「 日々是… (ヤングコミックコミックス) 」 かがみふみを
日々是… (ヤングコミックコミックス)
星5つ 広く知られて欲しい, 2010/4/27
By IT - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日々是… (ヤングコミックコミックス) (コミック)
この漫画家さんの他の作品はまだ読んだ事がなく、
この本の内容も事前に全く知らず、
何となく手にとって読んでみたら これが なかなか面白い。
同棲を始めた2人の、家具を買いに行ったり、一緒に出かけたりといった
何気ない日常を描いていて、ほのぼのとしています。
結構Hシーンが出てきますが、
所謂一般的なエロ漫画と比べたら、描写は かなり軽めだと思います。
そういうシーンは『エロ』としてよりも、
2人のコミュニケーションの時間として描かれている感じです。
1冊で完結なので、今後の2人をもっと見たい気にさせながら終わります。
続きを見たい気もしますが、ああいう終わり方も大いにありだと思います。
掲載されていた雑誌がエロ漫画雑誌なので読者層は狭いと思われますが、
出来れば多くの人に知ってもらいたい作品です。
星5つ チョットHだけど爽やかな同棲マンガ、☆5でオススメ。, 2010/4/11
By 赤いツバサ (埼玉剣) - レビューをすべて見る
レビュー対象商品: 日々是… (ヤングコミックコミックス) (コミック)
ハードなH描写は無いけど
恋人同士の同棲マンガなので、当然のごとく結構エロい(笑)。
がしかし、二人のイチャイチャしている姿を見ていると爽やかな気分に浸れるマンガ。
1巻完結なので、このまま埋もれてしまうのが惜しいくらい。
アマゾンは使わないので 中々に見つけられなかったけど
先日に やっと買えた。
http://d.hatena.ne.jp/purple-reel/20100223/1266925995
『ちまちま』とか『きみといると』を読んでて、
「高校生くらいの、じれったいくらいの恋心を描くのが上手い人なんだな」
と思ってた。
でも、それだけじゃなくて、
社会人の甘々カップルもすごい。
生活に根付いた葛藤、心理描写をするのが上手い人なんだ。
同棲するふたりは四六時中いちゃラブ、『日々是…』 DAIさん帝国
『まちまち』『ちまちま』『きみといると』など、
かがみふみをさんのいちゃラブ漫画はどれも傑作揃い。
いちゃラブ漫画が大好きな自分ですから元々評価は高いのですが、
そんな中でも初々しいカップルの付き合うまでの過程、
そしてつきあい始めてからのいちゃラブ具合を描かせたら
それはもう素晴らしいの一言なのです。
そんなかがみふみをさんの新刊は、
初めては初めてでも、初めての同棲を描いた物語。
元々 成人漫画出身のかがみふみをさんですから
エロを描くのも手慣れたモノ。
そして何より重要なのは同棲といちゃラブの組み合わせは
これ以上ないくらいに相性バッチリで、
僕らをニヤリングさせるのには
これ以上ないくらいの題材だからなのです!
初めての同棲──物語は
同棲初日の引っ越しの荷ほどきしてるところからはじまります。
何をするに付けても新鮮で初めてづくし。
出かけるときに「行ってらっしゃい」と送り出せる事、
おでかけの最後に「またね」って別れなくても済む事、
彼氏のパンツを自分の下着と一緒に干せる事。
ホント何気ないことなんだけど、
その一つ一つに新鮮な感動を味わっている二人の姿に
どうにもこうにも参ってしまうのです。
ハートマークが飛び交うほどのいちゃラブ空間が
そこに存在しているのであり、
幸せオーラにあてられるとはまさにこの事ですよ!
この漫画で特筆すべきなのは やはりエッチ絡みの話です。
事後のピロートークはもちろんのこと、
エッチに至るまでのイチャコラっぷりも
転げ回るほどに恥ずかしく、
もちろん致している最中の二人も
ニヤリングなしでは見られないくらいの素晴らしさを誇っております。
つまりは四六時中がいちゃラブ空間で最高に素晴らしいなと!
この二人のエッチはエロい気分を喚起させるようなものでなく、
むしろ見ていて嬉しくなってくる感じなんですよ。
二人の心の繋がりを感じられるのが嬉しい。
いちゃラブは見てる人間さえも幸せにしてくれるのがイイのです。
特にこの漫画のそれは
その点に置いて最高だと思いますよ。
これはもうオススメせずにはいられないでしょ!
