「東京はすでに被曝していた。」管理区域同等レベル--(衆議院中継)
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/319.html
都内足立区の公園ベンチで放射線の測定をしたところ
1平方センチあたり3ベクレルの汚染があることが示されている。
放射線管理区域のレベルが4ベクレルであることを考慮すると、
東京でさえそれに近いレベルの汚染が続いていることになり、
これは驚くべき数値であるがだれも否定していない。
議員がある会社に試算を依頼したところ、
その処理費用は1トン当たり2億円と言う試算があり、
総額では10数兆円にも上ることが示されている。(0:56〜)
45. mainau 2011年5月08日 17:31:48: GgaPs4QXWLwO2 : 85rTG3hiJk
文部省別紙4、Cäsium 137 による汚染 4月29日現在の値に換算
http://www.mext.go.jp/component/a_menu/other/detail/__icsFiles/afieldfile/2011/05/06/1305820_20110506.pdf
チェルノブイリのときの汚染地図
http://de.wikipedia.org/w/index.php?title=Datei:Tchernobyl_radiation_1996-de.svg&filetimestamp=20110427073646
04. 2011年5月02日 11:15:06: HYHUspnQ6g
1平方センチで3ベクレルなら、「3万ベクレル/平方メートル」となる。
約、3万7000ベクレル/平方メートルで1キュリー/平方kmなので、
チェルノブイリのときの汚染地図の薄いピンク色のエリアに近づいている。
今も放射能を出し続けているので、
5月〜6月中には1キュリー/平方kmの汚染レベルに達するかもしれない。
そうすると、首都圏全域が放射線管理区域になるわけだ。
引っ越せる人はいいけど、逃げれない人はどうするんだろうか。
放射線管理区域に住みながら、汚染された野菜・果物・肉・魚を食べれば、子供の将来はない。
5〜10年後以降、癌・白血病などの様々な病気が出現する。
05. 2011年5月02日 14:45:34: mFF6DOCj9ghttp://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/312.html
東京が危ないのは事故発生時から言われていた事!
東京の住民がなんだかのんきに住んでるのが不思議でした
だって福島原発から200キロ位しか離れてなくて
水道水からも検出されて!
皆様原発事故は終わった!とでもマスコミに洗脳されてるのでは?
現在進行形で、一進一退で沈静化のめども立ってませんよ!
菅政権下での発表なんてまともに聞いてはいけません
06. 2011年5月02日 15:31:45: 2N5u1dy2Mk
東京も千葉埼玉も危ないわな。
そんなことは最初から、わかる人たちにはわかっていたようだ。
でも、3000万〜4000万にもなる人数がどこへ逃げる?
それ考えて、やむおえず「日常をやってる」って人も多いんだよ。
08. 2011年5月02日 16:15:27: oz33FCcPgo
タイタニック号と同じだね。
乗組員は「大丈夫です」と繰り返す。
1等船客はさっさと救命ボートで逃げる。
3等客は船倉に閉じ込められて死んでいく。
でも危険をいち早く察知した3等客はごくわずかだが助かった。
政府はパニックが怖いから、「安全です」を繰り返すだけだ。
それを怒っても始まらない。言葉の裏を読むことだ。
「立場上、安全ですとしか言えませんが、
わかっているなら自主的に逃げてくださいね」
ということ。
数千人の飯舘村民を避難させることすらままならない。
この先、何が起きても政府は「大丈夫です」を繰り返すだけ。
それをどう解釈するかはあなた次第だ。
内部被曝の公的資料公開、驚きの数値
>「内部被ばく臓器 等価線量の積算線量」1歳児のヨウ素内部被曝
>これは、3月12日6:00から3月24日0:00 までの実測値から逆算した放出量をもとに
>SPEEDIで行った試算値ですが、100mSv(!)等値線が50km離れた伊達市まで
>達しています。
>等値線分布はその後ほとんど変わっていませんから、半減期から言っても
>この期間中に何らかの警報が必要だったはずです。
ウチを見ている人なら 何を今更 なのですが、具体的数字が出てきた事は ありがたい。
今回は 高濃度放射能汚染状況下での 生存を賭けての手法について
千葉県の年間の総被爆量は75msv(内部と外部を含めて)と考えている俺なりに まとめてみたモノを
此処に置いてみようと思う。
こういう調べごとをしていて 人工地震系の話とか普段の巡回更新が遅れに遅れていた。
さて 俺の言う事は 一文字だって信じてはダメですよ。
まず だいぶ前にコレを見つけたんだけど 凄すぎて判断に困っていた。
一時補正が可決した このタイミングなればこそ 俺からも出そうと思う。
http://www.fsc.go.jp/fsciis/survey/show/cho20060331054
食品安全委員会 2006(平成18)年3月31日 放射性物質により汚染された食品の健康影響評価等に関する文献調査
その下の部分に在る 調査報告書(pdf) をDLして 是非に是非に読んで欲しい。
でも ローカルで12.1 MBという大きさw 230Pにも及ぶ総量w 時間が在る人だけにしか推奨はしきれないけど
コレばっかりは いろいろな人が知って欲しいと思う。
ちなみにpdfファイルはFoxit Reader - Google 検索で読む事を激しく推奨する。
万能ではないが 使い倒し始めると鬼のよう便利な事も少なくないので。
様々な点で 間違いなく超一級資料だと思う。
今 日本で何が起きているのか 何が引き起こされているのか?
その動きを探る為の起点は 間違いなく此処に在ると思う。
今回は その情報の動きを探る事よりも
まず この高濃度放射能汚染の状況下での 生存を賭けての手法についてを優先したい。
激しい内部被爆が始まるのは これからだし そしてずっとなのだ。
まず防御体制の固め方をも確実にしておく事だって とても大切な事だからね。
俺にとっては この観点が防御の要の一つ
人工地震と福島原発は何故に起きたのか?のSCADAとstuxnetが攻撃の要の一つ
そう考えている。
1.はじめに
1.1 背景
原子力発電所等で事故が発生して環境中に放射性物質が放出された場合、
人が直接被ばくする可能性としては、
大気中に浮遊する放射性物質からの放射線による外部被ばくと吸入による内部被ばくが考えられる。
また、間接的な被ばくとしては、
放射性物質が地下水や植物、動物を経由して飲料水や食品として人が摂取してしまうことが考えられる。
吸入あるいは経口摂取された放射性物質は生体内に沈着して体内組織が長期に放射線を受けることとなり、
いずれは様々な健康影響が生じる恐れがある。
放射線災害の特徴の一つには
その原因物質である放射能あるいは放射線の存在を人は五感で感知できないことがあげられる。
生活用水としていた川が汚染していることを知らずに住民が被ばくした事例がある一方で、
実際は汚染していないのに汚染しているのではないかとの不安が先行して農作物が売れなくなるケースもある。
安全な食品を安心して食するためには、行政等による適切な情報提供が不可欠であり、
かつ その情報は科学的根拠等による信頼性の高いものである必要がある。
ここまで 明確に言い切っている。
過去に発生した事故について記述した文献の多くは、
健康影響及びその他生活に関する影響を最小限に抑えるためには、
適切な情報を時期を失することなく一元的に住民へ提供することが重要であるとしている。
だが福島原発が起きた直後から 実際には 人々へ何を伝えられてきたか 政府として何を為してきたのか
その実相を探る起点は この文書の中に在る。
1.2 目的
食品安全委員会は、わが国の食品行政の要の機関として、
食品の健康影響に関するリスクを科学的知見に基づいて評価し、
そのリスク評価の内容等についてリスクコミュニケーションを実施することを役割としている。
緊急時においては政府全体として危害の防止や再発防止に迅速かつ適切に対応するため、
国の内外からの情報により、事態を早急に把握し、
