https://twitter.com/mkt5126/b  https://twitter.com/mkt5126/c  http://twilog.org/mkt5126      TweetsWind                   TweetsWind                   TweetsWind


2012年09月26日

パラグアイ と 極東の一諸島 の類似性。 気候と土壌に恵まれているが故に、農村部へ住んでいる限り飢える心配は無かった はずだった。

9/22の更新分だけど 此処へ置いておこう。


2012年09月18日短期国債の入札結果が出たよ 今回は借換国債なのだ
http://ameblo.jp/murrumbidgee/entry-11357894370.html
財務省HPより
国庫短期証券(第310回)の入札結果
http://www.mof.go.jp/jgbs/auction/calendar/tbill/tbill_nyusatsu/resul20120918.htm
 平成24年9月18日
 理財局国債業務課 短期国債係
 Financial Bureau Market Finance Division

今回の発行額は約2兆5000億円!!
価格競争入札の応募額は、41兆4,119億円あったのだ。

相変わらず応募額がデカイのだ。
償還期間が1年の借換国債だね。

今回の発行根拠法律及びその条項は以下の通りだよ。

特別会計に関する法律 第46条第1項
 国債整理基金特別会計においては、
 各年度における国債の整理又は償還のために必要な金額を限度として、
 借換国債を発行することができる。

毎度の国債整理基金特別会計に充てられる資金だね。
でも、借換だけためにこの額は大きいよね。

普通国債について、償還額の一部を借り換える資金を調達するために発行されるのが借換国債
なんだけど、コレの頻度があまり多いと不安になっちゃうよね。

此の意味を俺は色々と想像できるけど、むしろ専門家の意見の方をこそ まずに聞きたいかな。
下手な解説をする連中へ ツッコミ返し が出来そうそうだしw




2012/9/18 日本だって、暴動が起こっていいほどの格差や貧困がある
http://blogs.yahoo.co.jp/hary1118/37521358.html



https://twitter.com/hatoyamayukio/status/248746699701485569 鳩山由紀夫 9/20
HP更新:
http://www.hatoyama.gr.jp/activity/detail.php?id=122
 緊急出版 「民主党の原点〜何のための政権交代だったのか〜」



9月19日 「原子力規制委員会」が発足 その前途は真っ暗〜 - 暗黒夜考
http://blog.goo.ne.jp/tarutaru22/e/d3cc2e3d59aebf01cabe2bce402ad02b


保安院 引き継ぎ文書142点紛失 福島原発検査報告も 2012年9月19日 東京新聞

経済産業省原子力安全・保安院は十八日、原子力規制委員会の事務局を務める原子力規制庁に引き継ぐ文書のうち百四十二点を紛失したと発表した。東京電力福島第一原発の使用前検査の結果報告書などが含まれる。保安院は「昔の資料で業務に影響はない」としているが、ずさんな文書管理に批判も出そうだ。

保安院によると、紛失したのは引き継ぎ対象の文書一万三千四百十一点の一部。
核燃料サイクル関連施設の工事計画書なども紛失。

十九日に発足する規制庁への引き継ぎ作業のため、
文書管理簿に記載されている文書を確認したところ、紛失が発覚した。

経産省や旧科学技術庁からの業務移管に伴い、大量の文書が引き継がれており、
その際に紛失した可能性が高いという。
ほぼ完全に意図的。 息を吐くようにテロをする。

http://blogs.yahoo.co.jp/hary1118/37532861.html
日本の「2030年代に原発ゼロ」宣言におびえるアレバ社/ルモンド紙(9月18日): フランスねこのNews Watching
http://franceneko.cocolog-nifty.com/blog/2012/09/2030918-1f1b.html

だがアレバ社は、日本について 何も変化は無い と判断している。
「日本では、原子力政策についての議論も それほど明確な方向性を持った形では実施されませんでした。
 今回の政府宣言についても慎重に見極める必要があります。
 人々が感情的になっている時には、こうした宣言が出てくるのもよく理解できます。」
「公式に原子力脱却を決めたのはドイツだけです。」

福島原発事故が起きる前、世界最大の原子力企業を誇るアレバ社では、
日本での業務が売上の8%を占めていた。
「再稼働がなされれば、まず核燃料の供給が再開することになります。」
こうウルセル社長は述べる。

アレバ社は2008年以来、三菱グループと共同で日本の原発への核燃料の供給を行っている。

日本政府が青森県の核燃料サイクル事業を継続するとの確約を行ったことについても
同社長は喜びを隠さない。
アレバ社は青森県の六ヶ所村で
放射性廃棄物の再処理工場を運営する日本原燃とパートナー関係にある。






2012/8末現在 各国が輸入規制している日本の食材 日本の食品に対する輸入規制措置を講じる国の数は、むしろ増えている
http://prepper.blog.fc2.com/blog-entry-303.html


東京湾のホットスポットは福島第1原発沖を超えた
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1296.html

まるで無間地獄−始まった河川の放射能汚染
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1332.html

千葉の漁師・「最低でも週2回、奇形魚が揚がる」
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1325.html


東京湾のセシウム汚染は、ものすごい勢いで進んでいます。
http://d.hatena.ne.jp/rakkochan+zaiseihatan/20120513/p1
汚染のピークは、まだまだ先です。

コメや野菜にしても、山に降り積もった放射性物質が平野部に移行するまで、まだ時間がかかります。
地下水への浸透も問題です。場所によっては、農業用水や養殖池の水としては使用できなくなるでしょう。

最終的な土壌の放射能汚染の姿は、まだ誰にも分かっていないのです。

8年半後の社会が、どう変わっているのかはまだ分かりません。
国の財政が破綻して、すべての人にまともな医療が施されない、という悲惨な社会かも知れません。

増税に次ぐ増税で、レジャーどころではなく、
アメリカの平均家庭のように毎月の食費に苦慮するようになるかもしれません。
今の国会の荒れ模様を見ると、悲観的にならざるを得ません。

そんな社会にならないように、政治家を慎重に選び、
国を破綻させることばかりやり続けているコクゾウムシ官僚をどう排除するか、
国民運動を展開しなければならないのです。

そのためには、まずはとにかく「健康をキープし続ける」こと。これに尽きます。
ですから、何の科学的根拠もなしに、未だに安全デマを流す人のことなど信用することなく、
「疑わしきは食べない」を徹底することが大切です。

特に、テレビのバラエティ番組などで、
人気料理人が、明らかに食べたくない産地の食材を使って料理したものを子供たちに食べさせている
のを観ると、
「そろそろ、自分の子供に食べさせても大丈夫になったのかな?」
と勝手に思い込んでしまうので、テレビにはくれぐれも注意する必要があります。

