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2006年06月15日

耐震偽装、警視庁など捜査終結

耐震偽装、総研の詐欺立件を断念 警視庁など捜査終結
ネット系の反応が 不思議に鈍い気がするので 個人的に引用を残しておこうと思う。





耐震偽装、総研の詐欺立件を断念 警視庁など捜査終結 (中日新聞)
耐震強度偽装事件で、警視庁などの合同捜査本部は、奈良市のビジネスホテル「サンホテル奈良」の開業指導に携わった経営コンサルタント会社「総合経営研究所」(総研、東京都千代田区)の内河健所長(72)らについて、代金を詐取したとする詐欺容疑での立件を断念した。
 総研は計画段階からホテル建設に関与していたが、木村建設が代金を詐取した時点で強度不足の認識を共有していたことの裏付けが取れず、ホテルオーナー側に対する支払い要求への具体的関与も認められなかった。
 東京地検は同日、同ホテルをめぐる詐欺罪で木村建設(熊本県八代市、破産)社長木村盛好容疑者(74)を追起訴、マンション購入代金を詐取したとして同罪で「ヒューザー」(東京都大田区、同)社長小嶋進容疑者(53)を起訴。建築基準法違反の罪で元1級建築士姉歯秀次被告(48)を追起訴した。
 合同捜査本部は同日の起訴・追起訴で一連の事件の「本丸」と位置付けた詐欺容疑の捜査を終えた。今後は姉歯被告について、国会の告発を待ち偽証容疑で立件する。
 発覚当初に指摘されていた姉歯被告と施工業者、建設主らが一体となって強度不足の欠陥物件を建設・販売したとする「複合詐欺」については、事実がなかったと判断した。
 また、姉歯被告が「1997年5月に建築確認が下りた東京都中央区のマンションで構造計算書を偽造した」と供述していることも判明。合同捜査本部は、同マンションが最初の偽装物件だったかどうか裏付けを急ぐ。
 調べでは、総研は2004年11月にオーナー側と建設を合意。請負業者を木村建設と同社の子会社に指定し、内河所長の意向として鉄筋量の削減を求めたこともあったという。
 しかし、内河所長の意向と姉歯被告の構造計算書偽造に関連はなく、姉歯被告が関与したほかの物件の強度不足についても、総研の担当者には伝わっていなかった。
 合同捜査本部は、木村建設がオーナー側から受け取った代金のうち、約1900万円が総研社員が経営する会社に渡ったことを確認したが、工事仲介への謝礼の可能性が高いとみられる。


耐震偽装捜査終了、総研の詐欺立件断念 (朝日)
耐震強度偽装事件で、警視庁などの合同捜査本部は7日までに、奈良市のビジネスホテル「サンホテル奈良」の開業指導に携わった経営コンサルタント会社「総合経営研究所」(総研)の内河健所長(72)について、代金を詐取したとする詐欺容疑での立件を断念した。総研は計画段階から同ホテルの建設に関与していたが、代金を受け取った時点で強度不足を認識していたことの裏付けが取れなかった。

 東京地検は同日、同ホテルをめぐる詐欺罪で木村建設(破産)社長木村盛好容疑者(74)を追起訴、マンション購入代金を詐取したとして同罪で「ヒューザー」(同)社長小嶋進容疑者(53)を起訴。建築基準法違反の罪で元1級建築士姉歯秀次被告(48)を追起訴した。合同捜査本部は同日の起訴・追起訴で一連の事件の「本丸」と位置付けた詐欺容疑の捜査を終えた。


総研の詐欺立件困難に・耐震偽装で警視庁など (日経)
耐震強度偽装事件で、元一級建築士、姉歯秀次被告(48)による強度偽装は、建設会社などが関与した組織的な犯行ではなく、姉歯被告個人の経済的な動機による犯行だったことが7日、警視庁などの合同捜査本部の調べで分かった。一方、奈良市の「サンホテル奈良」の開業を指導した総合経営研究所(東京・千代田、総研)の内河健所長(72)らについては詐欺容疑での立件を断念する見通しだ。

 東京地検は同日、マンション販売、ヒューザー(東京・大田、破産手続き中)社長、小嶋進容疑者(53)と、木村建設(熊本県八代市、破産手続き中)社長、木村盛好容疑者(74)を詐欺罪でそれぞれ起訴、追起訴した。また、姉歯被告を建築基準法違反罪で追起訴した。詐欺容疑で逮捕された木村建設の森下三男・元専務(51)は処分保留で釈放された


耐震偽装 総研の立件断念 詐欺容疑 捜査終結の方向 (読売)
耐震強度偽装事件で、警視庁などの合同捜査本部は7日、耐震強度が不足していたビジネスホテルの開業に携わった「総合経営研究所(総研)」(東京都千代田区、内河健所長)の関係者について、詐欺容疑での立件を断念する方針を固めた。
 捜査本部は今後、元1級建築士の姉歯秀次被告(48)(建築士法違反の罪で起訴)を、昨年12月の国会証人喚問を巡る議院証言法違反(偽証)容疑で立件したうえで、一連の捜査をほぼ終結させる見通しだ。
 総研は、全国で約240件のホテルの開業を指導し、このうち姉歯被告が構造計算書を改ざんした物件は24件に上った。
 また、姉歯被告に構造計算を発注していた「木村建設」(熊本県八代市)と密接な関係にあったことなどから、捜査本部では、総研側が姉歯被告の強度偽装を認識したうえで、コンサルタント料などを受け取っていた疑いもあるとみて捜査を進めてきた。
 特に木村建設が施工した奈良市の「サンホテル奈良」については、耐震偽装公表直前に、建設費が木村建設に振り込まれていたことから、捜査本部は、オーナー側に引き渡されるまでの経緯を重点的に捜査した。しかし、総研側が事前に強度不足を把握していたことを裏付ける供述や物証は得られなかった。
 また木村建設以外の建設会社が施工した他のビジネスホテルについても、総研側による偽装の認識を示す証拠はなく、同容疑での立件は困難と判断した。
 ただ、捜査本部では、一連の偽装物件の開業に携わる過程で、総研による違法な行為がなかったか捜査は継続するとしている。