関係各省への迅速な対応の要請や国民に理解しやすい情報の提供を行うこととしている。
食品が放射性物質に汚染された場合においても、
食品安全委員会は、科学的根拠に基づいてリスク評価を行い、
リスクを管理する行政機関に対して基準を示すとともに、
国民にわかりやすい情報を提供することが求められる。
本調査は、原子力発電所等の事故の際の食品安全委員会における適切な対応に資するため、
放射性物質により汚染された食品の健康影響評価等に関する
文献の収集、翻訳、整理を行うものである。
1.3 調査項目
セシウム(Cs)、ストロンチウム(Sr)、コバルト(Co)、マンガン(Mn)、プルトニウム伊u)、ヨウ素(T)等、
原子力発電所等の事故により大気中に放出され、食品を汚染する可能性のある核種を対象に、
以下の文献を収集・整理する。
1)
過去の事故(チェルノブイリ原子力発電所事故、東海村J COウラン加工工場臨界事故等)における
汚染実態、汚染事例、放射能測定結果などのモニタリングデータ(事故発生後の追跡データを含む)に関する文献
2)
各国における原子力発電所等の事故発生時の飲食物摂取制限に関する対応に関する文献
3)
日本および諸外国の規制、基準値及びその設定根拠に関する文献
4)
放射性降下物の環境中の挙動(土壌から植物への移行、畜産物等への生物濃縮の機構等)
および人体への影響に関する文献
5)
放射性汚染物質により汚染された食品の健康影響に関する最近の疫学データに関する文献
これら調査項目は、
原子力発電所等の事故により放射性物質が環境中に放出されてから
食品摂取により健康影響にいたるまでの過程に対応するものである。
この中のモノは 主にチェルノブイリ事故を2000年の時までに収集され研究され構築されたデータが軸で
ある意味では充分に現状への利用を考える最新に近いモノが多い。
という訳で 手遅れだったなぁ という事。
2.1.1 事故の影響
1986年4月26日、チェルノブイリ原子力発電所で起きた事故では、
数週間以内に原子力発電所の職員及び消防士30名が死亡するとともに、
約22万人がベラルーシ、ロシア、ウクライナから避難することになった。
この事故により、破壊された原子炉から放出された放射性核種により、広い地域の地表が汚染され、
多くの一般公衆が被ばくする結果となった。
この事故では、131Tは1,760×1015(Bq)、137Csは85×1015(Bq)の放出が推定されている。
事故後、約1年たった1987年からの汚染地域での被ばくは、
主に地表に沈着した134Cs,137Csによる外部被ばくと、
134Cs,137Csによる食物汚染からの内部被ばくによるものとされている。
これに加えて、長期間寄与するものとして、
90Srにより汚染された食物による内部被ばくの重要性も指摘されている。
沈着した放射性核種の食品への影響に関する挙動を表2.1・1に示す。
事故により避難した人々のヨlゥ素による甲状腺被ばく線量については
いくつかの報告がUNSCEAR2000で紹介されている(2・2・.2・3)。
表2.1・2にウクライナで30kn圏内の村から遅発した人が受けた
131T摂取による甲状腺線量の推定値が示されている。
この場合の131Tの被ばくは、希ガスとしての吸入がほとんどである。
予想通りに もはや関東の者達の全員の大規模かつ深刻な被爆は避けられない。
なので、これからは如何に これからの被爆の量を減らしていけるか という分の悪い後退戦となるんだけど
諦めたら其処で試合終了だしね。
で 今回の文書の冒頭に近い部分で 以下の話が出てくる
2.1.2 食品への影響さて先日 不思議に牛乳の被爆の中身を言わずに 牧草の被爆を言い出したねぇw
放射性核種による汚染された食品は、内部被ばくによる人体への影響を引き起こす。
甲状腺は、131Tによる被ばくの影響を受ける。
事故直後の希ガスによる吸入を除くと、事故後の1年間での131Tの主な被ばく経路は、
牧草一牛一牛乳である。
激しい情報工作が続く中 交錯を仕掛ける側は 如何なる文書を元に考案しようと思ったんだろうねぇww
まぁ 良いや、先に進もう。
なお、131Tによる甲状腺線量の精度良い推定には、
土壌中のヨウ素濃度の測定が必要とされている(2・4)。
また、134Cs,137Cs及び90Srにより汚染された食品による内部被ばくも重要視されている。
事故後、さまざまな内部被ばく線量の測定が行われてきた。
例えば、約百万人についてセシウムの全身線量の測定なども報告されている(2●5)。
(1)ヨウ素(T)福島原発事故が起きた直後から1ヶ月は北風が関東へ流れ続けた事
ベラルーシの汚染区域における子供の甲状腺推定個人線量の分布を表2.1−3に示す。
各年齢群で推定値に かなり広い幅があることが分かる。
ベラルーシはチェルノブイリのあるウクライナに隣接しており、
その中でも、ゴメリ地区とモギレフ地区はチェルノブイリ原子炉から300kmの範囲にある。
また、ゴメリ地区とモギレフ地区の田舎及び都会における集団の車均及び甲状腺線量の推定値を表2.1・4に示す。
都会よりも田舎の線量が2倍ほど高くなっていることが分かる。
を考えれば
最も深刻な影響を与えやすい時期に 関東地方が受けた影響は 想像できない人もいないだろう。
(2)セシウム(Cs)これは チェルノブイリ周辺域における地元の者達の食生活などから
134Cs,137Csによる内部被ばくの線量は以下の2つの方法で推定されている。
@食物中の濃度測定と標準消費量の仮定による推定
A全身計測
UNSCEAR2000においては、1度4Cs,137Csによる内部被ばくの実効線量3の大部分に寄与する食品
は、
・牛乳(1日あたり0.8リットル摂取を仮定)
・肉
・ポテト(1日あたり0.9kg摂取を仮定)
・キノコ
と報告されている。
表2.1−5にセシウムによる被ばく線量の推定値を示す。
また、ロシアにおける推定値を衰2.1・6、表2.1・7に示す。
これらの食材が主として多く食べられているから選別されて調査の対象となっている。
詳細な調査は他の食材に対しても為されているが 概要をこそ置くこの文書の中では其処まで書いていない。
で 表が在るけど シャレにならない。
内部被ばくからの線量の推定値は、
食品へのセシウムの移行に起因しており、
土地の土壌の条件や食事の内容及び事故の影響を受けていない輸入食品の利用割合など笹大きく依存し
不確実性が高い(2・6)と指摘されている。
特に、森林の生産物(きのこ、ベリー、野獣)が、事故からの時間の経過とともに重要性が増していく。
その理由は、牛乳、野菜、家畜の肉と比べて、これらの生産物中の137Cs濃度の生態学的半減期がより長いこと、
すなわち137Csが蓄積されやすいことによる。
3.各国における原子力発電所等の事故発生時の飲食物摂取制限に関する文献で 国内では今 どうなっている?w
3.1 わが国の飲食物摂取制限
わが国においては、
チェルノブイリ原子力発電所事故の発生直後の1986年5月に厚生省(当時)が
「食品中の放射能に関する検討会」を設置し、輸入食品中の放射能濃度の暫定限度が設定された。
なお、この暫定限度はチェルノブイリ発電所事故に係わる輸入食品のみを対象としている。
3.1.1 輸入食品の暫定限度
チェルノブイリ原子力発電所事故による放射性物質で汚染された食品が、国内に輸入されること
を防ぐために、
厚生省は輸入食品中の放射能を規制する暫定限度を以下のように設定した(3・1・3・2)。
輸入食品中の放射能濃度の暫定限度
134Csと137Csの合計 3 7 0( B q/ k g)
この限度は厚生省に設置された、
「食品中の放射能に関する検討会」における専門家の検討結果をもとに1986年に定められた。
暫定限度については、逐次見直しが検討されてきたが変更はされていない。
この暫定限度を越える輸入食品は、積み戻され国内には流通しない。
3.1.2 放射能暫定限度の設定方法ただし この資料は
(1)線量限度
1986年当時は、公衆の被ばく線量限度が5(mSv/年)とされていた(3-3)。
これには、医療被ばくおよび通常のレベルの自然放射線被ばくは含まれていない。
(3・3) ICRP Publication 26,“Recommendations of the.International Commission on
RadiologiCalProtection(adopted1977)’’,Pergamonpress(1977).
