第二の姉歯といわれる設計事務所の概観がモザイク入りで出ていたが、強制捜査に まともな書類が残っているはずが無い。
これはよく見るとわかるよね。笑ってしまう。
内河の自宅に捜査が入る前夜に
関係書類をシュレッダーにかけたようなゴミ袋がたくさん出ていたと、
今日、取材に行った記者から聞いた。
捜査が入る前に関係箇所に「自宅にいて下さい」と連絡が夜遅くに警察から入る。
スコミにも捜査が入ると連絡が入る。現場が混乱するのを防ぐため。
ちょっと思ったが、
なんでマスコミは夜中から張っていなかったのか。
逃げる奴はやばい書類を全部捨てる。
捨てる時はどうするか。ゴミ置き場に出すのだ。
前にこういうことがあつた。
オレンジ共済を追及した時に、
強制捜査があるまでにやばい書類を捨てて証拠隠滅を図るだろうだろうと推理して、
一ヵ月間、深夜毎日、オレンジ共済の本部前に行って出されたをゴミを拾って来た。
二週間目で、ゴミの中から出資法違反の証拠となる会員名簿を手に入れた。
最初は何が入っているかわからず、広げる場所もなかったので
某テレビ局に駐車場を借りようと帰国子女の報道に頼んだが、断られた。
そのゴミの中から決定的な証拠が出てきたので、
テレビ局の報道の帰国子女の意欲のなさというか、
マスコミ人としてのセンスのなさに驚いたことがあった。
今回もなんで事務所を張ってなかったのか。
ハイヤーで取材しまくるだけがマスコミではないと思うけど。
その話を聞いて、
相変わらず決定的証拠を逃しているのは変わらんなと思った。
ゴミを探していた時に、怪しまれてやばかったけど、面白かった。
サラリーマン化したマスコミでは、もうこういうことは期待できないのかな。
政府や与党だけでなく 警察も検察も、形だけのこと以上をする気がない。
今回の耐震偽装事件は早期決着と幕引きしか考えていない。
記者には記者の技術があるのが、引用で分かる。
なるほどねー。
ならば、マスコミが この問題の深層を
結局は報道できなかったのならば、
能力と資質、双方が決定的に劣っているとするしかない。
この国の 「国としての技術」は、劣悪なんだろうね。
国家衰退は当然だな。