https://twitter.com/mkt5126/b  https://twitter.com/mkt5126/c  http://twilog.org/mkt5126      TweetsWind                   TweetsWind                   TweetsWind


2010年03月04日

クリプトンの矜持 を心から支援し続けたい

コデラノブログ4 : 緊急災害の伝え方
テレビ好きの人たち、特に録画していたにとっては、画面右下に表示されている日本地図が邪魔だったという意見もある。2chまとめサイトの記事http://blog.livedoor.jp/insidears/archives/52227010.htmlによると、地方局ではCM中に警報がでないところもあったようだ。東京ではCM中もずっと警報が出ていたが、これはおそらくCM部分がローカル出しに切り替わったからだろう。

一方Twitterでは、アイコンをアニメ絵にしている人ほど思慮が足りない発言をしているという統計を取った人もいらっしゃるようで、さもありなんであるが、なかなか興味深いところである。



このような騒ぎは、緊急報道テロップが画面内に書き込まれているから起こる話である。たぶん放送がフルデジタルになれば、緊急報道は今回のように画面埋め込みではなく、データとしてそれぞれの端末ごとにオーバーレイすることになるんじゃないかなぁ。いやまだ停波してないので、フルデジタルになったときの災害放送をどうやるのかは知らないのだけど。そうなればユーザーが手元でテロップなどを消せるようになるわけである。ただまあ、番組切り変わり時とか、情報が更新された時などは強制的に表示するようにしないとまずいだろうな。

本来このような緊急災害時の放送は、スクランブルを外して放送するべきだと思うのだが、試しにB-CASカードを抜いてみたところ、きっちり見えなくなった。NHKのニュースでもそうだったので、民放も推して知るべしであろう。

今はアナログ放送が生きているので、まだなんとかテレビで情報が伝わるが、来年7月には、カーナビのアナログ受信機能が停止する。避難した車の中で情報を知ることが生死を分ける状況は、被災地ほど深刻になる。緊急放送用として、どれか旧アナログテレビでも受信できるチャンネルを、一つぐらい残しておいた方がいいのではないか。例えばNHK総合だけとか。

今回の緊急災害放送は、だれも見なくなったメディアが自然衰退するのではなく、まだガンガンに見る環境が残っているアナログ放送というインフラを強制的に殺すという政策のあり方に、新たな一面を加えたような気がする。


 ↓
http://twitter.com/uesugitakashi/status/9924309220
「ツイッター大臣」批判の読売記事 フリージャーナリストらから反論続出 : J-CASTニュース
むしろ読売は 地デジの緊急災害放送の欠陥を なんで大きく報道しないんだろうね
という話じゃね?w とか思う俺がキチガイなのかなぁ



Twitter利用率、実は1割未満――富士通総研調べ:RBB TODAY 制作のしおり 様
http://d.hatena.ne.jp/LEOat/20100302/1267509835
Twitterを飯の種にしたい人にとっては不足かもしれないけど、8%はインターネット上のいちサービスの利用率としては大した高さだと思うなー。
日本のSecond Life利用率、2.4%に留まる:MarkeZine
セカンドライフ、認知率5割に対して利用率は0.8%:MarkeZine
あれだけ話題になっていたのに、2007年時点でSecond Lifeの利用率は0.8〜2.4%だったそうだし。

http://d.hatena.ne.jp/earsp/20100303/1267582952
ネットは書き込み数が多いだけで実人数が少ない証拠。これが配信の現実。
コデラノブログ4 : 終わった… オレ終わったよママン
ずいぶん前、Napster関係の人にご挨拶したときに、「僕Napster Goも契約してるんです」といったら、「それはそれは日本に100人居るか居ないかの希少ユーザーですね」と言われて、マジか!と思ったものである。

音楽のサブスクリプションサービス、Napsterが日本でサービスを終了するそうである。理由は、欧米ではDRMフリーに移行するのに対し、日本では楽曲許諾とシステム移行の経費が割に合わないため

たぶん利用している人はあんまりいないから、こういう結果になったということだろう。しかし、世界の音楽配信ビジネスがDRMフリーに動くことで競争力を強化する中で、日本では撤退という選択になったわけで、さすがはコンテンツ立国、ですなぁ…。
たとえば で考えてみると
コンテンツ立国を目指す とかの その新興の最前線でもあるニコニコからの音楽配信
その先頭に近いであろうドワンゴとミクには がっつりJASRACが喰いついて離れてないよね?

あらゆる情報がネットを介したコピペに晒されて一気に消耗させられてしまう現場
というのを散々に目の当たりにしてきている俺からすれば、
でも ネット上でDRMフリーになったとしても
権利主側が それぞれに自らに合った利益の稼ぎ方を模索し続けてきているのを
また様々な局面で目の当たりにもしてきている。
それこそが 競争力の強化 という話だ。

散々にピンハネをしては
なのに新興の下部構造への まともな還元を進ませる気が全くに無いJASRACは
avexドワンゴとミクに食いついき続けているんだけど、
(ttp://www.jasrac.or.jp/bunpai/private/detail1.html
 
管理手数料 平成21年度は10.6%
とか
 ttp://www.jasrac.or.jp/bunpai/interactive/detail3.html
 共通目的基金→https://jasrac.e-srvc.com/cgi-bin/jasrac.cfg/php/enduser/popup_adp.php?p_faqid=196&p_created=1127715496
法律で「著作権及び著作隣接権の保護に関する事業並びに著作物の創作の振興及び普及に資する事業のため」(著作権法第104条の8)に使うことが義務づけられていますが、具体的には、指定管理団体であるsarahおよびSARVHによって決定されています。詳細はsarahのホームページ(http://www.sarah.or.jp)、SARVHのホームページ(http://www.sarvh.or.jp)をご覧ください。

 でも→ttp://www.sarah.or.jp/main.htmlを見ても 表面上は全く分かりませんwww
 私的録音補償金管理協会 情報公開2-(1-1) 収支内訳書(補足資料)
 で色々と支出されているようですが 内訳は分かりませんw

http://internet.watch.impress.co.jp/cda/special/2005/08/23/8856.html
 徴収された補償金はメーカーからsarahに渡り、補償金全体の最大20%を共通目的基金として除き、残りをJASRAC、RIAJ、日本芸能実演家団体協議会(芸団協)に配分する。2004年度出荷分のデータでは補償金総額が23億3,936万円で、そのうち共通目的金は4億4,494万円と約19%を占める
 を見たりして
 ちょっと調べればボロボロと分かるとは思うけど
 旧態依然の者達のマネロンで散々にカネが抜き出される構造 については
 散々に昔に書いたので もう今更なので書かない)