アメリカ経済ニュースBlog 遺伝子組み換え食品は本当に安全か?
http://uskeizai.com/article/292925902.html

2012.09.18 TPP参加表明国は「2013年以内に交渉妥結したい」 | カレイドスコープ
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1573.html

2012.09.18 「STOP TPP!! モンサントにNO!」 動いている市民活動 | カレイドスコープ
http://kaleido11.blog111.fc2.com/blog-entry-1543.html

https://twitter.com/nobuyoyagi/status/248235985756905472
モンサントの南米侵略 モンサントによってのパラグアイでは6月にクーデターまで起きている
http://blog.rederio.jp/archives/1130
南米でモンサントがやっていることをみれば、この企業の本質がわかります。

南米では遺伝子組み換え作物は民主主義的なプロセスを経て導入されたものではありませんでした。

遺伝子組み換えの問題が殆ど知られていなかった1996年のアルゼンチンに
モンサントは紛れ込むことに成功します。
そのアルゼンチンから遺伝子組み換え大豆が
非合法に密輸品としてブラジルやパラグアイなどに持ち込まれたのです。

本来、密輸品のものを耕作することは犯罪のはずですが、
今なおラテンアメリカでは大地主は その地域の警察や裁判所にも睨みを効かす権力者です。
その権力者を動員し、国会ロビーを強くかけて、
民主主義的なプロセスも一切吹っ飛ばして、
ブラジルでもパラグアイでも遺伝子組み換えが2005年に合法化されてしまいます。

その後、遺伝子組み換え大豆はあっというまに南米に広がり、
ブラジル、アルゼンチン、パラグアイ、ウルグアイ、ボリビアに渡る地域は
「大豆連合共和国」と揶揄される
(モンサントと同じ遺伝子組み換え企業のシンジェンタのパンフレットに使われた言葉)
までになってしまいました。

多くの小農民や先住民族が土地を奪われ、
パラグアイやアルゼンチンでは6割もの農地が大豆に占拠され、
その殆どが遺伝子組み換えとなっています。

モンサントは種子会社を買収し、
農民はモンサント以外からは種子を購入することが困難になり、
大豆では遺伝子組み換え以外、選択がなくなってしまう事態が報告されています。

この農地の過半数を占領する大豆を南米の人々は食べません。
輸出用の家畜の餌やバイオ燃料に使われます。
飛行機で農薬噴霧し、大型のコンバインで収穫する機械化農業は職も僅かしか提供せず、
土地を失った人々は一気に飢餓層となってしまいます。

アルゼンチンには以前に存在しなかった飢餓層が
モンサントの介入以降に生まれてきてしまったと報告されています。

もう1つ、深刻なのは農薬被害です。
遺伝子組み換え大豆が導入された地域では雑草が どんどん農薬への耐性能力を獲得してしまうため、
農薬使用量が劇的に増加してしまいました。
農薬空中散布により、ガン、白血病、出生障害などの被害が続出し、
アルゼンチンのコルドバでは裁判が起こされ、モンサントの農薬空中散布に有罪判決が下っています。

パラグアイで2012年6月に政変が起こりました。
現地やラテンアメリカの社会運動は政変直後から
これはモンサントによるクーデタだと批判を加えました。

クーデタに倒された前ルゴ大統領は
2008年パラグアイで史上初めて小農民の権利を守る立場で大統領に選出されました。
しかし、議会は大地主に握られ、大統領の農地改革の試みは進まず。
それでも更なる遺伝子組み換え承認に対してルゴ前大統領は抵抗します。

6月17日に農地改革を求める人々と警官の間で銃撃戦となり、17名が死亡する事態が起きます。
この事件を利用して、議会は短時間のうちに大統領の罷免を決めてしまったのです。

こうした民主主義を完全に無視した動き
にモンサントは直接に顔を出しませんし関与を否定していますが、
誰一人、モンサントの影響を否定する人はいません。

そして現に政変で権力を握ったフランコ政権は
矢継ぎ早に遺伝子組み換えBt木綿などの遺伝子組み換え種子を相次いで承認しています。

パラグアイだけでなく、中南米の殆どの国で このような動きが起きています。
ルゴ大統領で検索すると すぐに隠し子という言葉が出てくる、素晴らしき検索の世界。

そういう 情報工作や情報操作をして人民統制を行う連中 とは如何なる連中なのか? は
誠天調書 2012年09月23日: 原の巨人ジャイアンツと橋上と 情報と
 や
誠天調書 2012年09月25日: 西炯子「娚の一生」4巻。  東電OL殺人事件 東電女性社員殺人事件 の渡辺泰子への鎮魂歌、と俺は勝手に思い込む。
でも書いている。


大統領選挙・野党連合・ルゴ候補が勝利 (2008年04月20日投票) これまでのパラグアイ大統領選挙の経緯
http://www.geocities.jp/paraguaymiya/seiji-06.htm

有権者がコロラド党の60年の長期政権に「ノー」を突きつけ、
ルゴ氏が掲げた「変革」を支持した。ルゴ氏は農地改革など貧困対策を進める姿勢を示している

貧民と労働者、小作農の絶対的な支持を受けた彼は、大統領選挙の有力候補として浮上した。
ルゴ当選の原動力は、やはり貧困層の政権交代への熱望だ。

パラグアイは南米でも代表的な貧困国家だ。
国土面積40万6千752平方キロメートルに610万人が住むパラグアイは、
国内総生産(GDP)が93億4千万ドルで、1人当りの平均所得は1532ドルに過ぎない。
国民の36%が貧困層であり、
全体の人口の6分の1にあたる110万人が1日平均1ドル以下の所得で生活する極貧層という統計がある。
“ただただ過去の社会共同体が築いた遺産を奪い去って食っているニホンジンのコッカのニホン”と
内情は殆ど変わらないね。
だって其の極貧層へ 未来の遺産を先喰いして家畜への餌を与える をしているだけなんだからさ
(しかも其処からすらピンハネしまくっているし)


パラグアイは南米でも天然資源が不足して、産業が農業に偏っている。
世界第4位の豆類輸出国であり、最近の世界の穀物の価格上昇で利益も出た。
そのため、去年は6.4%の経済成長率を記録し、2桁の失業率も8.5%に下がった。

だが、労働者の80%が最低賃金にも及ばない慢性的な経済難は、
パラグアイ経済の永遠の課題になっている。
農民の生活も貧しいのは同様であり、
疏外された小作農たちは慢性的な貧困から脱することができないまま、不満だけが募ってきた。

持つ者による富の独占はもちろん、
社会に蔓延っている不正腐敗問題も、与党の長期執権がもたらした弊害
というのが国民の認識だ。

したがって、ルゴの当面の課題は
こうしたパラグアイの経済の現実と社会体質を改善することであり、
これに対する期待が難攻不落だった右派の長期執権を終わらせ、
左派政権への交代を実現させた。

