駐車違反(放置駐車)の取り締まり 放置違反金と民間委託
駐禁.com(ブログ)
【駐車取締りの民間委託】放置車両の確認及び標章の取付けに関する事務等の民間委託
駐車監視員が撮影するデジカメ画像の、駐禁以外の超ヤバイ使われ方とは? 2005/4/5
駐車違反取締の民間業務委託の雑感を書きなぐってみた
あまりにも長いので格納します。
読むことは推奨しません、はい。
雑感を書きなぐる前に まず コノ話を。
自動車の駐禁の官(警察)から民への業務委託に先立って
自転車に関しては自転車等放置防止指導業務委託が行われてます。
こちらは 市町村からのようです。
最近 駅前に いますよね。
自転車の放置防止指導員
東京・中目黒駅周辺は自転車の放置禁止区域だ。↓
放置防止指導員は、目黒区役所が民間に委託している事業だ。
この事業はいくつかの業者が入札で激しく競争する。
たまたま今年はT社が落札した。毎年3月が入札なのだが、
その時落札しないとその会社と契約している指導員も失業する。
朝7時から11時までの4時間、月曜から金曜までの勤務。
台風でも、休むことはできない。指導員の時給は800円とのこと。
何しろ契約なので、毎年の入札結果に左右される不安定な身分だといっていた。
計算すると、月の給与は約7万円だ。これだけではとても生活できないだろう。
放置自転車 レポート
埼玉県川口市の場合
’05 年度(H17)の放置自転車対策に関わる当初予算は、50人に10億9600万円。一人当たり219万円です。
自転車等放置防止指導業務委託料が 109,600 千円
(裏面の放置防止指導員約50名の委託料)
でも現場の人には月給7万円×12ヶ月=84万円、まぁ年119万として
残り100万円は どこに消えたのでしょう?
無論 場所も違うから、この計算は 滅茶苦茶で かなり当てにならない。
が、全国の公共事業が天下りによる弊害を間違いなく受けてきたコトを考えれば
この俺の コノいい加減な数字も
否定する気持ちを持つ人のほうが少ないのではなかろうか?
公共事業という形あるものへの公金の横流しから
サービス業への公金の横流しに変わっただけ にしか思えない。
だから「なんて美味しい 民間業務委託。」と
笑いが止まらない奴らがいるんだろうな
はい、で本題、警察の駐車違反の民間業務委託、
どこまでお金がつぎ込まれ
駐車違反に持っていかれたお金は 何処の誰に流れるのでしょうね?
業務委託を受けた企業全ての情報の 一切を公開しない限り
地方自治体の駐輪業務とは比べ物にならない警察権限を委託する以上
其処に蠢く金の流れは 魑魅魍魎であると思って間違いないだろう。
ということを念頭において、リンクを漁ってみる
5日間でステッカー2万3754件 違法駐車取締新制度
警察庁は7日、違法駐車取締の新制度が始まった今月1日から5日までの取締実施状況をまとめた。延べ約5700人の民間監視員が5505台の違法駐車にステッカー(標章)を張り付け、警察官などの分と合わせ、5日間での標章張り付け件数は2万3754件に上った。要するに 瞬殺すれば良かっただけの話じゃん。
都内主要道路では、昨年同期間の同時間帯に、時速15・42キロだった平均移動速度が、18・10キロと約17・4%改善。大阪・堺筋では平均移動時間が約6分短縮された。
広島市中心部では、新制度実施前に2552台だった大規模駐車場の利用車両数が、実施後には3007台と17・8%増加。わずかでも車を離れれば「即アウト」となる新制度が、違法駐車改善に効果を示していることが分かった。
警察庁では「巡回する1組当たりの違反確認件数が増加している。監視員が慣れてきて作業がスムーズになってきた」としている。
民営化は実は殆ど効果が無い気がしてならない。
しかも経費は更に増した(監視員はみなし公務員。賃金は公金から支出。)から
これはもう国家的無駄としか言いようが無い。
http://rose2004.exblog.jp/4624255/ 中段
*駐車監視員徳島県内のニュース:公正な運用保てるか 6月から駐車違反取り締まり民間委託 −徳島新聞−
委託業者は1年ごとに入札によって決められ、
駐車監視員の人数に従って報酬が支払われる。(歩合制ではない)
一方、駐車監視員が「みなし公務員」のため、違反者らが監視作業を妨げた場合、公務執行妨害に問われる。現場で違反者から抵抗を受けた際、受託業者の総括責任者が出向いて対応。話がつかなければ、警察官が対処することになっている。
利益を上げなければいけない民間のため、「過剰に取り締まる心配はないか」との不安を口にするドライバーもいる。しかし受託業者への報酬は歩合制でなく、契約時に決まっている。駐車監視員には、違反状況を携帯端末に入力するなどの作業があって一定の時間がかかり、取り締まり件数が不必要に増える恐れは少ないとみられている。
都心・中心街では 交通の流れはスムーズになったかもしれないが、
その周囲・郊外・地方は渋滞が進んでいないかな?