なんでもない日常が一番エロい。「日々是…」 - たまごまごごはん
あくまでも根っこは一緒。
好きな人に「触れたい」、「キスしたい」、「エッチしたい」、そして「一緒にいたい」。
好きをどう表現するかの違いです
まあエロマンガだと
確かにマンガ故の異常さがエロさの鍵になりますが、
かがみふみを先生はエロ…ひいては愛情を日常の中に求めます。
ロマンチックな場所もいい。ありえない場所でのドキドキも楽しい。
でも汗のにおいが染みついたいつもの部屋が、
一番ラブに満ちていて、エロい、と。
ああもうコンチクショーだね!
二人が お互いを好きで仕方ない視線を
マンガを通して読むことができるのですが、
同時にピーピング的な楽しさもあります。
なので、いかに二人の愛の生活がほのめかされるか、
が この作品のキモ。
結婚生活の長い人だと
「いやあ、それはちょっとなあ」とおっしゃるかもしれません。
まあ現実はそうです。
が!
つき始めたばかりの甘いとろとろな蜜月な時期は、
そんな日常そのものが一番ドキドキ楽しいわけですよ。
起きたら隣で好きな人が寝ている。そのにおいがする。
それが最高にうれしくて、何もない日々が一番幸せ。
そんな一番ハッピーな時期に、
かがみふみを先生作品を読んでいれば
いつまでも浸ることが出来ます。
日々是・・・/かがみふみを - 超進化アンチテーゼ
若い二人の同棲生活を描いた作品という事で、ニヤニヤ度も高く
実際に同棲生活を経験しているかのようなバーチャル感、
それを感じさせてくれる絶妙なリアリティが宿っています。
それも本格的にリアル、って訳でもなく
あくまで漫画らしい微笑ましい部分も同時に描いているのが
グレーゾーンが好きな自分にとっちゃ非常に好み。
今いる恋愛系の作家の中でも最も「中間」を描くのが上手い作家の一人だと思う。
高尚でも低俗でもない。上手く真ん中、っていうか。
恋人間のやりとりや会話センスの面白さ。巧みさ。こそばゆさ。
もういちいち胸キュンポイントを的確に突いてくる感じで、
読んでる最中何度もたまらない気分になってきてしまうんですよね。
それでいて、本当にこういう二人がいたらいいなと。
そんな世界が素敵だなぁ、と そう思えるんですよね。
かがみふみをの作品って
そういったある種のファンタジー、メルヘンチックな部分と
前述のリアリティのあるディティールや機微が
上手く混ざり合ってるから好きです。
で、それを十二分に補給出来るのがこの作品。
一応成年雑誌での連載なので、そっち系のシーンは当然込みなんですが
それを含めて個人的には老若男女にオススメしたい作品。
・・・ま、一応18歳以上にね。
そういったシーンですらも微笑ましいというか、むしろ感動してしまうというか。
というか、元々感動的なものだと思ってますけどね。幻想かもしんないけど。
なんて言えばいいんでしょう、
一つの恋人同士の成長記録を覗いてる気分になるというか、
人生をきちんと感じられるというか。
等身大の良作、って感じで実にスッキリした読み応え。面白かった。
http://d.hatena.ne.jp/AVE_ex/20100415/p1
http://d.hatena.ne.jp/AVE_ex/20100415/p2
↓http://twitter.com/you_and_i/status/9499805003
http://twitter.com/kagamiFumio/status/9500172154
正直 かなり面白かった。
「かがみふみお」らしさが存分に発揮されていて
むしろ この雰囲気は「かがみふみお」以外では誰も創れない。
以前からファンだったけど この作品で もっとファンになりました。
成年マークは無いけど まぁ 成年指定のマンガですがw
でも そういう部分を正面からテレも無く描けるからこそ
すごく読めてて嬉しくなれるマンガに仕上がってました。
エロを上手く描ける漫画家は多いが
その中で優しい恋愛関係をも描ける人は殆どいない。
恋愛を上手く描ける漫画家は多いが
