https://twitter.com/mkt5126/b  https://twitter.com/mkt5126/c  http://twilog.org/mkt5126      TweetsWind                   TweetsWind                   TweetsWind


2013年10月28日

ドラクエUの考察。 アレフガルドの衰退 と ザハンの人口。 織機の向こうの恋愛事情。

https://twitter.com/takec1068/status/392981719504023552
機織り機は女性の仕事の象徴であり、はたおりにつかうホトは女性器の象徴
というのがグリム童話でもスサノオの話でもあった話だったね。
いや〜つながるつながる。

誠天調書 2013年10月18日 ドラクエUの考察 ザハンの経済活動 ハーゴン教団の海軍戦略 ローレシアの少数精鋭の軍事力と秘密戦の活動
http://mkt5126.seesaa.net/article/377833937.html

誠天調書 2013年10月10日 大切な事はゲームから学んだ。 DQUを群像劇として 政治と外交から眺め直す。
http://mkt5126.seesaa.net/article/376902914.html

https://twitter.com/takec1068/status/389704494881050624
ザハンの神殿が何を祭っているかについては、
「月」と「女の町」
そして「神殿の形」を見れば、それが女性の子宮であることがわかる。

其の神殿の宝箱の中身は 聖なる織機 と 祈りの指輪 である。
そして神殿の前に立つ女性は「神殿を荒らす者には災いが降りかかる」と言う。


http://www.geocities.co.jp/SiliconValley-Sunnyvale/6160/image/dq2t16.png
http://www15.plala.or.jp/usataro-_-exe/img316.gif

もう完全に18禁な画像にしか見えなくなるザハンの説明の為の画像であるwwwww
堀井雄二は 間違いなく狙っていたんだろうなぁwwwww





織り - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%94%E3%82%8A

織機 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%B9%94%E6%A9%9F

機織り職人 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%A9%9F%E7%B9%94%E3%82%8A%E8%81%B7%E4%BA%BA

織機 - Yahoo!百科事典
http://100.yahoo.co.jp/detail/%E7%B9%94%E6%A9%9F/

この辺りから検索しても 中々に分からなかった
が 追いかけた先の此処で分かった。

シャトル (織物) - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B7%E3%83%A3%E3%83%88%E3%83%AB_(%E7%B9%94%E7%89%A9)
シャトル(シャットル、shuttle)あるいは杼(ひ)とは、
織物を織るときに、経糸(たていと)の間に緯糸(よこいと)を通すのに使われる道具である。
梭(おさ)とも。

機会の部品としての説明は 此処の方が分かりやすいかも
杼(ひ) とは - コトバンク
http://kotobank.jp/word/%E6%9D%BC

ただし此処で話とするのは とりあえず そういう事では無い
「杼」の検索結果 - Yahoo!検索(画像)
http://image.search.yahoo.co.jp/search?p=%E6%9D%BC

なるほどw そういうことかw って分かると思う。
古代の人達も 中世の人達も その感性は変わらないんだなw とか思った。

そして 此の話の事だとは気付かなかった。


「須佐之男命の勝さび」の検索

天照大御神と須佐之男命 3 須佐之男命の勝ちさび
http://www.linkclub.or.jp/~pip/ututu/kami/furukotobumi/amasusa3.html
書き下し文
爾(ここ)に速須佐之男命、天照大御神に白(まを)しけらく、「我が心清く明(あか)し。故(かれ)、我が生める子は手弱女(たわやめ)を得つ。此れに因りて言(まを)さば、自(おのづか)ら我勝ちぬ。」と云(まを)して、勝佐備(かちさび)に、天照大御神の営田(つくだ)の阿(あ)を離ち、其の溝を埋(うず)め、亦其の大嘗(おほにへ)を聞看(きこしめ)す殿に屎麻理(くそまり)散らしき。汝(かれ)、然為(しかす)れども天照大御神は登賀米受(とがめず)て告(の)りたまひけらく、「屎如(くそな)すは、酔ひて吐き散らす登許曾(とこそ)我(あ)が那勢(なせ)の命、如此(かく)為(し)つらめ。又田の阿を離ち、溝を埋むるは、地(ところ)を阿多良斯登許曽(あたらしとこそ)我が那勢の命、如此為つらめ。」詔(の)り直したまへども、猶其の悪しき態(わざ)止まずて転(うたて)かりき。天照大御神、忌服屋(いみはたや)に坐(ま)して、神御衣(かむみそ)織らしめたまひし時、其の服屋(はたや)の頂(むね)を穿(うが)ち、天の斑馬(ふちこま)を逆剥ぎに剥ぎて堕し入るる時に、天の服織女(はたおりめ)見驚きて、梭(ひ)に陰上(ほと)を衝きて死にき。
此処の部分は 古事記の記述が日本書紀へ写されている らしいです。