左派政権が勝利し、南米の右派政府はコロンビアだけになった。

どのような事が起きるのか注目しています。
多分 表面的には特に何も変化しないでしょうが、
有権者の半数以上が赤党という現状からみても赤党政権の利権体質が末端まで組織化されていますので、
8月15日の大統領交代まで これから約4ヵ月間様々な場所で色々な変化が起きて行くと思います。

61年ぶりの政権交代、
パラグアイの人達にとり選挙で民主的に政権が交代するのは初めての経験です。

いよいよ未知の時代に突入する事になります。
ルゴ・青党の野党連合が今までの赤党のような利権構造を継続させてしまうと
国民からの支持を失う事でしょう。

不正・腐敗・利権構造を正して欲しい
というのが国民の一番の願いであり、
これが実現出来ない場合の反動は大きいものになると思います。

南米の政治―「米国の裏庭」はいま(2008年 5月12日・朝日新聞・社説)

背景には、親米政権による経済政策の失敗がある。
国際通貨基金(IMF)主導で各国とも緊縮財政や民営化などを進めた。
インフレは抑え込んだものの貧富の差が広がり、民衆の反発を呼んだ。

ベネズエラのように反米主義と資源ナショナリズムを掲げる急進派もあれば、
ペルーやブラジルのような穏健派もある。

はっきりしているのは、米国の影響力の低下だ。
米国は長年、左翼ゲリラ封じや麻薬対策で各国と協力してきたが、
いまや親米政権と言えるのはコロンビアだけになってしまった。
ブッシュ政権はそのコロンビアと自由貿易協定をめざしたが、
コロンビア民主党の反対で暗礁に乗り上げている。
麻薬対策の拠点だったエクアドルにある空軍基地は、来年末に返還を求められており、
使用延長の見込みはない。

米国の影が薄くなったのと対照的に、ブラジルを中心に地域の自立志向が高まっている。
南米は石油や鉱物資源に恵まれているうえ、小麦や牛肉などの食糧生産基地でもある。
それを目指して中国が外交を活発化させ、存在感を増している。

「米国の裏庭」と呼ばれたのは、ひと昔前の話だ。
グローバル化した経済構造の上で資源や食糧で世界の需給のカギを握るプレーヤーになっている。
地球の反対側のそんな流れに、私たち日本人はもっと鋭敏であっていい。
鋭敏であって欲しいと国民に訴えるならば
他の新聞のように記者を送って自分で見て記事にして欲しいものですね。


では2012/6にパラグアイで何が起きたのか?概要を書いていこう。
http://blog.livedoor.jp/tomokoar/archives/51945193.html
各地で土地なし農民の不法占拠が問題になっていましたが、
特にクルガトゥにおける土地無し農民と警官隊との衝突で双方で17人の死者が出た
首相官邸前デモで俺は あくまでガンジー主義を と言い続けた。
必ず カウンタークーデターを仕掛けるべくニホンジンの右手と左手が暗躍する と確信していたからね。

そして このパラグアイの「土地なし農民」とは「小作人」と微妙に違うのだが
これを明確に説明してくれる文書は極めて少ない。
後に説明するが おそらくカンミンゾク奴隷輸入の未来 も其処に有るだろう。

http://nikkeijournal.blog39.fc2.com/blog-entry-207.html
パラグアイの40パーセントを占める貧農層の圧倒的な支持で
大統領に就任できたルーゴだが、当初約束した
貧しい87,000家族に土地を与えるという公約は果たされていない。

彼ら土地なし農民は
耕作されていない大土地所有者の土地に小屋を建て、これを占拠する闘争を展開してきた。

6月15日、パラグアイの土地なし農民グループ150人が
不法に占拠している土地から強制排除に乗り出した警察321人の衝突し
双方で17人の死者が出た。

いわゆる土地なし農民グループは2011年から この地の占拠を始めた。
パラグアイのブラジル国境近くの「有る地域」では こういう不法占拠の事件が多く起き始めていた。
パラグアイは、歴史的な3国戦争
(ブラジル、アルゼンチン、ウルグアイを相手にした戦争・1864年から1870年)
で莫大な犠牲を伴って敗北した。

成人男子がほとんど死亡したパラグアイは、戦後の一時期、アマゾナス状態となった。

パラグアイは戦勝国への賠償金を作る為に、外国投資家に土地を売ることを強いられた。
この観点は いつも通りに何故か不思議に
パラグアイの歴史 - Wikipediaでは詳しく書かれていない、
いつも通りに何故か不思議に検索でも殆ど出てこない。


それはアスンシオンから北東に300キロ、カニンデジュ県はブラジルに近く
「ブラシグアジョ」と呼ばれるブラジル資本による大豆生産が行われるようになった
そして この大豆生産がパラグアイの最大の輸出品でも有る という部分にこそ
今回の話の本質は有るが、このまま話を進めよう。


このクルグアティ市には
ブラジル資本によりタニン抽出なども行われたりマテ茶製造などを行っていたが
採算が合いきれず1967年に結局は土地を手放し、国家の管理へとなっていた。

ただ30年たつと入植地は所有権が認められるという法律により、
2004年にスーパーマーケット会社の経営者でコロラド党の元上院議員ブラス・リケルメへ
まとめて2000ヘクタールの土地が所有権移転されたりもした。
警官との衝突で死者まで出た場所は その辺りのようである。
ルーゴに近く、土地なし農民運動の指導者でもあるホセ・ロドリゲスは
「これは土地なし農民に死者が出たことを正当化するための、警察側の自作自演である可能性がある」
と指摘した。

パラグアイ農地運動(MAP)の指導者ホセ・トマス・ベニテスは
「これは生存のための土地闘争だ。しかし銃器は持っていなかった。
 どのようにして発砲が始まったのかは分からない」
と語っている。

http://www.geocities.jp/paraguaymiya/lugo-003.html
クルガトゥにおける土地無し農民と警官隊との衝突で双方に多数の死者が出た事件の責任を追求し
ルゴ大統領に対して議会が弾劾を行うように求め、
下院では圧倒的多数で可決し現在上院で審議が続いています。

報道によれば
 警察は法律に基づき不法に土地を占拠している土地無し農民に対して退去するように勧告し、
 警官の代表が丸腰で話をしに向かう途中で農民達に虐殺された
という事から双方で武力衝突が起き多数の犠牲者が出ました。

不法に土地を占居した上に警官隊に対して武器で攻撃した農民と名乗る無頼漢
に対して毅然とした態度を示さず、
内務大臣の首をすげかけ対応処理そして責任を押しけるだけで この問題から逃げよう
とする大統領の態度に議員が怒り、
下院では連立与党を組む青党も弾劾賛成に廻り圧倒的多数で弾劾を行う事を可決しました。

これに対して大統領は「自分は辞任しない」と宣言し、
これに対して青党の大臣の多くは辞表を出し、
またイタイプダムはこの混乱を見て「警告レベル赤」としてパラグアイの混乱に対して警戒しています。