その中で優しいエロをも描ける人は殆どいない。
両方を上手く そしてしっかり描ける かがみふみお は
ものすごく貴重だと思う。
でも 殆ど何処にも売ってないんだよねw かなり探しちゃったよ。
結局にマンガ専門店で買いました。
誰にでも薦められる本ではないかもしれない、
でも俺にとっては ずっと大事に持っていたい本になりました。
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きみといると 1 (アクションコミックス) きみといると2(アクションコミックス)
きみといると (3) (アクションコミックス)
胃腸の弱い岩井くんと、
年相応には見えない女子高生の山河さんが、なかよくなる話です。
以上、あらすじでした。
とまぁ、他の恋愛漫画と比べたら、圧倒的に地味です。
その代わり、この漫画には、他の恋愛漫画より圧倒的に勝っている部分があります。
こんな丁寧に、ピュアな恋愛書いてる漫画って、自分はほとんど知りません。
二人が知り合って、仲良くなっていく過程がもう……、直視できません。
ピュアな恋愛がツボな方、ドタバタラブコメに飽きた方、オススメです。
二人の仲はとてもゆっくりとであるが,前向きに進んでいく。
高校生の恋愛をここまでていねいに描いた漫画はないのではないか。
読んでいるこっちがもどかしく思うほどだが,
そのスローペースこそ本作の持ち味であろう。
何かとギスギスした昨今にあって,
とてもほのぼのとした気持ちにしてくれる漫画である。
1巻の時点でも相当面白かったのだが、
かがみふみおの事だから2巻以降は更に盛り上がるんだろうな、と思ってたら
その通りに盛り上がっていた。そんな「きみといると」の2巻目。
現代に出しうる恋愛漫画の中でも、オーパーツかと思うくらい純粋な話である。
正直ここまで純粋なやつらがいるのか?と思いつつも、
いやいや、こういうのが男女交際のあるべき姿でしょ!と言いたくなってしまう位
かがみふみお独特の、驚くほど丁寧なステップで進められる恋愛の流れが描かれている。
素直に「こういうのいいなぁ」って思えるというか、
読んでるとこっちまで恥ずかしくなってくるというか。
また絵柄に関してもますます表情やデフォルメの仕方が可愛くなり、
毒気の全くない無邪気な作画の数々には
思わずため息を吐きたくなるくらい魅入ってしまう。
そういう世界観。
特に山河さんの純真無垢な表情は どれもこれも いちいち珠玉。
スーパーの屋上とラストの動物園のシーンの感情の高鳴りっぷりは
見てるこっちがハラハラするくらいの反応で、
思わず「頑張れ!」って応援したくなります。
今では色々と使い古された感のある作品も多い恋愛漫画だけど、
出来うる限り丁寧に、キャラクターの心情を じっくり描けば
未だに ここまでのものが出来るんだ といういい見本。
前作「まちまち」の時に これは決定版だなあ、と感じたけど
(俺も かなり そう思った)
早くも次回作の この作品で それ以上のものを描いてしまっているような、そんな感覚。
ここままの勢いを保って、
是非 純愛漫画の決定版の一つになって欲しいと思う。
そこまで期待してもいいと思います。
というか、したい。
岩井くんと山河さんは相変わらず自身のペースでゆっくりと歩み寄って行きます。
そんな二人をなんだか暖かい視線で見守りたくなります。
此れ程濃厚な「純愛」漫画は近年稀に見ると思います。
読者が悶える事間違い無しです。
かがみふみをさんの漫画を読むと胸がギュッとなるんだ、『きみといると』3巻 DAIさん帝国
そうです、かがみふみをさんの漫画を読んでいるときの自分は日々是… と きみといると の両方を同時期に描ける、
これ以上ないくらいの幸福感を味わっているのです。
以前感想を書いた『日々是…』はエロありの展開で、
初めての同棲を扱ったいちゃラブ漫画として最高の輝きを放っておりましたが、
エロなしの この漫画『きみといると』も、
負けず劣らずの素晴らしさを発揮しているのですよ!