 速須佐之男命は、天照大御神に「私の忠誠心が明らかになりましたな。故(かれ)、私が生んだ子は皆たおやかな女でありました。これをみれば、自ずから私の潔白が証明されます。」といって、勝ったことにうかれ、天照大御神が耕作している田の畔を壊し、溝を埋め、大嘗祭で穀を召し上がりになる神殿に糞尿を巻き散らかした。
 しかしそのようなことがあっても、天照大御神は咎めず「糞尿を巻き散らかしたのは酔っていたからだ。また田の畔を壊し、溝を埋めたのは土地が惜しかったからであろう。」と悪いことを良いことに言い直したけれど、その狼藉はますますひどくなった
 天照大御神は忌服屋(いみはたや、神の衣を織る神聖な建物)に座って、御神に献上する衣を織らせているとき、須佐之男命はその服屋(はたや)の棟に穴を開けて天の斑馬(ふちこま、様々な色の混ざった毛色の馬)を尾のほうから皮を剥いで落とし入れた、それを見て天の服織女(はたおりめ)が驚いて、梭(ひ、織物の横糸を通す道具)で陰部を突いて死んでしまった。

 手弱女(たわやめ)はたおやかな女の意味。手の力が弱いことから。
 勝佐備(かちさび)は勝ちらしい振る舞いをすること。
 営田(つくだ)の阿(あ)は耕作している畔のこと。
 大嘗(おほにへ)は新穀を神に供え、自らも食べる儀式。
 聞看(きこしめ)すは召し上あがること。
 屎麻理(くそまり)は屎をし散らかしたとて。
 吐き散らす登許曾(とこそ)は吐き散らすとて。
 地(ところ)を阿多良斯登許曽(あたらしとこそ)は土地が惜しいとて。
 詔(の)り直したまへどもは良いことを悪いことに言い直されたけれども。
 転(うたて)かりきはますます酷くなるという意味。
 忌服屋(いみはたや)は神の衣を織る神聖な建物。に坐(ま)して、
 神御衣(かむみそ)は神に献る御衣。伊勢神宮に神衣を献られる大切な神事。
 頂(むね)は棟。
 斑馬(ふちこま)は様々な色の混ざった毛色の馬。
 逆剥ぎは尾の方から皮を剥ぐこと。
 梭(ひ)は織物の横糸を通す道具。
 陰上(ほと)は陰部。

勝って須佐之男が大暴れ。

次回は かの有名なあの場面。天照大御神が御隠れになるのです。

つまり 通常の感性ならば こういう解釈となる。

http://tamon.main.jp/kojiki/kojiki-6.htm
須佐之男命の勝さび

【現代語訳】
 ここで須佐之男命は天照大御神に、「私の心が忠誠なのは明らかだ。だからこそ、私が生んだ子は
たおやかな乙女になった。これは言うなれば、つまり私の勝ちということだ」と言った。
 そして、勝ちにまかせて天照大御神が営む田んぼのあぜを壊し、田んぼの溝を埋め、また初物の穀物を
お供えする祭壇に糞尿を撒き散らした。

 しかし、天照大御神はそれを咎めはせず、「糞尿を撒き散らしたのは、きっと酔って吐き散らしたから
私の弟はそんな事をしてしまったのだろう。また田んぼのあぜを壊し溝を埋めたのは、土地が
惜しかったからこそ私の弟はそんな事をしてしまったのだろう」とおっしゃった。しかしなお、その
悪い行動はやまず、ますます甚だしかった。

 (ある日)天照大御神が清浄な機屋に座って神に献上する御衣を織られていた時、(須佐之男命は)
その機屋の天井を破って、まだらの馬の皮を尾の方から逆さに剥いで投げ込んだ。すると天の機織り娘は
それを見て驚いて、杼(機の横糸を通す棒状の道具)が陰部に突き刺さって死んだ。