その集めた金を持って
“あらゆる情報がネットを介したコピペに晒されて一気に消耗させられてしまう 止められない現実”
に対して 何らかの手を打っているんだろうか?w
まさか、コピーはいけない と言えばピンハネが許される
とか思ったないだろうね?w
露骨なマネロンからのピンハネが起きているのは こういう所からだろうね
 ↓
JASRAC 文化事業 -文化事業とは-
音楽文化振興のための文化事業は、次のような観点から、全て入場無料で実施しています。
こんな事でカネを消耗させる位ならば
インタラクティブ配信(3 使用料の分配の内訳)
分配計算の結果が1円に満たないものについては、分配対象にはなりません。
を少しでも救う方向に なんで進もうとはしないんだろうね?w
そもそも
http://www.jasrac.or.jp/info/private/pdf/compensation.pdf
管理手数料10% 所得税を控除した結果送金の金額に至らない場合があります
なのに
信託契約を結ぶための要件
信託契約申込金:25,000円+消費税相当額

上記の信託契約申込金に加え、入会金:25,000円+年会費:4,000円
http://www.jasrac.or.jp/contract/trust/faq.html
Q9. 会員が納める会費は、何に使われるのですか?

A9. JASRACが行う文化事業の資金となります。「著作権思想の普及」、「音楽文化の振興」、を柱とし、具体的には演奏会・シンポジウム・講演会の開催、寄附講座・公開講座の開設などを行っています。
要するに¥25000以上を受け取れない可能性が高い新興の底辺の者達に
極度の出費を強いる構造なんだよねwwwwww
それで音楽文化の普及の更なる促進を目指せるのならば なんと素敵なん事なのでしょうねwww
JASRAC以外にも管理団体が複数設立されため一団体の会員になるメリットが少なくなりました。
という事で 新興の者達には 新たな道への門戸は開かれているのだろうか?
それとも avexドワンゴは
 初音ミク戦役の「みくみくにしてあげる」の時の
 未成年だった作曲者が訳も分からないままにJASRACへ登録させた
という時と同じ事が 見えない所で繰り返されているのだろうか?
2009年10月 7日 (水) Kyojiの音楽ひとりごと: いつのまにか、知らないうちに自分の作品にJASRAC管理番号が...
今までの経験では
普通作品を発表する際には然るべき段階で「作品届け」というものを出してから
正式に管理曲、信託曲になるんですが、
今回の事態は私が信託者として名前があるために
配信等のインタラクテイブやその他のロイヤリテイの収入が発生した時点で、
自動的に登録され、
JASRACの信託曲になってしまうようです。


音楽配信時代になってからそういう点が結構変わっているんですね。
不覚にも知りませんでした。

たった半年前ですら こんな事が起きたりしている訳で
つまり ニコニコで言えば
信託者が この曲は信託したい この曲は信託したくない の選択肢の有無を問う前に
avexドワンゴが携帯着メロ配信を始めてしまい売り上げが有った時点で
JASRAC管轄下に入ってしまう、
あ・・・これって「みくみくにしてあげる」の時も 全く同じ経緯でしたねぇww
んで 一旦 管理下に入ってしまうと 信託から外すのが難しい とかゴネまくってたよね あの時もw

こうしてプロの方ですら やられてしまう訳ですから
新人の方なんかは まさにカモネギの如く 今も刈り取られては使い捨てられているんだろうなぁ
ミクとボカロ系が旧態依然の者たちにしてみれば美味しい美味しい漁場になっているのは
結局 初音ミク戦役の頃から旧態依然の部分は何も変わってない という事の証なのかもしれないね。

でも音楽業界は猛烈な縮小再生産の転落の中にあり
こうした更なるダンピングがデフレスパイラルを生む地獄。
産業としては 完全に末期症状 と断じるしかない。

崩壊した産業が再興をするには
旧態依然の構造から富を抜き去る者達の徹底的な駆逐が絶対に不可欠な要素なんだけど、
そんな事は欠片も見えなかったどころか
新興の芽すら潰しまくっている事が またしても確認できた。

でも 実際に現場を見ていない俺なんかでは 全然に分からない訳で
こんなのもある


2/28 JASRACの実態を明らかに!著作権講座生放送!‐ニコニコニュース
この著作権講座は、二次創作オンラインワークショップの一環として行われます。

出演は、JASRAC常務理事菅原瑞夫氏、247Music宇佐美友章氏、松武秀樹氏、ひろゆきの4人です。


この番組ではユーザーからの質問を募集しております。
ユーザーからの質問にガンガン答えていただきますので、どしどしお送りください

ミクとかボカロとか音楽業界の今後のビジネスとか
今日、ニコ動で著作権ナントカ観たんだけどw、意外にもJASRACは配信ビジネスその他に対応した著作権のあり方を
考えていく気はあるようだ。
なんかもうヤバイ段階に来てると思うんですけどね日本の音楽業界って。
一気に大改革しないといけないレベルで。
ただ、業界は動きそうな動きは見せていないなぁと…。ねぇ?
むしろ俺的には
こうして漁場に餌を撒いては新興の者達を入れ食いにしている現場 に見えるんだが。
最近の ニコニコ上での広告代理店の介入を見ると
諸々の旧態依然の構造からの人達が みんなで投資しては皆で美味しい思いをしましょう
というのが露骨に透けて見える。
だって ニコニコでの著作権講座の講師をEライセンスではなくJASRACから呼ぶ という段階で
俺みたいに妄想癖のある男じゃ 予断を持っちゃうよねぇwww

となると 最も新興で最も底辺層に近い視点を持つクリプトンは何を考えているのだろう・
と思った時 やはり動いていたんですね

2010年1月12日 chikiの著作権のおはなし 第1回 - ピアプロ開発者ブログ
皆様、はじめまして!
ピアプロ企画班、知財・規約担当のchikiと申します。
PCLやピアプロリンクなどの規約の策定、および知的財産権に関する調査などをこれまで手がけてきました。

2010年代という新たな10年を迎えるにあたり、弊社が行ってきた権利に関するさまざまな取り組みについて、あらためて皆様にご説明申し上げる時期なのではないかと思い、こうしてエントリを書くことになりました。

2010年1月15日 【chikiの著作権のおはなし 第2回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(1) - ピアプロ開発者ブログ

二次創作クリエイターの皆様に対するわたしたち、つまりクリプトンってのは何者なのか、というところからスタートしたいと思います。

 いわゆる「ファンアート」または「二次創作」という観点から見た場合、クリプトンは「権利者」となりますし、クリエイターの皆様はそのように認識されていると思います。
 一般に「二次創作」というものに対して、「権利者」というのは見てみぬふりをするというのがふつうですね。それが二次創作にとっては、よけいなことを気にせずに創作に集中できるという意味で、「いい状態」といえると思います。
 同時に権利者は、「おっかない存在」とも思われているのがふつうかもしれません。権利者が「やめろ」と言った瞬間、その創作行為はやめさせられてしまうからです。