それこそが作者「かがみふみを」の卓越した力だろう。
そして読めば必ずに分かるだろう、
両方の根底で流れるものには 全くのブレが無い事を。
恋の進み具合がとことんまでにスローステップ。しかし、このゆっくりじっくり進んでいっている感がまた良いのです。
初めて手を握るだけで1話を費やし、初めて自分の彼女だと皆に公言するのだけに1話半を費やし、お互いを下の名前で呼び合うだけで2話も費やすというこの贅沢っぷり。1話1話がとにかく濃厚で、じっくりと描かれるその赤面展開の数々には身悶えるしかないのです。
連載のコミックハイで読んでいても、1話1話が濃厚なためたまらない気持ちになるのですが、それが単行本としてまとめて読める日がきたとなれば、息つく暇もないくらいに窒息寸前になるほどに悶えまくるしかありません!
好きという気持ちが分からなかった彼女が、好きという気持ちを自覚していくという過程も、これぞ初恋という小っ恥ずかしさ。言葉に表すことの出来ない胸がギュッとなる気持ちを恋だと認識していくその様には甘酸っぱさ以外の感情が浮かんでこないのです。
その気持ちを大切にゆっくりと育てていき、またその過程が大切にじっくり描かれているのがホントに嬉しいんですよね。
http://blog.goo.ne.jp/chiha_001/e/30a951265f8d31370e2bc7993837d1f2
この作者の漫画ってどれもハズレが無いんだけど、これもそう。
単行本にして3冊、18話までかけているというのに、
未だに手をつなぐだけでドキドキしてしまう
という もどかしさったら、もうたまりません。
それだけ丁寧に二人の関係を書きあげている作者の描写っぷりは見事の一言。
http://d.hatena.ne.jp/n-kashima/20100416/1271345942
最初から最後まで読んでて笑みがこぼれるのを隠せませんでした。
ギャグとか読んだ時の笑いとは違う笑いなんですよね。
あまりにも こそばゆすぎて恥ずかしさを隠せない笑いです。
二人とも登場している場面の半分は顔を赤らめてますが、
読んでるこっちの方が赤くなるわー!
すごく羨ましい関係なんだけど、そのまま応援したくなる、
そんな初々しさに終始溢れてます。
仮にこれがノロケ全開だったりすると むしろ苛立ちを覚えると思いますが、
言う方も言われる方も完全にテンパってるので
最早 嫌味なものなど感じる余地は一切ありません。
当然当人たちにとっては大イベント状態。
呼びたい、呼ぼう、恥ずかしい。
呼ばれたい、呼んでほしい、恥ずかしい。
そして読んでる側も恥ずかしさで顔面ファイアー。
http://blogs.yahoo.co.jp/gtjttfg/59346201.html
友達に紹介するつもりが……友達の存在忘れ二人でドキドキする
相手の何気ない言葉に
いちいち敏感に反応したりする岩井くんと山河さん。
“好きな人の言葉をダイレクトに自分の感情に置き換えてる”から、
二人のドキドキがこちらにも伝わるんですけど
この作品はホント、異性を意識してく過程と描写の瑞々(初々しさ)しさが
絶妙に巧いんだよな。
http://vivalabo.blog6.fc2.com/blog-entry-17.html
かがみ先生の作品
『まちまち』や『ちまちま』『アシスタント』などもそうなのですが、
この作品も根底にあるのは、
他の恋愛マンガ以上に強調された「二人の距離感」と「ドキドキ」だと思う。
そんな初々しい二人を描いた他の作品以上に、
この作品の二人は初々しく、距離感の密度の濃いいこと。
トイレ前での初対面の緊張のドキドキ。
あの娘に会いに店に通うドキドキ。言葉を交わすドキドキ。
名前を聞くドキドキ。
メールを送るドキドキ。互いに気になりはじめるドキドキ。
友達になるドキドキ。二人で出かけるドキドキ。
意識しはじめるドキドキ。相手が妄想に出てくるドキドキ。
考えるだけで胸が痛くなるドキドキ。恋と気付くドキドキ。
体が触れ合うドキドキ。手を繋ぐドキドキ。
彼氏彼女と呼ぶドキドキ。名前で呼びあうドキドキ。
常に互いにドキドキしながらの二人の距離感が近づいたり離れたり。
互いに恋が生まれ昇華するまでの凝縮した関係と空間。
純で素直な二人の恋愛群像。あぁ〜、もう。こっちまでドキドキ、ニヤニヤさせられるよ。
この一挙手一投足の初々しさがとてつもなくツボです。
http://purofia.at.webry.info/201004/article_6.html
作者買いした作品の続巻。
こういう作品は読んでいると照れくさくなるが
好きな作品だし、この作者の作品に外れはない。
http://blog.mangashinkan.com/?eid=3
気恥ずかしくなる初恋物語だが この手の普通感覚を描くマンガは稀少価値。
http://www.t-base.ne.jp/~nakajima/diary/?date=20100416#p01
読んでいるこっちが恥ずかしいよ!