【ツッコミ】
「イェ〜イ、女の子が生まれたから俺の勝ち〜!」・・・・・って小学生か!
なぜに女の子生まれると勝ち?全然ルールわかんねぇし。

田んぼのあぜを壊し、溝を埋め、糞尿を撒き散らす・・・って中学生か!
ヤンキーかお前は?夜の校舎窓ガラス割って回ったのか。尾崎か。

「土地が惜しかったからそんな事をしてしまったのだろう」・・・って注意できない大人か!
どんだけ善意で解釈してるんだお前は。っつーか「土地が惜しかったから」ってさっぱり意味分からん!

で、まだらの馬の皮を尾の方から逆さに剥ぐ・・・・・・って怖いわーーーッ!!
怖すぎるわお前は。田舎のヤンキーかと思ったらここだけ勇猛な狩猟原住民か。

んでもって、どこをどうやって驚けば杼が股間に刺さる!?
驚き方ユニークすぎるわーーーッ!!っつーか死ぬな〜〜!!

・・・・・・ハァ、ハァ。ツッコミどころ満載に過ぎて疲れた。


http://sea.ap.teacup.com/inu05/59.html
〔三〕須佐之男命の勝さび(古事記34)  古事記4 天照大御神と速須佐之男命
そんな風に言われたあとに、速須佐之男命(はやすさのおのみこと)は言った。
「俺の言っていることが正しく、俺のこころがステキだから、俺の子供はかわいい女の子だったんだよ。つまりはだ。セクロスの結果、俺が勝ったというわけだ」などとドキュン発言。俺は勝った、俺は勝ったと連呼し、天照大御神(あまてらすおおみかみ)の手持ちの田んぼを荒らしたり、水路を壊したり、埋めたりした。さらにその神聖なる天照大御神(あまてらすおおみかみ)の祭祀場にウンコをまき散らした。
ウンコまでまき散らされたにも関わらず、天照大御神(あまてらすおおみかみ)はとがめようともしない。「ウンコをまき散らしたのは、酔っぱらってゲロを吐こうとしてそうなったんでしょう。田んぼを荒らしたのは、きちんと管理すれば田んぼはもっと豊かになると思ったのでしょう」とかばう。それでも、速須佐之男命(はやすさのおのみこと)の暴虐っぷりは止まることを知らなかった。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)は、神聖なる衣服製作作業所に行って、神専用の衣を編むように指示していたとき。その作業所の天井を壊し、速須佐之男命(はやすさのおのみこと)が馬を投げ込んだ。その馬は毛の色がまだらで、尻のほうから皮をむしりとった無残なものだった。
天照大御神(あまてらすおおみかみ)の作業所女性工員は、それを見てびっくりして、機織の道具でまんまんを突き刺して死んでしまった。

俺が勝った
あんたドキュンですか。
なんでこの話の流れで勝負をしていることになっていたのか分からん。
もともと、自分の言動の正しさを証明するためにセクロスして子供を生もうって話だったのに。
つーか、見方によっては、男子のように労働力になる子供が生まれたんだから勝ちだとか。
解釈のしようはいくらでもある。
かなりアホっぽいな。

ウンコをまき散らした
原文そのまんま。
まさか日本一古い古典でウンコを撒き散らす神様を見ようとは思わなかった。
つーか母ちゃんに会いに行くって話はどうなったんだ。。。
俺が読んだ古事記は、子供用に省略されてたのかなぁ?ウンコ表現が出てた記憶が無い。
勝ったからウンコを撒き散らすあたり完全にドキュンだ。

天照大御神(あまてらすおおみかみ)発言
さっきまで戦争しようとしてたのに。やっぱツンデレ。
つーかすげぇかばい方だな。

ゲロをまき散らそうと
フォローになってないような気がする。

衣服製作作業所
機織場所とか書きたかったけれど、イメージに合わない気がしたんで衣服製作作業所にした。
衣服というよりも、布を作ること。
反物を作るにはコストと時間がかかり、反物それ自体が大きな資産であった。
これは戦後の高度成長期まで続く。今は布自体が安いから、イメージわきづらい。

まんまんを突いて
これもイメージしづらいんだけれど、原典そのまんま。
驚いた
→逃げる
→まんまんを機械に突っ込んだ
→そのまんま死亡
みたいなカンジなんだろーか。うーん・・・