 まあ、一般的な「権利者のイメージ」というのは、こんなところでしょうか。
 何も言わないか、言えば「やめろ」というか。

 そういうことからすると、なんかよくわからないけど細かく「できること」と「できないこと」を分けてうるさくしゃべっているクリプトンってのは、ずいぶん「変なケンリシャ」だなと思います。
 さて、この「なんでクリプトンは変に見えることをしているんだろう」ということについてです。それは「ケンリシャってのは何者なんだ?」ということを、わたしたちが考えてみた結果なのです。

この一文に
クリプトンの 並々ならぬ意志と姿勢を感じ取った気がするのは 俺の気のせいなのだろうか。
そして こう続ける
このおはなしは、
「著作権とはこういうもので、これをまもりましょう」
という、ただの著作権の解説にはしないつもりです。
それだと、だれも興味もないでしょうし、おもしろくないですから。

投稿者 chiki : 2010年1月18日 15:45
やっぱり そうだよね

音楽業界が猛烈な縮退を続ける中
ボカロを軸にする文化が ネットの日本語圏の小さな一部分とはいえ こうして隆盛をした
その背景にあるモノを クリプトンは明確に見極めている。
それは 基本的な部分では最初期の頃から 全くにブレが無い。

もちろん 此処まで巨大になってきている以上 多少に色々な側面は出てきてしまう。
旧態依然の連中が漁場にしてしまう事もまた 致し方なし なのだろう。
それを見越して 先に進もうとしているよね。
大胆不敵に でも明確な視点を持って書き続けているので、
言葉の尻を捉えてはつまらぬ突っ込みを入れる は あまりに無粋。
そういう部分をも踏まえての文脈全体の流れを見ていくと
かなり凄い事を書こうとしているなぁ と感じ取れる。

2010年1月19日 【chikiの著作権のおはなし 第3回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(2) - ピアプロ開発者ブログ
2010年1月22日 【chikiの著作権のおはなし 第4回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(3) - ピアプロ開発者ブログ
2010年1月26日 【chikiの著作権のおはなし 第5回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(4) - ピアプロ開発者ブログ

2010年1月29日 【chikiの著作権のおはなし 第6回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(5) - ピアプロ開発者ブログ
 権利をビジネスで使おうとする権利者は、社会からの要求として、法律にしっかりしたがい、しっかり法律をまもらなくてはなりません。
 これは、わたしたちクリプトンもおなじです。

 chikiが、そしてクリプトンがここのところずっとなやんでいる理由は、ここにあります。わたしたちとしては、わたしたちのキャラクターをできるかぎり自由に使っていただきたいと思っています。


そのために、なにをしなければならないのか。
どうすれば、ウェブ空間のクリエイターにうけいれられる基準になるのか。
それと、法律の世界のリクツをどのようにすりあわせればよいのか。



 それを解決しようとして勉強をしていくと、おもしろいことがわかりました。
 ほんとうならわたしたちクリプトンをまもってくれるための著作権、その力があまりにつよすぎるというそのことが、ぎゃくにわたしたちをなやませてしまっているのでした。
クリプトンが どんな視点でいてくれているのか、明確に示して頂けている。
こうして言葉にしてくれる事が どれだけ嬉しい事か 素晴らしい事か。
俺は 正直に 感動すら覚える。
これはいいまとめ。クリプトンさんもいろいろ悩み苦しみ、葛藤があるらしいことが伝わってくる文章ですね。

一般の創作者とビジネス社会の中間に立って権利関係を調整するなんて、考えただけでもえらくメンドくさそうですし、苦労しているだろうことは簡単に想像がつきますが、これまでそういう内情についてのまとまった意見や見解がなかったように思います。

そのせいもあって、どうもピアプロ開設当初と比べるとクリプトンとユーザーとの距離が開いてしまったような、支持率が落ちてるような気がしてなりませんでした。

約2年の歳月を経て、中の人たちも様々な経験をつみ、いま満を持していろんなことを語る準備ができたってところでしょうか。ユーザーの信頼を得られるような情報公開を期待してます。

投稿者 チューハイ : 2010年2月 1日 07:47


>チューハイさま
 ユーザーさまとの距離が開いてしまったような印象を与えていたかもしれないという反省も、たしかにこの連載をはじめた理由のひとつです。
 最近は掲示板などでやりとりをすることもめっきり少なくなってしまっていましたから、それがわたくしの職掌でなかったとしても、こういうかたちで窓口の数をふやさなくてはとおもっていました。
(watさんやわっしょいさんのtwitterもよろしくおねがいします)

 こういうキャラクターの開放は、わたくしたちだけがやっていても意味がないので、ビジネス社会のかたがたに、
・そうすることでデメリットがない
・そうすることでメリットがある
ことのふたつをどうやってアピールできるか。

それが、広報に興味のあるわたくしの仕事だとおもっています。

投稿者 chiki : 2010年2月 1日 17:26




chikiさん、日本弁理士会のインタビュー記事作成の際には大変お世話になりました。ご紹介もありがとうございます。

PCLなどクリプトンさんが今著作権について構築しようとしているローカルルールは、多分、今までどのコンテンツホルダも試みたことがないことだと思いますので、注目しております。頑張ってください。

投稿者 chunsen : 2010年2月 1日 14:07


>chunsenさま
 こちらこそ、その節はお世話になりました。
 多くの方に目を通していただければと願ってやみません。

 わたくしたちは、もしかするとよくばりすぎかもしれません。
 もっと簡単なルールであれば、複数のコンテンツホルダーさまがすでに実施されておりますから。

 インターネットが可能にした情報の流通の爆発に対して、正面から身構えすぎたのか、それともしかるべき対応だったのか、これからも検証してまいります。

投稿者 chiki : 2010年2月 1日 22:21
こういう視点を持ち かつ こうして動く人がいるんだね、
クリプトンは そういう集団なんだね、なんか 凄いや。
そして この人も 情報の流通 という言葉を使っている。
俺も そういう言葉をよく使っているけど
同じ表現をしてくれる人がいる というのは 嬉しいね。

確かに クリプトンの対応は ちょっと遅いような気がする、
それでも こうして それを見据えては 先を見ようとしている。
うん そう思えば この一歩も全然に遅くなってない のかもしれないね。

北海道のクリプトンが こうして踏み出しているのに
北海道の選挙区の鳩山総理が
森とかと一緒にJASRACの会合に出たりした事が どんな印象を持たれただろうね
とかを 当時以上に思い返す。まぁ いいや 次を読もう