という事でICRPの話であり 武田教授が指摘したように
武田邦彦 (中部大学): 原発 緊急情報(50) 規制値が20ミリになると・・・にも在るように
あくまでチェルノブイリという どうしようもない状況があったからこその数字 とみなすような話の可能性が高い。
1987年当時、公衆に対する線量限度として国内法令への取り入れが予定されていた1(mSv/年) (3−6)。と後述にもあり 相当に暫定的に5msvとしている部分は ハッキリと分かる。
輸入食品の放射能暫定限度を設定するに当たっては、
公衆の線量限度の1/3を特別な事態に対処するために配分することとして、
輸入食品からの被ばく限度にあてることとした。
つまり やむを得ずの数字 や そういう輸入食品を食する頻度 という考慮を含めての計算と考えれば
1msvではなく5msv にして それを1/3という頻度を設定(約1.78)で対処
という数字は ギリギリ許容できなくもない数字かな とは思う
(2)対象核種この辺りの核種配分は これから様々な局面で散見する事になるが
ヨーロッパの食品中の放射性核種の組成比については、十分な情報が得られていなかった。
そのため国内での放射性降下物の検出データをもとに以下の仮定がおかれた。
輸入食品中の134Cs/137Cs比 0.49(国内データより仮定)
輸入食品中の90Sr/137Cs比 0.022(最大値,国内データより仮定)
上記の仮定をもとに、食品中の全放射性核種による被ばく線量に対する、
核種別の被ばく線量への寄与割合が以下のように推定された。
134Cs及び137Cs 66%
90Sr 33%
他の核種 1%
90Srは放射化分離lLなければ測定できないことから、
食品中に90Srが、137Csに対して2.2%含まれると仮定して、
ガンマ線放出核種であり測定が容易な134Cs及び137Csの放射能濃度が暫定限度の指標として選ばれた。
以上のような形になる事も多く CsセシウムとストロンチウムSrを軸に見ていくケースが多くなる。
勿論にプルトニウムやウランなども こういう場合では少ない からと言って放置はできない。
なんせ3号機が吹っ飛んだんだからね。
という訳で この核種の構成比に関する話は 今後とも多く聞くことになるだろうから
そういう話も有ると覚えておくと良いだろうと思う。
(3)放射能暫定限度つまり この数字ですら 前提が“暫定”基準値であると言う事。
輸入食品中の134Cs及び137Csによる被ばく線量が、
公衆の線量限度の1/3の66%を超えない濃度Aが次式により求められた。
5.4×10・7(mSv/pCi)×1.4(kg/日)×35(%)×Ab(pCikg)×365(日)≦5(mSv)×1/3×66(%)
A≦11,389(pCikg)
A≦421(Bq此g)
ここで、
5.4×10×7(mSv/pCi):314Cs/137Cs比が0.5である(134Cs+137Cs)を
lpCi経口摂取した場合の成人の全身の預託線量当量(3-4)
1(Ci)は3.7×1010(Bq)である。
1.4(kg/日):国民一人当たりの食品の摂取量(厚生省の調査にもとづく)
35(%): 一日あたりの食品摂取量に占める輸入食品の割合(ヨーロッパ以外を含む)
である。
なお、預託線量当量とは、
放射性物質を体内に摂取した時点から個人が受ける線量の時間積分である。
積分期間は成年で50年とされている。
この計算では、ICRP Publ・2の内部被ばくモデルが用いられている(3-5)。
上記の計算から、
公衆の線量限度の1/3を超えない、134Cs及び137Csの放射能は421(Bq/kg)となったが、
欧州及び米国の基準値を参考にして放射能濃度の暫定限度は、370(Bq/kg)とされた。
表3.1・1わが国の暫定限度の設定にあたり参考とされた諸外国の基準
欧州 ( E C ) 食品中の134Cs及び 137Cs濃度
乳幼児食品 3 7 0 (Bq/kg)
一般食品 ・ 6 0 0(Bq/kg)
米国食品中の134Cs及び137Cs濃度
10000(pCi/kg)= 370(Bq/kg)
日本食品中の134Cs及び137Cs濃度
370(Bq/kg)
そして以下に続く
暫定限度の設定に際して仮定された食品中の放射性核種の存在割合は、つまりセシウムが含まれている場合は
当時のヨーロッパからの報告等から概ね妥当であると判断された(3・7)。
90Srは137Csに対して2.2%含まれると仮定されたが、
参考文献(3・6)では以下の表に示す値が報告された。
牛乳については、2.2%の仮定と概ね一致している。
表3.1・2 ヨーロッパで測定された90Srと137Csの放射能の割合(3-7)
(Bq/kg or Bq/ℓ)
90Sr 137Cs 90Sr/137Cs
(Ajdovscina)
牛乳 1.4 7.6±1 1.8%
草 46.2 340±3 13.6%
(Sanabor)
牛乳 1.7 86±1 2.0%
草 19.3 145±2 13.3%
(Sava)
川の水 0.04 0.43 9.3%
上記の割合でストロンチウムが含まれているとも仮定できるわけだ。
セシウムはカリウムと同じ動きをして ストロンチウムはカルシウムと同じ動きをする。
さて マスコミ新聞テレビ大手メディアが ストロンチウムの話をしないのは何でかなぁ?w
で 先日の牧草が放射能汚染されているという話で 牛乳の話が欠片も出なかったけど
その話を少し書いておこう。
美浜の会 食品の放射能暫定規制値の緩和反対
国民栄養調査によると、野菜類の平均摂取量は1日当たり約280グラムである。でも さっきの文書もUNSCEAR2000年報告書を軸にしているとされているが こう在る
暫定基準の野菜(ヨウ素で2000bq/kg セシウムで500bq/kg)で約280gを1年間食べれば、
それから受ける被曝線量は約5.2mSvとなる。
(放射性ヨウ素で約4.50mSv、セシウムで約0.66mSv)。
水の摂取量は1日当たり2リットル程度。
暫定基準の水(ヨウ素で300bq/kg セシウムで200bq/kg)を1年間に飲めば、約6.7mSvの被曝となる
(ヨウ素で約4.8mSv、セシウムで約1.9mSv)。
国内の水と野菜だけでも、年間の被曝線量は約12mSv、年間許容線量1mSvの10倍を超える。
通常、食品から受ける放射線量は年間0.3mSv程度である(UNSCEAR2000年報告書)。
暫定基準は、その30倍以上の被曝をもたらすのである。
このような状況の中、食物摂取によるこれ以上の被曝は許されない。
食物摂取からの被曝や吸入摂取による被曝、外部被曝といった全体としての被曝線量について、
従来の年間1mSvの限度が厳しく守られるべきだ。
暫定限度の施行から約1年後(1987年11月)、検討会による再評価が行われた。これは日本で食する頻度が低いので1/3とされて計算されている。
その結果、ヨーロッパから輸入される食品が全て370(Bq/kg)で汚染されていると仮定した場合、
年間被ばく量は、0.04(mSv)と算出された。
なので3倍すれば0.12mSvとはなるはずだが 数字が合わないなぁw
ま ただ どっちにせよ
通常、食品から受ける放射線量を食する事の少ないヨーロッパ産の食物だけで
暫定基準の元の数字5msv/年間から起算するは 相当に厳しかったわけだ。
では 極めて高濃度の放射能汚染の地域に入った東日本の食物を日常的に食べた時に何が起こるか?
現在、チェルノブイリ事故の被災地となったウクライナでは、
放射性セシウムの制限値を、野菜で40Bq/kg、穀物製品で20Bq/kg、水で2Bq/kgと定めている。
http://www.asyura2.com/11/genpatu10/msg/127.html
大田区/給食の牛乳 放射能汚染食品情報
http://radioactivecontamin.blog79.fc2.com/blog-entry-87.html
子供が大田区立の小学校一年生ということで、
本日メグミルク(雪印メグミルク)に問い合わせました。
大田区の給食の牛乳は通常は海老名工場だが、
震災の影響で今週いっぱい位まで野田工場(千葉県)のものとなっている。
原乳は北海道、関東近郊のもの。
国の指導に従い、福島、茨城のものは除外しているが、解除されれば使う。
あくまでも国の基準による。独自の検査はしていないとのこと。
↓
http://ysm1004.seesaa.net/article/198307019.html
千葉の牧草から放射性物質
千葉県は28日、県内3か所で採取した牧草のうち2か所から、それぞれ基準値を超える放射性ヨウ素と放射性セシウムを検出したと発表した。農林水産省によると、牧草から基準値を超える放射性物質が検出されたのは初めて。乳用牛が食べる牧草の基準値は、ヨウ素が1キログラム当たり70ベクレルでセシウムが同300ベクレル。県によると、県畜産総合研究センターの市原市の施設で栽培している牧草からヨウ素230ベクレル、セシウム1110ベクレルが、同センターの八街市の施設敷地内の牧草からヨウ素90ベクレル、セシウム350ベクレルが検出された。同センターは、検査実施を求める農水省の14日の通知を受け、21日に3施設で牧草を採取。南房総市の牧草は、ヨウ素、セシウムとも基準値を下回った。千葉県は3月19日、牧草を牛に食べさせたり放牧したりすることを自粛するよう畜産団体などを通じて県内の酪農家などに要請。今後も調査を続け、自粛徹底を呼び掛ける。原乳の放射性物質の検査もこれまでに2回実施し、いずれも基準値を下回っている。なんで暫定と書いて無いんだろうね。
牧草 暫定基準値 - Google 検索
http://yamagata-np.jp/feature/shinsai/index_pr.php?kate=Main&no=2011042601001018
調査対象を食品から牧草にも広げ、食品衛生法の暫定基準値を超える放射性物質が含まれた牛乳や牛肉が市場に出回らないようにする。乳牛が食べる牧草の基準値は、放射性セシウムが1キログラム当たり300ベクレル、放射性ヨウ素が70ベクレル。肉牛はセシウムのみで、300ベクレルとした。
まず気になったのが 如何なる“暫定”許容値なのか 何の法律を元に規定されているのか?
http://www.excite.co.jp/News/science/20110426/Kyodo_OT_MN2011042601001084.html
牧草の基準値設定Q&A 放射性物質含有量 2011年4月26日 19時39分
林水産省が、家畜の牛に与える牧草に含まれる放射性物質の基準値を設定しました。
Q なぜ、牧草の基準値を設けたのですか。
A 福島第1原発事故による放射性物質の放出が止まらず、「牛が食べる牧草は大丈夫なのか」と懸念する声が多く寄せられたためです。これから牧草の収穫が本格化することも、基準値設定を急いだ理由です。
Q 基準値はどんな数字ですか。
A 牛乳や牛肉の安全を確保するため、かなり厳しい数字となっています。例えば飼料が牧草だけの場合、1日に40〜60キログラム与えるのが一般的ですが、乳牛向け牧草の放射性セシウムの基準値(1キログラム当たり300ベクレル)は、1日に127キログラム与えることを前提に算定されました。乳牛向けの放射性ヨウ素や肉牛向けのセシウムの基準値も、厳しい想定に基づいています。
放射性セシウムは乳牛、肉牛ともに1キログラムあたり300ベクレルで、
放射性ヨウ素は乳牛だけが同70ベクレルで、肉牛にはない。
Q 基準値を超えた場合はどうなるのですか。
A その地域で収穫された牧草を牛に与えることが禁止されます。収穫前の牧草も、早めに刈り取るよう求められます。廃棄方法が決まるまで、農家は牧草を保管しておく必要があります。
Q 牧草の作付け制限はしないのですか。
A 農水省は「飼料作物の作付け制限はしない」と説明しています。今回の調査は牧草が中心ですが、今後、トウモロコシなど他の飼料作物についても放射性物質の調査を行う考えです。
http://raicho.2ch.net/test/read.cgi/newsplus/1304005046/
47 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 00:50:06.59 ID:N7/9dR9NP
牛って、未だに牧草食わせてるの?