比喩としては、女性性を否定された、なんていう解釈もできるね。剣を噛み砕いて吐き出すなんてことをされたことも、今考えてみると男性性の否定という気がする。こういう前提だと、たんにやり返しただけっていう風にも読めるね。

このあと、
NEETの弟スサノオに日常生活をムチャクチャにされたおねぇちゃんアマテラスは、引きこもりとなる。
NEET、引きこもり、父子家庭。

なんだ この物語は。

勝てば官軍、
勝った祭りのバカ騒ぎならば いかなる行為も許される、
という感性の入口が何処に有るのか?が非常に分かりやすく説明されている。

つーか この場合は
 機織りの機械の有る家へ無理矢理に押し入って
 操っていた女性を凌辱して殺した 挙句に機械も壊した
 しかも 誰の目にも明らかな其の事実は隠蔽されて 最高権力者すら隠蔽に加担する
の話は
 罪状は明々白々な弟のキチガイ沙汰なのに妙な神話に仕立て上げては不問として隠蔽を謀る最高権力者の姉
「日本人と日本」というハイパーキチガイカルトの集団の性癖の根幹を
極めて分かりやすく説明してくれる話としか解釈できないよね。

ところがハイパーキチガイカルトな下僕にして狂信的な信者 というウツクシイ人々の 聖なる御聖典 となるので
こういうウツクシイな解釈となるようです。


http://homepage2.nifty.com/LUCKY-DRAGON/kodai-3-6-Susa-Kachisabi.htm

http://www.geocities.jp/re3_10/katisabi-sai.html

http://www.linkclub.or.jp/~pip/ututu/kami/furukotobumi/amasusa3.html

これが古代研究だそうでw オウムどころじゃねーな。
「聖書を片手にならば 大量虐殺と民族浄化をしても正義の聖戦となる」
との違いが何処に有るのかねぇ。

宗教右翼カルトな連中は 其の宗派の違いによって「聖なる御聖典」が色々と有るのだけど
 結局にハイパーキチガイカルトの性癖が丸出しとなるのに不思議な解釈をする
という点が必ずに生じるから 別に驚くような話ですら無いけどさ。 今更 だよね。

俺達のような多神教で文明人な者達からしたら
ハイパーキチガイカルトな一神教で野蛮人な連中の性癖は すぐに分かる のだが。

連中は自分達を「日本人と日本」として 多神教で文明人 とか
勘違いにも甚だしいキチガイな思い込みをしているが
どこから どう見ても ハイパーキチガイカルト という一神教で野蛮人な集団でしか無い。


英訳 天照大神と須佐之男命 須佐之男命の勝さび
http://izumo-kojiki.com/izumomyths/amaterasu/102/
Hereat Haya-susa-no-o-no-mikoto said to Great Ama-terasu, “My heart has proved to be loyal and honest. Therefore I have begot the gentle female deities. This naturally means it is I that have won.” Due to his victory, he got too arrogant and rowdy, then he broke the ridges between Great Ama-terasu’s rice fields, filled the water channels with earth, and he scattered his feces about in the sacred dining palace where the year’s new crops are served for Great Ama-terasu. At this, actually, she did not blame him for what he did but said, “He did not scatter his feces but just vomited here and there because of too much drinking. This would be what my brother did. And the reason why he broke the ridges and filled the water channels with earth would be that he has found those places could be changed into further croplands. What my brother did was this,” thus spoke she better of him but he never stopped his wrong doings, in fact it became worse and worse. It happened one day that Great Ama-terasu, in her sacred weaving house, had her weavers weaving the garments dedicated to the Deities, when he came on to the roof of the weaving house and broke a hole in it, and skinning a heavenly horse from the rump, threw it down through the hole. So astounded at this, some weavers of Great Ama-terasu were hit in the lower stomach with the shuttle, leading to a sudden, unexpected death.
ワロタw これ良いなぁw

これを「聖なる御聖典」とする「日本と日本人」が
如何にして大東亜戦争と福島第一原発テロ事件の跡の大量虐殺と民族浄化を引き起こしたか、
を説明する分かりやすい話となるだろうね


http://kamnavi.jp/kinokuni/majime-rekisi.htm
須佐之男命は田の畔を壊したり、溝を埋めたりの、水耕稲作の妨害を行います。
神御衣を織っている所に馬の皮を剥いだものを投げ込みます。
織女は織機から落ちて杼がホトに突き刺さり死んでしまいます。