2010年2月 2日 【chikiの著作権のおはなし 第7回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(6) - ピアプロ開発者ブログ
あぁ もう なんだ この もの凄い文章は。
つまらぬ言葉の尻を捉える事は まさに狭量な者のする事で
全体の文脈の向こうにある意志と姿勢に 感動と感謝の念しか浮かんでこない。


 前回は「つよすぎる著作権がわたしたちをなやませる」ということについておはなししました。権利者のくせにこんなことをかんがえる、というのは、chikiの知っているかぎりでも何人かおられますが、でもすくないことにはちがいありません。
 そういう意味で、第2回でおはなししたように、クリプトンは「へんなケンリシャ」なのだとおもいます。
 今回は、どうしてわたしたちがこういうことを考えるようになったのかについて、おはなしします。



 みなさまもご存知のとおり(ではないかもしれませんが)、クリプトンは「音を売る会社」です。
 音楽ソフトや携帯コンテンツとしてたまたまキャラクターをあつかうようになりましたが、もともとキャラクタービジネスの会社ではありませんでした。
 そうした「シロウト」の立場から感じた違和感が、スタートでした。

 2007年9月にわたくしたちがたくさんの「初音ミク動画」から感じたおもしろさは、ユーザーのみなさまに絵をそのまま、あるいはさまざまに変化させて使っていただいたことで、キャラクターの存在感が増した、ということでした。
 もちろん、世の中には「ほかの人に使わせない」というきびしい姿勢をまもることで、キャラクターの価値をたかめることに成功しておられる権利者もおられます。
 でも、ファンが自由につかうことで、存在感をたかめているキャラクターというのもまた多くあるのもたしかなのでしょう。「初音ミク」というのは、まさにそのような存在でした。

 これは次回からおはなししますが、キャラクタービジネスをふくむコンテンツビジネスとは、


ホンモノをコピーする権利、ホンモノをべつのものにさせない権利をひとりじめして、
ホンモノを売ってかせぐ



というやりかたです。
 しかし、「ある作品をマネしながらべつのものに変えていく」ということは、むしろ文化にとって自然なことですし(これも次からおはなしします)、この点でこのモデルにはそんなに大きくはないのだけれど、もともとちょっとムリがありました。
 そのムリは、インターネットによって、だれでもかんたんに作品のコピーができるようになって、なおすことのできないものになってしまいました。
 これは、権利者に大きなダメージとなってしまうものと、ぎゃくに権利者に経済的なダメージがほとんどないもののふたつにわかれるといえます。わたくしたちの違和感は、このうちふたつめまでもコントロールしてしまうということにありました。

 わたくしたちは、権利者とファンがたがいをみとめあい、協業したほうが建設的だろうという、ばくぜんとしながらもたしかな「予感」を追求することにしました。
 キャラクターの権利をすてるのではありません。
 権利をもったまま、法をまもって利用の範囲をひろげるライセンス、基準をつくることが、ウェブ空間の創作を前にすすめるものと信じています。
 たしかな答をもっているわけではありませんが、 既存のキャラクタービジネスモデルにのらないわたくしたちが「なにか」をすることで、コンテンツ産業が次のステップに進める可能性がみえれば、とおもっています。



2010年2月10日 【chikiの著作権のおはなし 番外編】 著作物の創造と想像(1) - ピアプロ開発者ブログ
2010年2月12日 【chikiの著作権のおはなし 番外編】 著作物の創造と想像(2) - ピアプロ開発者ブログ

ネットの日本語圏であれば当たり前な方向性の話にすぎないんだけど、
音楽や映像などなどの旧態依然の輩が絡む話になると
この当たり前の方向性の話が殆ど全く通じなくなるので、
クリプトンの伊藤社長の言葉が 更に際立って素晴らしさを示してしまうよね。
こうして はっきりと言って頂ける というのは 本当に本当に ありがたい限りだ。


【chikiの著作権のおはなし 第8回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(7) - ピアプロ開発者ブログ
「つよい権利」としての著作権は どうしてこうなったのか

著作権法が選んだやり方をカンタンにいうと、

  ●できた作品(音楽や絵や、その他いろいろ)は、基本的にどんなものでも「著作物」としてまもる。
  ●「著作物をつくった作者」には、「つよい権利」をあたえる。
  ●「つよい権利」をどのようにつかうかは、作者の自由とする。

というものです。

なにかを表現したようなものは、誰のつくったものでもとにかく「著作物」にしてしまおうと、そうしたわけです(これも乱暴にまとめています。例外については、だいぶ後で説明します)。
 ずいぶんいいかげんな決めかたに見えます。でも、この方法がよかったんです。

  それは、昔は複製ということにとてもお金がかかったからです。

 そうすると、自然と複製されるのは、複製することで高い利益をあげられるものだけということになります。ごく限られたすぐれた作品を、ごく限られた人だけが複製できる、そういう時代(だいたい今から300年くらい前のころのことです)にはじめての著作権法ができました。

 権利をつかう人がほとんどいないとすれば、なんでもかんでも「著作物」にしてしまっても実際に問題になりそうなのは、実際に複製したい人が「高い利益をあげられそう」と思うごくわずかの作品に限られる。それなら、法律を作る人は「なにを著作物にするか」なんてめんどくさいことを考えずにすむわけだから、法律を作る人と複製したい人、両方がハッピーになれます。

 そして、このころは複製をできるひとがすくないわけですから、著作物の作者がそういうひとたちひとりずつと、時間をかけて、それぞれ違うようなタイプの契約をむすぶこともできたわけです。いろんなタイプの契約をむすぶためには、権利者がもっている権利は、できるだけ自由でつよいもののほうがよかったんです。
一旦 ピアプロ開発者ブログ: 検索結果 ピアプロ・キャラクター・ライセンス(PCL)解説も置いておいて 続ける
【chikiの著作権のおはなし 第9回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(8) - ピアプロ開発者ブログ
 著作権法ができるまえとできたあとでなにが大きく変わったかといえば、「売れそうな著作物のコピーを売ることがビジネスになった」ということです。

 著作権によって、著作物を複製することがひとりじめできるようになりました。そうすると、売れそうな作品はたくさんコピーしてたくさん売って、大もうけすることができます。

 そういう著作権法をつかうことで、とくにこの100年の間に、音楽や映画といった「コンテンツ産業」が高度に発達しました。
 あまりに発達したものですから、いまさらコンテンツ産業のしくみを変えるのはとてもむずかしくなっています。

