葉を言い換えると、
政策は「政調会」で決め内閣に進言はするが、責任論はなじまない。
つまり、問題定義はするが、もめたら僕は知りませんし関係がありません、
となる。

いまだ、”玄葉、進歩せず”というところであるが、
何時までも逃げられないし、有権者も忘れはしない。
メール事件で 責任逃れをして
下っ端に責任を擦り付けて しかも自殺までしているのに
未だに その愚を繰り返す始末だ。

責任を逃れるに走る とは「持続する意志」の欠如を最も端的に示す。
「持続する意志」の無い政治家を 誰が どうやって信用するのか?w

ま 現執行部に近い連中は 未だに
 自分達は真っ当な政治を行っている 理解できない愚民どもが悪い
と心底に思っているのだと思うよwwwwww
其処こそが 心底に軽蔑される主要因だと気づくは 墓場に入ってからかねぇ?w
馬鹿に付ける薬は無い と昔の人は よく言ったものだねww

あとolive!newsさんも 未だ可視化と千葉法務大臣の件を言ってるんだねw
可視化は確かに必要だけど 旧態依然な連中の粛清の為に延期されている事が理解できず
旧社民系に近い人達に多い 悪人を吐かせるのに理と論だけで可能 とか思っているのならば
まだまだオメデタイ幸せな人達なんだね としか言いようがなくなってしまう。
良い文章を書くだけに とても惜しい。

site:mkt5126.seesaa.net 可視化 延期 mkt5126 - Google 検索
誠天調書 2010年2月7日: 粛清の号砲が轟く時 だから“取調べの「可視化」”は延期される
誠天調書 2010年07月15日: どんな派生コンボが出てくるかなぁw コイズミとケケ中の逮捕まだぁ?w

http://twitter.com/ayarinz/status/18899608042
RT @boogoto: 韓国機動力高い RT @Todo_Wakayama:  【今日の学び】米国と韓国は2007年に自由貿易協定(FTA)を締結している。米国は韓国に農産物を、韓国は米国に無関税で輸出する。牛肉の関税は15年以内に撤廃。コメは除外。
http://twitter.com/ayarinz/status/18899612079
RT @YNewsWorld: 米国産牛肉輸入が急増、韓国が世界3位の輸入国に(聯合ニュース) http://bit.ly/c4jGjQ
で昨今のドル暴落、そらアメリカが輸出を伸ばすのは当たり前な訳で
日本で牛肉の偽装が 今 猛烈に起きている可能性は高いだろうねw


http://logsoku.com/thread/tsushima.2ch.net/news/1275633230/
石井議員宅で1千万盗難 妻が被害届、兵庫県警捜査

民主党の石井一参院議員(75)の神戸市中央区の自宅で現金1千万円が入った金庫が盗まれたと、
石井氏の妻が5月に兵庫県警に被害届を出していたことが4日、
県警への取材で分かった。
生田署が窃盗と住居侵入容疑で捜査している。

生田署によると、石井氏の妻が5月24日朝、
自宅2階の一室にあった小型金庫がなくなっているのを発見し、被害届を出した。
妻は「金庫を確認したのは昨年12月が最後」と説明しており、生田署が詳しく調べている。

石井氏は現在、民主党の選挙対策委員長として参院選対策に当たっている。
http://www.47news.jp/CN/201006/CN2010060401000277.html
こうして 不思議な事件が起きては 民主党が次々と取り込まれていく訳で
強力な「持続する意志」がなければ民主の革命は あっという間に潰される


https://twitter.com/amneris84/status/18804356778 Shoko Egawa

日曜討論の後、片山さんが
「民主党に、『財務省に頼りすぎている』と言ったら、
『財務省しか人を出してくれない』と。あそこは無尽蔵に人を出してくる」
と。
人事院の給与を決める部署も総務省も、
肝心なところには、みな財務省の出向者が…
財務省はだいぶ人が余っているらしい。
定数削減は財務省から!



みんなの党が言い出している 郵貯株の売却 の話
http://twitter.com/ayarinz/status/18908498062

郵政が民営化され株式が売却されれば、
郵政株は資金力のある外資へ間違いなく買収される。
ゆうちょ銀行の資本金は3兆5000億円、
200兆円の資産が3兆5000億円で自由にできるなら、
資金力のある外資が買収されるのは明白‼



http://twitter.com/ayarinz/status/18908521040
日米規制改革委員会を廃止、米国にこれを伝えたのは、去年9/23の日米首脳会談。
その同日に転落死が起こった。
つまり、これは命令書を拒否した日本への恫喝である
規制改革要望書は2008年10月分が最後だった。&2009年9月23日鳩山・オバマ初の首脳会談の記事等採録
首脳会談とは ある意味外交の最終段階であり
その内容は 事前協議で伝え合っている可能性が極めて高い。
つまり
日米規制改革委員会を廃止 を政権交代後の最初日米首脳会談で伝える鳩山兄
という話をCIAが掴んでいた可能性は極めて高い とも言える。
それを念頭において