我らの大統領を守れと各地の土地無し農民はアスンシオンに結集し
「大統領を守る、議会を取り囲み議員を外に出さない」と息巻いています。

上院の議決次第では大統領に対して強く退陣を迫る事態も考えられ
かなりルゴ大統領側は追い込まれているというのが現状です。

軍は最高司令官である大統領に従うとして現在は静観しています。

大統領-武装不法占拠者-土地無し農民、vs 議会-警察 の対立という不思議な構図となっています。
土地無し農民など経済的に恵まれない人達から支持を受けて大統領になった経緯があり
不法占拠者に対しても無碍には出来ず と大統領が対応した事で
不法占拠達は自分達は事を起こしても大統領は味方になってくれると考え
警察官殺害という暴挙に出たとも考えられます。
ごく一般的な市民からは不法者、無頼漢の味方をして社会不安を煽っているという意見も多くあります。

午後になり国会議事堂前には
ルゴを支持する人 と ルゴの辞任を求める人 の両方が集まり不穏な雰囲気になりましたので
警官が二つのグループを分け、その後ルゴ辞任を求める人達は立ち去りました。

上院は午後6時から審議を再開し22日の正午から2時間大統領側に時間を与え
その後弾劾に賛成する議員の反問があり、16:30に結審をすることになっています。
警察はアスンシオンに警官を集め警備を強化し万一の事態に備えています、
警官の数は4千人と言い各所でチェックを行なっています。
多くの企業は終業を早め何時もですと渋滞になる午後6時頃には
メインストリートのマリスカル・ロペスも殆ど自動車が通行しない閑散とした状況になっています。

多くの市民は99年の政情不安の際に
国会議事堂前の公園で混乱が起き銃撃戦となり多くの犠牲者が記憶があり、
混乱を心配しています。
午後6時過ぎの状況としては大きな混乱も無く国会では淡々と審議が行われ、
外の公園ではルゴを支持する人が集まっていますが警官隊がしっかり取り囲み特に目立った混乱はありません。

連立政権で青党等の支援があって成り立っていたルゴ政権ですが、
自身の政党は議会に殆ど議席を持っておらず孤立しており、継続して政権を担うのは難しいと見られています。
で 結局にルゴ大統領の弾劾は成立してしまう。

もう少し背景を書かなければならない。
そして 何故にパラグアイの土地所有は異常なまでの寡占状態となったか である。


2008/07/08 パラグアイ:先住民は先祖の土地に帰れず−JanJanニュース
http://janjan.voicejapan.org/world/0807/0807071419/1.php

2011年11月10日 日経 パラグアイ、イグアス移住地存亡の危機か 土地なし農民が不法占拠 、背後には大統領との説も
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/30950

http://blogs.yahoo.co.jp/khadairo/11576750.html
土地を持たない農民が人の畑に勝手に入り込んで、
家を建てたり畑を作ったりして、居住権を主張し、法的に土地を奪い取ろうとするもの。
しかも徒党を組んでデモ行進のようにやってくるらしいのです。

正規の土地の所有者たちは 土地なし農民が入り込んだら終わり とばかりに、
道路をふさいで狙われた土地に、地域住民だけでなく警察や軍隊までも投入して
防いだり邪魔したりしているそうです。

この話が、日本人が開拓したイグアス移住地で激しく、日本大使館まで巻き込まれたとか。

正規に土地所有している日系人らは、日本国の援助もあって、
JICA直轄移住地として土地を開拓し、または離農した人々から土地を買い足したりして、
その権利書も持っていたりして当然の土地の領有権を主張しているだけ。

ですが、
 パラグアイという国の変なところで違法占拠した土地なし農民に「土地を分けてやれ」
というんだから、どうなってんの?って感じ。

今まで自国民が開拓しないでジャングルボーボーだった土地を
数10年前日本人やヨーロッパ人が開拓してくれたのに、
今となっては、日本人はじめ「移住者ばかりが金持ちなのは許せない」みたいな話が出てきてるらしい・・・


http://www.med.akita-u.ac.jp/~doubutu/jica/kikou/shozawa.htm
パラグアイ河上流地域に豪雨が降ると
その影響がゆっくり下流領域に及び洪水になるが その速度は遅く
日本の河川の洪水の様な死者が多数出る水害にはならない。
水量の多い河に恵まれ世界最大級の水力発電所があり、その恩恵を国民は享けている。

パラグアイの北西部に国の総面積の約60%を占めるチャコ地方は海面より低い地域が多く、
その殆どが農牧に適さず、人口は約10万人前後でこの国のインデオの2/3にあたる約25,000人が住んでいる。

南東部は最高700m程度の丘陵が広がり、
広大な森林を開発して発展した牧場や綿花、大豆、米、農民の主食であるマンジョウカ芋の農地が広がっている。
この地域には首都や多くの都市が散在し、国民の大部分が住んでいる。

人口増加率、年齢別人口比率の数値は東南アジア諸国と類似しており
人口の急速な増加と それに伴う若年者の増加が著しいことがわかる。

パラグアイはラプラタ開発時代スペイン兵士と原住民のグアラニ族との婚姻が奨励され
混血により新しくパラグアイ人が誕生し、農民の大部分を占めている。
公用語としてスペイン語とグアラニー語が用いられている。日常会話では両者が用いられている。

地下資源に欠け農畜産を中心に発展してきた国家であるパラグアイは
1811年独立直後から強力な富国政策がとられ、
南米で最初に鉄道が走る裕福な国家になり、教育の自由と義務教育が認められた。

しかし1864年に始まったウルグアイ、ブラジル、アルゼンチンの三国同盟軍との戦争に敗れ、
国土は半減、国民が130万から30万と大きく減少、
特に若年者の減少が著しくブラジルやヨーロッパからの若い男性の移民が奨励された。
しかし1932年から1935年に及ぶボリビアとの間のチャコ戦争で再び疲弊し、
国力回復の為に また多くの移民を受け入れた

日本からの移民も この時期に始まった。
人口増加と政治の安定化が進むにつれ長く低迷していた農産、牧畜、林業の生産も徐々に回復し、
大豆、綿花等の輸出も増加した
ことに大豆輸出に果たした日本人移民の努力は高く評価されている

世界最大のイタイプ発電所があるにも関わらず 製造・加工業等の産業の発達が遅れており、
失業者が多く、人口増加に伴い就業率も低下している。

国の財政も豊かでなく
公務員の給与は例えば大学病院の教授でも1000ドル、小学校長で200〜250ドル、若い職員はさらに低い。
一般に官庁の勤務時間は午前中4〜5時間で 職員は午後他の職場で働き生活費を賄っていくような状況である。
1人当たりのGNPは1570ドルと とても低い。