 そして、そのしくみの中でたいせつな役割をもつ著作権法も、これを大きく変えてしまうとコンテンツ産業にダメージをあたえますから、やっぱり変えるのはむずかしいのです。


インターネットというメディアの発達は、いままであれば「かぎられた範囲の中での利用だから」と見すごすこともできた、権利者が認めていない複製物を、たいした手間もかけずに全世界へ届けることができる時代をもたらしました。

 こういう時代では、すくなくとも権利者が好ましいと思うような複製については、それを、たとえかたちだけにすぎない「違法」であっても、そのままにしておくべきではないでしょう。

 chikiはPCLをつくっているときそのように思い、昨年、このブログでPCLについてこう書きました。


弊社のキャラクターをご愛顧いただいているクリエイターの純粋な二次創作活動が、
法律上は「海賊行為」となってしまうことは、弊社にとっても納得しかねるところです。
今回、「ライセンス契約」というかたちでPCLを制定しましたのは、
このような状態を解消したいという思いによるものでした。



 かんたんには変えられない著作権法のもとで、どうしたら「創作の自由」を広げられるのか、そのことをわたくしたちはこれからも考えていきます。


雪まつりも終わって1週間がたちましたけれど、その最終日にこんな新聞記事がありました。

 そっくり雪像 著作権に配慮(YOMIURI ONLINE 2010年2月11日、リンク先はgoogle news検索結果)

 わたくしたちのVOCALOIDキャラクターについていえば、PCLに従っていただければ雪像もおつくりいただけるので、それについてはみなさまもご安心ください。
 けれど、そのほかで、chikiにはいろいろ考えさせられる内容でした。
(このコラムと関係していうと、「だれがつくったものか」「営利目的なのか」「どこまで似ているのか」「名前はつかっているのか」「そもそもなんでリンク先を記事ではなくgoogleにしてるんだ?」とか、みなさまもいろいろお考えになってください。)

 chikiもたくさん雪像を見ましたけれど、「名前をそのまま書かない」とか「わざとそっくりにつくらない」とか、いろいろな工夫がありました。もちろん雪まつりにおける著作権のことは、今年いきなり問題になったわけではないですが、「市民が著作権を考えなければならない」時代を、この記事はあらわしているように思い、ご紹介しました。


【だれも新しいぶどう酒を古い革袋に入れたりはしない。そんなことをすればぶどう酒は革袋を破り、ぶどう酒も革袋もだめになる。新しいぶどう酒は新しい革袋に入れるものだ】って聖書の言葉を思い出しました。
問題は新しい革袋をどんなものにすれば良いのか誰にも明確な答えが分からないってことで。みんなで気づいたことや意見を出し合いトライ&エラーを繰り返して良い物がつくれるといいですね。

投稿者 チューハイ : 2010年2月20日 09:14


>チューハイさま
 コメント、ありがとうございます。
 
 じつは、どんなことをすればいいかは結構わかっています。
 「あちらを立てればこちらが立たず」で、うまく物事が進んでいないということの方が大きいです。


投稿者 chiki : 2010年2月22日 12:02


2010年2月23日 【chikiの著作権のおはなし 第10回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(9) - ピアプロ開発者ブログ
前回の「どんなことをすればいいかは結構わかっています」という力強いコメントにはしびれましたw

今回はだいぶ具体的な話でいよいよ核心に迫ってきましたね。
作品の質が高ければ高いほど、権利が侵害される可能性も、侵害されたときのダメージも大きいでしょうから、転ばぬ先の杖として法律まわりがしっかりしていないと、CGMの流れがとどこおることになりかねない。
そういう点でPCLって分かりやすいし、クリエイターにとってありがたい仕組みですよね。
動画制作時にピアプロの絵をよく使わせていただいているのですが、ある程度安心して利用できるのは本当に助かってます。あまり言う機会がないのでここで声を大にして言わせてください。
「ありがとうクリプトンGJ!」

投稿者 チューハイ : 2010年2月23日 21:39


>チューハイさま
 心強いお言葉をいただき、大変嬉しいです。
 もっと多くのクリエイターの皆様にご安心とお楽しみを届けられるよう、
がんばってまいります。

投稿者 chiki : 2010年2月24日 10:24

2010年2月26日 【chikiの著作権のおはなし 第11回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(10) - ピアプロ開発者ブログ
 chikiは「ピアプロ」の運営にも関わっていますが、会員のみなさまから、「この作品はあの作品のパクリではないでしょうか」という情報をときどきお寄せいただいています。
 一目見てコピーだとわかるのはいいんですが、そうでないもの、これがなかなか困るんです。それを判断していいのは裁判所だけで、仮にchikiに裁判官と同じ能力があったとしても、判断できないものもあるんです。

 では、その裁判所がどういうふうに判断するかというと、どうもちょっとみなさまの感覚とはちがうかもしれないようです。

 裁判の判決文にリンクを貼っておくので、興味のある方は見てください。
http://www.courts.go.jp/hanrei/pdf/20090327103042.pdf
 長い文章ですが、17ページからの10ページ分くらいを読めば、雰囲気だけでもつかめます。

 「パクリ」ということと「似ている」ということ、そして「著作権の侵害」ということは、いつもイコールだとはかぎりません。
 みんながクリエイターであり権利者でもあるCGMの時代、こういうことも知っておいていただけたらなと思って、今回はこの話をしました。

 さいごにこれだけは申しあげますが、これは「いい・わるい」「創作としての価値の高い・低い」とはぜんぜんべつのお話です。
 「パクリじゃないから」「著作権の侵害じゃないから」ということは、それが許されるかどうかということとはおなじでないことは、申し上げるまでもありまんせよね?


めんどくせぇぇ!
判決文を読むと、パクリかパクリじゃないか、著作権を侵害しているかどうか(不利益があるかどうか)を証明することがいかに難しいかが、よ〜く分かりました。よくもまぁ、あそこまで事細かにw

このケースの場合【このイラストはクリケンさん(仮名)の「この冬、男のアウトドア!」という本のイラストを参考にしました】とかなんとか、そのパンフに一文入れればそれですむような気がしますけどねぇ。

創作活動においてパクリと言うか模倣は基本的な技法。模倣することで技術は身につくもの。
誤解を恐れずに言えば「どれだけうまくパクるか」だと思います。
元となる作品を自分の中で咀嚼して消化して、自分なりの趣向を加えた上で新しい作品として(元作品への敬意を忘れずに)表現するのが創作というもの。
もちろん、ちょこっと加工したりまるまる引用しただけで自分のオリジナル作品だなんて主張は論外。だいたいそんなの空しいだけだろうし、楽しくないと思うんだけど。