という感じの漫画。究極のピュアラブストーリーだそうです。
確かに、
うちの娘さんが読んでる小学生の女の子向け漫画「なかよし」の方が
ピュアじゃないのが多い気がするぞ(笑
多分 それ正解w
3巻に入ってまた一歩前進。
今度は手をつないだりお互いに下の名前を呼び合ったりで真っ赤になって照れてます。
本当に高校生の話か、これ。でも面白い。
http://cartoonworld.blog120.fc2.com/blog-entry-1520.html
http://megazu.blog118.fc2.com/blog-entry-917.html
コミックハイ!公式サイト 》 かがみふみを先生に質問2 2008/08/22
http://blog.goo.ne.jp/nijigen-complex/e/ba51a1320dcf212e15b7562f073285a9
「きみといると」はおそらく そうですね、
そんな彼の金字塔的な作品になりそうで、それもまた期待なのです。
絵も相変わらずほんわかした感じで良い。
「きみといると」1巻2巻の積み重ねの先の3巻も すごく良かったです。
最近に推している「きみといると」と「こえでおしごと」は
二人ともエロマンガ出身で 偶然にも その頃から俺も気にはなっていた作者達。
日本のマンガ界の層の厚さは 相変わらずに凄いなぁ と つくづくに思う。
ついでのコレも貼っておこう
まちまち 1 (アクションコミックス) まちまち (2) (アクションコミックス)
背が低い主人公古賀くんと背が高い女の子の高木さん
この「どちらも身長がコンプレックス」という中で育まれる2人の恋愛模様を描いた作品です
いや〜面白いですね
女の子の高木さんが想う自分の背の高さ、そして相手の背の低さゆえの悩みや葛藤を巧く表されています
くっついてからの方が大変って言うのが、わかるわかる〜
といった感じでグッと来ました。
好きなんだけど…、でも…、
と うじうじ悩むというのが
かがみふみをによる恋愛コミック「まちまち」もこれにて最終巻。
全2巻と手ごろに纏まった上に、内容的にも全てを出し切って終わった感じがする。
個人的にかがみふみをの漫画の中では一番に読んでて楽しかった。
かつて川瀬智子が「恋人同士がセックスをするまでの、ダラダラとした感じが好き」と
雑誌のインタビューで発言してたのを思い出す。
つまりそういう漫画です。
最後までいったのかどうかは、ネタバレになってしまうので描かないけど、
本当に些細なことで悩んだりぎくしゃくしたりと読んでいてヤキモキすることが多々ある。
だけど、この「ヤキモキ」感こそが
この作品を読む上での最大の醍醐味になっているなあ、とも思う。
しかもこの二人、ぎくしゃくはするけど喧嘩と言う喧嘩はしないのだ。
どちらも非常に優しい性格なので、
多少モヤモヤすることがあっても怒ったり、必要以上に迫ったりしない。
相手のことを想い過ぎて、そこまで踏み切れないから。
この「不器用さ」も実に面白いなあ。
あと少し独特だなと思ったのは
この二人ってやたらシンクロするなあ、と。
片方が思ったことを、片方も感じていたり又は同じ行動を取ってしまったり
あまりの微笑ましさにクスリと笑ってしまう。
非常に丁寧に、じっくりと描かれた初々しい(過ぎる?)恋愛コミック。
サービスシーンは ほぼないので、
あらゆる世代におススメしたい良作です。
またサブキャラの恋愛についても触れられているので、2重3重と楽しめる作品。
まちまち を読んだ時 その卓越した構成と描写に
完全に「やられた」と思ったんだよね、見事すぎて。
マンガってのは ホント絵の緻密さにある訳ではないんだなぁ てね。
今後 コレを超えることができるんだろうか って思った位なのに
日々是 と きみといると は 軽く飛び越えやがったw
嬉しい悔しさだよねw という訳で単独記事にしてみた。
うん、俺は 読めて 出会えて 本当に良かった 嬉しかった。