定職のない或いは給与の低い若者は裕福なアルゼンチンへの出稼ぎする者が多く、
結果的に家庭崩壊例が増加し、都会では乞食、ストリートチルドレン、盗難、窃盗、スリの被害が増加し、
シンナー、麻薬愛好者も増えている。
農地の80%を僅か5%の地主が支配しており、大部分の農民の生活は苦しく、
殊に小作農の生活水準は低く、住居は狭く、部屋は陽光も入らず暗く、
シャガス病を媒介する昆虫サシカメやゴキブリの格好な隠れ場所になっている。

農村都市を問わず貧困家庭では上下水道の設備が不完全で乳幼児死亡率を高める原因になっている。
アスンシオンなどでも下水に放流された糞尿汚水は処理されず河に放流されている。
国民一人当たりのGNPは1570ドルと低い。

パラグアイでは公立病院の整備改善は遅れている。
最大の公立病院の一つであるアスンシオン大学医学部付属病院でも
各科の独立性が強く手術室などの中央化が進んでおらず
病室も20人以上の大部屋がみられる。

また特殊の治療例えば癌の放射線治療などを外部の放射線科の病院に委託している。
人口1,000名当たりの医師数は 0.62名、ベット数は1.0
と明らかに医師数もベット数も不足している。
唯一のアスンシオン大学医学部の学生は60名程度と少ない。


http://www.geocities.jp/paraguaymiya/hajimeni-01.html
1997年の経済動向は、「低インフレと低成長」と言い表せる。
インフレ率は6.2%と20年ぶりの低水準に収め目標値の8%を下回ったが、
経済成長率は2.6%(目標値4%)にとどまり、1996年の1.3%を上回ったものの、
人口増加率が3.1%であることに鑑みれば、GDPは実質マイナス成長であった。
この他、対米ドル通貨切り下げ率は9%、外貨準備高は20.4%の減少
(96年末10.6億ドル、97年末8.4億ドル)、財政赤字1億ドル(暫定値)などからも、
経済の悪化が伺える。

民営化は小さな政府を目指すワスモシ政権の経済政策の柱の一つになっているが、
1992年1月に公布された民営化法126/91号で民営化が指定された5つの公社のうち、
1998年2月現在、民間へ売却された株は
航空会社の80%、アルコール公社の71%、製鉄100%、5社に分割された商船隊の4社である。

通信分野、電気、水道、社会保険、鉄道ともに国営企業が運営しており、
非効率性、赤字体質が批判されてるものの、
民営化された場合に収益のあがらない農村地域のサービスが疎かになるとの議論があり、
民営化は進んでいない。

公務員数は増加し続けており、
1989年には12万人だったが、1997年には18万人(国営企業職員を含む)となった。

パラグアイ国内の所得の偏在も近年顕著となりつつあり、
1997年世界銀行は、
パラグアイの富裕階層20%に所得の62.4%が集中しており、
低所得階級10%は0.7%の所得しかない
という数字を発表した。
国内には個人所得税、相続税といった所得の公平な分配機能が存在しないことも一因となっている。

1997年の国内総生産は名目ベースで100.3億ドル、
一人当たり国内総生産は1,634ドルであった。
経済成長率は2.6%で、前年の1.3%を上回ったものの95年の4.7%を下回った。

分野別国内総生産構成比は
農牧業が27%、
製造業が20%、
電気、通信、水道の基礎サービス業が10%、
その他のサービス業が43%
であった。

分野別成長率は
農業5%(前年1%)、
牧畜業3.0%(同1.7%)、
工業1.1%(同?2.2%)、
商業及びサービス業1.5%(同?1.0%)
であった。

全国平均の失業率は1995年8.1%、1996年9.8%、1997年10.1%である。
人口増加率は2.6%であるが、
農業部門の不調により農村部から都市へと職を求めて移住してくる若者が年々増加している一方、
民間部門には それを吸収できるだけの雇用の受け皿がない ことと、
金融危機とアングラ経済つまりヤクであろうに対する隣国からの圧力により経済活動が落ち込んでおり、
失業問題が深刻化している。

1997年に企画庁が実施した全国家庭調査の結果によると、
経済活動人口は全人口の35%(178万人)で、
そのうち89.9%が有職者、10.1%が失業者である。
経済活動別人口は、
農牧業が57,9万人(32.4%)と最も多く、
サービス業33.5万人、
商業・金融22.4万人、
製造業18.2万人、
建設14.2万人
となっている。

主要輸出産品(FOB、千ドル)   * 1997年輸出額 割合(%)
大豆  444,404    41
綿花  71,447    7 
肉類  51,029     5
木材  95,413     9
サブトータル 662,293    61
------ ------ ------
その他 426,272    39
合計  1,088,565    100

パラグアイの国際収支の特徴は、
当国の貿易動向にアングラ経済が占める割合が多いため、
統計に表れる数値と現実とがかけ離れていることから、
中央銀行は少しでも統計を実態に近づけるためのデータ操作をしていることである。

パラグアイは歴史的に対外債務額の少ない国である。
代わりに
パラグアイにおいては1990年に成立した内外投資促進法(法律第60/90)により、
自由な海外送金の保証、生産機材の無税輸入、投資後5年間の企業所得税の免
除といった優遇性を投資家に付与している。


ワスモシ大統領は頻繁に外遊して、対パラグアイ投資の優位性につき、2億人の大市場(メルコスール)、内外投資促進法による優遇措置、安定したマクロ経済、地理的優位性、豊富で廉価な土地・電力・労働力の諸点を説いてきた。法制度の不整備、腐敗、質の低い労働力、インフラ整備の欠如、内陸国であるための高輸送コスト等といったハンディキャップはあるも、メルコスール発足後ブラジル、アルゼンティン、チリからのサービス分野への投資は増加している。
混血が進み 極度の貧富格差しかないパラグアイでは
国粋主義的民族主義が成立しにくい のだろう。
その背景が有るが故にか 国粋主義的民族主義な独自財源による独立国家 という方向性が感じられない。
だから 外資への不信感 が どうしても薄いのだろう。

大豆の生産量は、ブラジル、米国、アルゼンチン、中国に次いで世界第5位である。
生産量の67%が輸出用、31%が原材料として利用、2%が国内消費される。
国内に主要な搾油工場は2つあり、輸出には付加価値をつけることが望ましいが、
工業化の収益性が低いため、生産者は未加工輸出の方を好む。

都市人口は約54%で、 同数値は中南米諸国の中では少ない方であるが、
近年、農村部から都市部への若者の流出が進んでおり、2025年には65%に増加すると推測されている。

農村部における貧困に関連した問題は、
私有地の不法占拠、土地なし農民問題、原住民問題、失業者・劣悪環境下に在住している人々
等、多岐に渡っている。

貧困者の70%、極貧者の85%が農村部に居住している。

近年の綿花栽培の不調に加え有望な代替栽培作物もなく、
収入源を持ち合わせない農民も多く、農村部における貧困の程度は年々悪化している。

しかし、
気候と土壌に恵まれたパラグアイでは、
農村部に住んでいる限り飢える心配はない。


では結局に センテーラsin tierra(土地なし農民による土地不法占拠運動) とは一体に何なのか?