しかし下手なパクリが証明が困難だからってまかり通って、パクリ得になっちゃうとしたら問題ですね。

投稿者 チューハイ : 2010年3月 1日 08:23



>チューハイさま
 お読みになりましたか?
 そう、笑っちゃうほど面倒くさいんですよ。
 でも、判決文の後半は同じことをパターンで延々繰り返しているだけなんですけどね。
 「キャラクターが似ている」ということと、「著作権を侵害している」ということがいつも同じとはかぎらない、ということのかけらでもおつかみいただければ、というご紹介でした。
 
 これは今後の展開の前振りでもあるのですが、けっきょく「キャラクター」というもの「それ自体」が著作権法の対象になっていないこと、「キャラクター」というもののうち、部分部分を切り取っていろいろな法律で保護の対象にしていること、ということはもっと知られていいと思うんですね。
 
 「一文を入れれば」というのは、ここまで何度か申し上げた、「つよいい権利と契約の自由」のお話ですね。
 それで話が済むときもあれば、かえって話を持ちかけたために、払う必要のないはずのお金を払わなくてはならないこともある。
 このへんがなかなか大変なところです。

 この辺、今までのアメリカの大資本だと、「もめそうな可能性のものは事前に全部買ってしまえ」ってことになります。本当は関係ないものでも、あらかじめ知的財産権買い取っておけば、問題なくなりますからね。
 でも、CGMの世界じゃそれはムリ。まず、そんな大資本だれももってないし、仮にもっていたって、全部は探しきれないですから。
 
>だいたいそんなの空しいだけだろうし、楽しくないと思うんだけど。
 chikiも、かんじんなところはこれだと思うんですね。
 他人のキャラクターや設定を丸うつしして、著作権法に違反しない作品をつくることは、けっこう簡単にできます。
 でも、それは「パロディ」や「オマージュ」でないかぎり、本人にとっても見る人にとっても、あんまり価値がないですよね。
 そういうものは、法律とか道徳とかもちださなくても、自然に消えると思うんです。おもしろいものなら、そのまま残る。
 そういう意味で、「パクリ得」ってことはあまり起きないはずなんです。

投稿者 chiki : 2010年3月 1日 15:56



>chikiさん
 興味深い判決例ご紹介ありがとうございます。勉強になりました。
 著作権法上の複製権侵害に要求される「依拠した(真似した)」という条件と「真似た結果、似ている」という条件は、それぞれ独立のAND条件なわけですが、混同しがちですよね。chikiさんのおっしゃるように、真似られた方にしてみれば、「真似られた事実」だけで、すわ権利侵害、と言いたくなってしまいますが、冷静に考えなければならないと思います。
 なお、この判決については、もっとストレートに、絵柄だけ比べて「原告イラストの女性の容姿は一般的なもので権利は狭い。両者の共通点はありふれた表現である。だから似ていない」としてくれたらわかりやすかったのに、と個人的に思いました。ただ、実際にこのイラストを見ると、似ているかどうかは意見の分かれるところだと思います(この事件のイラストは次のurlでみることができます)。
http://www.courts.go.jp/search/jhsp0030?action_id=dspDetail&hanreiSrchKbn=07&hanreiNo=37482&hanreiKbn=06
 無粋なコメントで申し訳ありません。

投稿者 chunsen : 2010年3月 2日 15:13


>そういう意味で、「パクリ得」ってことはあまり起きないはずなんです。
ピアプロ開発者ブログでこういう台詞が出てくるところが非常に興味深いですね(ω)
勿論、そういうお話も今後出てくる訳ですよね?


投稿者 桐生琢海 : 2010年3月 2日 15:48

うん この連載は 本当に本当に本当に面白い。
そして 逆に この連載が注目を浴びてこなかった というのも とても面白い。
情報流通の仲介を担っている者達が 如何なる辺りへ属している者達なのか?
という予断を持つ俺がオカシイのか?
それとも 本当に馬鹿で豚にすぎないだけの者達なのか
という事なのだろうか?w

んで 旧態依然の中で 上手に音やコードをパクってはカネを抜きだしてる人達 って いないのかなぁ、
音系はサッパリなので 全くに分からないが。

更に言えば ミクなどの様々なボカロ系を無断で使ったり MMDを無断で使ったりしては
ニコニコを宣伝の場に利用しては 携帯DLとか色々な事で儲けよう とかしていないのかなぁ。
そういう技術力と資本が有り そういう姑息な「パクリ得」な強奪を散々にしてきた者達が居る 
そういう事だけは記憶があるので 色々と妄想できるけどね。

特に 技術発展が途上で成長が著しいMMDは 今後に「パクリ得」な草刈り場となるかもね

2010年3月 2日 【chikiの著作権のおはなし 第12回】 第1章 「ケンリシャ」いったい何者だ?(11) - ピアプロ開発者ブログ

 この章は、今回で終わりとなります。



 この章では、

・従来の権利者は、「つよい権利」と「契約のための大きな自由を持っている」こと
・現代では、そのどちらもあまり役にたたない場面もあること
・CGMのクリエイターも、「権利」ということを考えはじめなければならなくなったこと
・「著作権法」は、先住民族にとってと同じく、CGMクリエイターにとっては必ずしも使い勝手のいいものではないこと
・著作権法がないと困るひとたちと、今のままの著作権法ではやりにくいひとたちの両方のバランスをとっていかなければならないこと。

などについてお話ししてきました。

 こうしたことを前提にして、次の章からは、ボーカロイドに関係する、著作権上のふたつの大きなテーマについて話を展開していく予定です。

 まず、第2章では、「キャラクター」について取り上げます。キャラクターというものがどのように法律でまもられているのか、それによってどのような部分でキャラクターのビジネスがなりたつのか。キャラクタービジネスと二次創作の関係をあいまいにしないできちんと成立させるにはどうしたらよいか。こういうことについて考えます。

 続いて第3章では、「音楽」の著作権についてふれます。著作権管理団体によるシステムが機能して、それをいかしたビジネスが完成している音楽著作権については、キャラクターとはまったくことなる世界がすでにできています。これをみなさんと一緒に理解したうえで、CGM発の音楽をさかんにする方向で音楽著作権をどのように考えればいいのかについて、すすめていきたいとおもいます。

 こうしたことについて、ひとりでも多くの方にご理解いただくことが、CGMをよりよい方向に進めていくためにかかせないことなのだとchikiはおもっています。CGMにかかわるクリエイターのみなさまが、これからはイヤだと思ってもムリヤリ向き合わされてしまうこうした事実について、ここをお手伝いすることができなければ、CGMを支援することにはなりません。
 