てっきり飼料で育ててるのかと思ってたわ
1000 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 05:56:32.29 ID:rL9+GLrR0
>>47
飼料は高くつくから食肉用の屠殺3ヶ月前ぐらいだけ、後は牧草。
過去では 日本の土壌はミネラル分が少ないため牛骨粉を与えて共食いをさせていたから 狂牛病が発生した。
996 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 05:48:06.64 ID:qxIUUIG70
河田氏によると、放射性物質のうちのセシウムは、細胞にとりつき、
エネルギー器官であるミトコンドリアの機能を破壊する。
ミトコンドリアの機能が放射性物質で破壊されると、脳や心臓の毛細血管に悪影響があるという。
「心筋梗塞、脳梗塞、脳溢血、クモ膜下出血などの血管系の病気です。
実際にウクライナ政府の発表したデータによると、
全被曝者の7~8割が低線量領域にいた、内部被曝なんです。
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/2596?page=4
「牧草 平均 牛 食べる 一日」の検索結果 - Yahoo!検索
を見れば例えば
FAQ よくあるご質問 - 株式会社湯田牛乳公社
大きく分けると粗飼料と配合飼料の2種類です。
粗飼料とは青草、乾草、稲、わらなど粗繊維を多く含んだ飼料をいいます。
牧草を乾燥後小型の直方体にしたものを
これらヘイキューブ。水分を含んだ牧草や青刈り作物などを、ラップで包み、
植物性乳酸菌の作用で発酵させたものをサイレージといいます。
配合飼料とは栄養とカロリーが高い飼料で濃厚飼料とも呼ばれます。
トウモロコシや大豆などの穀物、大豆かすなどの油かす類、脱脂分乳や魚粉などの動物性飼料をまぜたものなどです。
牛は1日に
草(牧草)を約10kg、サイレージを約10kg、濃厚飼料を約10〜12kgと合計約30kgの餌を食べます。
とあり 他を見ても
「餌の世界を変えられるか」(PDF)
肉牛は1日平均7キロの餌. を食べて育つので、最終体重の約9倍もの餌が必要と聞いた。肉牛の飼育過程(黒毛和種の場合)(PDF)
1キロの牛肉生産には11キロの穀物. 飼料が要る計算もある
混合飼料を含めると10kgに満たない
http://www.yumura-hotel.com/meal/syokuzai/wain-beef.htm
牧草は干草なら2k、生草なら50kも毎日食べる
40kg〜60kgという設定そのものは 其れなりに根拠は有る。
今の牛自体は 其処まで大量の牧草は食べない(1/3〜1/5)けど
日常被曝(フォールアウト分を含む)や呼吸や水などを考えれば
この暫定許容値ですら さて どーなの という数字かと。
で 生体濃縮の割合が全くに分からないけど
例えば肉牛は1日に1kg増える と言うし 乳牛は1日に20ℓ〜30ℓは出す とも聞く
其処で如何なる事が起きているのか?
先日 母乳からセシウムという話もあった。
なれば そういう事だろう。
今一度まとめて置いておこう。
世界の基準値
WHO基準 10Bq/kg
アメリカの法令基準 170Bq/kg
WHO基準(餓死を避ける為に緊急時に食べざるを得ない非常事態時の数値) 1000Bq/kg
ウクライナ 放射性セシウムの制限値
野菜で40Bq/kg 穀物製品で20Bq/kg 水で2Bq/kg
これまでの輸入禁止の値
370Bq/kg(セシウム)
0.111 アメリカの法令基準(水)
0.5 ドイツガス水道協会
0.6 4/11の東京の水道水の調査結果
1 WHO基準(水)
10 WHO基準(野菜)
10 日本の3月16日までの基準値(水)
100 日本の乳児飲用に関する暫定的な指標値(水)
170 アメリカの法令基準(飲食物)
210 東京都金町浄水場
300 日本の3月17日以降の暫定指標(水)
3/17以降・現在の日本の暫定基準値
・ヨウ素(I-131)131
牛乳・乳製品 300 Bq/kg
野菜類 (根菜、芋類を除く) 2,000 Bq/kg
・セシウム(Cs-137)137
牛乳・乳製品 200 Bq/kg
野菜類 500 Bq/kg
穀類 500 Bq/kg
肉・卵・魚・その他 500 Bq/kg
今頃になって千葉県の牧草から放射性セシウムが検出されるって、どういうことです... - Yahoo!知恵袋
http://hatsukari.2ch.net/test/read.cgi/news/1304017707/
新潟の農産物から放射性物質
水質基準の国際比較
http://www.mhlw.go.jp/shingi/2002/11/s1108-5g.html
放射性物質にさらされた世代
http://plaza.rakuten.co.jp/junko23/diary/201103210001/
140 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 01:09:53.23 ID:pZSFQQBtO
生野菜は群馬まで終了。ソースはうちのウサギさん…
148 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 01:10:52.68 ID:N7/9dR9NP
>>140
ただちになんかあったの?
179 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 01:15:29.60 ID:pZSFQQBtO
>>148
匂いや味で解るみたい。群馬のキュウリを三センチ置きに一口かじって止めてしまった。
千葉茨城県産の野菜も端っこかじって止めた。
今まで水菜小松菜大好きだったのに…
ここ二週間くらい悪化してます。
193 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 01:20:13.02 ID:N7/9dR9NP
>>179
ヨウ素は鉄の味がするらしいね
ソ連の軍人が言ってた。
「無味無臭だと教えられてきたが、実際は鉄の味がした」って。
動物は微量でも味が分かるのかも。
308 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 01:40:31.99 ID:HeOHzFw30
>>193
ホウレンソウも鉄の味、もとからするだろ
ウサギ君、地震の影響はないのかな?