「その周囲・郊外・地方」の地域の道路状況が 細く見通しも良くない事は、
日本ではありふれた光景だ。
だが連日のマスゴミの報道が 萎縮の集団心理を呼び覚まし
“交通の流れを妨げない 少しでも離れた場所で路上駐車”という日本人的な優しさは摘まれ
“交通の阻害をしても仕方ないから目の前に路上駐車”という流れを作る気がする
そこにまた、日本のタガが一つ 大きく外れるだろう。
小さな法律であろうとも 民族の意識に大きな影響を与えるコトは少なくない。
為政者よ、分かっているか?
高級車に乗り 高い料金を払って駐車場に入れられる者達は、
日本では 絶対的に少数派なのである。
大多数の日本人は 理不尽な法律を遵守することよりも
法律を 如何に誤魔化すか 逃げ切るか、を考えるだけだ。
法律の形骸化と軽視は、国家への不信と軽視に直結する。
状況は改善されたように見えても、歪みが別の所に噴き出すだけだろう。
マスコミは「良くなった」と連呼しても、逆に嘲笑を浴びるだけだ。
場当たり的な法改正に終始するは 為政者や上部構造の無能と無知蒙昧を晒すだけだった。
無論、完璧な法律 社会システムは 絶対的に存在しない。
それでも都市部や中心街の渋滞解消が目的だったはずの今回の法改正だったが、
この国の負の構造が 余計な社会的マイナスをも導き、
その部分の方が日本全体に与える被害 の方が確実に大きい。
「重点地域における瞬殺」という法律改正だけで
コトは充分に足りたはずである。
路駐を完全に防ぐのは 不可能である、という現実は子供でも分かることであろう。
現実に合わない法律は 返ってシステム上の被害を生み出し
真っ先に その実害を受けるのは、必ず下層民である。
愛媛新聞社ONLINE 駐車違反取り締まり 目に見える成果が求められる
放置違反金にも問題が指摘されている。
運転者が刑事罰である反則金を納めれば違反点数がつく。
しかし、納めなければ持ち主に行政制裁金である放置違反金が科されるだけで、点数はつかない。
多くの場合、両者は同一だろうが、
正直に処分に応じると損をするような制度で悪質な違反者をなくせるのか疑問だ。
それでも警察にすれば確実に徴収できるのはメリットだろう。
加えて放置違反金へ誘導することで、
「捜査活動の一部民間委託は刑事訴訟法に抵触し、容認できない」(日弁連)
といった批判をかわす狙いもあるのではないかと勘ぐりたくなる。
運転者が不服を申し立てて刑事手続きに移行し、
不起訴処分になっても放置違反金はまぬかれないのも納得しがたい。
駐車違反取締りの民間委託は誰がいつ許したのか、道交法改正を振り返る
駐車違反取り締まりの民間委託、天下り先の確保と噂されるが…
車業界と警察関係の密接な関係を考えると ↑にこれ以上の話を求めるのは無理かな
まぁ 最初から最後まで 何もかもが あまりにも怪しすぎる駐車違反業務委託。
なのにマスゴミは調べる気が全く無いようなので
ネット上では徹底的に調べたいなぁ。
頼むから 上手に豚を管理してくれよ、頼むからさ