 次回からも、よろしくお付き合いのほどをおねがいします。

ニコニコの現状をも含めた諸々の事について
クリプトンは この問題から逃げずに
その姿勢と意思を見せては こういして言葉を届けてくれている。

俺的には もう これだけで十分な気もしてしまった。

むしろ この姿勢を見せてくれた事で
旧態依然な者達の行動が 更に異様さを際立って見えてしまう
そんな気すらしてきた。



Twitterで歌詞をつぶやくとJASRACの利用料が発生する|デジタルマガジン
JASRACに著作権料を支払うのはユーザーではなくTwitter社。安心して歌詞をつぶやこう!|デジタルマガジン
 そもそも「Twitterで歌詞をつぶやいたら、JASRACの利用料が発生する」の発言は、ニコニコ動画の生放送番組『二次創作オンラインワークショップ 著作権講座』にてJASRACの菅原常務理事が明らかにしたもので、その番組内ではさらに詳しいことが語られていた。

 簡単に言うと、Twitterで歌詞をつぶやいた際に発生する著作権料の請求はTwitter社に行われ、そのうち手数料の11%を差し引いた分がアーティストへと支払われることになるとのことだ。
安心?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww
何の御冗談を?wwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwwww

著作権ヤクザが とうとう「つぶやく」事にすらカネをよこせ と脅してきただけじゃねーか
ヤクザは カネを得る為ならば如何なるいちゃもんでもつけてくる、という事を
またしても示した訳だ。

10638 カスラック! 2010.03.03 16:32

ニコ動の場合、
 JASRAC許諾番号:9006680221Y45123
という感じで著作権包括契約してる
1件1件カウントなんざできねーから運営会社が定額料金払ってね、というシステム。

まあ要するに、
ツイッター側に包括契約結べよっていう脅しなんだな。
目の敵にして搾り取ってきたCDレンタルの著作権使用料が
不景気とダウンロード全盛で目減りしてきたから必死ですね。

ついった側の正しい判断は
「そんな糞契約は結べない。問題あるなら個別に裁判起こして。対応するから」

ニコ動は個別に裁判するとかえって被害甚大になる可能性が高い気がするので、あの契約でいいと思う(笑
そもそもが違法アップロードサイトとして人気出たわけだし(笑


10639 匿名 2010.03.03 16:43

「他人の作った絵や音楽を勝手に使うのはいけないこと」も
「他人の作った歌詞を勝手に使うのはいけないこと」も多くの人は理解できるし
「作った人に正当な利用料を支払うこと」も理解してくれると思う。

しかし「仲介業者から利用料を払えと言われること」については納得してないはず。


10650 匿名 2010.03.04 01:17

どちらにしても歌詞つぶやいた程度で馬鹿げてる
旧態依然な連中は 今日も今日とてヤクザな行為を繰り返し続けている。
俺も 連中を著作権ヤクザと呼ぶ事を これからも止める必要はなさそうだ。
著作権ヤクザの向こう側には
マスコミ新聞テレビ大手メディアが音楽出版社や芸能界などなどを通じて密接に関わっている。
そして 鳩山政権が予定している第2回の仕分け作業には
こうした公的外郭団体の特別会計の流れの先に切り込む予定をしている。
今の政治の流れとも 実は かなり近い話でもある訳だ。

なので 俺は俺なりに政治を追っかけるという観点で この話を今日は追ってみたけど
相も変わらずに 俺の言葉が正確かどうかは 全くに保障しないので
俺の言葉を一文字たりとて信じては駄目ですよ


http://d.hatena.ne.jp/earsp/20100303/1267581998
タワーレコードmeets イトーヨーカドーって大丈夫なのか!?
セブン&アイがイトーヨーカドーの不振を他事業で補うという戦略、先日の西武有楽町店の閉店のようにSC事業以外はあんまり得意そうじゃないんだけど、その反面で消費不況の中でも堅調なエンターテインメント分野であるチケット・ぴあにも出資したりしている。


Kyojiの音楽ひとりごと: 2月業務状況まとめー音楽業界、今年こそマジにやばいかも
Kyojiの音楽ひとりごと: ナップスタージャパンの全サービスが5月末に終了
昨今のCDが売れなくなった状況から「もはやCDの時代ではなく音楽配信の時代だ」という人が多いが音楽配信の会社とて決して収益が出ているわけではないし、システムの維持、投資を考えると必ずしも音楽配信の将来は一部のITジャーナリストがいうほどバラ色ではない、ということがわかる頼みの着うたですら、最近頭打ちだという。

結局音楽業界の未来はますます見通しが暗くなってしまう。
で 恥も外聞も無く
まだ堅調なボカロ系に手を突っ込んできている という訳だねw



[お知らせ] CGMの現在と未来: 初音ミク、ニコニコ動画、ピアプロの切り拓いた世界:メディアファージ事業部 ブログ
情報処理学会 創立50周年記念全国大会 のイベント企画「CGMの現在と未来: 初音ミク、ニコニコ動画、ピアプロの切り拓いた世界」に、弊社代表が講演&パネル討論で参加いたします。


http://d.hatena.ne.jp/earsp/20100303/1267619756
http://www.asyura2.com/10/senkyo81/msg/623.html
http://etc8.blog83.fc2.com/blog-entry-325.html
(転載開始)

東京新聞「本音のコラム」(3/3朝刊)
「小沢氏の問題提起」(斎藤学)
《小沢一郎について語る際には「私もこの人物を好きではないが」という枕ことばを付けなければならないようだ。が、それは原稿で食べている人たちに課せられた規定らしいので私は気にしない。この人が図らずも(当人は語らない)提起している二つの問題(@米国との距離の再検討A戦後天皇制の再検討)は、旧帝国憲法の残滓(ざんし)に注目するという点で回避不能なことだと思う。
既に公刊されているように戦後日本は岸信介氏のようなCIAのエージェント(金で雇われたスパイ)によって作られた「米国に貢献する社会」である(『CIA秘録』上巻、百七十一〜百八十四ページ)。この暫定的体制が、もくろんだ当人たちさえ驚くような長期間の効果を示したのは、日本人の「おかみ(天皇・官僚)信仰」が並々ならぬものだったからだろう。
戦後体制作りの埒外(らちがい)にいた田中角栄が市民的嗅覚(きゅうかく)からこの偏りの修正を試みると、米国は直ちに反応し、その意を受けた検察によってつぶされた。
今回の小沢氏の一件も、この流れの中で生じた。彼は生き残らなければならない。今週の『週刊朝日』にある「知の巨人 立花隆氏に問う」という記事に共感する。血の臭いに吸い寄せられる鮫(さめ)のように検察の刃(やいば)で傷ついた者たちを一方的に批判してきた体制擁護の人は何故、「知の巨人」に祭り上げられたのだろう。(精神科医)》
(転載終了)