上野のパンダのオスのほうが、少食になったみたいだが
338 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 01:46:56.13 ID:pZSFQQBtO
>>308
結石できちゃうから、カルシウムの多いホウレンソウはあげてないです。
あと地面から近い部分は味見もしないから、人間もその辺りは止めといた方が無難そうです。
371 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 01:52:48.46 ID:HeOHzFw30
>>338
おま・
カルシウム
水菜=210mg
小松菜=170mg
ホウレンソウ=49mg
カリウム
ホウレンソウ=690mg
小松菜=500mg
水菜=480mg
鉄分
小松菜=2.8mg
水菜=2.1mg
ホウレンソウ=2mg
388 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 01:54:47.53 ID:N7/9dR9NP
>>371
ほうれん草が結石の原因になるのは合ってるよ
原因はカルシウムじゃなくて、シュウ酸だけど
422 :名無しさん@十一周年:2011/04/29(金) 02:03:01.09 ID:pZSFQQBtO
>>388
おおサンクス!もうちょっと勉強します…
などなどを考慮して 話を戻そう。
此処までを前提にして 今日の話のメインイベントの一つになる。
3.1.5 暫定限度と防災指針指標
輸入食品中の放射能濃度の暫定限度は
チェルノブイリ原子力発電所事故で汚染された輸入食品にのみ適用される。
原子力発電所等の事故を想定して作成された
「原子力発電所等周辺の防災対策について」(以下、防災指針)においては、
放射性セシウムについて以下の放射能レベルを飲料物摂取制限の指標としている(3-9)。
表3.1・4 防災指針における飲食物摂取制限の指標
対象 放射性セシウムの指標 (Bq/kg)
飲料水.牛乳. 乳製品 200(Bq/kg)
野菜類.穀類.肉.卵.魚.その他 500(Bq/kg)
輸入食品の暫定限度 370(Bq/kg)
(チェルノブイリ事故による汚染のみ)
今後、国内で原子力事故等による食品の放射能汚染が発生した場合には、
防災指針の飲食物摂取制限の指標が目安となる。
一方、国外で原子力事故等による食品の放射能汚染が発生した場合、
当該地域からの輸入食品の汚染限度は、
事故により放出された放射能の状況をもとにあらためて検討されることになる(3-8)。
"原子力発電所等周辺の防災対策について" - Google 検索
原子力発電所等周辺の防災対策について:文部科学省
コレを熟読するだけで民族浄化と虐殺屠殺から相当に免れられるよね。ものすごい情報の宝庫。
マスコミ新聞テレビ大手メディアは 何故に この部分を速攻で大きく発表しなかったんだろうね。
で 画像が表示されないのは 何故だか分からないけど
チョット取り上げるだけでコレだ
屋内退避等の有効性について
大気中を拡散してきた放射性物質からの被ばくを低減するためには、
放射性物質から遠ざかることが最も効果的であるといえる。
しかしながら、混乱の発生のおそれともあわせ、その実現可能性に問題がある場合には、
被ばくを低減するための簡便な防護対策としての屋内退避が考えられる。
屋内退避措置としては、
周辺住民が屋内に入り、建物の気密性を高め、
口及び鼻をタオル等で保護を行うことをいう。
屋内退避の有効性は、外部全身被ばくについては、
大気中に浮遊している放射性物質からのガンマ線に対する建物による遮蔽性能、
並びに地表面及び建物に降下した放射性物質からのガンマ線に対する建物による遮蔽性能に、
また内部被ばくについては、浮遊放射性物質の吸入を低減するための
建物の気密性並びに口及び鼻をタオル等で保護する方法の効果にそれぞれ依存する。
これらの効果について、めやすとして、IAEAがまとめたものを表1、2、3に例示する。
甲状腺被ばくは、ヨウ素の吸入に原因することから外部全身被ばくの場合と異なり
木造家屋あるいはコンクリート造りの建物のような構造そのものによる差はあまりなく、
建物内へのヨウ素の侵入をいかに防止するかという気密性に依存する。
米国環境保護庁の研究によれば、気密性の高い建物に避難すると20分の1から70分の1に、
通常の換気率の建物に避難すると4分の1から10分の1に甲状腺線量当量が低減することが示されている。
更に、これらの甲状腺被ばくは口及び鼻をタオル等で保護することによって、
表3に示すように低減される。
表―1
浮遊放射性物質のガンマ線による被ばくの低減係数
場所 低減係数
屋外 1.0
自動車内 1.0
木造家屋 0.9
石造り建物 0.6
木造家屋の地下室 0.6
石造り建物の地下室 0.4
大きなコンクリート建物(扉及び窓から離れた場合) 0.2以下
表―2 沈着した放射性物質のガンマ線による被ばくの低減係数
場所と低減係数
理想的な平滑な面上1m(無限の広さ)
1.00
通常の土地の条件下で地面から1mの高さ
0.70
平屋あるいは2階だての木造家屋
0.40
平屋あるいは2階だてのブロックあるいは煉瓦造りの家屋
0.20
その地下室
0.10以下
各階が約450〜900m2の面積の3〜4階だて建物1階及び2階
0.05
その地下室
0.01
各階の面積が約900m2以上の多層建築物上層
0.01
その地下室
0.005
表―3 家庭内及び個人が利用可能なものによって口及び鼻の保護を行った場合の1〜5μmの微粒子に対する除去効率
物質 折りたたみ数 除去効率
男性用木綿ハンカチーフ 16 94.2%
トイレットペーパー 3 91.4
男性用木綿ハンカチーフ 8 88.9
男性用木綿ハンカチーフ しわくちゃにする 88.1
けばの長い浴用タオル 2 85.1
けばの長い浴用タオル 1 73.9
モスリンのシーツ 1 72.9
ぬれたけばの長い浴用タオル 1 70.2
ぬれた木綿のシャツ 1 65.9
木綿のシャツ 2 65.5
ぬれた女性用木綿ハンカチーフ 4 63.0
ぬれた男性用木綿ハンカチーフ 1 62.6
ぬれた木綿衣服 1 56.3
女性用木綿ハンカチーフ 4 55.5
レイヨンスリップ 1 50.0
木綿衣服 1 47.6
木綿のシャツ 1 34.6
男性用木綿のハンカチーフ 1 27.5
注) 表3は、一般公衆が家庭内の手近にある布や衣類を使用した場合のエアロゾルの除去効率のめやすを示すものである。
この除去効率は、人の呼吸方法及び衣類の使用方法によって大きく変りうるものであることに留意すべきである。
なお、防災業務関係者の保護具としては、専用の防護マスクを準備すべきである。
表4.2−4ICRP Pub1.2の呼吸器系モデル(4−21)(日本語訳)
肺における粒子状の物質の滞留は,その粒子の大きさ,形および密度
またその物質の化学的な形態や,その人に口呼吸の習慣があるかどうか、
というような多くの国手に依存する.
しかし特別のデd−タが欠けている場合は,その分布は次のようであると仮定する・
分 布 易溶性の化合物(%) その他の化合物(%)
呼気とともに排出されるもの 25 25
呼吸器の上部に溜まり,
その後のみこまれて 50 50
消化管に入るもの.
肺(呼吸器の下部)に溜まる物 25 25※
(これは溶けて体内
に取り込まれる)
※ このうち,、半分は24時間以内に肺から出されて飲み込まれる.
従って飲み込まれる物は合計62%となる.
残りの12を%は120日の半減期で肺に滞溜する
この場合 この部分が体液中に取り込まれると仮定する.
コレを枝野が発表するだけで どれだけの人々が救えたか?
枝野へ この情報を出さなかったのは 誰なのか?
知らなかったわけではない 用意はされていて なのに あえて使われなかった可能性が高い。
ならば 其れは何故か?
誰が 如何なる思想の元で その意図を持って 枝野に その発表をさせなかったのか?
未だに 今の風向きを考えれ北日本の住人へマスクをすらさせようとしないのは
虐殺そのものと言い切るしかない。
原子力施設等の防災対策について(防災指針) (11-03-06-01) - ATOMICA -
要所要所に 不思議な無視が為されて言うなぁw なんでだろうなー(棒)
なればこそ こっちは 殺される前に防御を構築しなければならない、話を戻そう。(2)米国の例(3・11)ここでも セシウム370Bq/kgである。
チェルノブイリ事故の発生を受けて、
米国ではFDA(Food and Drug Administration)とFSIS(Food SafetyandInspection Service)が
輸入食品を規制するために誘導介入レベルを設定した
FDAの誘導介入レベルは「関心レベル(LevelsofConcern)」といい、
FSISのそれは「スクリーニング値(ScreeningValue)」と呼ばれた。
汚染濃度が両方の基準を下回る食品のみ輸入が許された。
FDAの関心レベルは1982年に作られたrAG(ProtectiveAction Guides)の予防の基準から
以下の仮定に基づいて導かれた。
・食品の全量が汚染されている。
・事故から60日しかたっていない時点では線量の大部分は131Tによるものである。
・1年を上限として134Cs及び137Csが線量の主体となる。
ヨウ素とセシウム以外の核種については考慮しなくともよいように安全側にマージンをとった。
FDAとFSISの設定した誘導介入}ベルを表3.2−3に示す。
FSISの131Iのスクリーニング値はFDAの小児のそれと当初から同じであったが、
134Cs及び137Csの値は、FSISが肉類のみ汚染していると仮定したため異なっていた。
これは、1986年11月にFDAの値に統一された。
ここは その数字が「誘導介入レベル」という言葉の話の入り口となる。
4.日本及び諸外国の規制、基準値及びその設定根拠に関する文献
チェルノブイリ原子力発電所原子炉事故のような、
大量の放射性物質の放出をともなう事故が発生し、一般公衆が、過度に被ばくをする可能性がある場合は、
実行可能な限り、被ばく低減のための対策をとることが必要である。
その判断の基礎となる線量を介入レベルという。
介入レベルを超えないように環境汚染物質や汚染食品の摂取や流通を制限するため、
二次的に設定される制限レベルを誘導介入レベルと呼ぶ。
本章では、日本、ICRP、国際原子力機関(IAEA:InternationalAtoLlic
En占rgyAgency)の
飲食物に対する誘導介入レベルと、食品安全に関する国際機関が定めている基準値についてまとめる。4.1 日本の基準
わが国の原子力防災に関する原子力安全委員会の指針「原子力発電所等周辺の防災対策について」
(4・1)
(以下、防災指針と呼ぶ)は、
成立当初から131Tに対する飲料水、野菜及び牛乳中の濃度についての指標を設定していた。
その後、チェルノブイル事故の経験を踏まえてセシウムを、
再処理嘩設を考慮してプルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核種1に関する指標を設定した。
さらに、1999年9月のJCO臨界事故をふまえて、
核燃料施設の防災対策からウランに対する指標を設定した(4・2)。
この指標の改定は以下の考えに基づいている。
@指標は、飲食物中の放射性物質が健康に悪影響を及ぼすか否かを示す濃度基準ではない。
指標は、緊急事態における介入のレベル(防護対策指標)であり、
防護対策の1つとして飲食物摂取制限措置を導入する際の目安とする値である。
そのため、基準値や制限値ではなく、指標という用語が用いられている。
A指標算出に当たっては、
放射線防護指標設定の基本となるICRP,IAEA,世界保健機関(WHO:WbrldHealthOrganization)等(4・3)
の考え方にもとづき、
回避線量(防護措置を実施することで免れる線量)が それ以上ならば防護対策の導入を判断する線量として
実効線量5(mSv/年)(放射性ヨウ素による甲状腺等価線量の場合は50(mSv/年))をもとにするとともに、
わが国の食生活等の実態も考慮された。
防災指針で定められた飲食物摂取制限の指標を表4.1・1に示す。
で この表4.1・1が
福島原発事故の後に出された表と その数字までもが ほぼ全く完璧なまでに一緒な訳ですよwwwwwwwwwww
"飲食物摂取制限に関する指標" - Google 検索
http://www.jca.apc.org/mihama/fukushima/kisei_kanwa_hantai110329_fig.gif
などなどを見れば分かるように
つまり この辺りの文書を政府側が知らなかった とは どーしても思えないんだよね。
なのに実行した施策と実行しなかった施策が在るんだけど その選別は如何なる理由で為されたんだろうなぁ(棒)
となるんだよね。
枝野や菅は人形に過ぎない、
其処へ情報を出す官僚の側が情報を恣意的に制御している可能性が極めて高い以上
如何なる人間達が 如何なる思想と如何なる意思を持って 情報の選別をしてきたか?
