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2006年03月14日

WBCに 日本の未来を祈る

ま 「お膳立ては整った」訳だ。

【WBC】日本−米国戦視聴率は11・6%
日本が米国にサヨナラ負けしたWBC2次リーグの米国−日本戦の視聴率が14日、ビデオリサーチ(関東地区)から発表され、平均視聴率11・6%を記録した。同試合は日本テレビ系で13日午前5時45分から完全生中継。瞬間最高は午前9時1分の15・7%で、9回表の日本の攻撃、2死満塁で多村選手が三振に倒れたシーンだった。
 日本テレビによると、8回表に日本の得点が取り消された場面から放送終了まで、ほぼ15%台が続き、王監督が抗議していた同8時40分は15・2%に上った。
トリノオリンピックの女子フィギュアと比較すれば 予想以上に低い。
野球人気の末期的状況を露呈してしまった。

王監督が、自らのチームを置き去り
明らかな不公正にも それでも真正面から挑み続けるは
日本野球の 人気と権威と威厳と そして未来の為にある。
WBCに勝って得るものも多くなく 負けて失うものが余りに多いことも
昨日の試合の後 この数字を見て、改めて感じてしまった。


正岡子規が呼び始めた「野球」は アメリカに追いつけ追い越せで百余年を経た。
しかし日本プロ野球は日本型社会主義官僚主義に飲み込まれ
その悪弊からなる衰退期の真只中にいる。
のみならず日本サッカーの急成長によって
「日本で一番人気のあるスポーツ」 という地位を明け渡したのも間違いないだろう。
日本型社会主義官僚主義の致命的失政「少子化」もあり
数少ない子供達は野球よりサッカーを選んでしまい
有能な人材が野球界に入る確率は 絶対的に低い。


何よりも日本野球の将来を 心より憂う王監督の実直さは、
だからこそ いかなる不公正があろうとも踏み止まり
それでも真正面から挑み続ける。
日本野球の 人気と権威と威厳と そして未来の為に。

元より分の無い 得るモノの殆ど無い そういう勝負に挑んだ王監督、
その愚直なまでの実直さは 栄えある心の気高さは
無為に消えてしまうのだろうか。
その無念を思うと どうしても言葉にせずにはいられなくなった。
ここで言葉を綴った今、俺は祈ることしかできない。
健闘を祈る。



ま 見方を変えれば、「お膳立ては整った」訳だ。
ここでアメリカ負けた後、
メキシコを破り、韓国を破って、米国と決着をつける。
燃える展開じゃねーか。
ここで燃えない奴は野球ファンじゃない。


今 書いたことは 明日にも夢と化すかもしれない。
でも
この狂おしいような被虐的感覚も 
夢想にも似た明日の試合の洞察も
 スポーツを楽しむ醍醐味の一つだ。

野球というスポーツを愛する一人として
今ここに その祈りの言葉を残しておこうと思う。
健闘を祈る、それだけだ。
posted by 誠 at 17:37| Comment(0) | TrackBack(0) | (゚Д゚#) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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