 ↓
鳩山首相が米国隷属に反旗を翻した日に恫喝殺人
陰謀論ではあっても 同様の事件は あまりに多い。予断を持つな と言う方が無理だ。

自殺偽装犯罪の発覚「氷山の一角」…解剖率4%
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100718-OYT1T00427.htm?from=top
 自殺を偽装した殺人事件などが後に発覚するケースの多くで共通するのは、解剖や薬物検査など詳細な検査が行われていないことだ。

 本紙の全国調査で初めて明らかになった自殺者の解剖率は4%余り。警察当局は、遺体の検視と現場の状況、関係者からの事情聴取を踏まえて死因を判断しているとするが、犯行の手口が巧妙であればあるほど、無防備と言わざるを得ない実態を浮き彫りにしている。

 埼玉県と鳥取県で発覚した連続不審死事件に関連し、解剖や薬物検査をせずに自殺や事故死と処理されたケースもあった。既に立件された事件では遺体から検出された睡眠導入剤の成分などが、逮捕・起訴の有力な支えとなった。宮城県警が2000年8月に自殺と判断して解剖しなかった死者が今年3月、別の事件で逮捕した男の供述から、絞殺されていたことが判明。県警は検視ミスを認めた。

 事件は被害者が相次いだり、犯人が自白したりして初めて表面化することが多く、ある県警幹部は「発覚は氷山の一角に過ぎないだろう」と指摘する。

 異状死の解剖率は、フィンランドやスウェーデンは100%、英米豪が50〜60%などで、約10%の日本よりも軒並み高い。自殺に限っても原則、解剖する国が大半だ。日本の現状は、世界の常識とかけ離れている。

 「日本では検視段階で自殺が疑われると、明確な遺書などがないのにもっともらしい理由で済ませる傾向がある。自殺を偽装した殺人を見逃す恐れがあり、詳細な動機分析もおざなりになる」。法医学者で自殺予防対策に取り組む秋田大の吉岡尚文副学長は指摘する。

 自殺に限らず、家族を失った遺族は解剖に抵抗感を示すことは少なくない。それでも、他の先進国が医学検査をないがしろにしないのは、判断を誤れば死者は報われず、遺族の権利や社会の安全にも影響を及ぼすと認識しているためだ。捜査現場に意識改革が求められている。(地方部 早川悦朗、中部社会部 小川翼)

(2010年7月18日18時38分 読売新聞)
http://www.asyura2.com/10/senkyo90/msg/812.html

http://www.asyura2.com/09/nihon29/msg/544.html
公安の電話盗聴・転送が次々と暴かれる
http://sinnjituhakokoniari.cocolog-wbs.com/blog/2010/07/post-e001.html
警視庁は 今は それなりに大丈夫だろうが
全国の警察庁の管轄化に在る所は 何が起きても全く不思議ではない。




ネットゲリラ: じゃあ誰がこいつを金融庁顧問に抜擢したの?
朝日は徹底して この事件を矮小化して報道し続けたい姿勢で一貫しています、
よほど小泉竹中の片棒を担いでます という姿勢を誇示したいようです。
日刊スポーツでは 過去の軍人を例に挙げての報道を始めました。
もう そういう事なんですけどね。
今の大本営発表は 戦前戦中どころの騒ぎじゃない程に情報統制が酷いのに
ネットに繋がっていれば情報弱者から逃れられるとか思っている幸せな人達は
今日も今日とて白痴なままに恍惚としているんだろうなぁ。



http://www.olive-x.com/news_ex/newsdisp.php?n=93918
鳩山前首相が、辞任したときはボロクソ云われたが、ここにきて人気が戻って来ている。
それは、正しく身を処したからである。
彼は、現在地元の声で衆議院議員を続ける可能性も述べている。
別に、確実に一議席になるなら、出馬すべきと云うのがここの見解である。

元首相外交は使い勝手が良い。
今回、大マスコミが如何に消費税増税賛成の論調を張っても、国民はそれに動じなかった。
この国の民意はネットや携帯を含む情報化社会に伴い成熟して来ている。
さぁ再び陣立てを整え、前進を始めようではないか。







なんか 巡回更新が 全然に追いつかない

posted by 誠 at 05:02| Comment(0) | TrackBack(1) | (゚∀゚) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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