紀の一書では天照大神や稚日女尊が傷を受けるとなっています。

杼は「ヒ」と読みます。
近年の織機では杼をシャットルと言い、開口した経糸の間に緯糸(ぬきいと)を通すものです。

余談ですが、タイ国でコーヒを注文する際、コーヒと発音するのは避けてください。
「ヒ」は ずばり女性器を表す言葉なのです。 「コー」は乞うですから、失礼な言葉になります。
おそらくタイ国だけではないでしょう。



では グリム童話の方は どうか?

グリム童話 眠り姫
http://ameblo.jp/eyeoda/entry-11605782828.html

【眠り姫】の広がり
http://suwa3.web.fc2.com/enkan/minwa/sleeping/column.html

基本のシンデレラ
http://suwa3.web.fc2.com/enkan/minwa/cinderella/02.html

http://www.lang.nagoya-u.ac.jp/proj/genbunronshu/29-1/maeno.pdf

あまり良い解説ではないが
・「女性の家庭の仕事」を女性蔑視とする と言いたい人達の攻撃の格好の的
と同時に
・現代の類型的な情報工作の格好の素材
として 右手と左手の如くに使い倒されてきた んだろうなぁ、とは思う。


http://kurepo.clib.kindai.ac.jp/modules/news/
→グリム童話 で検索
→全てを表示させて の三番目の論文
http://kurepo.clib.kindai.ac.jp/modules/xoonips/download.php?file_id=6919
が中々に面白かった。

・グリム童話は いわゆる産業革命や市民革命など の時代の転換期に書かれている。 

・古代より 糸紡ぎ 機織り そして家内制手工業 そして植民地主義から大国主義な経済発展へ
 という変遷は有ったにせよ
 なお当時までは 織物や被服などの分野は 女性に代表される 女性の為の愛される存在だった。

・其の「女性の生む力」の一つだった“織り” が本当の意味で決定的に破壊されたのは
 1767年のジェームス・ハーグリーヴスによる紡績機の発明だった。

・其の女性的な価値観の重大な混乱期に書かれた物語でも有るグリム童話は
 その当時の普通の人々の女性的な価値観や感性の混乱を ある意味では今へ適宜に伝えてくれている。

・そういう意味合いでの
 いわゆる21世紀の現代へも繋がる欧米的な価値観や美意識などの類型的な入口として使われる原型
 としてグリム童話の存在が今に通じる

まとめると そんな感じか。

つまり
 本来に中世的なファンタジーRPGを基本軸としてイメージさせるドラゴンクエスト
においての場合ならば 機織り とは
女性的な感性 女性的な存在 という意味合いとして投影がされやすいはずである事は
さっきの スサノオの話の中に有る機織り からもして 見て取れる。


けれども 水の羽衣 の製作者は男のドン・モハメである。
聖なる織機 杼 織機 ザハンの神殿 とは 女性 にも関わらずに だ。

やはり ドン・モハメ を追いかけなければならないのだろうか。


DQ大辞典を作ろうぜ!! 第二版 - 【ドン・モハメ】
http://www5.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/804.html
【知られざる伝説】に掲載された物語のひとつにも登場している。
http://www5.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/149.html
ドラクエの本編の外伝的なエピソードを紹介した本。エニックスより出版されている。
1988〜1994年までにV・W・T&U・Xの順で合計4冊発行された。
この後に発売されたリメイク版によってつじつまが合わなくなるエピソードが出てくるのは仕方ないのか。

知られざる伝説 ロト2
1992年4月発行。この巻よりエピソードのみの収録となる。
 ・ローレシア国に異常なライバル心を抱く南国の王「デルコンダル王のお忍び道中記」
 ・ラダトーム城のMP回復爺さん。みんなもお世話になったはず「光あれ!」
 ・サマルトリアの王子の妹が旅に出た?「わがまま姫様の捕物騒動」
 ・ゴーレムは優しいモンスターだった?「城砦都市メルキド守護神誕生!」
などなど、プロローグとエピローグを含めて11編のエピソードが収録されている。