https://twitter.com/osamu9912/status/9903142049 山口一臣
きょうの東京新聞特報面の斎藤学さんのコラムで、上杉さんの記事について触れられています。「今週の『週刊朝日』にある『知の巨人 立花隆氏に問う』という記事に共感する」との記述です。各所で話題になっているようです。


https://twitter.com/osamu9912/status/9903142049
”検察庁は必死の形相” 今週初めより検察は明らかに民主へ襲いかかってきています。背景は小沢さんが創価学会秋谷議長と会談を持ったことです。公明党と連携できれば今後4年間予算を執行できます。間違いなく自民/検察/読売/官僚の膿摘出ができます。勿論検察裏金、厚生省冤罪の背景も暴かれます
勿論に 小沢の事だから
握手しておいて 必要とあらば平然と手を切る なんて事もするからなぁw
利益を流すはずもない小沢なのに 創価公明も 相当に困っているのか焦っているのか
何処まで利用する気なのかは むしろ楽しみ。


http://alcyone.seesaa.net/article/142705943.html
http://twitter.com/tetsumura/status/9916522150
数年前の事。新幹線を降りる時に小沢氏の前に立っていた私の母を警備のSPが退かそうとすると、小沢氏はSPをたしなめ母の後から降りてきた。そして、別れ際に母に軽く頭を下げ「たいへん失礼致しました」と心配りの一言。その時から小沢氏への見方が変わった。



http://twitter.com/kharaguchi/status/9916165203 原口 一博
委員会審議に遅参したことを心からお詫びいたします。事務方の連絡ミスにより8時50分から委員会が始まるところを9時00分からと誤り、その結果8時54分に私が委員会室に入室したものです。大臣室と総務課の確認ミスですが大臣として厳しく反省をいたしております。
というか 他にも何人か遅刻してたし 以前の長妻厚労相の時にもあったけど
嫌がらせによる抵抗 その一つなのかなぁ とか思ったりもするけどね



低気温のエクスタシーbyはなゆー: トランスデジタル社事件に関する「2ちゃんねる」書き込みいくつか
トランス社の関係者は「そんなことはない。1年半かけた仕事で、(イベントとしての)実態はある」と反論するが、証券関係者は懐疑的だ。




42 名前:無党派さん[] 投稿日:2010/03/02(火) 20:54:18 ID:R9XBFsP0

この「一年半かけた仕事」ってのが味噌だな
2008年9月の一年半前とは2007年3月

つまりチャンネル桜が24時間放送を断念してハッピー241に引越しした時期と一致する。

つまりトランスデジタル社自衛隊関連の疑惑は2008年5月ではなく2007年3月から仕込が行われていた可能性がある。



43 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2010/03/02(火) 23:29:45 ID:wYkavcV0

これ見ると、二週間前捕まった後藤と鈴木がトランスデジタルにやってきたのは2007年6月だな

http://web.archive.org/web/20071206125924/http://www.transdigital.co.jp/ir/html/2007/20071130jinji.html

2006年4月 濱口和久がチャンネル桜防人の道キャスターに就任

2007年3月 チャンネル桜が24時間放送終了

2007年4月 チャンネル桜がハッピー241に引越し間借

2007年6月 外部から後藤幸英と鈴木康平がトランスデジタルやってきて取締役に就任 後藤は事業開発室長

2007年7月 
佐藤正久が自民党比例から参議院に当選 
この後チャンネル桜キャスターの佐藤政博が佐藤正久の政策秘書に就任

2007年11月 後藤がトランスデジタル社長に就任

2007年12月 
後藤とチャンネル桜の水島が懇談、後藤はチャンネル桜の苦しい経営状態に理解を示す

2007年12月 後藤がチャンネル桜「防人の道」出演

2007年12月 
後藤がチャンネル桜「防人の道」キャスター討論の番組収録に立ち会う

2008年2月 
参議院議員佐藤正久がトランスデジタル開催の株主説明会で 講演

2008年5月 
航空自衛隊OB会つばさ会に後藤幸英 鈴木康平 峯(峰)岸一 浜(濱)口和久 田川孝典が加入
濱口和久と田川孝典がトランスデジタルの役員会で取締役候補になる

2008年6月 
後藤幸英、鈴木康平、峰岸一、濱口和久、田川孝典が航空自衛隊OB会のつばさ会の総会に出席
濱口和久と田川孝典がトランスデジタル取締役に就任

2008年7月 がんばれ自衛隊制作発表とパーティー開催のIR

2008年8月 
パーティー開催 歴代防衛相、田母神幕僚長が出席 濱口和久は司会補佐 佐藤正久はビデオ出演 




44 名前:無党派さん[sage] 投稿日:2010/03/02(火) 23:40:06 ID:wYkavcV0

チャンネル桜「防人の道」は2006年3月末スタート
佐藤政博の最初の出演も4月だな
http://www.ch-sakura.jp/sakimori/sakimori-list.html?year=2006&month=4&search.x=31&search.y=14


少し修正

2006年4月 佐藤政博&濱口和久がチャンネル桜防人の道キャスターに就任

2007年3月 チャンネル桜が24時間放送終了

2007年4月 チャンネル桜がハッピー241に引越し間借

2007年6月 外部から後藤幸英と鈴木康平がトランスデジタルやってきて取締役に就任 後藤は事業開発室長

2007年7月 
佐藤正久が自民党比例から参議院に当選 
この後チャンネル桜キャスターの佐藤政博が佐藤正久の政策秘書に就任

2007年11月 後藤がトランスデジタル社長に就任

2007年12月 
後藤とチャンネル桜の水島が懇談、後藤はチャンネル桜の苦しい経営状態に理解を示す

2007年12月 後藤がチャンネル桜「防人の道」出演

2007年12月 
後藤がチャンネル桜「防人の道」キャスター討論の番組収録に立ち会う

2008年2月 
参議院議員佐藤正久がトランスデジタル開催の株主説明会で 講演

2008年5月 航空自衛隊OB会つばさ会に後藤幸英 鈴木康平 峯(峰)岸一 浜(濱)口和久 田川孝典が加入
濱口和久と田川孝典がトランスデジタルの役員会で取締役候補になる

2008年6月 
後藤幸英、鈴木康平、峰岸一、濱口和久、田川孝典が航空自衛隊OB会のつばさ会の総会に出席
濱口和久と田川孝典がトランスデジタル取締役に就任

2008年7月 がんばれ自衛隊制作発表とパーティー開催のIR

2008年8月 
パーティー開催 歴代防衛相、田母神幕僚長が出席 濱口和久は司会補佐 佐藤正久はビデオ出演



http://www.asyura2.com/10/lunchbreak35/msg/800.html




posted by 誠 at 06:05| Comment(0) | TrackBack(0) | (゚∀゚) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。