先に進もう。4.1.4 飲食物の分類と摂取量
日本人成人の飲食物の分類と摂取量は、
「国民栄養調査」(1986年:国民栄養の現状)にもとづいて定められた。
飲食物は以下の5カテゴリーに分類された。
@飲料水
A牛乳・乳製品
B野菜類
C穀 類
D肉・卵・魚・その他
カテゴリーごとの摂取量推定結果を表4.1・4に示す。
この推定値は、放射性ヨウ素以外に適用された。
表4.1−4 年齢層別1日当りの飲食物摂取量(放射性ヨウ素以外に適用)(4-2)(単位:kgまたはリットル)
飲 食 物 の 種 類 成人 幼児 乳児
飲 料 水 1.65 1.0 0.71
牛乳・乳製品 0.2 0.5 0.6
野 菜 類 0.6 0.25 0.105 葉菜、果菜、花菜、きのこ、果実、根菜及び芋類
穀類 0.3 0.11 0.55 米、豆類等可食部が地上にあって殻で覆われている食品群の一括
肉卵魚その他 0.5 0.105 0.057 牛乳を除く動物蛋白質食品、牛肉以外の汚染は低いと考えられる。
全食品(飲料水を除く)1.6 0.965 0.81
放射性ヨウ素について、空気中からの沈着で汚染しやすい飲食物は、
飲料水、牛乳、葉菜及び果花菜などの野菜類であり、根菜と芋類は地中にあることで沈着による汚染が無い。
そこで、放射性ヨウ素に関しては、根菜、芋類を除いた推定値が利用された。
また、穀類と肉・卵・魚・その他については、放射性ヨウ素の半減期が短いことから、
食品中への蓄積や人体への移行が小さいために除かれた。
以上より、放射性ヨウ素については、表4.1・5の摂取量推定値が用いられた。
表4.1−5 年齢層別1日当りの飲食物摂取量(放射性ヨウ素に適用)(4-2)(単位:kgまたはリットル)
飲 食 物 カ テ ゴ リー 成人 幼児 乳児
飲 料 水 1.6 1.0 0.71
牛 乳 ・乳 製 品 0.2 0.5 0.6
野 菜 類 0.6 0.25 0.105
穀 類 0.130 0.11 0.055
肉、卵、魚介類、その他 0.5 0.105 0.05
表4.1−6 成人食品摂取量 (4-2)
食品群 日摂取量( g/日/人)全国平均値
米 類 220
葉 菜 類 100
果花菜類 55
根 菜 額 100
芋 類 65
果 実 類 145
牛乳及び乳製品 125
牛 肉 20
豚 肉 30
鶏 肉 20
卵 類 40
魚 介 類 100
海 藻 類 25 (生重量に換算)
上記分類以外 340
表4.1−7 飲食物摂取制限の指標導出に用いられた食品摂取量(4‾2)
食 品 群 日摂取量( g/日/人)全国平均値
実態調査 指標導出用
1.飲料水 − 1650
2.葉菜、果花菜 、
きのこ、果実、海草 335 400
3.牛乳、乳製品 125 200
4.米、豆類 285 300
5.根菜、芋類 165 200
6.肉、卵、魚介類 210 200
7. そ の 他 245 300
飲料水を除く合計 1365 1600
表4.1−8 幼児食品摂取量(茨城県沿岸地域での調査結果からの推定値)(4‾2)
食品群 日摂取量( g/日/人)
5〜6歳児 0.5〜1歳児 茨城県漁業成人での調査結果(地域特性の例)
米 類 1 1 0 5 5 3 2 0
葉 菜 類 5 0 2 0 1 4 0
果花薬類 3 0 1 5 1 2 0
根 菜 類 5 0 2 0 1 8 0
芋 類 3 0 1 5 5 0
果 実 類 7 5 3 0 −
牛乳及び乳製品 3 0 0 6 0 0 −
牛 肉 1 0 5 −
豚 肉 1 5 1 0 −
鶏 肉 1 0 5 −
卵 類 2 0 1 0 −
魚 介 類 5 0 2 0 3 9 0
海 藻 類 1 5 5 6 0
幼児の食品摂取量は放医研が東海村周辺で幼児の葉菜、ミルク、海産物の消費実態調査を行った時のデータと
付録第2表の成人摂取量全国平均値を比較して換算係数を求め、それを用いた推定値である。
漁業の人って 肉は食わないんだなぁw
で これらの表には こういう但し書きが多い牛乳を除く動物性蛋白質食品。牛肉以外の汚染レベルは低いと考えられる。なんでだろう? 後で調べよう。
この文書は概ね良い感じなんだけど
ところどころに?なオカシサが在るので 注意しながら読んでいるつもりなので。で この後に細かい計算式が出るんだけど 其れは省く
4.1.5 誘導介入放射能濃度の計算
放射性核種で汚染された飲食物への対策のための介入レベルは、
飲食物中の放射性核種濃度で表わされる。
そこで、ここでは介入レベルを誘導介入濃度と呼ぶ。
誘導介入レベルの計算条件は以下のとおりである。
@
誘導介入濃度の飲食物を1年間摂取し続けたときに,介入線量レベルの線量に被ばくするとする。
ただし、飲食物中の放射性核種は物理学的半減期に従って減少するとする。
A
放射性ヨウ素に対する介入線量レべルは,
甲状腺等価線量(50mSv)の2/3を表4・1−5に示した飲食物に適用し,3カテゴリーの飲食物に等分に割り当てる。
B放射性セシウム及び放射性ストロンチウムに対する介入線量レベルは,
実効線量5(mSv)で,5カテゴリーの飲食物に1(mSv)ずつ割り当てる。
Cウランについても同様とする。
Dプルトニウム及び超ウラン元素のアルファ核種に対する介入線量レベルは、実効線量5(mSv)とする。
(4.1.1)式によって、
公衆の被ばくがこの介入線量レベルを超えないような5カテゴリーの飲食物中の放射性核種濃度を計算し、
それら核種のアルファ放射能濃度の合計に注目する。
年齢による被ばく線量の差及び様々な核種の混合状況を考慮しても、
公衆の被ばくが介入線量レベルを超えないようなアルファ放射能濃度の合計を誘導介入濃度とする。
1つ以上のカテゴリーの飲食物が複数の放射性核種で汚染された場合、
対応する誘導介入濃度を(4.1.1)式で計算する(4-10)。
ただ ここでも数字の設定が怪しい。
例えば セシウムの場合実効線量5(mSv)を食品別に5分割して計算 とかって、そら あんた オカシイわw
実効線量1(mSv)を食品別に5分割して計算 って しないと駄目だろ。
誘導介入レベル ってのが いわゆる暫定基準値とかの話になるんだけど
その元の話ってのが こんな風な話になっている。
そもそもヨーロッパなどの輸入品は そんなに食さないからこそ
やむなく相当に高めに設定した数字 実効線量5(mSv)でもOK としたのに
それを 日本人の普段の食事に適用するなんて 正気の沙汰ではない。
で 事実上5倍の数字で適用した誘導介入レベルという暫定基準値とやらは表4.1−9 代表核種 131T(ヨウ素)の濃度に着目した誘導介入濃度(単位:Bq/kg)(4-2)まぁコレは良いかな、問題は こっちだ
飲 食 物 カ テ ゴ リー 成人 幼児 乳児 最小値 指 標
飲 料 水 1270 424 322 322 300以上
牛乳・乳製品 10000 849 382 382 300以上
野菜類(根菜・芋類を除く)5220 2500 3280 2500 2000以上
放射性ヨウ素に関して、表4.1・90に示した3つのカテゴリー以外の、穀類及び肉・卵・魚・その他、が除かれている。
これは、放射性ヨウ素の半減期が短いため、それらが食品中に蓄積する可能性が小さく、
経口摂取されないと考えられたことによる。(2)放射性セシウム(Cs)あくまで計算上はね。
(4.1.2)式の介入線量レベルは、放射能濃度の比90Sr/137Cs=0.1とし、
放射性セシウムだけでなく、放射性ストロンチウムの寄与も含めて5(mSv)とされた。
ただセシウムとストロンチウムの割合は牛乳については、2.2%という部分も有り
本当に無視して良いのかどうかは 覚えておかなければならない話だとは思うが 先へ行こう。また、複数の飲食物カテゴリーに汚染がまたがることを考慮して、G=5 とし、
年間の平均濃度とピーク濃度の比F=0.5 とされた。
混合核種の代表核種は134Cs+137Cs とし、
134Cs及び137Csの放射能比は燃焼度30000(MWd/ton)の原子炉内存在量比に基づき、
0.545:0.455と仮定された。計算された誘導介入濃度を指標と比較して表4.1−10に示す。表4.1−10 代表核種134+137csの濃度に着目した誘導介入濃度(単位:Bq/kg)(4-2)という訳で
飲食物カテゴリー 成人 幼児 乳児 最小値 指標
飲 料 水 201 421 228 201 200以上
牛 乳 ・乳 製 品 1660 843 270 270 200以上
野 菜 類 554 1686 1540 554 500以上
穀 類 1110 3830 2940 1110 500以上
肉卵魚・その他 664 4010 3234 664 500以上
そもそも5倍を5msv/年間で作られた この数字が 最近に発表された暫定基準値とやらに換算すると