http://www.intcul.tohoku.ac.jp/~syoshida/LACS/Vol7/tajima.pdf
此処を軸に再構成をして書いてみる。

パラグアイの基盤を成していたのは植民地時代から存在し今日まで至る中小の農民層である。
「大規模作物をしての輸出品」に向いた農作物に乏しかった植民地時代のパラグアイは
結果的に大土地所有が未発達となった。

そして独立直後の1870年の三国戦争の敗北で
国有地の殆どはイギリスアルゼンチンを中心とした外国資本に売却されたが
其処で本格的な農業開発が行われる事は結局に無かった。

ボリビアとのチャコ地方を巡る領有争いの結果1935年の戦争によって国境線が確定し
その後に入植なども行ってはいるが チャコ地方はサバンナ気候で入植による開発は困難を極める。

実は 其の西部のチャコ地方がパラグアイ領土の半分以上を占めるが
其の気候の厳しさゆえに人口は数%に満たないので、
実態としてパラグアイの東部のような土地問題は存在しない。

其の東部地方でも近年までは大土地所有が発達せず中小の農業者が農村部を歴史的に形成していた。

しかし1950年代以降 パラグアイはブラジルとの安全保障上の関係をも考慮として
パラグアイへのブラジル人の入植が促進されるようになった。
その一環としてパラナイグアス川の合流地点に両国を結ぶ友情の橋が建設される。
結果として 経済的に国力の低いパラグアイの安価な土地を求めて
ブラジル南部よりヨーロッパ系ブラジル人がパラグアイ東部へと押し寄せていった。
1960〜1970に加速し 現在ではパラグアイ人口の8%にまで至って あらゆるパラグアイ階層に進出している。

このブラジル系の入植者が
大規模農業経営を行いパラグアイ大豆の殆どを生産している。


彼らはブラジルグアヨと呼ばれている。

当初 このブラジルグアヨへ対し パラグアイ政府は入植用の土地を用意していた。
しかし既に渡す為の公用地の余剰は当然に殆ど無くなっていく、
結果として劣悪な土地の分配を行ったりもするが もはや其れも無くなっている。

センテーラsin tierra(土地なし農民による土地不法占拠運動)は そういう背景から端を発している。

つまり
 移民は受け入れ続ける だけど来てみたら土地は無い
そら 話が違う となって暴徒化している、其処に貧困問題が重なる、という訳だ。

しかも
 気候と土壌に恵まれたパラグアイでは、農村部に住んでいる限り飢える心配はない。
というのが有り
 中小の自作農とは いや小作農で有ろうとも 自給自足な者達
なのであろう。
だからこそ GNPが低いまま「貧しい が 食べていくには困らない」 となるのだろう。

上記の文書には それに伴う可能性が高い大変に面白い事が書いている。


ブラジルグアヨ達は
 勤労意欲に旺盛 権利意識が高い 農協などを作っていく 商品作物を多く生産しようとする。
一方 パラグアイ人からの入植者は
 労働意欲は高くない 協調しての大規模農業への意欲も低いので農協という形態すら親しみが無い
 それどころか そういう労働形態が有る事への理解すら乏しい

おいおいおいw
まさに自給自足の生活が可能な土地柄に生きてきた者達なんだね。
あくまで 自給自足に足る農業と牧畜だけで満足していく者達 が入植をするなればこそ
そら 小規模化していく となるよね。 金銭的には貧しくても飢える事は無い という地なんだね。
足るを知る それは文明人的な節度を持っている可能性が高い、そういう人達なんだろうね。


大航海時代の虐殺と侵略の先で混血を受け入れてきてしまいながら
結局は その気候と土壌に恵まれたパラグアイ東部地方では、農村部に住んでいる限り飢える心配はない。が故に
足るを知る それは文明人的な節度を持っている可能性が高い、そういう人達が
おそらくパラグアイという国家の根底を成してはいるんだろう。

だが その素朴さが新自由主義の餌食となる は 極東の一諸島でイヤというほど見てきているよね。
独裁政権が長くに続く理由、そして ようやくに其れが倒されても カウンタークーデターが不思議に起きる、
しかも 国家の根底に生きる者達は おそらく必要なだけに充分な文明人で有るが故に
その蛮族野蛮人の詐術は皆目に理解できないであろう。


だから 調べていって思ったのは
 このパラグアイにおける 土地なし農民 とは
 極東の一諸島における カンミンゾクなどの輸入奴隷 の話に酷似しているなぁ
という事かな。
ニホンジンのコッカのニホンは この問題を事実上に放置しているが
 仕事なし輸入奴隷 が仕事(カネ)を寄こせと武装蜂起と不法占拠を始める
は あり得ない話かな?

つーか 土地に限りが出てくる が故に問題が早期に表面化したパラグアイと違って
 新自由主義な金融工学で問題が表面化しにくい つまり詐欺が更に巨大な問題化へと発展する事が必定な
 極東の一諸島における カンミンゾクなどの輸入奴隷 の話
を考えるには 非常に良い参考の一つとなると思うんだけどね。


そして 貧困問題と絡めて考えようとしたルゴ大統領は
不思議な情報操作感が丸出しな話の向こうの 不思議なクーデター劇の先で失脚させられる。
しかも 其の内情への話は この超高度に発展しまくる情報化社会の極東の一諸島へは 不思議に届かない。

なんて不思議でウツクシイ話なのかなぁ と つくづくに思う。


http://blog.rederio.jp/archives/1130
パラグアイ政変で権力を握ったフランコ政権は
矢継ぎ早に遺伝子組み換えBt木綿などの遺伝子組み換え種子を相次いで承認しています。

パラグアイだけでなく、中南米の殆どの国で このような動きが起きています。

今年の3月にはメキシコでモンサント法案とよばれる法案が出されました。どんな中味かというと、農民が自分たちの種を自由に蒔くことを犯罪とする法案です。つまり、種子はモンサントなどの特定の企業から買わなければならないというのです。メキシコでは先住民族が先祖代々受け継いだトウモロコシなどの種を育ててきています。その歴史を犯罪とする法案にはメキシコ中から怒りがぶつけられ、法案は成立しませんでした。しかし、実質的にモンサントなどから種子を買わなければ農業ができない状態を作り出す動きは進んでしまっています。

もしそれが成立してしまえば何が起きるか? 農民が自分が作りたい作物を作れないというだけでなく、農業生産がすべてモンサントなどに支配されてしまうというだけでなく、この世の中で存在しうる種がモンサントらの管理するわずかな種類の種になってしまうということ。これは何を意味するでしょうか?