ドン・モハメは船旅で出会ったエリザベスという女性に一目惚れしてしまい、
彼女のために信じられない精神力を発揮し
「このわしにしか作れない、世にも不思議な、そして美しいもの」
である水の羽衣をたった一晩で織り上げる。
そして舞踏会の会場でこの羽衣をエリザベスにプレゼントし、彼女とダンスを踊る。
羽衣を着たエリザベスは女神のような美しさだったという。
ところが、エリザベスは恋愛を禁じられたシスターだった。
かくしてドン・モハメの恋は終わってしまった。
その後、この神々しいまでにきらめく羽衣は
エリザベスの手によって神の御前に捧げられたという。
そうなると むしろ聖なる織機がザハンに有る という点との話の整合性が取りにくくなる。

ムーンブルグの王女の水の羽衣の製作 とは
・ハーゴン教団に宗教的にも地勢的にも近いテパ
・テパの周辺部とは地勢的に天然の要害である。
 だからローレシア一行はムーンブルグ側からの侵入が不可能だった
・けれどもローレシアの王子一行の侵入を許す
・テパからすれば ハーゴン側という姿勢は宗教的にも地勢的にも崩せない
 けれどもローレシアの王子の一向な者達へ水の羽衣を渡す というのは立派な軍事支援でも有る。
 なので表面上は“気難しい”“材料を集めさせる”として 仕方が無かった という姿勢を出す。
 両面へ良い話をする作戦を取りながらの上手な中立を保とう とする深慮遠謀が有る。
というのは分かる。

ザハンに有る聖なる織機がテパへ届けられれば
テパ側からしても ザハンの状況 反ハーゴン側の勢力の影響が少なくない を象徴する話として映るだろう。


DQ大辞典を作ろうぜ!! 第二版 - 【あまつゆのいと】
http://www5.atwiki.jp/dq_dictionary_2han/pages/3079.html
DQU

【みずのはごろも】を【ドン・モハメ】に作ってもらうために必要となる。
天上の女神が紡いだらしく、風に流されてたまに空から降ってくるらしいが、
その着地点はいつも【ドラゴンの角】。なぜだろう。
ドラゴンの角の3Fに落ちているが、FC版では場所が特に指定されていない。
どこでもいいから床の上を調べるとランダムで見つかるようになっているのだ。
一方リメイク版では必ず3F下り階段から北に1、西に3歩の地点に落ちている。
基本的に1セットしか手に入らないのでUの世界ではすごくレア。
しかし遥か昔のVの時代には水の羽衣が普通に市販されている。
その天上の女神とやらはUの時代ではあまり紡がなくなったのだろうか。

どうにも それ以上が俺は分からない。
ドンモハメからは追いきれないなぁ。

ただ この辺りの話には どうにも性的な関係性が色濃く滲み出やすい。
そういう意味合いでは 多神教的な「ハーゴンのシドー教」や「ルピス教」という色合いが見えてくる。

もう少し 別の角度から追いかけてみよう。




眠り姫は犯されたのか?
http://suwa3.web.fc2.com/enkan/minwa/sleeping/column.html
人はスキャンダラスなものが好きである。
子供向けのものと考えられがちだった『グリム童話』は実に数多くの性的な意味が隠されている、
と聞けば興味を惹かれずにはいられない。

主に この系統の解釈によって綴られたパロディ小説集が
『本当は恐ろしいグリム童話』(桐生操/ベストセラーズ)としてヒットしたこともあって、
日本でも多少は一般に そういう解釈が浸透したかもしれない。

だが、これも あくまで無数の解釈の中の一つに過ぎない ということは知っておかねばならない。

眠れる森の美女 - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%9C%A0%E3%82%8C%E3%82%8B%E6%A3%AE%E3%81%AE%E7%BE%8E%E5%A5%B3
ヨーロッパの古い民話・童話。
グリム童話集では、『茨姫』(いばらひめ)として類話が取り上げられている(KHM 50)。


いばら姫
http://suwa3.web.fc2.com/enkan/minwa/sleeping/index.html

「いばら姫」で
王女生誕の祝宴に招かれなかった十三人目の賢女は、
 王女が十五歳になった時に糸車の紡錘[つむ]に刺されて死ぬ
という運命を定めた。

王は国中の糸車を焼き捨てる。
しかし王女の十五歳の誕生日という重要な日に、どういうわけか王夫婦は城を留守にして、
王女は一人で気ままに城を歩き回る。
古い塔に辿り着いて登ると扉に鍵がさしてあり、回すとあっけなく開いた。
小部屋の中では老婆が糸車を回していて、王女が回転する紡錘に触れた途端に針が手へ刺さる。
王女は昏倒する。