"飲食物摂取制限に関する指標" - Google 検索とピタリと一致する。
そもそもチェルノブイリ級な計算の訳で
これを1/5で計算しなければ どう考えても安全とは言えない。
そういう訳で
飲食物摂取制限に関する指標 暫定基準値 誘導介入レベル とは
1 5msv/年間で計算されるチェルノブイリ級の話
2 しかも輸入品として普段は食さないから わざわざ1/3程度に減らしての計算
という数字になる。
それでも福島周辺は完全にダメ 千葉ですら難しい って
福島原発事故の放射能汚染がチェルノブイリどころの騒ぎではない事を 汚染状況からも良く顕している。
つまり安全な値とは 俺的には1/15と考えるので
飲食物摂取制限に関する指標に追加して書いていく
核種 ヨウ素の場合 Bq/kg
飲料水30020
牛乳・乳製品30020
野菜類2000133
(根菜・芋類を除く)
核種 セシウムの場合 Bq/kg
飲料水20013
牛乳・乳製品20013
野菜類50033
穀 類50033
肉卵魚・その他50033
ついでに(3)ウラン(U)とあるけど
全ての核種が234Uであると近似して,安全側のDILが評価された。
なお、234Uの半減期は、24万5000年と長いの飲食物を摂取する1年間における放射能減衰は考えない。
表4.1−11にウランの誘導介入濃度と定められた指標を示す。
表4.1−11 ウラン濃度(234U,235U,236U)に着目した誘導介入濃度・(単位:Bq/kg)(4-2)
飲食物カテゴリー 成人 幼児 乳児 最小値 指標
飲料水 68 62 21 21 20以上
牛乳・乳製品 559 125 25 25 20以上
野菜類 186 249 141 141 100以上
穀類 373 566 269 269 100以上
肉卵魚その他 224 593 296 224 100以上
これもピタリと数字が一致するので1/15しないと危険と考える
核種 ウランの場合 Bq/kg
乳幼児食品201.3
飲料水201.3
牛乳・乳製品201.3
野菜類1331.67
穀 類1331.67
肉卵魚・その他1331.67
ふう 疲れたw でも ようやく一つの答えが出せたので良かった。
さてさて話を進めよう4.2 ICRP等の基準
4.2.1 緊急時の被ばく限度
(1)放射線防護に関する基本的枠組
ICRPではPubl.60(4・13)で、放射線防護の目標を以下の3項目としている。
@便益を伴う放射線被ばくを伴う行為を不当に制限することがなく人の安全を確保すること
A個人の確定的影響の発生を防止すること
B確率的影響の発生を減少させること
これらの目標を達成するためには、放射線防護の体系を遵守することが勧告されている。
放射線防護の体系では被ばくの視点から
人間活動を(新規あるいは継続した)行為(practice)と介入(inteWention)に分類し、
それぞれに対して表4.2−1の体系を勧告している。
表4.2・1放射線保護の体系
新規あるいは継続した行為 介入
@行為の正当化 @介入の導入は害よりも利益が大きいこと
A防護の最適化 A介入の種類、規模、期間は最適なものであること
B個人の線量限度 B線量限度は適用されない
(2)介入における放射線防護
介入が適用される状況として重要なものは以下の2つがあると考えられている。
@自然放射線源とくに屋内ラドン及び過去の活動に起因する有意な量の放射性物質の残存による公衆の被ばくする状況
A事故・緊急事態
ICRPでは介入の必要性及び範由を決めるに当たって、線量限度を適用することは適当でないとしている。
その理由として、線量限度やその他のあらかじめ定められた一定の限度を設けることによって、
必要な介入が妨げられ、得られるべき便益を失う可能性があり、
正当性の判断に混乱を起こすかもしれないからであるとしている。
介入の正当性及び最適性を判断するときは、
とくに一般公衆を対象としたときには、社会全体に対する影響も考慮するべきであるとしている。
(3)ICRP Publ.63
ICRP Publ.63(4・14)では、
事故の場合に介入(防護措置)をとることによって免れる線量を回避線量と呼んでいる。
介入レベルとは、そのレベルになったら療定の防護対策あるいは救済対策が講じられるようになる
回避線量のレベルのことである。
回避措置にともなう回避線量を模式的に図4.2−・1に示す。
関連ある用語として、対策レベルがある。
対策レベルとは、そのレベルを超えたら、
提案された回避措置によって回避線量が介入レベルを超えることが予想されるため、
救済措置あるいは防護対策が講じられる線量率あるいは放射能濃度のレベルとして表現される(4・15)。
介入レベルについては、ICRP Publ.40(4・16)で以下の図4.2・2のような考え方で設定される。ICRP Publ.40の付録Cによれば、
事故中期の対策のための線量当量レベルとして、食品の管理については、
最初の1年間の想定線畢当量レベルとして、上限が50mSv件、下限が5mSv件という値を勧告している。
Publ.40では、対策をとらないと公衆の構成員の1年の想定線量が年線量限度
(この場合はICRP Pub.26(4−18)にしたがって、公衆の線量限度5mSv/年)を超えるようにな
るならば、
生鮮食品の管理が適切になると述べ、下限線量レベルとして5mSv/年としているが、
事態によっては代替の食品が得られないことも考慮して、
5mSv/年よりも高い線量レベルを許容することも適切としている。
ICRP Publ.63ではより具体的な対策と数値が示されており、
ICRP Publ.63では食品及び水に対して、任意の1種類の食品で、
ほとんどいつでも正当化ざれる介入レベル(庖4.2−2の下限値)の線量、
並びに放射能濃度の最適値の範囲として表4.2−2に示す値を勧告している。
表4.2・2ICRP Publ.63が勧告する回避線量の介入レベル
介入措置の種類 ほとんど常に正当化される値 最適値の範囲
種類の食品に対する制限 10mSv(1年間で) 1000~10000 Bq/kg ( β/γ波の放射体)
10~100B Bq/kg ( α波の放射体)
これが 飢餓に直面した時の数字 というわけだね。
飢餓に直面してなお10msv/年間であり それ以上は 食べたら死ぬ と言うわけだ。
食べなければ死ぬ か 死ぬけど食べる の選択肢の中で
死ぬけど選択の余地無しに食べさせられる が強要されているが現状の日本
という訳だ。
で その後 文書では 体内に取り込まれた放射性物質が 如何に体内動向をするかが細かく説明されている。
殆ど医学領域なので かなり難しいので省くw 後で読めれば良いんだがw4.3 IAEAの基準_
4.3.1 緊急時の介入限度
放射線防護に関する国際的な基準埠、ICRPから勧善されている。
ICRPによる勧告は、放射線に関する様々な分野の専門家による国際的な議論をふまえたものであり、
世界各国の放射線防護に関する規制の規範になっている。
しかしながら、ICRPは非政府機関であり、その勧告は各国に対して拘束力をもつものではない。
そこで、IAEAは、ICRP勧告の内容にもとづいて、WHOなどの他の国際機関と協議して、
加盟国に対して放射線防護基準を提示してきた。
IAEAは、緊急時の介入限度についても、防護基準と同様に国際的な基準を提示している(4・6)。
この中で、食品の誘導放射能濃度についての基準値も示されている。
また、原子炉事故に限らず、放射線防護全般に対する、最新の国際基本安全基準においても、
緊急時の食品の誘導放射能濃度が示されている(4-6)。
4.3.2 原子力及び放射線緊急時の介入基準
IAEAは、原子力及び放射線緊急時の介入基準を1994年に、
SafetySeriesNo.109として発表した(4・6)。
ここでは、MAによる介入基準の設定方法についてまとめる。
(1)食品のカテゴリー
介入レベルの検討にあたり、表4.3・1に示す2つの食品カテゴリーが設定された。
表4.3・1食品カテゴリー
カテゴリー 内容 価格 年間摂取量
カテゴリー1 牛乳,野菜,穀物,果実 〜1($/kg) 430kg
カテゴリー2 肉, . 乳製品 〜10($/kg) 60kg
安くね?w 日本や先進国は物価が高い ということなのか?w
(2)介入レベルの計算式
最適化された介入レベルとしての食品中の放射能濃度は次式で計算される。
C = b/a×e(50)
C:食品中の放射能濃度(Bq/kg)
a:被ばく量による損失の価値($/Sv)
e(50):重量当りの食品の価値(Sv/Bq)
なお、e(50)は、核種別に以下の3グループに分類された。
表4.3−2 核種グループ