種は多様な違いがあり、その多様な違いで環境の変化に対応することが可能になります。今後、気候変動が大きくなる時代に、この種の多様さが未来を守る力になります。しかし、この多様さがまったくない、環境変化に対応する力を失ったモンサントの種だけが残ることになる。近い将来、こうした種が絶滅して農業生産が絶えてしまう危険すら起こりかねない。その時、多様な種を守り続けているところが世界の食料生産を支配するでしょう。しかし、多様な種を多くの農民の力を使わずに保持できるのはごく一部の種子企業だけで、その企業の多くが現在遺伝子組み換え企業に買収されています。地球の生命の危険とその危機を利用した独占が起きてしまう危険があると思います。

日本では否定しているターミネータ種の合法化をブラジルで画策
さらにモンサント社は日本のWebサイトでは否定する見解を表明している自殺種と呼ばれるターミネーター種をブラジル国会にはその合法化を求める法案を提出しています。この自殺種の種を殺す遺伝子が他に広がれば、地球上の生命に危機がもたらされる可能性すら指摘されています。しかし、モンサント社は自殺種の計画、研究は一切ないと日本のWebサイトでは言っているのに、地球の裏ではその合法化法案を出しているのです。これがモンサントという企業です。
「モンサント・カンパニーは、現在に至るまで、不稔種子製品の開発・商品化は一度も行なっておりません。多くの零細な農業生産者が抱いている懸念を共有し、モンサント・カンパニーは、食用作物における不稔種子技術の商品化は行なわないと、1999年に公約しました。弊社は、この公約を堅持しています。この公約に反するいかなる計画、研究もありません。」
日本モンサント株式会社のWebサイトに掲載されている文書
http://www.monsanto.co.jp/data/for_the_record/terminator_seeds.html
一方、右に掲げるのはブラジル国会に提出されたターミネーター種の合法化法案。与党労働者党(左翼政党)の下院リーダーから出されたもの。しかし、その法案文書のプロパティにはモンサントの契約弁護士の名前が入っており、一大スキャンダルに。
Projeto de líder do governo é redigido por lobby 「政府のリーダーの法案はロビーによって入力されていた」(ポルトガル語)


バイオテク企業による生命支配–TPPが彼らに必要な理由

私達の体自身がバイオテク多国籍企業により植民地化されようとしています。
その植民地化を可能にするのが知的所有権です。
TPPもACTAもその知的所有権の支配を世界化させるためのツールです。
TPPへの加入によって、現在よりも遥かに危険な状態が作られてしまいます。
それは絶対避けなければなりません。

モンサント社は莫大な訴訟費用を確保して、対立するものを脅します。
日本のマスコミは世界で
もっともモンサントのことを報道しないのではないでしょうか?
だから日本ではモンサントの本質がまるで伝わらない。
世界でなぜモンサント占拠運動が行われるのか、日本人の多くが知らない。

しかし、モンサントの本質がわかればわかるほど、モンサントはその存在場所を失っていきます。
情報を共有して、しっかりとモンサントを追い詰めていきましょう。
まぁ大体ドレもコレも構図は ほぼ一緒だよね。

予め出したい正義(利益)になるように
都合の良い部分だけを並べて 都合の悪い部分は無い事にする。
その数式の結果が正義(利益)になるように。
そういう手段を具現化したのが “そういうトコ”の企業会計原則 ではないかと。

都合の悪い部分を出そうとすると妨害も含めて徹底的に否定する。
都合のいい方向に持っていく場合も同じ。大合唱になる。それ以外は存在しないように。
センカクガーも同じだしね。

正義(利益)の為にどんな手段でも正当化するのが野蛮人で、
いかなる正義(利益)でも暴力を正当化しないのが文明人だとすれば区分けが出来るかと。

ぶっちゃけ自分から見れば今の刑法なんて理論破綻してるしね。
冷静に判断して犯罪を起こす(人を殺す)なんて時点で異常なんだから。
当然それに基づいたモノも全部支離滅裂だわな。
まぁイカれた連中が使うモノだから どうにもならんけど。

犯罪者集団が無辜の国民を弾圧し、
カネを持ってる連中が税金を貪り、
人を傷つけても何とも思わない基地害が正常な人を精神異常だと決めつける。

完全にイカれたコッカだわな。


2011年09月16日 「タネが危ない」野口勲・日本経済新聞社 を読んでいる。: 百子の日記
http://michiyotakai.seesaa.net/article/226182693.html


パラグアイ東部地方 と 極東の一諸島 の類似性 とは
気候と土壌に恵まれているが故に、農村部に住んでいる限り飢える心配はない。
それが故に 足るを知る という文明人的な節度を持っている可能性が高い、そういう人達が
おそらく社会共同体の根底を成してはいるんだろう。
それぞれの地方の特色の差異は有るだろうけどね。

だが その素朴さが新自由主義の餌食となる は 極東の一諸島でイヤというほど見てきているよね。
 独裁政権が長くに続く理由、
そして
 ようやくに其れが倒されてもカウンタークーデターが不思議に起きる理由、
しかも
 国家の根底に生きる者達は おそらく必要なだけに充分な「足るを知る」文明人で有るが故に
 その蛮族野蛮人の詐術は皆目に理解できないであろう
という意味でもね。

環境と状況が激変していく 其処に適応して行こうとする
其れによって様々な軋轢が起きるだろうし 様々な手法が有ろう。
だけれども 自分達が何者なのか の根底までをも捨て去って生き方を変えていこうとすれば
現状の人類の力を持ってすれば むしろ環境の方までをも変えてしまう。
それがフクシマの惨劇の本質である。
知恵を得たサル なだけの者達は結局に「足るを知る」の意味をも理解できない。

その取り返しがつかない過ち
 気候と土壌に恵まれているが故に、農村部に住んでいる限り飢える心配はない
という絶対に許されない領域への過ちを犯したのが フクシマの惨劇 である。


[福島原発]爆発前に空間放射線量のピーク 北側12日,南側15日
http://merx.me/archives/27605

2011/3/12の北側の双葉町上羽鳥 15:00 1590μsv/h
福島県が20日公表した東日本大震災直後のモニタリング結果では、
水素爆発を起こした東京電力福島第一原発の北側で2011年3月12日に、
南側で15日に空間放射線量のピークを迎えていることがわかった。
県は第一原発の水素爆発やベント作業、当時の風向きが影響したとみている。

空間線量が最大値だった双葉町上羽鳥の毎時1590マイクロシーベルトは、
1号機が水素爆発する直前の12日午後3時に測定された。
1号機では同日午前に原子炉の圧力を下げるためにベント作業が行われ、
午後3時36分に水素爆発が起きた。
県は
「爆発前からベント作業などで放射性物質が漏れていたと考えられ、風向きが影響した可能性がある」
としている。

どうも妙な記事だな?
 ↓
誠天調書: 2011/3/15は何が起きたんだろう? 福島第一原発で、南関東の首都圏で、千葉県の北西部で。
http://mkt5126.seesaa.net/article/288906990.html


