小泉首相の靖国神社参拝で中国や韓国との外交が滞るなか、民主党の前原代表にも両国から険しい視線が向けられている。靖国問題では首相と一線を画す前原氏だが、安全保障問題などでは中韓に厳しい発言も辞さない。韓国メディアには「小泉首相以上の強硬派」との評もあり、訪韓もままならない状態だ。党内には懸念する声があるが、前原氏の「直言」は国民の代弁だとする意見もある。
波紋を広げたのは、前原氏の20日の発言だった。
「竹島は韓国が実効支配している。
その問題を解決しろとは
盧武鉉(ノ・ムヒョン)大統領はどうかしていると思うし、
教科書問題では我が国の検定制度に対する理解が浅いと思う」
テレビ朝日の番組でのことだが、韓国メディアは強く反発。「日本の民主党代表、大統領を強く批判」と報じたのは韓国日報で、「日本の野党代表が韓国の大統領に直接的な批判を加えるのは極めて異例」と伝えた。
SBSテレビもニュースで落胆を込めてコメント。「前原代表は靖国問題などで韓国に友好的だったが、最近は盧大統領の対北政策や北東アジアの均衡者論を厳しく批判し、韓国外交政策に批判的立場を見せている」
韓国では、靖国参拝をやめない小泉首相や自民党の対抗軸として、民主党に一定の親近感を持ってきた。だが前原氏が代表になり、「改憲論者」「親米派」と紹介されると、通信社・聯合ニュースは「日本は今、与野党ともトップがアジア強硬外交で声を一つにしている」とし、前原氏を「小泉首相以上の強硬派」と評した。
中国との間でも緊張感が漂う。前原氏は今月、東京都内での講演で
「対話、関与と、ある意味での抑止が必要」と中国の軍事費増大に懸念を示した。10月の党首討論では「中国が日米の分断を図っている節がある」。中国大使館が民主党幹部に発言趣旨を照会し、王毅(ワン・イー)駐日大使は今月14日に岡田克也前代表と会食した際、「中国は日米同盟を分断するつもりはない」と不快感を示した。
前原氏は代表就任後、まず韓国を訪問し、続いて中国や米国に足を運ぶことで「対米一辺倒」の首相との違いを鮮明にする考えだった。だが、民主党や韓国政府の関係者らによると、盧大統領との会談申し入れを青瓦台(大統領府)は「いま会うことは適切ではない」などとして受け入れず、訪韓の見通しは立っていない。訪中は来月中旬の日程が固まったものの、会談相手は今後の調整次第だ。
前原氏は一連の発言について「ずっと言ってきたことだし、ぶれる方がおかしい」と党内で語っている。同僚議員からは「言いたいことを言うばかりではスモール小泉」と批判があるが、「国民の声を代弁したものだ」との擁護論も出ている。
( 以上 情報リンク元は TBN 様より )
しごく真っ当なコトしか言っていないが・・・。
だからこそ、真っ当でない頭脳の持ち主を炙り出している。
無論、真っ当な人間だけではないのが、世界の本質だ。
豚や塵な程度の俺にできることは
真っ当でない者達を徹底的に糾弾しつつ
自らの襟を正して生きていくことだろう。
他の者が出し抜こうとする事を知り
それに負けぬ強さを身に付けつつ、
人を貶めて生きていくことより
真っ当に生きていく道を選ぶこと。
それは 侍の生き方でもある。
俺に侍の強さはないけれど
その志だけは 絶対に捨てたくない。