グル ー プ 核 種 単位核種摂取あたりの実効線量(Sv/Bq)
グループ1 134Cs, 137Cs,
103Ru, 106Ru, 89Sr, 131T 10‾ 8
グループ2 90S r 10‾ 7
グループ3 241Am, 238Pu, 239Pu, 240Pu・ , 242Pu 10‾ 6
グループ1の核種の、食品カテゴリー1に対する介入レベルは、
被ばくによる損失の価値変換を、10,000〜40,000($/Sv)として、以下のように求められる
0.4〜1($/kg) / 10,000〜40,000($/Sv)×10‾ 8(Sv/Bq) = 1000〜10000kg/Bq
被ばくによる損失の価値は、10,000〜40,000($/Sv)とされている。
先進国での一人当りの国民総生産(GNP)、20,000($)を、
単位Svの被ばくによる人名損失の価値の参考とし、
データの不確かさを2倍程度として、10,000〜40,000($/Sv)が与えられている。
なお、2003年の日本における国民一人当りの国内総生産(GDP)は33,727($)(4・36)である。
(3)介入レベルの範囲
(4.3.1)式にもとづき求められた介入レベルの範囲を表4.3−3に示す。
表4.3・3 食品の摂取制限及び代替に関して最適化された介入レベルの範囲
放射性核種のグループ 食 品カテゴリー1 食品カテゴリー2
牛乳野菜穀物果実(Bq/kg) 乳製品(Bq/kg)
グループ1(10‾ 8 Sv/Bq) 概ね1000〜10000 概ね10000〜10,0000
グループ2(10‾ 7 Sv/Bq) 概ね 100〜1000 概ね1000〜10000
グループ3(10‾ 6 Sv/Bq) 概ね 10〜 100 概ね100〜1000牛乳について求められた介入レベルの範囲を、表4.3・4に示す。と まぁ その先にも色々とあるんだけど
表4.3・4 牛乳の代替に関して最適化された介入レベルの範囲
放射性核種のグループ 介 入 レ ベ ル( Bq/kg )
グループ1(10‾ 8 Sv/Bq)) 概ね100〜1000
グループ2 (10‾ 7 Sv/Bq) 概ね10 〜 100
グループ3(10‾ 6 Sv/Bq) 概ね1 〜 10
むしろ なんでIAEAや国際機関が日本へ介入しないの?w という話にしか思えないんだよね。
完全に見殺し状態なんだよね。もはや空爆が必要なレベルだと思うんだけど。
所詮 IAEAや国際機関なんてのは ユダヤ米帝の傀儡に過ぎないって事だよね。
その他に色々なデータが満載なので、
注意しながらも 読み解くには かなり良いんだけど疲れてきたので次の話に移る。
5-24Pに図5・2−4 フォールアウト137Cs(Cs−137)及び90Sr(Sr・90)の各食品中に占める割合というのがある。
鶏卵への移行が少ないのは何でなんだろう?
チェルノブイリの話を見ても鶏卵が注目されていないのが不思議なんだよね。
汚染されにくい食品なのかな? もう少し調べたい。5.3 食品に含まれる核種に関する文献では 現状で激しいフォールアウトが続く北日本の東北や北海道では何が起きているのか?
(1)チェルノブイリ事故における食品中の放射性核種(5-8)
1986年4月26日に発生したチェルノブイリ原子力発電所事故により環境中に放出された放射性物質は、
地表面の土壌、牧草や他の植物上に降下した後、
牛乳や葉菜などの摂政によりヒトに移行した。
なかでも放射性セシウム(137Cs及び134Cs)の占める割合が大きかった。
このうち特に137Csは半減期が比較的長いことから長期的に注目される核種である。
また、放射性ヨウ素も放出されており、
甲状腺被ばくを考慮すると半減期の短い131Tなども注目される核種である。
つまり、事故直後に影響が現れる牛乳や葉菜では131Tが、
収穫まである程度の時間を要する穀類や混載、
そして肉などの食品では137Csがより重要な核種となる。
@食品中の131T
事故の2〜3日後から汚染した牧草や飼料を食べた牛のミルクに現れた。
事蓼地域周辺では牛乳1ℓあたり4万から40万Bqの濃度を示した。
これは旧ソ連の許容濃度の数十倍から数百倍である。
しかし、同時期牛舎にいた牛のミルクの汚染ははるかに少ないことが確認されている。
131Tは半減期が約8日と短いため短期間に減少し、
1986年6月までに牛乳及び他の食品中の含有量は下降して問題とならなくなった。
3〜4月の最も危険なフォールアウトを受け続けた東日本全域は 何が起きているのか?A食品中の137Cs
事故当初は放射性ヨウ素が重要核種であったが、
これが減少してくると137Csが主要核種となった。
牛乳中の放射性セシウムは1986年に最大濃度11〜18MBq/m3を示した。
市販されたものでも12〜43kBq/m3の濃度が確認されている
これらの値は肉中の137Csより2〜4倍大きかった
単位の意味が分からないけど 激しい汚染に見舞われたことは分かる。
また、
汚染地域からのキノコやイチゴについては高い濃度が観測されている。
B食品中のその他の放射性物質
事故直後チェルノブイリやその周辺で144Ce、95Nbが検出されている。
また若干のの106Ruも検出されている。
90Srも放射性セシウムの0.3〜3%の範囲で検出されている。(3)小売食品中の放射能濃度調査(5・10)
1989年〜1994年の間、日本全国における小売市場から購入した食品中の
90Sr及び137Csの濃度の詳細調査を実施した。
1986年のチェルノブイリ発電所事故の影響と見られる濃度が測定された。
調査の結果、以下のことが判明した。
・天然放射線源による内部被ばくの約0.08%(90Sr)及び0.26%(137Cs)にすぎないことが
わかった。
・食物を動物起源と植物起源に分けると、動物起源は90Srがf37Csより高く、植物起源は90Sr
が137Csより低い。
・年実効線量への寄与が大きい食品は、
90Srが豆、野菜、牛乳等、137Csが米、チョコレート、豆、マッシュルーム、牛乳等であった。
また、本調査では、
食品毎の濃厚測定結果と国民栄養調査のデータに基づく摂取量から計算した90Sr及び137Csの摂取量と、
実際的な1日間の総摂取食物からを分析した核種量の実測値の比較を行っており、
90Srについてはよく一致することが確認された。
137Csは計算値が4割程度大きくなった。
これはアルカリ土類金属のストロンチウムに比べて
アルカリ金属のセシウムが水に溶出しやすいため調理中に除去されるためと考えられる。(4)食事における放射性核種と非放射性核種の比較(5-11)
食事によるセシウムの摂取について、安定セシウムと放射性セシウムの関係を、
ガンマ線スペクトル測定とICP・MS(誘導結合プラズマイオン源質量分析装置)3による測定により調査した。
食品は国民栄養調査と同じく18品目に分類している。
ただし米は主食なので穀物から独立させた。
食品の18品目に対し、
安定セシウムと放射性セシウムについてそれぞれ単位質量あたりの質量と放射能を求めた。
日本人の食事における食品の種類と量を考慮して137Csの摂取量を求めることが重要であるとし、
きのこ類、魚介類、牛乳及び乳製品類、食肉類、イモ額、豆類及び種子類が
137Csの摂取に大きく寄与することがわかった。
分析測定をさらに高感度化して安定核種の摂取経路を解析することにより放射性核種の摂取経路を明らかにすることができる。という 今の日本でこそ絶対に必要な本は此処に在る。
(5)放射能汚染状況下での栄養摂取
放射能汚染状況下においても、人は栄養を摂取する必要がある。
国際赤十字社ではチェルノブイリ発電所事故で放射能汚染された地域の住民に対し、
最良の健康を維持する観点からどのように食事を摂ればよいかを説明するための小冊子
「チェルノブイリ:放射能と栄養」(5-12)を作成して無料配布している。
同小冊子の主な内容は次のとおりである。
・放射線と人への影響に関する説明
・チェルノブイリ事故の影響で被ばくのおそれがある核種
・食事中の基本成分と役割
・起こりうる問題に対する対策と回答
・食品の放射能濃度を減らす加工法
・放射能汚染状況下での栄養摂取法
・調剤等の特殊製品の製造・予想される質問の回答
食品の放射能濃度を減らす加工法として、
・多量の温水で洗浄する、
・長時間水に浸す、
・熱処理する、
・マリネにする、
・乳製品であれば脂肪分とたんばく質に分解する
などの方法について解説している。
また、栄養摂取法として、食材の選択、前処理、調理方法について解説している。
幾つかの料理に
ついてレシピも紹介されている。
↓
その2へ
http://mkt5126.seesaa.net/article/199081295.html