掲示板などのサイトを巡回して問題のある文章や画像が掲示されてないかチェックするお仕事
http://merx.me/archives/27589
ピットクルー株式会社北九州サポートセンターが
 掲示板などのサイトをチェックして
 問題のある文章や画像が掲示されていないかチェックする仕事
を募集している。

北九州…。
「掲示板などのサイトを巡回して問題のある文章や画像が掲示されてないかチェックするお仕事です」って
これ、瓦礫焼却に関するネット監視の求人だよね。






http://www.news-postseven.com/archives/20120918_143137.html
なぜ、頑なまでに代表監督という名誉ある地位に難色を示したのだろうか。スポーツ紙野球担当記者はこう解説する。

「落合氏は、プロ野球選手は球団との契約の上に成り立っている、と考えている。
 まず、球団との契約をきちっと履行した上で、全日本として活動するぶんには構わないと思っているが、
 今のサムライジャパンは、常に急造チーム。
 それに、仮に故障しても何の保障もされない。そんな環境では、賛同できないのです」

事実、石井弘寿(元ヤクルト)はメジャーで通用する力を持っていながら、
2006年のWBCで肩を壊し、再起することなく、昨年引退した。
“世界一”というスポットライトばかりに目を当てがちだが、
落合氏はそのウラの事象に着目しているのだ。

9月2日の群馬での講演会で、落合氏はこう話している。
「(世界大会を)やるぶんには一向に構わない。
 でもきちっとした、どこからも突かれないような方法論取るべき。
 何年後にWBCや五輪があるとわかっているんだから、
 よその球団に迷惑を掛からないように、
 WBCや五輪に行けるような若い連中、メンバーを育成するために、
 ナショナルチームという形でなくても、1チーム40人から50人くらいのメンバーで組織作りをしましょう、
 と何回も提言したことあるんです。

 ところが、俺が先に行き過ぎているのか、
 周りがなにも考えていないのかわからないんだけども、すべて却下。
 俺のいうことはすべて却下。ダメなの」

決して世界大会に反対しているのではなく、
あまりにもその場しのぎのチーム作りに異を唱えているだけなのだ。

http://www.news-postseven.com/archives/20120923_144820.html
9月2日、群馬県伊勢崎市で行なわれた講演会で、落合氏の口から当時の話が飛び出した。

「(監督だった)長嶋(茂雄)さんが運悪く倒れられて、中畑清がやっちゃいましたよね。
 清で全日本、勝てるはずがない。
 だって、長嶋さんだからまとめられるけど、清がどうやってまとめるの。無理でしょ。
 まして、一癖も二癖もある連中」
こう中畑氏を批判すると、大会中に掛かってきた“1本の電話”について述べた。
「まあ、今だからいいやね。
 亡くなった広島にいた木村拓也ね。あれが五輪のメンバーで。
 俺でも、キムタクを連れて行く。最悪、捕手もできる。内野、外野全部できる。
 ああいう人数の少ない野球というのは、ベンチ置いといて、何かあったとき、
 最後はコイツを使えばいいやという選手が必要なんだ。

 キムタクが(大会中に)肉離れしたんじゃないかな。
 それで、(中畑から)電話が掛かってきた。
 『(追加で)井端が欲しい』
 『今から井端そっちやって どうするんだよ。いるヤツでやれ。
  もしやれないなら、(木村が在籍していた)広島から1人持っていってくれ。
  そうしないと、お前らの考えだと、ヨソの球団にあれくれ、これくれと絶対になるから』
 と断わったんです」。

「プロ野球は契約社会」が信条の落合氏からしてみれば、
ルール上にないことを突然いい出したことが許せなかったのだろう。

一方の中畑氏にしてみれば、
初めてオールプロで参加するアテネ五輪は「全勝優勝」を義務づけられたうえに、
なんとしても金メダルを獲らなければならなかった大会だった。

初めてオールプロで参加するアテネ五輪は「全勝優勝」を義務づけられたうえに、
おクニの為に死んでこい を真に受ける奴が馬鹿で有る。
なんとしても金メダルを獲らなければならなかった大会だった
テメェらの利益(この場合は虚栄心が大きい)を満たしたいが為に おクニの為にと言う口実を使う
単なる カルトの詐欺師 宗教右翼カルトの詐術 だよね。
しかも当人が無自覚なんだから もっと始末に負えないよね。


http://www.news-postseven.com/archives/20120721_130976.html
チーム内には、“甘えの体質”があった。打撃練習をする選手たちの様子を見て、落合氏は驚いたという。

「『手にマメができたから、ベンチ裏に行って応急処置をしてくる』といったまま、帰ってこない。それからは応急処置の箱を(バッティング)ゲージの横に置きました。すると、今度は『水分補給してくる』と言い出す。行ったら、帰ってこない。ペットボトルも、ゲージの横に置いて、逃げ場なくさせました」

このキャンプで、選手の意識改革を施しながら、落合氏は一つの指針を見つけ出した。

「体力をつけるのか、技術を教えるのか、どっちがいいのか? 体力がないと長続きしない。教えることはたくさんある。その体力があるのか? まずは、バットを振る体力をつけないといけない。そこから始めた」

アマチュア時代は死ぬ物狂いでボールを追いかけた選手も、プロになると、とかく“調整”という都合の良い言葉を使って、練習しない選手も増えてくる。だが、落合氏はそれを許さなかった。

「うまくなりたければ練習しろ」――。当たり前で、単純すぎることを実践させたからこそ、落合ドラゴンズは輝かしい戦績を残したのかもしれない。

落合は体技心なんだよね。秋山ホークスや渡辺ライオンズは体心技だよね。
落合も秋山も渡辺も そういう意味では根本の後継だよね
日ハムやヤクルトは典型的な技体心かな。 そういう意味では野村の後継だよね。

中畑とか星野はなんかは馬鹿馬鹿しいまでに「心技体しか出来ない」だよねw
そして 宗教右翼カルトな精神論 とは まさに「心技体しか出来ない」なんだよね。

更に言えば「心技体しか出来ない」という辺りの意味合いを理解できない者達こそが
詐欺と詐術の餌食となる。
社会を構成する圧倒的大多数な 馬鹿で豚にすぎない一般民衆 とは そういうモノではあるけれども。

俺は 俺なりに考えながら
 馬鹿で豚にすぎない一般民衆 の ほんのチョットだけ上で
 彼らと一緒に生きていこうと思うからこそ守って行こう
とも思う。
だからこそ 馬鹿で豚にすぎない一般民衆 を詐欺と詐術の餌食にして行こうとする連中を激しく軽蔑していく。

話そのものは そんなに難しくないよね。




posted by 誠 at 00:01| Comment(0) | TrackBack(0) | (゚∀゚) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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