こうして運命は成就された。

「いばら姫」に少女の性の目覚めを見出そうとする解釈もできる。
まだ性的には未熟なのに好奇心が旺盛な少女は、
だから性的体験へ対して眠りという現実との隔絶が起きた、と。


浜本隆志は『ねむり姫の謎 糸つむぎ部屋の性愛史』において、
中世から近世にかけて(ロシアでは二十世紀初頭まで)
西欧の農村で広く行われていた《糸紡ぎ部屋》の習俗と【眠り姫】話群を関連付けて論じている。

かつては村娘たちが夜に一つの部屋に集まって、共同で糸紡ぎ作業をする習俗があった。
大抵は持ち回りで娘のいる家が場所を提供していたが、まれに常設の糸紡ぎ部屋もあったという。
戸外での農作業の少なくなる冬期、だいたい九月末ごろから翌年の二〜三月ごろまで、
土日を除く平日、毎日ではないが定期的に集まっていたという。

糸紡ぎは単調で根気の要る仕事であるから、
集団作業は気を紛らわせてくれるものとして大いに歓迎された。
娘たちは仕事をしながらお喋りに花を咲かせていた。

そして若い娘たちの集まるところには、当然ながら若者たちも集まってくる。
彼らは意中の娘の隣に座り、彼女のエプロンに落ちた糸くずを払ってやって大義名分的に触れたりした。
食べ物や飲み物が持ち込まれたり、合唱や踊りや音楽演奏が行われることもあった。
特に、踊りは公然と相手の体に触れることが出来て、
足相撲でひっくり返ってスカートの中身をチラリと見せたり
(当時の農村の女性は下穿きを穿かないのが普通だった)、
転んだふりをして男女が重なり合って床に倒れたり、
嬉し恥ずかしい興奮をかきたてるものだった。
歌は愛をテーマにして、恋人同士の問答式のものなどもよく歌われた。

複数の男女が夜に集まれば、意中の相手に向けて何やら目論見を持っていたり、
《何か》が起こることを期待していた者も少なからずいただろう。
糸紡ぎ部屋は、そんな風な若い男女の期待と思惑に溢れた社交場だったようである。

地域によっては度を外れた行為もあったようだし、時には妊娠する娘もいた。

教会や当局は「不道徳な悪の温床」と決め付けて何度も禁止令を出したようだが、
当然に無くなることはなかった。

親達は其処で何が行われているのか承知していたけれども、
口出しするような野暮はしようとしなかったし、むしろ奨励する風があった。
何故なら、彼らの青春も糸紡ぎ部屋にあったからである。
それだけ、地域社会にとって重要な場所だったのだ。

このように書くと、とにかく淫猥な乱交場だったかのように思う人もいるかもしれないが、
それなりの秩序や礼節はあったようだ。
糸紡ぎ部屋にやってきた若者が嫌がる女性に強引に乱暴しようとして、
逆にその場にいた他の女性たちから糸巻き棒で殴りかかられ、
重傷を負って裁判沙汰に発展したこともあったらしい。

夜遅く家路につくとき、相愛のカップルが暗闇に消えていこうとすると、
他の仲間たちがまとわりついて妨害することもあった。
これは抜け駆けを禁止する制裁だったが、娘の母親が若者たちに頼むこともあった。


今も昔も東も西も問わずに 一般民衆の恋愛事情 若者の恋愛事情 とは そういうモノでしか無いのだろう。

浜本は 糸紡ぎや其の道具を かつての若者の奔放な恋愛と関連を付けた。

グリム兄弟は いばら姫が紡錘に刺されること を
北欧伝承「ヴォルスンガ・サガ」でブリュンヒルデが刺された《眠りの茨》と関連を付けたものだ。
スサノオに乱入によって 織りの娘は杼(ひ)によって死に 同時に織る機械が壊されている
ならば どのように解釈がなされるのか? 言うまでも無いと思うんだけどね。