極めて重大なニュースだと思うが、新聞テレビ等の既存マスゴミは軽くしか触れなかった。
ワールドカップ直前を狙って 隠したかった、としか思えない扱いだった。
その頃は 秋田のニュースとかは ガンガンに流してたが、
日本社会に与える影響は どちらが重いかは 明らかだと思うから
マスゴミは意識的にスルーをしたとしか どうしても思えない。

毎日 フジ産業経済は記事すら見つからなかった。ムチャクチャにも程があるわな。

誠天調書: 耐震偽装事件の内河証人喚問、その動画

↑を見れば コノ問題の根源はどこにあるかは一目瞭然である。
にも関わらず立件見送りは 悪事はした者が勝ちを天下に知らしめる。
それで 道徳心を育て 愛国心を築く?絶対に無理だよ、ボケが。
明らかな悪事を裁かない政府を持つ国家「日本」に対し
誰が国家「日本」を尊び どうやって愛国心が育つというのか。

マンションが崩れ 激甚災害が起きてから責任追及をしても遅い。
地震保険を安くしたことで(Google ニュース検索: 地震保険)お茶を濁そうなんていう姑息なことも気に食わない。
本来は 不測の事態を未然に防げたにも関わらずに
 目先のゼニに心を奪われ 過剰な利潤追求の果てに 
果たすべき責任とリスクを国民に押し付けた罪は 絶対に許されるものではない。

 恥 を 知 れ、恥 を。



ちなみに 証人喚問の動画は 衆議院にて1年しか保存されない。
誰かYouTubeに上げてくれないかなぁ、俺は方法が分からないからなぁ。




関連:
 誠天調書: 耐震強度偽装問題、小嶋社長の証人喚問

 山陰中央新報 - 「鉄筋多い」と減量指示 内河総研所長の意向か
耐震強度偽装事件で、奈良市の「サンホテル奈良」の設計コンセプトを決める会議で、総合経営研究所(総研、東京都千代田区)が平成設計(同区、破産)に「内河健所長が最近のホテルは鉄筋量が多過ぎると言っている。今回は削減目標を達成しろ」と指示していたことが18日、関係者の話で分かった。

 総研の四ケ所猛チーフコンサルタントが発言、平成設計の山口時也代表らが指示を受けた。警視庁などの合同捜査本部もこの指示を把握しており、内河所長の意向が強度不足のホテル建設につながった可能性があるとみている。

 同ホテルの耐震強度は基準の44%で、工事代金の一部を詐取したとして詐欺容疑で木村建設(熊本県八代市、破産)社長の木村盛好容疑者(74)らが逮捕されており、合同捜査本部は社員から事情聴取するなど総研側の関与を調べている。


低コスト追求 なれの果て  その構図
姉歯元建築士による耐震強度偽装事件では、「木村建設」を軸として、破格の低コストによるホテル・マンション建設を推し進めた開発会社やコンサルタント会社などの、密接な関係が浮かび上がる。

 コストダウンの手法を木村建設に伝授したのが、コンサルタント会社「総合経営研究所(総研)」。木村建設は約30年前から経営指導を受けてきた。木村盛好社長が総研の内河健所長にほれ込み、内河所長も木村建設に対しては、部下に頼らず必ず自ら指導に出向く熱の入れようだった。

総研が経営指導先の中小建設会社に指導したのは、格安の建設資材・内装品の輸入や、大型型枠使用で通常の半分に工期を短縮する工法だった。木村建設はいずれも率先して導入し、総研の提唱するビジネスホテル建設を専門的に手掛けて急成長した。

 総研も“優等生”の木村建設を利用し、同社の子会社「平成設計」を意のままに操ることで、全国各地の土地所有者にホテル開業を持ちかけるビジネスを拡大した。関係者によると総研は、ホテルの家具や食器、照明の明るさから、鉄筋、コンクリート量の目安まで、一括して独自仕様を勧める指導をしていた。鉄筋量がオーバーしていれば、構造計算の見直しを求めることもあった。

 総研や、その指導下にある木村建設が推し進めた徹底的な低コスト主義にとって、極めて好都合だったのが姉歯元建築士の「経済設計」だった。この3者の結びつきにより、強度が偽装されたホテルが全国で次々と建てられていった。

 開発会社「ヒューザー」にとっては、木村建設が指導役だった。ヒューザーは木村建設の低コスト主義に賛同し、同社と組んだマンション物件を次々に建設。構造計算の下請けは姉歯元建築士が担った。ヒューザーは元請け設計事務所に対しても、下請けに姉歯元建築士を使うよう促していた。

 「イーホームズ」をはじめとする民間の確認検査機関や自治体のずさんな検査も、姉歯偽装物件の増殖に拍車をかけた。
060615-01.jpg
この図だと小嶋と内河が同等のようだが 実際は全然違う。
全ての始まりは総研・内河にある。
 間違いを誘う図に 姑息な意図を感じるが、内河を載せているだけ他のマスゴミに比べてまだマシかな。



posted by 誠 at 18:56| Comment(0) | TrackBack(3) | (゚Д゚#) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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