しかし浜本は それだけではなく別の意味も有る と書く。
 トリブールの公会議(895年)において教会が
 性交を「肉欲の棘に刺される」と表現したような
 教会側や公権力側の
 若者の恋愛という自然な現象を抑止しようとさせる 明らかに度が過ぎた世俗への介入
等を背景にした
・いばら姫が《紡錘に刺される》とは
 「婚前に本当の純潔を失う」前に教会の介入を受けて動けなくなる
という グリムの暗喩 として
・王が国中の糸車を焼き捨ててしまうとは
 行政による糸紡ぎ部屋の禁止令
という グリムの暗喩 と書いている。

かつて欧州から地中海世界は
支配者層から被支配者層まで多神教で文明人だった古代ローマ社会が崩壊して
支配者層は一神教で 被支配者層に一神教と多神教が混在する という暗黒の中世の一千年 が有った。
そういう民話の世界の先の ルネサンスの先の産業革命と市民革命の前後にグリム童話は存在する。


一神教で野蛮人な者達が 政治的な権力 宗教的な教条 其の脅迫と扇動 で
如何にして世俗に生きる者達を支配統制し そして何もかもを奪おうとするのか?
其の性癖は 古今東西を変わらずに同じである。

ドン・モハメ は年老いた機織り職人だ。
ザハンには若い娘が多い。


誠天調書: ドラクエUの考察 ザハンの経済活動 ハーゴン教団の海軍戦略 ローレシアの少数精鋭の軍事力と秘密戦の活動
http://mkt5126.seesaa.net/article/377833937.html
ザハンから 漁だか 海賊活動だか 軍事活動だか 知らないが、長くに離れる男達が居る。
その間を待つ女達は何をしているのだろうか?


そして
健全な若い男女の恋愛事情を阻む を最もウツクシイとするのは如何なる存在だろうか?
シドー教か? ルビス教か? 「教会」か?

21世紀の極東の一諸島における
「日本人と日本」の宗教右翼カルト 「宗主国サマ」のキリスト教な狂信的右派やユダヤイスラエルシオニスト
などから来る権力権威の専横や暴政の意味を理解できない者は、
何故か そういう意味合いを推察したり洞察したりすることはできないであろうが。


そして
シドー教にしてみれば ルビス教は“異端”で有り 「教会」は“異教”である。
シドー教にしてみれば まだルビス教は異端という意味合いとしての関係性は近い、多神教同士である。
シドー教にしてみれば 「教会」は異教でしかない。 一神教と多神教という明確な隔絶がある。

そして最もハッキリしている事が一つだけ有る。
・多神教的なルビス教との関連性が明らかに強いと想定されて
 織機を聖なる神殿へ奉納するようなまでに人々との関連性が有ると考えられるザハンの人口は多い。
・一神教的な「教会」の世俗への介入が最も強いと思われるラダトームを首都と考えた場合のアレフガルドは
 ドラクエVの暗黒時代の頃から比べてすら 極めて激しく人口が激減している。
 事実として メルキド ドムドーラ ガライ マイラ リムルダール は存在しない。
その事実だけを ドラクエUは伝えている。





http://on-linetrpgsite.sakura.ne.jp/column/post_180.html
「織」の部分です。
織の字を漢字分解すると、糸+音+弋(くい)です。
「織」には「音」が入っているのです。

人にも音が入っている
男(=音こ)
女(=音な)
男が訓読みで、女が音読みであって、音読み訓読みの"合わせ鏡"になっている事も重要です。

最終的には、この音=ホト にも繋がるんです。

ほと - Wikipedia
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%81%BB%E3%81%A8

ヤラしいねぇw
でも まぁ そんなもんなのかもね。 古今東西を問わずにね。

そんなに難しい話でも無い 人間である以上は避けて通れない ごくごく普通の話だよね。

けれども一神教で野蛮人な者達は 自分達だけが美味しい思いをする を当然と考える。
空を飛ぶモノ 地を這うモノ ありとあらゆるモノ を奪い去ろうとする。
あらゆる口実を造って。

だから俺は 其れを 一神教で野蛮人の性癖 カルトの性癖 と称した。
そういう性癖は一生涯に治らない。






posted by 誠 at 23:59| Comment(0) | TrackBack(0) | (゚∀゚) | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
※ブログオーナーが承認したコメントのみ表示されます。

この記事へのトラックバック
×

この広告は90日以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。